首都圏の有名立ち食いそば・名代富士そば！かつ丼やカツカレーも人気のワケとは

名代富士そばは、首都圏を中心に店舗展開する有名な立ち食いそばチェーン店です。立ち食いそばと聞けば、名代富士そばが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。名代富士そばは、リーズナブルかつ美味しいそばが食べられる人気のお店です。

名代富士そばは1972年3月から営業を開始し、現在までに120店舗以上も立ち食いそばをチェーン展開してきました。名代富士そばのほとんどは、駅の近くや利便性のいい場所にあり、たいていが24時間営業なため、いつでも利用しやすいのが特徴です。

名代富士そばにはかずかずの逸話があります。名代富士そばを経営するダイタングループを立ち上げた丹道夫氏は、名代富士そばをオープンする前からさまざまな事業を運営していました。

工場向けの弁当屋の開業、不動産業、巨大バーのチェーン店経営などの経験を経た丹道夫氏は、当時一日で1億円をも超える売り上げを作るなど偉業を成し遂げました。

1966年、丹道夫氏は、名代富士そばの原点となる記念すべき1号店を渋谷にオープンしました。きっかけは旅行先の駅でそばを売っている女性を見たことからでした。日本初の24時間営業立ち食いそば店として、名代富士そばは多くの話題を集めました。

1972年にダイタンフード株式会社を設立し独立した丹道夫氏は、さまざまな困難を乗り越え名代富士そばの経営に専念しました。そして2000年代後半には、名代富士そばは一日に5万食以上をも売り上げる大手立ち食いそばチェーン店へと成長しました。

名代富士そばは首都圏を中心にチェーン展開する有名立ち食いそば店です。名代富士そばは出店する場所にこだわりがあります。名代富士そばは、サラリーマンが多く、駅のそばで、道幅は6メートルくらい、角地で間口が広いところに出店する事が多いです。

多くの店舗が首都圏に集まる名代富士そばですが、実は海外にも出店しています。名代富士そばはこれまでに、インドネシアやジャカルタ、台湾やシンガポールなどに出店してきました。

名代富士そばは、シンガポールでは立ち食いそば屋ではなく、普通のそば屋として営業しているようです。かけそばは一杯600円を超えますが、日本とはまた違った味わいで美味しいと好評です。

「立ち食いそば屋」として有名な名代富士そばですが、現在ではほとんどの店舗が椅子を導入しています。名代富士そばは2000年ごろから店内を改装しており、2011年には3店舗を除くすべての店舗で椅子席が完備されました。

首都圏を中心にチェーン展開する名代富士そばでは、だしを店舗で仕込むことにこだわっています。名代富士そばのだしは、2013年から挽きたてだしで提供する専用の機械を導入しています。

名代富士そばのだしは、小豆島の醤油から作るかえしと、挽きたてのだしから作られています。さらに名代富士そばのだしには、防腐剤が使われていません。名代富士そばでは、そばの味を引き立てるこだわりのだしに注目して味わってみてください。

名代富士そばといえば、立ち食いそば専門店といったイメージがあります。こだわりのだしに、茹でたてで提供される生そばがリーズナブルに食べられる名代富士そばは、今も昔も変わりなく多くのファンを抱えています。

そばが有名な名代富士そばですが、実はかつ丼も人気メニューのひとつなのはご存知でしたでしょうか。「立ち食いそば屋のかつ丼」と耳にすると、チープな印象を受けますが、名代富士そばのかつ丼はそんな想像をぶち壊すほどの美味しさです。

名代富士そばのかつ丼は、しっかりと噛みごたえのある一枚肉を使用しています。がぶりと噛み付けるカツに、とろっとろの卵が絡み合ってご飯がすすむこと間違いなしです。

そしてなんといっても美味しいのが、かつ丼に使用している名代富士そばこだわりのかつ丼のタレです。名代富士そばのかつ丼のタレは、醤油にみりん、酒、砂糖とシンプルな材料ですが、そのすべてが絶妙に調節されていてたまらなく美味しいタレに仕上がっています。

現在では「名代富士そばといえばかつ丼！」という人もいるほどです。名代富士そばのかつ丼は、もともとは限定で出されていたメニューだったようです。しかしその美味しさが瞬く間に人気となり、通常メニューとして昇格することになったそうです。

名代富士そばには「上ロースかつ丼」を提供しているお店もあります。注文を受けてから揚げる上ロースかつは、「普通のかつ丼屋や蕎麦屋で食べるよりも断然美味しい」という声もあるほどです。

名代富士そばのカツカレーは、後にご紹介するカレーかつ丼とは違ったものです。通常のカレーの上に、コロッケのような形をしたカツが乗っています。カツカレーは、名代富士そば全体でも数店舗しか出していないという噂もあります。

カツカレーは2店舗しか展開されておらずカツカレーはレアなメニューとだけあって、口コミもあまり見かけませんが、まるっこいカツとカレーの組み合わせが美味しいと好評です。

さらに名代富士そばでは「カレーかつ丼」というメニューがあります。ご飯の上にこだわりのカツとカレーがかかっていて、見た目はさることながらボリューミーな仕上がりになっています。

カレーかつ丼にも、名代富士そばこだわりのタレが使われています。このタレがカツとカレーに絶妙な旨さをプラスしているのです。カレーかつ丼もかつ丼に次いで大人気のメニューです。

名代富士そばのかつ丼は、黄身よりも白身の主張がつよく、見た目も白っぽくなっています。これを「幸せのかつ丼」と呼ぶようです。白身をすべて溶いてしまわないことで、ふわっと仕上がり、黄身が特製タレと絡むようになっています。

名代富士そばは、そばだけではなくかつ丼にもこだわりのあるお店として有名です。かつ丼に使われるタレは、かつ丼のためだけに研究を重ね作られたこだわりの一品です。甘めのタレがボリューミーなカツと相まって、ご飯がすすみます。

名代富士そばには、かつ丼やカツカレー丼とは別に、カツカレーも存在します。カツカレーは都内で2店舗しか提供しておらず、なかなか出会えないレアメニューです。名代富士そばこだわりのカツをぜひ味わってみてください。

首都圏を中心に立ち食いそばの名を広める名代富士そばでは、そばはもちろんカツにもこだわっています。名代富士そばのカツは、噛みごたえのある一枚肉を使用しており、しっかりと食べごたえのある仕上がりになっています。

全店舗に推奨している「幸せのかつ丼」など、名代富士そばではカツに対するこだわりも強くもっています。名代富士そばへ立ち寄った際はぜひ、そばはもちろん、かつ丼も味わってみることを強くおすすめします。

名代富士そばでは、そばはもちろん天ぷらにもこだわっています。2014年からはお店で天ぷらを揚げるようにしているので、揚げたてを味わうことができます。特製のフライヤーを使って揚げることで、油の量を減らしたヘルシーな天ぷら作りに成功しています。

名代富士そばでは、店舗オリジナルの天ぷら開発も行っています。名代富士そばへ行った際は、そばだけではなくかつ丼や天ぷらにも注目してみてください。

首都圏を中心に有名な名代富士そばは「紅生姜天そば」といった名代富士そばのカップ麺も出しています。発売当時は立ち食いそばがカップ麺を発売したということで、ネット上でも話題になりました。

名代富士そばのカップ麺は、口コミの評価がとても高く、美味しいという声が多くあがりました。カップ麺のそばといえば、お店で食べるものよりも少々ぼそっとした感じがあり、やはり店舗で食べるものには劣るといった印象があります。

しかし名代富士そばのカップ麺は、やはり他とは違うものがあります。カップ麺とは思えないほどの喉越し、麺のもちっと感はインスタントとは思えないほどです。上に乗っている紅生姜天も、しっかりと紅生姜を感じられます。

名代富士そばのカップ麺は、やはりつゆも美味しいと口コミで話題になりました。名代富士そばでは、生そばのほか、つゆにもこだわりがあります。カップ麺にしては名代富士そばのつゆのうまさを上手く表現しており、さっぱり食べられる仕上がりが好評だったようです。

名代富士そばは、日本で初めて立ち食いそばの24時間営業を始めたお店です。こだわりの生そばやつゆはもちろん、特製のタレがかかったかつ丼も美味しいのでぜひ食べてみてください。