失敗しない【ファンデーション】の正しい選び方！年代別のおすすめは？

毛穴やシミなどの肌悩みをきれいに隠してくれるファンデーションは、ベースメイクに欠かせません。ファンデーションは肌の質感を美しく見せるだけでなく、塗ることで肌に薄いベールを作る役割もあります。ファンデーションの膜が、肌に花粉や埃が付着することを防いでくれるのです。

美肌作りにはもちろんバリアとしても強い味方であるファンデーションですが、パウダーにリキッド、クリームなど形状だけでも種類が豊富です。ピンク系からベージュ系までと色も様々で、ファンデーションの正しい選び方ができているか自信がない人も多いのではないでしょうか？

これさえ押さえておけば失敗なし、ファンデーションの基本の選び方をご紹介します。肌質や年代別の選び方やおすすめのファンデーションもあわせてご紹介しましょう！

ファンデーションの選び方、まずは肌の色からセレクトする選び方です。ファンデーションの選び方としては基本中の基本、すでに多くの女性が実践していることでしょう。

しっかりと肌悩みをカバーしても、ファンデーションと肌の色が合っていなければ意味がありません。美しいベースメイクを叶えるために、正しい選び方を今一度おさらいしておきましょう。

肌の色にスポットを当てた選び方で、重要なポイントは色をチェックする場所です。ファンデーションの色が自身の肌色に合っているか確かめる際、ファンデーションは必ずフェイスラインに乗せましょう。頬の下辺りを起点にして、首に向かって縦に長めに乗せる方法がおすすめです。

手の甲にファンデーションを乗せてチェックする選び方はおすすめできません。鏡の前で、手の甲を顔のそばに持ってきて見てみましょう。肌の色がかなり異なることがわかります。

フェイスラインは顔と首との境目なので、首の肌の色と馴染むかどうかも同時にチェックできます。フェイスラインは肌トラブルを起こしにくい場所でもあるため、比較的いつでも自身の肌色との馴染み具合をチェック可能です。耳側から2～3色、明るい色から順に乗せて確かめましょう。

ファンデーションの色は最も赤み寄りのピンク系、ピンクオークル系、オークル系、最も黄み寄りのベージュオークル系の大きく分けて4種類です。明るさによっても種類が分けられています。

つい自身の肌の色より明るめの色を選んでしまいがちですが、選び方としてはNGです。ファンデーションの色が明るすぎると顔だけが白く浮いて見えてしまい、逆に暗いと体調が優れない印象を与えかねません。自身の肌により馴染む色調のファンデーションを見つけ出しましょう。

店内でファンデーションの色調をチェックする際は、白色の蛍光灯の下がおすすめです。元々蛍光灯の下はファンデーションの色が通常より暗めに見えがちのため、オレンジ色の蛍光灯の下だとより暗い色を選んでしまう可能性があります。それほど強すぎない光の下だとなおベターです。

ファンデーションの正しい選び方、続いて肌質別の選び方をご紹介しましょう。肌の質は人によって異なるもの、また季節や体調、年代などによっても変化します。肌の色とあわせて、それぞれの肌質に合ったファンデーションの選び方をすることも重要です。

肌質別のファンデーションの選び方、1つ目は普通肌に合ったファンデーションの選び方です。普通肌は肌の水分と油分のバランスが良い肌を言います。しっかりと潤いがある普通肌は、荒れて皮が剥けたり乾燥してカサカサしたりといった肌悩みがほとんどありません。

ファンデーションには形状によって異なるパウダー、リキッド、クリーム、クッション、ミネラルと5つの種類があります。普通肌さんは基本的にファンデーションの選び方は自由でOKです。自然な素肌感やツヤ感などメイクの仕上がりや、テクスチャーに着目した選び方も良いでしょう。

肌質に合った正しいファンデーションの選び方、2つ目は乾燥肌の選び方です。乾燥肌は水分と油分が足りない状態の肌で、ガサガサしたり日中も突っ張ったりしてメイクが長持ちしません。

乾燥肌さんのファンデーションの選び方では、潤いのキープを重視します。メイク中ずっと潤いを保てる、保湿効果に重きをおいた選び方をしましょう。乾燥肌さんに人気のファンデーションはとろりとしたリキッドやこってりとしたクリームです。瑞々しいベースメイクが長く持続します。

脂性肌さんのファンデーションの選び方は、乾燥肌さんの選び方と真逆です。脂性肌はテカリやすい肌、皮脂の量が普通肌と比べて過剰であることが原因になります。

意外に思えますが、脂性肌さんの正しいファンデーションの選び方においても重要なポイントは保湿です。肌に潤いを与えることで、水分と油分のバランスを整えます。ファンデーションを塗る前に、保湿効果の高いスキンケアで肌にたっぷりと潤いを補充して閉じ込めましょう。

脂性肌さんにおすすめは、パウダータイプのファンデーションです。微細なパウダーが余分な皮脂を吸着、サラサラとした仕上がりながらも潤いがしっかりキープされた美肌が叶います。

肌質別のファンデーションの選び方、4つ目にご紹介するのは混合肌に合った選び方になります。混合肌はその名の通り、乾燥肌の要素と脂性肌の要素をあわせもった肌質です。頬の広い部分や目元などはカサつくのにTゾーンはテカってしまう混合肌に悩まされる女性は少なくありません。

混合肌さんのファンデーションの選び方は、乾燥肌さんの選び方と同じで問題ありません。水分や油分が多く配合されたリキッドやクリームタイプのファンデーションがおすすめです。

選び方は同じでも、使い方は乾燥肌さんと異なります。混合肌さんの場合、テカリやベタつきが気になる箇所には薄く塗るなど量の調節が必要です。もっとしっかりテカリやベタつきを抑えたいという場合は、気になる箇所にだけパウダーファンデーションを使うという手もあります。

肌質別の選び方、最後は敏感肌におすすめのファンデーションの選び方です。敏感肌はとてもデリケート、紫外線や乾燥、寒暖差など外部からの様々な刺激によって肌荒れを起こしてしまいます。敏感肌さんのファンデーションの選び方においては、肌に負担が少ないことを重視しましょう。

敏感肌さんに人気のファンデーションの1つが、ミネラルファンデーションです。天然由来の鉱物を主原料にしたミネラルタイプのファンデーションは、肌への圧迫感がそれほど強くありません。石鹸で簡単に落とせる点も魅力で、素肌を活かしたナチュラルな仕上がりになります。

ファンデーションは年代によっても選び方を変えていく必要があります。なぜなら、肌質は年齢を重ねるにつれ変化していき、カバーしたい肌悩みも変わっていくからです。ラストは、20代・30代・40代と年代別におすすめのファンデーションの選び方についてご紹介していきます。

20代は、まだまだ肌の状態で悩むことが少ない年代です。理想とするメイクの仕上がりやシーンなどに合わせた選び方で問題ありません。素肌の質感を活かした選び方も20代ならではですが、UVケアは怠らないようにしましょう。30代、40代と未来へ美肌を繋いでいく秘訣です。

30代に入ると肌の機能がゆっくりと衰え始め、肌悩みも徐々に増えてきます。しかしながら、仕事や育児など人生の中で最も忙しいステージでもある年代です。選び方としては時短でメイクできて、なおかつ一日中崩れにくい処方が施されたファンデーションを選ぶと良いでしょう。

40代のファンデーションの選び方では、スキンケア効果にも着目します。様々な肌悩みをしっかりカバーしつつ美しい肌に導いてくれるような、美容効果の高いファンデーションを選びましょう。おすすめは、パウダーとリキッドの良いとこ取りをしたクッションファンデーションです。

メイク肌を美しく見せるためには、自身の肌の色や肌質に合ったファンデーションの選び方が大事です。ファンデーションを選ぶ時の光の具合や色をチェックする場所も重要になります。肌の色や肌質は季節によって異なるため、定期的に似合うファンデーションを見直すようにしましょう！