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山梨の名物・ほうとうってどんな食べ物?
山梨名物のほうとうとはどんな食べ物でしょうか?ほうとうは小麦粉で練った平べったい麺を使った郷土料理のことです。味噌仕立てのおつゆの中にかぼちゃや山菜・ゴボウなどの野菜を入れて煮立たせて作ります。山梨の郷土料理として大変人気があり山梨県民のソウルフードです。観光客向けにもたくさんのお店があり様々なほうとうを楽しむことができます。
ほうとうの特徴
ほうとうは小麦粉を練ってつくるところがうどんと似ています。しかしうどんと違いほうとうには食塩が使われていません。そのため、汁には濃いめの味噌味が多いです。食感はもちもちしており、麺を下茹でせずに打ち粉と一緒に煮込むため汁にとろみがつきます。
また、うどんと違いコシはなく煮込むことでトロリとした柔らかい食感になります。山梨県ではかなり古くから食べられている歴史ある料理です。
名前の由来
ほうとうの名前の由来はいくつかあるようで、有力なのは中国から伝来した食べ物「はくたく」の呼び名がかわりほうとうになったという説です。「はくたく」とはうどん粉を水で練って切ったもので作り方がほうとうとよく似ていることから有力説となっています。
もうひとつは山梨県の郷土民族研究の見解からで「ほうとう」の呼び名は江戸時代に出版された「裏見寒話」という日記に載っていたという説です。
この日記の中では小麦粉だけでなく穀物の粉を使った料理全般称して「ほうとう」と言われておりその穀物の粉を「ハタキ」、粉にすることを「ハタク」と呼ぶこと、穀物の粉を意味する「ハタキモノ」が料理名に変わっていったというのが妥当という説です。
おすすめの季節はいつ?
ほうとうを食べるのにお勧めの季節はやはり冬です。なぜかというとほうとうは煮込み料理であり麺を煮込むときに打ち粉も一緒に入るので汁にとろみがつきます。そのため冷めにくいという特徴があるので寒い冬にぴったりの食べ物です。
土鍋や鉄鍋に入ってアツアツの状態で出てくるので食べ終わるころには身体がぽかぽかになります!ただお店によっては冷やしほうとうもあるそうでこちらは夏場に食べるのもひそかにおすすめの一品です。
山梨にあるほうとうの有名店「小作」の特徴をご紹介!
ほうとうがどんな料理かわかっていただけたでしょうか?寒い冬にアツアツのほうとうを食べたら身も心もポカポカになり、とても美味しそうですし、幸せな気分になれそうです。それでは実際に山梨県にあるほうとうの有名店「甲州ほうとう小作」について紹介していきます。
山梨のほうとうの名店・小作のおすすめポイント
「小作」は山梨名物がたくさん食べられるお店で、山梨県を中心に9店舗を展開している有名な郷土料理レストランで、「ほうとう」はもちろん山梨名物の「鳥もつ煮」や「馬刺し」なども食べられるお店です。山梨ならではの料理が食べたくなったら「小作」に行くと間違いない!というお店のひとつです。
ほうとうも一番おすすめのかぼちゃほうとうを含め11種類(季節限定のものもあり)もあるのでお好きなものを選ぶことができます。一人でも入りやすいカウンター席からテーブル席、子ども連れに嬉しいお座敷もあります。座席数も100席くらいから多いところで200席以上で広い駐車場や大人数が入れる個室があるお店も多いので大人数の宴会にも利用しやすいお店です。
自慢のもちもち太麺
「小作」のほうとうについて説明していきます。自慢はこだわりのもちもちの太麺!小作のほうとう麺は、もちもちとした麺の食感を出す為に試行錯誤を重ねて粉の配合をほうとうに最適な割合で作られたオリジナルのほうとう麺です。
添加物や保存料も使っておらず小さなお子様から家族みんなで安心して食べることができます。太麺でも固すぎず煮込んでも柔らかくなりすぎない麺の食感が「小作」のほうとう麺の自慢です。
かぼちゃが染み込んだ出汁
「小作」のほうとうは出汁もポイントです。野菜をベースにした秘伝の出汁が味の基本となりそこにオリジナルの小作味噌を加えて作ります。小作味噌は、ほうとうをおいしくいただくために考案されたほうとうの素朴な味わいと力強さを引き立たせる名わき役です。さらにかぼちゃの甘みがスープに溶け出して何とも言えない美味しさに仕上がっています。
ほうとう以外のメニューが豊富
「小作」はほうとう以外のメニューも豊富です!ほうとうだけでも11種類もあり、おざらと呼ばれる冷やしほうとうも楽しむことができます。ほうとう以外のお食事メニューも豊富で天重や御膳、定食以外にもおじや、すいとん、おにぎり、もつ煮、馬刺しなどの一品料理も楽しむことができます。まさに家族や友達みんなで楽しめるお店となっています。
小作のおすすめメニューは?
ここでは「小作」のおすすめメニューについて紹介していきます。ほうとうはもちろん、ほうとう以外のおすすめメニューも紹介していくのでぜひ「小作」に行く際はこの記事を参考に、行ってみてはいかがでしょうか。
小作の名物:かぼちゃほうとう
小作名物と言えばこのかぼちゃほうとう!あま~い南瓜のはいったかぼちゃほうとうは甲州ほうとうの基本ともいえる料理。ほうとうはこのかぼちゃほうとうから始まったといわれており、食べるとかぼちゃのピュアな甘みが口いっぱいに広がります。心も身体もあったまる小作の人気ナンバーワン商品です。
小作のほうとうにぴったり:おにぎり
小作にはサイドメニューがたくさんありますがその中でも人気なのがおにぎりです!なぜかといえば、このおにぎりが小作のほうとうの汁にぴったりあうと評判だからです。小作のおにぎりは有名なようで特に男性の方はほうとうだけでは足りずおにぎりを頼む方が多いようです。
また子どもはおにぎりが好きです。ぴかぴかのお米で作られた小作のふっくらしたおにぎりは大人だけでなく子どもにも人気だそうです。ほうとうとおにぎりを交互に食べると止まらない美味しさで、小作のおにぎりはほうとうを引き立ててくれる名わき役です。
おにぎり好きの方には本当に必見です。ほうとうの鍋の中におにぎりを入れて食べても美味しいそうなので是非お試しください。
小作の一部店舗限定:おざら
小作の一部の店舗限定商品である「おざら」とは冷やしほうとうのことです。ほうとうの麺を冷たい水でしめたものを暖かい汁につけて食べる、いわゆるほうとう版つけ麺のようなものです。つけ汁はほうとうが味噌味であることが多いのに対しおざらはしょうゆ味であることが多いです。
また麺もほうとうの麺よりやや薄く幅は狭めで、出汁はほうとうに比べて甘みの少ないしょうゆベースとなっています。
山梨にあるほうとうの有名店「不動」の特徴をご紹介!
山梨県で小作とならぶもうひとつのほうとうの有名店が「不動」です。不動はほうとうひとすじにこだわっているほうとうの専門店です。ここでは不動のおすすめポイントや人気メニューを紹介していきます。
山梨のほうとうの名店・不動のおすすめポイント
「不動」は山梨県に4店舗をかまえるほうとうの有名店であり名店です。一番新しい店舗の東恋路店はお店の外見が富士山にかかる雲をイメージしてつくられたという雲の形をしておりかなりユニークなので来店した際にはお店の外見にも注目です。
さらにメニューが不動ほうとう・いなりずし・馬刺しの3種類しかないことも大きな特徴です!ほうとうも不動ほうとうの一種類のみでここが不動のこだわりです。
美味しい自家製麺
不動のほうとうはコシのある自家製麺が有名です。煮込まれても麺にもっちりとしたコシが残り味もしっかり染みています。汁に入っている具もかぼちゃ・白菜・にんじんなどの野菜となめこや油あげなど素朴な味わいの中に素材の旨味・コクがしっかりありそこに不動のコシのある自家製麺がからんでたまらない美味しさに仕上がっています!
秘伝の薬味
不動の薬味はとても人気があります。辛さと香にこだわって選び抜かれた7種類の薬味と伝統あるやげんの一味を不動ならではの調合で整えた秘伝の薬味です。風味豊かなやくみがほうとうの味を一層引き立立てくれます。不動はほうとうの種類も一種類のみなのでこちらの薬味で味に変化をつけながら食べるのがおすすめです。
駐車場もお店も広い
不動は河口湖駅前店を除き、他3つのお店は300席とお店が広いのも特徴です。座席数が多いだけでなく駐車場も広く作られているので車での来店も安心です。観光で山梨県を訪れてほうとうを食べたい人にも来店しやすいお店となっています。
不動のおすすめメニューは?
ここでは不動のおすすめメニューを紹介していきます。不動はメニューの数が3つしかなく、ひとつひとつのメニューにこだわり抜いているお店として有名です。そんな不動のほうとう・黒糖炊きいなり・馬刺しについて紹介していきます。
不動と言えばこれ:不動ほうとう
不動と言えばこれ、と有名で人気なのが不動ほうとうです。自家製の煮込んでもしっかりとコシが残り汁の味がしっかり染みた麺がポイントです。みそ仕立ての汁の中にはかぼちゃや白菜などの野菜ときのこや山菜など富士山麓の味覚がしっかり入っているのも特徴的です。素朴な味わいの中に素材の旨味とコクがとけこんだ不動自慢のほうとうです。
不動のほうとうにぴったり:黒糖炊きいなり
黒糖で炊きこんだ不動特性のお稲荷さん。黒糖ならではのほんのり上品な甘さが人気の秘密です。ほうとうによく合うためほうとうと一緒に食べるのがおすすめです。上品な甘さで食べやすいので小さなお子様と一緒に家族連れにもおすすめのお稲荷さんです。子どもはお稲荷さんが好きな子が多いのできっと喜んで食べてくれるでしょう。
不動名物:馬刺し
甲州名物の馬刺しも不動を代表するメニューです。ビタミン・ミネラルを多く含み健康・美容にとってもいいことから女性にもひそかに人気があります。不動の馬刺しはさっぱりとした旨味が好評です。ショウガとにんにくのお醤油ダレでお召し上がりください。1度食べたらクセになってしまうこと間違いなしの馬刺しです。
住所 | 山梨県南都留郡富士河口湖町船津2458 |
電話番号 | 0555-72-8511 |
山梨のほうとうの有名店・行くならどっち?
「ほうとう 小作」のおすすめポイントは山梨県を中心に10店舗を展開している老舗で山梨の郷土料理を食べたくなったらここだというお店であること、ほうとうも一番人気のかぼちゃほうとうをはじめとして11種類と種類が多いこと、自家製のオリジナルのほうとう麺を使用していることなどです。
また出汁と味噌にもこだわって作られており秘伝の野菜出汁とオリジナルの小作味噌がほうとうの味を引き立ててくれます。さらに、ほうとう以外のメニューも豊富でおにぎりや定食冷やしほうとうの「おざら」などほうとうが苦手な人でも食事を楽しむことができるのが、うれしいポイントでもあります。
反対に小作のマイナスポイントは不動より座席数が少なく駐車場も狭いお店があるので混雑時はすごく待つことがあります。味が濃いめなので万人受けするわけではないということです。
「ほうとう 不動」のおすすめポイントはほうとうひとすじのほうとうの専門店であること、メニューがほうとう・いなりずし・馬刺しの3種類のみで、ほうとうも不動ほうとうひとつのみでこだわっていること、小作に比べて座席数が多く、駐車場も広いので来店しやすく混雑時もそんなに待たずに済むことです。
また麺もコシの強い自家製麺が有名です。さらに辛さと香りにこだわった7種類の七薬味と伝統ある薬研の一味を不動ならではの絶妙な調合で整えた非常に人気のある不動秘伝の薬味があります。ほうとうの味も万人受けしやすくさっぱり味でほうとうが初めての人でも食べやすいのでおすすめです。
反対に不動のマイナスポイントはメニュー数が3種類と少なくほうとうも一種類のみなのでいろいろな味を食べたい人・ほうとう以外の食事を楽しみたい人には向かないことです。
待たずに手軽にこだわりの美味しいほうとうを食べたいと思うのであれば不動、いろいろな種類のほうとうを楽しみたい、ほうとう以外にも山梨の郷土料理を数多く食べたいのであれば小作がおすすめです。
山梨で本場のほうとうを楽しもう!
山梨の郷土料理のほうとうと、ほうとうの有名店「小作」と「不動」についてご紹介してきました。ほうとうは山梨県で昔から食べられて来た伝統ある郷土料理で、県民に今でも愛されているソウルフードです。山梨県にいくならほうとうを食べてみないとはじまりません。
山梨には他にもほうとうが食べられるお店がたくさんありますが、本場のほうとうを食べようと思うのであれば、まずはこの2つのお店を調べて食べてみることをおすすめとされています。
先ほどもご紹介しましたがいろいろな味のほうとうやそれ以外の郷土料理も食べたいなら「小作」、食べたいのはほうとうのみで、こだわりのほうとうが食べたいなら「不動」です。ぜひここであげた2つのお店の特徴を参考に山梨の郷土料理ほうとうをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。