河口湖のブラックバスの放流ポイントはどこ?おすすめ釣り場やルアー・注意点は?

河口湖のブラックバスの放流ポイントはどこ?おすすめ釣り場やルアー・注意点は?

河口湖は、国内でブラックバスが釣りの対象魚として認められている数少ない湖です。外来種の放流は基本的に禁止されていますが、河口湖ではブラックバスが放流されています。また釣りの大会が盛んに行われており、バス釣りをする人なら誰もが一度は訪れたいスポットです。

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記事の目次

  1. 1.河口湖は何故ブラックバス釣りの聖地なのか?
  2. 2.河口湖でのブラックバスの放流場所は?
  3. 3.河口湖の放流バスがいるかもしれない釣りポイント11
  4. 4.放流されたブラックバスを釣るおすすめルアー5
  5. 5.河口湖での釣りの注意点
  6. 6.河口湖の放流ポイントを見つけながら楽しいバス釣りを

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河口湖は何故ブラックバス釣りの聖地なのか?

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世界遺産に認定された富士山のふもとにある河口湖。富士五湖のひとつであり、その中でも2番目に大きい湖です。周囲は約19㎞、最大水深は約15メートルです。水の透明度も高く、藻などの水生植物も繁茂しています。

釣りの聖地として知られている河口湖は、毎年全国から多くのバスフィッシングファンが訪れます。聖地として認識される理由としては何といっても魚影の濃さです。

その理由は、河口湖はブラックバスの放流が認められているからです。また、ブラックバスが成長することのできるベイトフィッシュ(餌となる小魚)や水草が豊富なため大型のブラックバスも多くいます。

河口湖では定期的にブラックバスの放流を行っている

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河口湖は、日本で唯一のブラックバスの放流が許可された湖です。4月から11月に月1回程度の放流をしています。

外来種のブラックバスを放流しているなんて聞いたことがないです。日本固有のアユや鮭などの魚の放流はありますが、河口湖では外来種の魚を放流しています。

河口湖はバスフィッシングファンがより楽しいバスフィッシングをすることができるようブラックバスの放流を行っているのです。まさに聖地ならではです。

バス釣りなら放流日が断然おすすめ

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バス釣りをするのなら、断然放流日がおすすめです。一度でも釣られたブラックバスは、警戒心が強くなり、もう1度釣り上げることは困難です。

放流日に放流されたブラックバスは、まだ警戒心がありませんので初心者でも比較的容易に釣り上げることができます。また、放流日に放流されたブラックバスはまだ岸の近くにいるので、釣り上げやすいです。

時間がたつにつれ隠れやすい生い茂ったポイントや岸から離れた中心部へ移動していきますので、釣れにくくなります。初めて河口湖に行かれる人はぜひ放流日を狙って行かれてはいかがでしょうか。

河口湖でのブラックバスの放流場所は?

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河口湖漁業協同組合のHPでは、ブラックバスの放流日を放流の4日~7日前くらいにお知らせをしていますので随時チェックするようにしましょう。

また、放流場所に関しては放流後、放流日のお昼くらいにHPにアップされます。いつでもHPを確認できるよう準備しておきましょう。放流ポイントを確認の上、その場所に急いで移動しましょう。

放流情報は河口湖漁業協同組合のサイトで確認しよう

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放流場所に関しては事前に把握することはできません。また、放流場所に関する情報を問い合わせても情報を得ることはできません。HPを常時チェックしてください。

特定外来生物法に配慮し放流について明確にはできない

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河口湖ではブラックバスの放流を行っていますが、放流日に関しては直前に公表されますし、事前に放流ポイントは公表されません。これは、特定外来生物法を配慮しているからです。

河口湖はバスフィッシングファンのためにより快適なバスフィッシングができるようブラックバスの放流を行っています。ブラックバスを含めた外来種の生物が、日本固有の生物を食い尽くし、生態系に変化をもたらしています。

外来種を駆逐していくことが今の社会の流れになっているのです。事前に放流ポイントを知ることができないことに関しては仕方のないことです。バスフィッシングファンにとっては、ただただ河口湖に感謝です。

放流日当日釣りポイントを参考にみつける

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事前に放流ポイントを見つけるためにはブラックバスはホース車で放流されますのでホース車を頼りに自力で探すしかありません。周囲が17㎞もある河口湖でホース車を頼りに放流ポイントを見つけることはとても困難です。

ポイントが発表された後、いかに早く移動をしポイントをゲットするか、これが勝負のカギになります。しかし、放流ポイントを知ることができるのはお昼過ぎです。気温が上がる前に少しでも早く知りたい方は、河口湖漁業協同組合のHPをくまなく見ましょう。

と言いますのも過去に放流された場所と同じ場所にブラックバスは放流されます。過去放流された場所は、ロイヤルワンド・長浜・浅川さかなやワンド などです。

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このうちどの場所に放流されるかは分かりませんが、現地の人などに話を聞いて情報を集め、放流ポイントの山を張って待機するのも作戦の一つです。

また、河口湖初心者の方でどんなルアーをつければいいの?どの場所が初心者にはおすすめなの?遊漁料はどうすればいいの?と不安がある方は、「ガイドサービス」がおすすめです。ガイドサービスとは、バス釣りのプロの方からアドバイスをいただくことができます。

中級・上級者向けのものもあります。陸からは釣ったことがあるけれど、ボートでは初めて、という方などは是非ご利用してみてはいかがでしょうか。人気のバスプロの方のガイドサービスもありますので、気になるガイドサービスがあればご利用してみてはいかがですか?

河口湖の放流バスがいるかもしれない釣りポイント11

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ここからは、放流されたバスが潜んでいるかもしれない、バスフィッシングスポットを紹介してきます。

1:長浜(西湖放水路)

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長浜は言わずも知れた第一級スポットです。ここではまず西湖の水が放水されているかどうかをチェックしましょう。春先だと冷たい雪解け水が流れてきますのでブラックバスの活性を妨げてしまいます。

しかしながら、夏場は水が流れてきますので、水温が下がりブラックバスにとって快適な環境となります。人間と同じで夏は涼しいところに群がります。

このように放水の影響が大きく響いてきますのでチェックしましょう。気温が上がってきた春や秋でも魚は酸素を求めて集まるので、魚影が濃いです。春先だけ放水により水温が下がるので注意が必要です。

2:八杭ワンド

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八杭ワンドは、良質のウィード(水草)があり、大型のバスが潜んでいます。ウィードがたくさんありますので引っかかりにくいルアーを使うことや、うまくキャストするラインを見つける必要がありますので、中・上級者向けかもしれません。

人が少なく、駐車場やトイレがありますので大型のブラックバスを狙う人にとっては好ポイントです。また、朝一だと釣れない方が少ないというほどの絶好ポイントです。朝からできる人はぜひチャレンジしたいスポットです。

3:白須ワンド

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白須ワンドは、春先や秋口の気温が下がって来たとき魚影が濃くなるのがこのポイントです。また、水が減水しているときは特にチャンスです。

しかしながら、湖底にはごつごつとした岩があり根掛かりしやすくなっています。気温が下がったときは底をせめないといけないですが、根掛かりも怖いです。ポークルアーを使うことをおすすめします。

4:さかなやワンド

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さかなやワンドは、岩で起伏のある湖底のため根掛かりに気を付けてください。またウィード(水草)もありますので注意が必要です。しかしながら、過去の放流ポイントであり、魚影は期待できます。数を釣りたい人は、おすすめのスポットです。トイレ・駐車場もあり利用しやすいです。

5:ロイヤルワンド

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ロイヤルワンドは、初心者にはうってつけのスポットです。過去バスの放流場所で魚影が非常に濃いです。人気スポットで3mおきに釣り人がいるような場所です。朝一で場所を確保するのもありです。駐車場・自動販売機・トイレがあり初心者にはストレスなくできるでしょう。

6:大岩ワンド

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大岩ワンドは、スロープがありますのでその際をまずせめてみましょう。また、減水していないときは、スロープより西側は岸より急激に深くなっているスポットがあります。そこをポークルアーで探るのがおすすめです。

7:久保井ワンド

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久保井ワンドは、岸の近くには水草が覆いつくしており、陸釣りは困難です。ですが、水草の際を狙うことができますので、ボートをお持ちの方はチャレンジしてみてください。

8:産屋ヶ崎(河口湖大橋周辺)

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産屋ヶ崎は、4つの河川が流れ込み水の通りがよくベイト(餌となる小魚)が回遊しています。それを追いかけるブラックバスも回遊していますので、それを狙うといった感じです。

数は期待できませんが、当たればいいサイズのブラックバスを釣ることができます。朝一でなくても期待できますが、ウェーダー(胴長)やボートがないと少々釣りにくい場所です。

ここでは、特にガンクラフトをおすすめします。レンタルボードもありますので、初心者でボートを持っていないけどボート釣りに挑戦してみたい人はレンタルしてみてはいかがでしょうか。

9:西川河口周辺(ハワイ)

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西川河口周辺では、足場がよくウィード(水草)もたくさんありますので、釣果が期待できるスポットです。ウェーダー(胴長)は最低でも必要で、どちらかというとボート釣りの方がおすすめです。

10:寺下

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寺下では、ワンドの両脇に岬が張り出しており、沖まで立ち込むことができます。しかしながら、小海公園にジャンプ台があり、ボートが走りだすとブラックバスが逃げますので、釣りになりません。朝一のみ期待できます。

11:浅川

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浅川は、ウィード(水草)も多くあり、質のいいベイトフィッシュ(餌となる小魚)がたくさんいます。遠浅の地形なので遠投する必要があります。

ウェーダー(胴長)があればベストです。スピナーベイトで広範囲を責めたり、バイブレーションでリフト&フォールで攻めたりしてみましょう。

放流されたブラックバスを釣るおすすめルアー5

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河口湖では、環境保全のためワームの使用を禁止しています。そこで河口湖でおすすめのルアーを紹介します。

ワームの代替として必須・ポークルアー

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河口湖では、ワームは使用禁止です。これは初心者にとっても上級者にとっても手痛いです。ワームの代替として、ポークルアーを使ってみましょう。

これは、豚の皮でできており環境にいいワームです。初心者の方はまずポークルアーをおすすめします。色や形状も様々で、低価格ですので時間・時期にあったポークルアーを探してみましょう。

おすすめのハードルアー

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ハードルアーとは、ワームとは違い硬い素材でできているものです。ハードルアーには様々な種類があります。河口湖でおすすめのものを紹介していきます。

1:トップウォーター

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トップウォーターは名前の通り、水面を動きます。沈みません。水面で音を立てバスを刺激します。気温が高い時に、ブラックバスは水面近くに上がってきますのでその時に使用してみましょう。特にアクションをすることもなくある程度のペースで巻いていけば大丈夫です。

2:シャッド

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シャッドは一定の深さをキープしたまま巻くことのでき、素早く動く小魚を真似るルアーです。シャッドは比較的時期を問わず、釣果を期待することができます。

投げて巻くだけですので、扱いやすいです。とにかく投げて巻いての繰り返しになりますので、初心者の方にも飽きにくいルアーではないでしょうか。

3:ミノー

Photo bypixel2013

シャッドはミノーとほぼ効果に関しては同じですが、先のリップつばの部分の長さが違います。比較的長いものをシャッド、短いものをミノーと言います。

4:スピナーベイト

Photo byTheDigitalWay

スピナーベイトは重さがありますので、比較的飛距離の出せるルアーです。ついているスプーンで水を振動させ、ブラックバスに刺激を与えるルアーです。ワームのように水草などの近くに投げつつくというよりは、広範囲に投げてバスを探るといったルアーです。

5:ビックベイト

Photo byandrewgrabham

大型のブラックバスを狙いたい人は、ビッグベイトを使ってください。数を狙いたい人にはおすすめしません。

しかし、当たったときは感動があるでしょう。先ほど記述したガンクラフトはビックベイトの一種です。ルアー自体も大きく重さもありますので、遠投をすることができ、非常に大きなアクションをします。値段も高価なものが多く初心者の方にはおすすめしません。

河口湖での釣りの注意点

Photo by 楊尚潔

河口湖には特有のルールがあります。環境に配慮する点からワームが禁止されています。初心者には少し難易度が高くなりますので、初心者の方は放流日に合わせて行くことが大事です。

また、河口湖では生きたままブラックバスを持ち出すことを禁止しています。処罰の対象となりますので、持ち出さないようにしましょう。

河口湖ではワーム禁止・夜釣り禁止

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河口湖では、ワームの使用および夜釣りを禁止しています。釣りをしていい時間は、日の出の1時間前から日没1時間後までです。しっかり把握しておきましょう。

河口湖は徹底した管理の上ブラックバスを放流しています。ワームは古くなった人が捨てて帰って環境汚染につながるという点で禁止されました。

夜釣りに関しても管理することができないので、禁止されています。よりよいバスフィッシングを楽しむため、ルールやマナーを守りましょう。

河口湖では遊漁料が必要

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河口湖では遊漁料および遊漁税が必要です。ブラックバスを放流しているので当然です。当日券では、それらを合わせて1550円です。前売り券や年間遊漁券、シーズン券などもあります。河口湖漁業協同組合のHPを参考にしてください。

河口湖の放流ポイントを見つけながら楽しいバス釣りを

Photo bycaspowser

河口湖は、都内からも比較的アクセスしやすく、雄大な自然を満喫しながらバス釣りを楽しむことができます。また、ブラックバスの魚影も濃く充実したバスフィッシングを楽しむことができます。初心者の方でも楽しむことのできる環境が整っています。

初心者の方は、ガイドサービスや餌釣りをしてみてはいかがでしょうか。河口湖はバスフィッシングの聖地です。ブラックバスの放流が禁止されることがないよう、ルールやマナーは守りましょう。

papopapo216
ライター

papopapo216

趣味は外で遊ぶこと。キャンプや釣りといった自然の中にいる時間が好きです。

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