銀座のギャラリー特集！アートな空間で休憩できるカフェ併設のおすすめも！

ギャラリーは美術館に比べて規模が小さいのも特徴のひとつです。ギャラリーにはさまざまなアート作品が展示されています。展示されているアートの中から自分だけのお気に入り作品を見つけ、好きなアーティストを探すことができるのもギャラリーの魅力的なポイントです。

ギャラリーは画廊と呼ばれることもありますが、この文字にも深い歴史が隠れています。「廊」という文字は、もともとは西洋の建築用語でした。「廊」というのは部屋と部屋の間にある長い廊下をさす言葉です。長い廊下は長い部屋の役割も果たしていました。

かつての貴族たちは、その廊下を活用してアートを楽しみました。長い廊下にアートを展示し、知人に絵画を見せたのです。これがギャラリーの始まりだといわれています。

歴史の深いギャラリーは、アートが溢れる銀座の街にもたくさんあります。さらに驚くべきは、そのほとんどが無料で公開されているということです。ふらふらとギャラリー巡りをしながら銀座の街を歩き、お気に入りのスポットを見つけてみましょう。

以下にご紹介するギャラリーはどれも無料ですので、気軽に入ることができます。雨の日のデートにギャラリーを選ぶのも素敵ですし、一人で心ゆくまでアートに酔いしれるのもいいでしょう。

『ポーラ ミュージアム アネックス』は無料で楽しめギャラリーのひとつです。現代アートが無料で楽しめるのは、銀座のギャラリーから美意識や感性を磨いてほしいという想いが詰まっています。現代アートはもちろん、ポーラのコレクションまでさまざまな企画がなされるのも魅力的です。

ポーラ銀座ビルには美容・美術・美食の3つのコンセプトがかかげられています。この中の美術をつかさどるのが『ポーラ ミュージアム アネックス』です。このギャラリーに展示されるものは絵画や彫刻といったものに限りません。

珍しい植物やガラスでできた作品が展示されていたり、靴や帽子といったものが展示されていることもあります。シーズンごとに展示されるものも変わりますので、スケジュールをチェックしてお気に入りのアート巡りをしましょう。

1919年にオープンしてからというもの、多くの人々を愛し愛されてきた『資生堂ギャラリー』は、日本最古のギャラリーとして知られています。創立してから約100年ものあいだ、3100回以上もの展示会を開催してきました。ギャラリーの老舗ながらも初心者も入りやすくおすすめです。

『資生堂ギャラリー』は2001年にリニューアルオープンされました。5mをも超える天井高は銀座地区で最大級の空間です。もちろん『資生堂ギャラリー』も入場料無料で楽しむことができます。ゆとりある贅沢な空間で心ゆくまでアートを楽しむことができるのです。

「新しい美の発見と創造」を理念に非営利の活動を続ける『資生堂ギャラリー』では、さまざまなアーティストに出会うことができます。世界的に有名なアーティストの作品はもちろん、素晴らしい才能をもったまだ見ぬアーティストを見つけることもできるでしょう。

『資生堂ギャラリー』がある赤いビルにはレストランや『資生堂パーラー』というカフェも併設されています。『資生堂パーラー』では、カフェ、レストラン、バーと3つのフロアに分かれており、シーンによって使い分けることが可能です。