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つくば牡丹園ってどんなところ?
つくば牡丹園は、敷地面積約6万平方メートルのなかに550種の牡丹を栽培している日本一の牡丹園です。もちろん牡丹の栽培種類だけでもすごいのですが、実はつくば牡丹園はしゃくやく(芍薬)の名所としても有名で、園内には250種が植えられています。
牡丹もしゃくやくも春の花なので、開花時期は春から初夏になります。もちろん開花時期は気候や生育状況によっても変わるので、開花時期と見頃は一般公開が行われる年によっても違います。
「見頃の予想が外れると見れなくなるの?」と不安に思うかもしれませんが、つくば牡丹園には5万株を超える牡丹としゃくやくが栽培されているので、園内には早咲きの花もいれば、遅咲きの花もいます。ですから開園期間中にお目当ての花たちが見られないことはありません。
でもつくば牡丹園の本当にすごいのは、日本一の牡丹園を支える花職人たちの技術とプライドです。日本で「美」を表現するときに必ず出てくるのが牡丹としゃくやくですが、その美しさを引き出すには土づくりにこだわらなければいけません。
花はストレスがかかると開花時期になっても花を咲かせないことがありますが、それは牡丹たちにとっても同じです。自然の栄養が豊富な土では花たちもリラックスしてのびのびと成長できるのですが、化学肥料だらけの硬い土では花たちはストレスから元気をなくしてしまいます。
そこでつくば牡丹園では、花職人たち自ら園の落ち葉や雑草などを集め、自然に発酵させたものをたい肥として使っています。しかも一般的に発行を促すために使う動物のフンも、つくば牡丹園では一切使わず、あくまでも筑波山の自然の土を目指して土づくりをしています。
時間と手間をかけて自然発酵させた土はふんわりと柔らかいため、牡丹たちはストレスなく根を広げることができます。地面に広くしっかりと根を張ることで、花たちはたくさんの栄養を根から吸収し大きく成長します。
こうして筑波の自然の土でストレスなく成長したつくば牡丹園の牡丹たちは、色が美しく、しかも大輪の花をたくさん咲かせます。
「牡丹の名所」といわれるつくば牡丹園の一般公開はわずか2か月短いのですが、その2か月のために地道な努力をしている花職人たちがいるからこそ、見頃を迎えると「日本一」といわれる見事な牡丹の庭を見ることができるのです。
つくば牡丹園の基本情報
つくば牡丹園は、発券所がある入口を抜けるとすぐにお目当ての牡丹としゃくやくが出迎えてくれます。広大な敷地のちょうど中央あたりに、花を見ながら休憩が出来る「ぼたん茶屋」があり、敷地の一番奥にはシャクヤクと桜を見ることができるあづま屋があります。