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優美さに息をのむ六義園のしだれ桜
東京都内には「桜の名所」として評判の高いスポットが多数ありますが、その中でも特に有名な桜スポットの1つが「六義園」です。六義園は東京都立庭園で、文京区本駒込にあります。
そんな六義園の内庭大門をくぐった先に見えるのが、六義園のシンボルでもある横幅約20m、高さ約15mの大きなしだれ桜です。しだれ桜はバラ目バラ科サクラ属の植物で、一般的な桜とは違い枝が柔らかいところが特徴の1つに挙げられます。
六義園・しだれ桜もその特徴を持つ桜の種類で、見頃を迎えた巨大なしだれ桜はまるで滝のように見えます。他にも園内には複数のしだれ桜がありますが、最も有名で「美しい」と評判なのは巨大しだれ桜でしょう。
しだれ桜にもいくつか種類があり種類によって桜の色が違うのですが、六義園しだれ桜は薄い紅色をしているため、しだれ桜の美しさの例えとしてよく使われる「滝のような桜」という表現がぴったりです。
六義園とは?
東京都立庭園・六義園は、歴史のある回遊式築山泉水庭園です。五代目将軍・徳川綱吉公の側用人であった柳沢吉保が1695年に造園したのが六義園で、庭園の広さは平成27年7月1日時点で約8万7809平方メートル(東京ドーム約1万8781個分)もあります。
江戸の大火や関東大震災、東京大空襲でも被害を免れた六義園は、幕末まで柳沢家下屋敷としてして使われていました。そんな六義園ですが昭和13年(1938年)に東京市(現・東京都)に寄贈されたことによって、一般公開されるようになりました。
そのため園内には造営された当時の面影が多数残っており、五代目将軍・徳川綱吉公も愛したといわれている美しい庭園を今も見ることができます。
美しいと評判の六義園のしだれ桜とは
庭園全体が文化財保護法によって特別名勝に指定されている六義園では、一年を通してさまざまな景色が楽しめるおすすめスポットです。
秋は紅葉スポットとして人気がありますし、つつじの名所としても人気があります。そんな六義園で「春の風物詩」とされるのが「しだれ桜」です。
正門付近にある樹齢約60年のしだれ桜
六義園内には複数のしだれ桜スポットがありますが、中でも最も人気が高いのが、正門から入場口である内庭大門をくぐった先にある大きなしだれ桜です。六義園公式WEBサイトでは「大きなしだれ桜」として紹介される桜で、樹齢は約60年といわれています。
吟花亭のしだれ桜
内庭大門近くのしだれ桜はどの時間帯でも超満員でゆっくりと見物することが難しいのですが、吟花亭のすぐわきにあるしだれ桜は内庭大門から離れているということもあり、穴場の桜見物スポットです。
内庭大門のしだれ桜は横に大きく広がっていますが、吟花亭脇にあるしだれ桜は縦に長い(背が高い)のが特徴にあります。そのため桜から少し離れなければ全体を見ることはできませんが、その分混雑を避けて桜見物ができる点がおすすめです。
六義園のしだれ桜の見頃は?行くならいつがおすすめ?
東京都内の桜は、例年3月に見頃を迎えます。とはいえ桜の開花時期は、種類や地域によっても若干違いがあります。
特に六義園・しだれ桜は、アクセスにも便利で気軽に楽しめる評判の花見スポットです。そこで気になる東京・六義園しだれ桜の見頃と、桜見物のおすすめ時期をご紹介しましょう。
3月中旬頃
東京・六義園のしだれ桜は、都内の桜開花時期とほぼ同じ「3月中旬頃」が見頃です。もちろんその年の天候や3月の気温によって見頃のタイミングがずれることもありますが、大幅にタイミングがずれるということはありません。
参考までに、2020年の開花の様子をご紹介しておきましょう。2020年は新型コロナ感染拡大防止のため、六義園しだれ桜のライトアップイベントは中止となりましたが、通常開園時間内での見学は可能でした。
そんな2020年の六義園しだれ桜は、3月11日に園内で最も大きなしだれ桜(内庭大門近く)が開花、藤棚横にあるしだれ桜は3分咲きでした。
例年ライトアップイベントの主役となる大きなしだれ桜が5分咲きとなったのは3月18日で、翌日の3月19日には六義園公式WEBサイトで「しだれ桜見頃情報」が出されています。
ライトアップが楽しめる
2020年は中止となってしまった六義園しだれ桜のライトアップイベントですが、例年だと最も大きなしだれ桜の見頃に合わせてライトアップイベントが行われています。つまり「ライトアップイベント開催期間中=六義園しだれ桜の見頃」といってもよいでしょう。
ライトアップイベント期間は毎年六義園公式WEBサイト内の「お知らせ一覧」で告知されますので、イベント開催期間に桜見物をするのがおすすめです。
六義園の基本情報
絶景のしだれ桜のほかにもおすすめビュースポットが多数ある東京・六義園は、例年約20万人が桜見物にやってきます。
園内にはしだれ桜だけでなくソメイヨシノもありますし、「風情ある景色が楽しめる」と評判も高いです。そんな東京・六義園の基本情報を簡単にまとめました。
開園時間・休園日
「しだれ桜が美しい」と評判の六義園の通常開園時間は「9時~17時(最終入場は16時30分)」です。しだれ桜ライトアップのようなイベントや大型連休などは閉園時間を延長することもありますが、その場合は事前に告知があります。
休園日は12月29日~翌年の1月1日までとなっているので、年末年始の来園は休園日にご注意ください。ちなみにしだれ桜が見頃を迎える時期は休園日の対象外ですが、新型コロナの状況次第では臨時休園や開園時間が変更される場合もあります。
ライトアップ期間
都立庭園・六義園では、しだれ桜の見頃に合わせてライトアップが行われます。通常は17時(最終入園16時30分)閉園の六義園ですが、しだれ桜ライトアップ中は閉園時間が延長されるので、日中とは違った印象の六義園・しだれ桜を見物することが可能です。
ただし新型コロナの影響によって、例年行われていた六義園・しだれ桜ライトアップも2020年は中止されました。なお直近の「2019年六義園・しだれ桜ライトアップ」は、3月20日~4月2日をライトアップ期間として21時まで一般開放をしています。
2022年以降の開催状況については、その都度六義園公式WEBサイトで確認するのがおすすめです。ちなみに2019年六義園しだれ桜ライトアップ時間は「日没~21時」でした。
基本的に入れ替え制ではありませんから、開園の9時に入場し日中のしだれ桜を見物したのち、園内を散策しながらライトアップを待って夜桜見物をすることも可能です。
軽食や土産物販売を行う「桜茶屋」や和菓子をセットにした「抹茶茶屋」も設置されましたが、開催年度によって催事の内容も変わります。
そのため六義園おすすめの夜桜(しだれ桜)見物をする場合は、「ライトアップ開催期間」「ライトアップ時間」「開催内容」の3点を併せて確認するのがおすすめです。
入園料
美しいしだれ桜が見られる東京・六義園の入園料は、「通常料金」「団体料金」「六義園年間パスポート」あります。基本は「六義園通常料金」での入場となり、一般料金は税込み300円、65歳以上は税込み150円です。
通常料金では、「小学生以下」「都内在住の中学生」「都内在学の中学生」が無料となります。「六義園団体料金」は、20名以上の団体で六義園を来園する際に適用される団体割引料金です。団体一般料金は税込み240円、団体・65歳以上は税込み120円となります。
なお六義園は園のシンボル的な存在であるしだれ桜のほかにも、多数の見所があります。そのためしだれ桜以外でも美しい六義園の風景を楽しみたい人は、「六義園年間パスポート」がおすすめです。
六義園年間パスポートは、都民・都民外ともに一般料金が税込み1200円、65歳以上が税込み600円となります。六義園では桜見頃時期に合わせてライトアップされますが、ライトアップ期間中も料金は変わりません。
アクセス
東京都立庭園・六義園へのアクセスは、公共交通機関をご利用ください。園内には専用駐車場がありませんし、しだれ桜の見頃時期は昼夜問わず多くの桜見物客が来園するため、周辺の有料駐車場も非常に混雑します。
なお六義園最寄り駅は「JR・駒込駅」「東京メトロ南北線・駒込駅」「都営地下鉄三田線・千石駅」で、駅からは徒歩7分~10分の距離です。ただしライトアップ期間中に来園する場合は、入場口を変更することがあります。
通常時の六義園入場口は内庭大門(しだれ桜に最も近い門)側にありますが、2019年に行われたライトアップ期間中は、通常閉門となっている「染井門」が入場口でした。
染井門は駒込駅から徒歩2分と便利ですが、評判のしだれ桜がある内庭大門までは園内を徒歩での移動となります。ですから染井門から入場した場合も、お目当てのしだれ桜までは徒歩で約10分かかると計算しておくのがよいでしょう。
ただし入場口は、開催年度によって異なることがあります。そのためライトアップ期間中に来園する場合は、入場口(門)の場所を確認するのもおすすめです。
名所 | 六義園 |
住所 | 東京都文京区本駒込六丁目 |
六義園の圧巻のしだれ桜を見に行こう!
都内有数の桜見物スポット・六義園では、3月になると美しいしだれ桜が見頃を迎えます。基本的に事前予約なしでも六義園に入場できますが、しだれ桜見頃の時期にはかなりの混雑となるため、美しいと評判のしだれ桜を確実に見物するなら入場の事前予約もおすすめです。
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