幻のそば【津軽そば】は大豆を使った珍しい郷土料理！通販で買える？

津軽そばは原材料に大豆を用いて作られた、もちもちした食感の青森県の郷土料理です。蕎麦のつなぎは小麦粉が主流ですが、津軽そばは、大豆を水につけて潰した「呉」と呼ばれる汁を使っています。

津軽そばは、大豆特有の甘みがあり、もちもちとした中にコシのある独特の食感を持つ蕎麦です。津軽そばに魚介ベースの汁をかけ、細かく刻んだネギや油揚げをトッピングし、温かいままいただきます。

津軽そばは、米を食べられず蕎麦ばかりを食べていた庶民が、栄養が偏るのを防ぐために大豆をつなぎとして蕎麦を作ったことが起源となっています。「幻の蕎麦」とも呼ばれる津軽そばは、お店で味わうことはもちろん通販も購入できます。

津軽そばが幻の蕎麦と呼ばれる理由は、人々の生活が豊かになり、誰も作らなくなってしまった時期があったためです。しかし、人々はおいしい津軽そばの味を忘れられず、懐かしむ声がたくさん聞かれました。

大豆をすり潰す、生地を寝かせるなど手間ひまのかかる工程の多い津軽そばは、製法を伝えることはもちろん再現することも難しい蕎麦です。

津軽そばを求める人々の声を聞き、日本料理の老舗店である「野の庵」が立ち上がりました。昔の資料や由緒ある家に伝わる作り方などを聞き集め、おいしい津軽そばの味を再現することに成功しました。

青森県弘前市内のおいしい津軽そばを食べられる、おすすめお店を紹介します。柔らかくコシのある津軽そばは、温かい汁をたっぷりかけ、シンプルに食べるのが1番です。大豆の甘みと蕎麦の香りを楽しみながら、幻とも呼ばれる津軽そばを味わってみましょう。

野の庵は、幻の津軽そば復活させるのに尽力した、青森県のおすすめ日本料理店です。野の庵の津軽そばは、蕎麦の香りが豊かで喉越しが良いのが特徴です。

野の庵の津軽そばは、おいしい料理と共に味わえるコースメニューがおすすめです。最もおすすめなのは、税込み4100円のあけびカゴ盛りです。冷たい蕎麦と温かい津軽そば、季節を感じられるさまざまな料理がいただけます。温かい津軽そばは税込み880円で、単品でも味わえます。

野の庵は、明治初期から続く老舗店で、風情ある外観が特徴のお店です。弘前駅からは車で10分の場所にあり、ほど近い場所に弘前城があります。野の庵の通常の営業時間は、昼は11時半から15時頃まで、夜は予約のみで17時からとなっています。定休日は、火曜日と水曜日です。

そば処 こぎんは、リーズナブルに津軽そばを味わえるおすすめのお店です。弘前駅の駅ビルにあるお店なので、時間のない時にもさっと気軽に津軽そばを食べられます。

こぎんの津軽そばは、九割蕎麦となっており、柔らかい食感が特徴です。メニューには幻のと記載されているのが、津軽そばとなっています。こぎんでは、幻の津軽そばを税込み490円という安さで食べられます。つゆもたっぷりで、ボリューム満点の1品です。

こぎんの通常の営業時間は、朝7時から昼2時半までとなっています。弘前駅から徒歩1分の場所にあります。

津軽そばは、通販でも取り扱いのあるご当地グルメです。おすすめは「かがやの津軽そば」です。3食入って、参考価格が税込み972円となっています。

青森県弘前市にあるかがや食品が製造している商品で、津軽そばの特徴である柔らかさが感じられます。かがやの津軽そばは、1週間日持ちがするので、お土産などにもおすすめです。青森県に赴けない人は、通販で津軽そばを購入し、家で味わってみましょう。

津軽そばは、独特の味と食感が特徴の青森県自慢のご当地グルメです。幻の蕎麦とも言われている津軽そばを、本場青森県のおすすめ店や通販サイトで購入し、味わってみましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いのない場合や、価格が異なることがあります。