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住所 | 石巻市田代浜 |
電話番号 | 02-2595-1111(石巻市役所 産業部 観光課) |
「陽山寺の十一面観音立像」
石巻の陽山寺(ようさんじ)には、大正4年に国の重要文化財に指定された十一観音立像が収蔵されており、観光名所となっています。十一面観音立像は鎌倉時代後期のもので、一木造り(いちぼくづくり)という当時の手法で造られています。
一木造りとは頭部と胴体を一本の木から彫る技法のことで、十一観音立像の場合は頭部と胴体の前面、背面をそれぞれ一本の木から堀り、前後で合わせています。
もともとは奥州藤原氏の守り本尊でしたが、源頼朝に攻められた時に四代藤原泰衡(やすひら)が衣川に流し、現在の石巻市に流れ着いたと伝えられています。実は高さが3m近くもある巨像で、やや下ぶくれの大きな顔が特徴です。
ふくよかで堂々とした様からは威厳が伝わって来ますが、気品と優しさも兼ね備えています。現代のように洗練されてないからこその魅力と存在感に圧倒されることでしょう。
アクセスは三陸自動車道河南(かなん)ICより車で約70分になります。周辺に駅やバス停がないため、車で観光する人におすすめのスポットです。また観覧は無料ですが、予約が必要になります。
住所 | 石巻市十八成浜寺山(くぐなりはまてらやま)31 |
電話番号 | 02-2545-2132 |
「サン・ファン館」
石巻の定番観光名所と言えば宮城県慶長使節船(けいちょうしせつせん)ミュージアム、通称サン・ファン館です。牡鹿半島と太平洋を一望できる高台にあり、丘陵地に組み込まれるように設計された自然と共生型の博物館になっています。
見所は何と言っても、約400年前に慶長使節らを乗せて太平洋を往復した船「サン ファン バウティスタ」の復元船です。20世紀最後で最大の木造船は実に迫力満点で、野外広場から間近で観覧できます。以前は乗船見学も可能でしたが、現在は老朽化のため立ち入りができません。
そこで2019年に新登場したのが、サン・ファン・バウティスタVR船内ツアーです。実際には見られない復元船内や上空からの様子が、臨場感溢れる大型スクリーンに映し出されます。また4Kモニターでは自由にコントローラーを操作し、VR体験もできてしまいます。
もう一つのおすすめが、隣接するバウティスタパークです。野外ステージを中心に彩られた放射状のタイルと周囲の緑が見事に調和したイタリア風の庭園で、野外イベント時には多くの人で賑わう観光名所です。
ぜひパーク内にあるDREAM BELLを見つけ、夢を叶えてください。レンタル車イス、車イス用トイレ、レンタルベビーカー、おむつ交換台といった対応も充実しているので、年齢を問わず安心して観光できます。
アクセスは石巻駅より石巻線でJR渡波(わたのは)駅下車後タクシーで5分、車の場合は三陸自動車道河南ICより30分になります。
開館時間は9:30~16:30(8月は17:30まで延長開館)で、閉館の30分前まで入館できます。休館日は毎週火曜日と年末年始です。入館料は一般が350円、高校生以下は無料です。
住所 | 石巻市渡波字大森30-2 |
電話番号 | 02-2524-2210 |
「石ノ森萬画館」
石巻を観光するなら、宇宙船をイメージした外観が目を引く石ノ森萬画館は絶対に外せません。建物のデザインは、世界でも名の知れた漫画家石ノ森章太郎氏が発案者です。彼は遊び心を前面に出したいと考え、「マンガ惑星から宇宙船が降りてきた!」という設定で原案を作ったのです。
館内は3階建てになっていて、歴代仮面ライダーのマスクが勢揃いしたブース、石ノ森氏の貴重な原画展示コーナーを始め、多種多様のゾーンが詰まっています。
宇宙船のコックピットをイメージした展望喫茶では、広く大きな窓から名所日和山や北上川を一望できます。おすすめは、ここでしか食べられない期間限定のコラボメニューです。サイボーグ009、弱虫ペダルといった人気アニメとコラボしていて、注文すると非売品の特典が付いてきます。
またワークショップやイベントも盛りだくさんですから、子供から大人まで何度来ても楽しめる観光名所と言えます。
開館時間は3月~11月が9:00~18:00(第3火曜日定休)、12月~2月が9:00~17:00(毎週火曜日定休)ですが、ゴールデンウィーク、夏休み、冬休みは休まず開館しています。料金は大人840円、中高校生520円、小学生210円です。