福島で人気のお土産21選！有名な定番からおすすめスイーツまでご紹介

小池菓子舗のあわまんじゅうは粟（あわ）ともち米を混ぜた皮が特徴で、粟のぷちぷち感やもちもち感とこし餡のハーモニーがたまらない絶品スイーツです。粟はビタミンやミネラルといった栄養素がバランス良く含まれた健康栄養食材で、美容意識の高い女性に大人気の雑穀米にも使われています。

約170年前、大規模な火災が人々を襲った際に当時の和尚（おしょう）が二度とこのような災難に「あわ」ないようにとの願いを込めて作ったのがあわまんじゅうの始まりです。美味しいだけではなく「災難に遭わない」「厄除け」のまんじゅうですから、ぜひ福島土産にしましょう。

価格は10個入り（1080円）、15個入り（1620円）、20個入り（2160円）です。またあわまんじゅうが5個入ったあわぜんざい（2椀入り 1080円）もおすすめです。

取扱店は小池菓子舗が展開する4店舗です。全ての店舗で製造、販売をしているため、職人が実演する様子を間近で見ながらできたてアツアツを頂けます。

起き上がり小法師（こぼし）は福島県会津地方に伝わる最も古い民芸品で、400年～500年前に初めて作られました。直径3cmほどの小さな体なのに転んでも転んでも起き上がる「七転八起」を表していることから、いつも元気で働けるようにとの願いが込められた縁起物です。

またお正月の初市では「家族が増えて一家が繁盛しますように」という願掛けとして、家族の人数よりも1個多く買うのが毎年の慣習になっています。

起き上がり小法師を手作りしているのは山田民芸工房だけで、絵付けの体験教室も行っているので旅の思い出にチャレンジしてみましょう。大小様々な大きさの小法師たちは色々な表情を見せてくれていますから、選ぶ楽しみがあります。

小法師は200円～、おびなとめびなの対は1000円～販売しています。体験教室は1人700円～で、2～3日前までの予約が必要です。

営業時間は8:00～19:00で、体験教室は9:00～16:00です。定休日は不定休ですが、体験教室は4月～10月中旬の開催になります。アクセスはJR会津若松駅より南へ徒歩15分です。駐車場は1台分しかないので公共交通機関の利用がおすすめです。

大黒屋のミニだるま最中は、福島県白河市の名物である白河だるまをかたどった最中です。創業明治4年の老舗和菓子店「大黒屋」が作る最中はサクッとした食感の皮に自家製の小倉あんがたっぷり詰まっていて、中央にあるやわらかいお餅がポイントです。

白河だるまの由来は約300年前に遡ります。白河城下の繁栄を願って製造された姿には、眉は鶴、髭は亀、あご髭は松、びん髭は梅、顔の下には竹の模様が表されていました。非常に縁起が良く気品高い白河だるまの最中は福島を代表するスイーツですから、お土産に最適です。

そのまま食べても美味しいですが、冬は熱湯を注いで温かいおしることして、夏は氷を入れてひんやり冷たいおしることしても味わえるので、家族団らんの楽しいひと時を過ごせそうです。

ミニだるま最中にはミニだるま最中12個入り（1188円）、24個入り（2289円）の他に、ミニ最中11個と同じサイズの赤い白河だるま1個が入った人気のセット（1317円）があります。合格祈願を始めとした願掛けという意味合いを込めて、お土産にしても喜ばれるでしょう。

取扱店は白河菓匠 大黒屋本店、新白河店の2店です。新白河店には喫茶スペースがあるので、ゆっくりティータイムを楽しんでもいいでしょう。

喜多方ラーメン喜多の舞は、福島県で有名な喜多方ラーメンの老舗「喜多方麺茶家」が作る昔ながらのラーメンです。上質の小麦と阿武隈の伏流水を使った平打ちの熟成縮れ麺はコシが強く、スープにたっぷり絡むため麺のもちもち感とスープの旨みを一緒に味わえます。

スープは醤油味と味噌味がセットになっていて、どちらも日本人が親しみやすい味に仕上がっているのでお土産にぴったりです。

価格は4食入り756円（1玉120g×4、醤油味スープ×2、味噌味スープ×2）、6食入り1188円（1玉140g×6、醤油味スープ×4、味噌味スープ×2）、10食入り756円（1玉120g×10、醤油味スープ×6、味噌味スープ×4）です。6食入りは1玉140gとボリュームがあります。

取扱店は東山温泉と芦ノ牧温泉のホテルや観光地、磐梯山SA、阿武隈SA、阿賀野川SAと数多く展開しています。

次は福島でおすすめのお土産第12位～第9位をご紹介します。皇室献上の茶席菓子、ユニークで可愛らしい形が有名な羊羹、福島定番の漬物、県外でも名の知れた福島スイーツが登場します。