ベトナムのおすすめ観光スポット17選！治安や注意事項もまとめて紹介

日本脳炎やデング熱、マラリア、食中毒、アメーバ赤痢、細菌性赤痢、A型肝炎、B型肝炎、結核、狂犬病、腸チフスといった感染リスクが高いといわれる病気に関しては、これらの病気に対する予防接種を受けておくことが望ましいです。

ベトナムの医療事情に関しては、外務省の公式サイト「海外渡航・滞在」から確認できます。気候や衛生環境が日本と異なるベトナムへ行くためには、旅行前に体調を万全にしておくことが大切です。

短期間のベトナム旅行であれば予防接種は必要ない、という医師の意見もあるようですが、ひと月を超えて長期に滞在する場合は、予防接種を受けておくことをおすすめします。

予防注射は保険対象外です。複数の予防接種を受ける場合は高額となる恐れがありますが、必要に応じ予防接種を受け、ベトナム観光を楽しみましょう。

その他、ベトナム観光の注意事項としては、現地の生水を飲まないこと、虫よけスプレーなどで蚊の対策をすること等が挙げられます。

次に確認すべきことは、ベトナムの「治安」です。ベトナムは、女性一人で旅をしても大丈夫なのでしょうか。近年は、「一人旅」という旅のスタイルが定着し、旅行雑誌などでも一人旅を特集する記事が取り上げられ、一人旅を楽しむ女性が急増しています。

日本国内と違い、外国の地へ一人旅をするためには、渡航前に訪れる国の治安や旅行中の注意事項、危険レベルなどの情報を確認しておく必要があります。

危険レベルは、外務省が認定しているもので、レベル1～レベル4まであります。危険レベル4と表示されている国や地域は、退避勧告が出ている状態です。

外務省の公式サイトでは、「渡航先の危険情報」、「感染症危険情報」、「現地大使館・総領事館からの安全情報」等を掲載しています。渡航前に必ず確認しましょう。

ベトナムの治安は比較的良好ですが、やや危険を伴います。スリや置き引きが多発し、ハノイの大聖堂周辺や人が集まる繁華街、観光スポットでは邦人の被害も起きているようです。交通事情も劣悪で、たとえ信号機の設置がある場所でも、十分な注意が必要です。

ベトナムの治安は、命の危険があるレベルに達している訳ではありませんが、軽犯罪は頻繁に起きています。パスポートの盗難・紛失など重大な出来事に遭遇してしまった場合は、予定の日程では帰国できなくなる恐れがあります。

トラブルに遭遇しないためにも、貴重品は肌身離さずに持ち歩くことが大切です。パスポートを盗難・紛失した場合には、再発給手続きが必要です。ビザ（査証）の取得にも時間を要することとなります。

海外でパスポートを紛失し、新たな旅券を発給するためには、「紛失一般旅券等届出書・1通」、警察署発行の紛失届出を立証する書類または消防署等の発行した罹災証明書等」、「六か月以内に撮影された顔写真・1葉」、「本人確認や国籍確認ができる書類」が必要となってきます。

海外でパスポートを紛失してしまった場合には、直ちに最寄りの大使館・総領事館へ連絡しましょう。必要書類を持参し、手続きを行います。手続き書類には戸籍謄本や戸籍抄本が必要です。万が一に備え、渡航時には携行するようにしましょう。

近年ベトナムでは犯罪が増加している傾向にあります。観光客を対象とした犯罪が増えてきていますので、ベトナム滞在中は常に気を引き締め、細心の注意を払いましょう。危険が予想される場所や地域には決して近づかないようにしてください。

多額の現金を持ち歩かない、夜間は一人で出歩かない、人気のないところには足を踏み入れない、親切を装って言葉巧みに近づいてくる現地の人について行かないなど、万全の対策を心がけましょう。

ベトナムでは、世界の各地で見られる犯罪手口と同様のものから、他国ではあまり発生していない手口の犯罪も発生しています。ベトナム大使館からは、ベトナムに住所や居所を定めて滞在する「在留邦人」に対しても安全の手引きが作成されています。観光者も慎重な行動が必要です。