北海道に美しいオーロラを見に行こう!おすすめの場所や時期・発生条件は?

北海道に美しいオーロラを見に行こう!おすすめの場所や時期・発生条件は?

オーロラが見られるのは、外国だけだと思っていませんか?実は日本でも何度もオーロラを北海道で観測したことがあります。美しいオーロラの景色を見る条件や、おすすめの場所は?そもそもオーロラとはなにか?条件を頭に入れて北海道にオーロラを見に行きましょう!

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記事の目次

  1. 1.北海道でも美しいオーロラが見える?
  2. 2.北海道で見える「低緯度オーロラ」
  3. 3.過去に北海道で観測されたオーロラ
  4. 4.北海道のオーロラ観測チャンスは冬だけじゃない!
  5. 5.北海道のオーロラ観測におすすめの場所
  6. 6.北海道でオーロラを見るための準備を整える
  7. 7.北海道なら日本で美しいオーロラを見れるかも!

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北海道でも美しいオーロラが見える?

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オーロラと言ったら何を思い浮かべますが?海外の山や幻想的な綺麗な景色、神秘的な世界、中々見られない美しい貴重な物、たくさんの印象があります。テレビで放送されるのは決まって、綺麗に写し出される海外のオーロラの景色です。

オーロラの名前の由来ですが、ローマ神話に登場する女神がモデルと言われています。「アウロラ」と呼ばれ希望をもたらす神として崇められていました。由来も神秘的なオーロラを彩るにふさわしいものです。

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この記事を読んでる方の中でも、肉眼でオーロラを見たことがある人は少ないでしょう。しかし、日本の北海道でもオーロラの景色が見られる可能性があることはご存じでしたか?オーロラを見るためには、時間や場所、時期などの条件と確率の問題があります。

生涯に一度でもオーロラを見たい!と思う人は大勢いるはずです。海外だと少し躊躇してしまいますが、日本の北海道で見られるのであれば検討する人も増えるでしょう。

神秘的な美しいオーロラを北海道で見に行くために、必要な条件やどのくらいの確率で見られるのか、とても大事な情報になります。北海道で見るためのおすすめの場所も一緒に紹介しましょう。

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そもそもオーロラとは

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神秘的で美しいな景色、現象として知られるオーロラ、そもそもどのような構造になっているのでしょう。北海道の予定を組む前に、オーロラについ知っておきましょう。

先に結論だけ言ってしまうと、オーロラの全ての現象については、現在の科学を持っても解明されていません。オーロラは太陽が出した太陽風の粒と地球の酸素原子、窒素原子が衝突しその時に放つ光の集合体と言えます。

よく、海外などで撮れたオーロラの写真は光のカーテンのようです。粒が衝突する太陽風の粒の数は、実際は膨大な数のため、周りの景色を覆うように様々な形で美しく彩るのです。

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太陽活動と地球の磁場による現象のため、確実な時期や場所の特定は果たして出来るのでしょうか。オーロラに出会える確率も気になる所です。実際に空から降りてきているかのように見えるオーロラ、高さは80~500kmの高さで光っています。

人の目には雲の下まで届いている様に見えても、実際は雲の上空の景色が見えているのです。そのため、オーロラの発生に天候は関係なくても、美しいオーロラの景色を肉眼で眺められる確率には天候が左右します。

オーロラと太陽活動の関係

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人類が住んでいる地球も含めて、太陽は全天体に重力を与えている恒星の一つです。内部についてはまだまだ未知の世界な太陽、この太陽がオーロラに深く関わり合いがあるのです。太陽の大きさは地球の約109倍、地球からは、なんと約1億4960万キロ離れていると言われています。

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密接に関係しているのは、太陽が発する太陽フレアや太陽風と言われるものです。太陽フレアの運動が活発になる、爆発するとオーロラが観測されやすいことで、オーロラと太陽の活動が関係していることが実証されています。

太陽が発する太陽風はプラズマ状の電気の小さな粒です。地球は地磁気(ちじき)で守られています。地球が放っている磁気なのですが、太陽風は本来、地磁場を飛び越えられません。

そのため地球の磁気が弱い場所「プラズマシート」と呼ばれる場所に、どんどん太陽風のプラズマ粒が溜まっていきます。

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地磁気は地球を大きく円状に囲っているわけではありません。南極と北極を軸に大きく湾曲を描くように広がっています。そのため、地球の地磁気の軸を果たす北極と南極には入り込みやすく、今までは北極や南極がオーロラは観測しやすいと言われていました。

実際は地球の磁気場を取り巻くように現れるため、北極、南極まで行くとオーロラの景色が出る確率は低くなるようです。プラズマシートに溜まった、あるいは地磁気をくぐり抜けた太陽風の粒が地球の酸素原子と窒素原子とぶつかった際に放つ光の束がオーロラの正体です。

そのため、地磁気に守られている北海道で見られることが不思議な現象なのです。どのように太陽風が地球の地磁気をくぐり抜けて来たのかなどが、未だに解明されていません。

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驚くことにオーロラは地球上だけで見られるものではなく、大気と固有の地場を持つ惑星なら発生する可能性があると言われます。実際に観測されたのは、火星、金星、木星、土星、天王星、海王星です。

また、オーロラは音が出る場合もあるそうです。衝突によって生まれる光のため、音が出るのは頷けますが非常に稀なことです。聞こえ方は様々なようで、「ヒューヒュー」や「パチッパチッ」のようなノイズ音とも言えるような音がすると言われます。

北海道で見える「低緯度オーロラ」

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美しいオーロラが発生する経緯を理解した上で、北海道で見られるオーロラの種類について説明します。北海道の場所で見られるオーロラは、世界各国で見られるオーロラと少し違うようです。

通常のオーロラは高緯度で発生するものが多いと言われますが、北海道で見られるのは低緯度オーロラと呼ばれるものです。日本では「赤気(せっき)」と呼ばれて、昔からこの現象については知られていました。特徴としては、赤みがかかったオーロラが見られます。

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外国のように緑や、紫の様にカラフルな色合いではありません。様々な条件を満たし、日本上空の地磁気をくぐり抜ければオーロラを昔でも見ることが出来ました。神秘的なオーロラを昔の人はどの様に思っていたのでしょう。

日本書紀にも記されたオーロラ

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先程、少し触れた通り、日本は昔から赤気と呼ぶほどオーロラ現象は稀に起こっていたようです。その頃には残念ながら低緯度オーロラと、分かる研究などなく恐れられていた現象でした。古くから伝わる「日本書紀」には推古天皇の代に記述が残されています。

「天に赤気あり、その形は雉(きじ)の尾に似たり」この記述からは恐れていたことなどは見受けられませんが、オーロラの現象は現在と同じく、時期も時間も未確定のため珍しく、なにか災いが起きる前兆として捉えられていた頃もあったようです。

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今でこそ、神秘的で美しいと思われるオーロラは、昔の人達からは日常とかけ離れた現象として脅威の存在だったのです。たくさんのオーロラに関する物が昔から残る文献には残っていますが、本当に低緯度オーロラを指しているのか区別のつかないものもあるそうです。

その中でも、赤気と記述があるものは他にも多数存在します。今でも、あまり見ない現状なので、住民が火事と間違えて消防車を呼んだ記録も残っているそうです。

過去に北海道で観測されたオーロラ

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気になるのは、過去にどのくらい北海道でオーロラの観測データがあるかです。確率がどのくらいで見られるのか目安にもなります。昔になりますが「日本書紀」の中では620年12月30日(推古天皇二十八年)と682年9月18日(天武天皇十一年)のものが存在します。

いずれも場所は北海道と特定は出来ておりません。明治時代まで遡ると1909年9月25~26日に海上で確認され、北海道から東北、北陸、広島、松山と様々な場所で見られたようです。北海道以外でも日本での観測記録があることにも驚きます。

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稀にしか観測出来ないオーロラ、大きな記録として残るのは1958年2月11日に北海道から東北地方、長野県にかけて、1989年、2001年北海道から近畿地方にかけて観測されています。2001~2004年にかけては、北海道の各地でオーロラを観測されています。

直近の北海道で大きなオーロラ観測が残っているのは、2015年に3月、6月12月です。1年間の間に3回も見られるのは北海道でも珍しいそうです。日本の観測結果を全体的に見ても北海道のオーロラ観測が多いため、おすすめの場所は北海道と言われています。

北海道でオーロラが見える確率

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ここで気になるのが、北海道でオーロラに出会える確率です。偶然の産物とも呼ばれる美しいオーロラは未だに謎も多く、1年に3回見られるときもあれば10年後にやっと観測できることもあります。

大きく関わるのは太陽の活動なので、もちろん他の時期や条件と合わせながら気にするのは、太陽の活動が活発化どうかです。日本での観測は北海道も含め2000年に2回、2001年1回、2004年に2回、2015年に一回とまばらに観測されるので予測するのもとても難しいでしょう。

しかし、1回でもオーロラが北海道で出現したことが確認出来ているので、発生する条件も一緒に確認すると、より一層と美しいオーロラに出会える確率が増えてきます。

北海道のオーロラ観測チャンスは冬だけじゃない!

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北海道でオーロラを見ようと考えた時に、どの季節に北海道へ旅行の計画を立てるか悩みます。オーロラと言えば、冬に見られるイメージが付きがちです。肉眼で見られる時期や、観測しやすい時期が冬というのは間違いではありません。

しかし、季節と太陽活動が活発な時期は関係性がないため、必ずしも冬しか出現しないわけではないのです。チャンスは冬だけでなく、強運の持ち主だったら、どの季節でも北海道でオーロラを見られる可能性はあります。

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太陽活動を中心に見ると、おおよそ11年周期で活発になると言われています。おすすめの時期は太陽活動の活発になる頃を目安に行動することです。もう少し具体的な時期や場所、条件も確認してみましょう。

オーロラ発生時期

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本来、外国などで見られる高緯度オーロラは8月下旬から9月末、11月から3月時間帯は晋也の0時から5時の間に見られます。実はオーロラは一晩中出続けていることもあれば、数日待っても出ないこともあるようです。

これは、よく見られる確率の高い外国の「オーロラベルト」の国でも予測がつかないとされています。アラスカ、カナダ、アイスランドで良く観測され、北海道とは違う高緯度オーロラが見られます。カーテンのような光の帯が出来るのも高緯度オーロラの特徴です。

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北海道で見られる低緯度オーロラは種類が異なるため、おすすめの時期は9月から4月と見られる期間は少し伸びます。時間帯は夜の8時から11時にかけて観測しやすい結果が出ていました。一年に一回遭遇するのも難しいとされるため、時期に関しては情報が大切になります。

北海道で出現するオーロラについては世間も注目しているので、基本的には科学ニュースや気象ニュースをチェックするのが最も情報収集に役立ちます。

オーロラ発生条件

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なぜ北海道が日本の中でもよくオーロラが観測されるのでしょう。北海道は広大な敷地が有ることで有名です。そのため障害物がない所や、人口の明かりが少ないところも存在します。

障害物がないこと、人口の明かりが少ないこと、空気がきれいなこと、乾燥した空気と晴れていることが美しいオーロラを見るための大切な条件になります。日本の中で人口の明かりが少なく、障害物が少ない所は数えるほどしかありません。

そのため、広大な敷地ときれいな空気、人口の明かりが少ない北海道がオーロラを一番多く見られる場所であり、発生条件が整っているおすすめの場所だと言えるのです。

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人口の明かりがなぜ、関係するのでしょう。それはオーロラの光の強さです。最も大きなオーロラの光で、ローソクから1mの距離で見た明るさと言われています。最も大きなオーロラの光でその程度の為、光が肉眼で見れるのは本当に稀なことになります。

もっとも暗くてろうそくから3m~10mの明るさです。そうなるとオーロラが人口の明かりで消されて、オーロラが見えなくなってしまうのが原因です。県によっては街頭を何mかに一つ設置を義務付けられているところもあります。

北海道の広大な景色の中で、真っ暗に近い標高の高い場所が存在したことが、日本でオーロラを見られる最大の財産となりました。

北海道のオーロラ観測におすすめの場所

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少しでも北海道でオーロラの美しい景色に出会う確率を増やそうと思ったら、場所も大事なポイントになります。北海道でも敷地はかなり広く、オーロラを観測しやすい場所は決まっています。

唯一のオーロラ現象が人口の明かりで消えて分からなくならないように、北海道でも都心部を抜け出なくてはなりません。ここからはおすすめの観測場所と、オーロラに出会える確率が高い北海道の場所を紹介しましょう。

陸別町

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国内でオーロラを見たかったら、まず真っ先に候補に上がるのは北海道足寄陸別町です。向かう時に一番近いのは女満別空港です。女満別空港からバスや自動車での移動が必要になります。なぜ、陸別町なのか疑問に思う方もいるでしょう。

陸別町は「標高が高いこと」や気温の寒暖差が激しいことが特徴です。日本の中では、オーロラの発生条件に最も当てはまる場所と言われます。そうなると日本でオーロラを見たい!と思うなら一番確率が高くておすすめなのが陸別町になります。

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1986年に「星空の町」に制定され、1997年に「星空にやさしい街10選」に認定されています。日本のオーロラ観測された場所は陸別町が最も多い場所です。オーロラを見られる条件に、標高が北海道の中でも高い位置にあることもおすすめポイントになるため陸別町は最適です。

また、銀河の森天文台があることでも有名です。りくべつ宇宙地球科学館に設置されており、一般の人も入れます。プラズマを観測することが可能なため、これからの低緯度オーロラの研究が進み、北海道でオーロラに出会える確率が増すかもしれません。

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りくべつ宇宙地球科学館の休館日は原則、月曜日と火曜日です。開演時間は時期により異なります。4月~9月までは14:00~22:30、10月~3月は13:00~21:30です。

入館料も昼時間とよる時間で異なります。体験学習なども用意され、銀河の森天文台では昼間でも晴れていれば明るい恒星を見られるようです。

住所 北海道足寄群陸別町字遠別
電話番号 0156-27-8100

名寄市

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ひまわりが綺麗で知られる北海道名寄市もおすすめの観測ポイントです。複数回オーロラが観測できたことでも有名です。名寄市も北海道の中では標高が高い位置に存在し、北海道でも北部に位置します。

北海道名寄市でもオーロラ観測ができているためか、1992年に「なよろ天文台 きたすばる」が寄贈されています。一般の人でも入れるのが嬉しい所です。

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望遠鏡の数が沢山あり、太陽専門の望遠鏡もあります。太陽の観測は大きな画面で写し出されて見られるようになっています。また、日本で2番めの大きさがある公開天文台「ピリカ望遠鏡」が置いてあるのも魅力の一つです。

一般公開スケジュールがホームページで公開されているので確認してから来館しましょう。観覧料は一般410円、学生300円、高校生以下無料です。休館日は月曜日、開館時間は4月~10月までは13:00~21:30まで、11月~3月までは13:00~20:00です。

住所 北海道名寄市字日進157番地1
電話番号 01654-2-3956

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難しいことに、北海道のオーロラ観測は、天候に左右されやすく、雲が多いと隠れて見えず、山で隠れてしまう場合もあります。名寄市の最大の特徴は気温の差が激しいことなので、他の現象でも度々話題になります。寒い日に見られる、「ダイヤモンドダスト」など特徴的ですね。

北海道でオーロラを見るための準備を整える

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具体的にオーロラができる仕組みや、おすすめの発生時期、場所などがわかったら、見に行くための準備が必要になります。美しいオーロラを目で見られたら満足ですか?おそらく大体の人が綺麗なオーロラを写真に撮りたい!と思うはずです。

しかし、写真ばかりに気を取られてしまうと、目でみることも写真にとることも叶わなくなる可能性があるので気をつけましょう。写真に残すのはひと手間いるようです。また、長期の滞在も視野に入れたほうが良いかもしれません。

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オーロラはとても気まぐれで、どんなに情報を集めても、もう一つ「運」も大事な要素になります。わざわざ北海道に出向くのであれば、もう一つなにか目的を持って北海道へ向かうとより一層楽しめるでしょう。

北海道は食べ物も美味しく、有名なお店もたくさんあります。また、観光スポットも数え切れないほどあるので、美味しいお店、観光スポットを巡るなどの検討もしてみてはいかがでしょう。まずは、簡単に準備のお話をしましょう。

持ち物

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持ち物ですが、1つ目は旅費です。北海道は天候によって飛行機が止まってしまうこともあるので、少し多めに旅費を用意して置いたほうが良いかもしれません。同じ場所でずっと待機することも考えて、レジャーシートや簡易椅子、水筒になどもあれば万全です。

寒さに備えて、ひざ掛け、空腹を満たすための食糧も役にたつかもしれません。周りの人と会話して情報も共有出来たら良いですね。

そして2つ目が、先程も出てきたカメラです。北海道でオーロラが撮れるかどうかは運も関係するので難しいですが、万が一写真に撮ることに成功したら何年かに一度の奇跡です。写真で撮れれば最高の財産になるでしょう。

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用意する時は「オーロラ専用」のカメラを準備することをおすすめします。「オーロラの光」は弱く、特殊な動きをするため、通常のデジカメやスマートフォンだと肉眼で見えてるようには撮れない可能性が高いのです。

綺麗にオーロラを残したいのであればカメラの設定を見直しましょう。シャッタースピードを10~15秒程度まで落とす、ISO感度(光を捉える能力)を高く調節出来るカメラ、広角(写真レンズの移す角度が広さ)の明るいレンズを選び、三脚(カメラの台)を使うと準備万端です。

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少しかさばりますが、準備しておけば、北海道で美しいオーロラを写真で撮れる確率がぐんとあがるのでおすすめです。

服装

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北海道の陸別町も名寄市も観測したときは-30度を観測するほどの寒さでした。必要なのは防寒具です。長い時間待機するため、登山用の防寒具もありますが、できるだけ動きやすい服装で風が凌げたら尚、良いでしょう。

北海道でも場所により気温がだいぶ異なるので、体調を崩さないように、バリエーションを増やしたほうが良いかもしれません。楽しい旅行先で困らないようにしましょう。

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そして、実は太陽活動の活発な時期は冬だけではないため、防寒具が必ず必要なわけではありません。北海道を訪れる時期にもよります。空気が綺麗で条件さえ揃えば昼間でも観測されるため、厳密に言えばその時々によります。

実際に北海道のオーロラ観測の記録は、2015年に3月と6月に観測されています。事前の天気予報のチェックや、自分が困らないように少し多めに服は用意したほうが安心でしょう。

北海道なら日本で美しいオーロラを見れるかも!

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世界では様々なオーロラが観測されているなか、日本の北海道でも時期や場所、条件によっては見ることが可能とお伝えしました。オーロラが身近に感じられます。

しかし、全てのオーロラ現象が解明されたわけではないため、いつ、どこで発生するのかが分からない確率の低い状態です。謎に包まれたオーロラという神秘な現象に、人は魅力を感じるのでしょう。

Photo by INABA Tomoaki

意外にオーロラの原理がわかってしまうと、物理的に情報収集が一番大事なことに気づきます。旅行会社ではオーロラを見るためのツアーもあるようなので、北海道も他の観光地を見ながら楽しむのもおすすめです。

見られる確率が低いからこそ、オーロラの価値はあるものなのかもしれません。ぜひ、自分の目でオーロラを見てみたい人は、しっかり準備して北海道へ行く計画立てましょう!

misa-714r
ライター

misa-714r

関東在住。カフェ巡りが趣味です。現在は育児中のためゆっくり過ごせないこともありますが、口コミなどを調べて子連れでも楽しめる場所を探すのが得意です。

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