岡山県の観光地特集！絶景の名所や定番おすすめスポットもご紹介

岡山といえば、有名な昔話「桃太郎」にゆかりのある地です。古くから観光地として賑わう町が多く点在しており、伝統のある観光地も多く、現代と伝統が調和するエリアです。

岡山にはおすすめの観光地がたくさんあります。海外からの人気も高い「倉敷美観地区」や、たびたびメディアに取り上げられる「天空の城」など、有名観光地も多く存在しています。

岡山へのアクセスは、車・バス・鉄道・飛行機があります。車のアクセスは東京方面から東名高速道路、大阪方面から山陽自動車道路を利用します。鉄道のアクセスは、JR新幹線のぞみを利用しましょう。

飛行機の場合、各方面から岡山桃太郎空港を利用します。岡山桃太郎空港からは空港リムジンバスが利用出来ます。また、高速バスでのアクセスも可能です。東京駅、新宿駅、大阪駅、名古屋駅、博多駅などから高速バスに乗車出来ます。

ここからは、数ある岡山の観光地で絶景の名所で知られる人気観光地の紹介です。特に人気の高い絶景の名所9選を厳選して紹介します。

瀬戸大橋は、本州四国連絡橋の1つで岡山県と香川県を結んでいます。世界最大級の橋梁群で、海峡部に掛かる吊り橋や斜張橋、トラス橋などを含めて6種類の橋梁が連なっています。

道路と鉄道を渡す上下二層の橋の姿は、まさに絶景の名所です。土曜日になると瀬戸大橋はライトアップされます。世界に誇る大きな橋が美しく優雅に浮かび上がります。ロマンチックな雰囲気がフォトスポットとして人気の高い絶景の名所です。

備中松山城は、雲海に浮かぶ天空の城として有名な絶景の名所です。天守が残る日本で唯一の山城でもあり、「難攻不落の名城」の面影を今に残しています。雲海と松山城を撮影するなら、9月～4月頃の明け方から8:00頃までがおすすめです。

早朝の天気が良くて気温差の大きい日に、雲海展望台からベストショットを狙いましょう。備中松山城の入場料金は大人500円、小中学生200円です。営業時間は4月～9月は9:00～17:30、10月～3月は9:00～16:30となっています。

鷲羽山は瀬戸内海国立公園の中にあります。日本初の国立公園となった瀬戸内海国立公園の中でも、絶景の名所として鷲羽山は知られています。鷲羽山から望むパノラマ風景は、青い海と瀬戸大橋が織りなす絶景です。

山頂に向けて遊歩道が整備されているので、瀬戸内海の多島美を眺めながらの散策もおすすめです。さらに、夕陽の名所として「日本の夕陽百選」にも選ばれています。

井倉洞は高梁川上流にある巨大鍾乳洞です。全長1200mの洞内には、絶景ポイントが数多く点在しています。自然が作り出す神秘的な絶景に、時間を忘れて浸ってみましょう。

「つらら石」「石筍」と名付けられた奇岩が、ライトアップされる姿は迫力があり見ごたえ充分です。入場料は大人（高校生以上）1000円、中学生800円、小人500円です。営業時間は8:30～17:00です。探検気分も味わえる絶景スポットです。

前島は牛窓からフェリーで行くことの出来る美しい島です。「緑島」とも呼ばれるほど、緑の豊かな観光スポットです。前島の絶景名所は海に沈む夕陽です。「日本の夕陽100選」に選ばれている前島の夕陽で心を癒されましょう。

フェリーの利用料金は大人240円、小人120円です。松林などの自然林が広がる前島全体が国立公園に指定されています。遊歩道やサイクリングコースなどが整備されているので、夕陽を待つ時間は散策などを楽しんではいかがでしょうか。

奥津渓では絶景の渓谷美が楽しめます。おすすめ時期は秋の紅葉です。岡山県を代表する紅葉スポットとしても有名な奥津渓で、紅葉と渓谷の絶景を満喫して下さい。

渓流沿いの散策では、春のコブシやシャクナゲ、夏の新緑も美しく、何度でもリピートしたくなる観光名所です。

羅生門は天然記念物に指定されている巨大な石門です。太古の時代に地下の洞窟だった鍾乳洞が、一部を残して陥没しました。現在では高さ40mの石灰岩が残された巨大なアーチを観ることが出来ます。

雄大な羅生門を鑑賞するには、展望台がおすすめです。また、羅生門の上部は歩行が可能です。高山性や北方系の珍しいコケ植物が多数生息しているので、幻想的で神秘的な空間が体験出来ます。

備中鍾乳穴（びっちゅうかなちあな）は、文献に残る日本最古の鍾乳洞です。22階層の鍾乳石からなる「五重の塔」は、日本一の大きさを誇ります。ダイナミックな景観の「洞内富士」も見どころです。

6月下旬～7月上旬頃には、神秘的な光を放ち乱舞するヒメボタルの姿も確認出来ます。最古の鍾乳穴とヒメボタルの競演が楽しめるおすすめ観光スポットです。

入場料は大人700円、中高生500円、5才以上350円です。営業時間は4月～10月は10:00～17:00、11月～3月は10:00～16:00となります。洞内は平均気温が9℃なので、服装には気を付けて訪れましょう。

岡山県立森林公園は、標高840～1100mにある広大な自然森林公園です。鳥取県との県境でもある公園の敷地は334ヘクタールです。園内には、ブナやミズナラ、カラマツなどの森が広がっています。

展望台から望む眺望は、豪快に流れる美しい滝と周りを囲む豊かな緑です。四季折々に咲く花々も数百種類とも言われています。野鳥も多く生息していてバードウォッチングの名所でもあります。90台のスペースがある駐車場も完備されています。

桃太郎の昔話が残る岡山には、神社もたくさん残されています。その中には観光地として名高い神社も多くあります。ここからは、観光地として名高い神社6選を紹介します。

和気神社は和気清麻呂を祀る神社です。敷地内には名所が盛りだくさんです。国歌君が代にも歌われている「さざれ石」や、全国的にも珍しい「狛猪」、河鹿蛙や蛍などが生息する「日笠川」など見どころが数多くあります。

中でも人気の観光名所は「藤公園」「芳嵐園」「椿苑」「秋江園」です。「藤公園」は、藤約100種類を収集した日本一の藤公園として藤が咲く時期には多くの観光客が訪れます。「芳嵐園」は桜の名所です。「秋江園」では2000本のモミジが色づきます。

1月～3月が見頃の椿から始まり、桜は3月下旬～4月上旬までが見頃、藤は4月下旬～5月上旬、10月下旬～11月下旬にはモミジ、と季節ごとにイベントが開催されています。

牛窓神社の見どころは、神社へ続く石段の表参道です。うっそうとした木々に囲まれている静かな石段の入り口は、随身門の門番神が守っています。広い敷地の牛窓神社の本殿は市の重要文化財に指定されています。

さらなるおすすめは、牛窓神社の石段を下りると辿り着く展望台からの眺望です。瀬戸内海が360°の大パノラマで見ることが出来ます。牛窓神社の敷地は広く、石段に守られた緑の深い神社は憩いの場として地元からも親しまれています。

吉備津彦神社は、桃太郎のモデルと言われる吉備津彦命を祀る神社です。古代から神が降りる場所とされる「吉備の中山」の深い緑に囲まれています。伝統的な神社建築の本殿と、神の杜が一体となった荘厳華麗な雰囲気を実感しましょう。

吉備津彦神社のおすすめは、「朝日の宮」です。夏至の日に朝日が正面鳥居の真正面から昇る、美しい景観は「朝日の宮」と呼ばれています。パワースポットとしても人気の高い神社です。

阿智神社は、創祀1700年を超える古社で鶴形山の山頂にあります。倉敷美観地区を見下ろせる絶好のビュースポットとして人気の観光名所です。境内の西側にある「鶴亀の磐境」は神仙蓬莱様式の形を現代に残しています。古代庭園とも言われる「鶴亀の磐境」を見逃さないようにしましょう。

さらに阿智神社の「阿智の藤」もおすすめポイントです。樹齢は300年～500年と定かではありませんが、4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎えます。大棚に咲く満開の「阿智の藤」の鑑賞に出かけてはいかがでしょうか。

最上稲荷の正式名称は「最上稲荷山妙教寺」です。日本三大稲荷の1つとして知られています。最上稲荷は、神仏習合形態が許されているため、お寺でありながら鳥居が備えられています。広大な敷地内には、「題目岩」や「八畳岩」など数多くの文化財が点在しています。

最上神社のおすすめは「縁の末社」です。全国的にも珍しい「縁きり」と「縁むすび」を合わせて願掛けを行います。毎月7日に行われる両縁参りが人気です。また、家内安全、商売繁盛、開運などの祈願にたくさんの参拝客が訪れる岡山県屈指の参拝スポットです。

岡山神社の創建は貞観年中860年と言われています。元々は岡山城の本丸に鎮座していましたが、天正元年に現在の地に遷座されました。岡山城を見守る守護神として歴代の城主を始め、地域から愛されている神社です。

岡山神社のおすすめは御朱印帳です。桃と岡山城がデザインされた可愛らしい御朱印帳を求めてたくさんの参拝客が訪れています。

数ある岡山の観光地の中で、特に人気の高い観光地があります。ここからは岡山でランキング上位に入る人気の観光地9選を紹介します。行きたくなるランキング上位の観光地が見つかるはずです。

岡山を初めて訪れるなら、まずは「倉敷美観地区」を訪れてみましょう。倉敷美観地区は岡山でもランキングのトップと言われる人気の観光地です。伝統的な建物が作り出す情緒のある町並みのある、倉敷川沿いの和モダンの景観など多くの人を魅了しています。

今橋には20体の竜が彫られています。通路側には線彫り、外面には浮彫りになった竜は一見の価値があります。そして、今橋はフォトスポットとしてもランキング上位に入る人気です。倉敷川とレトロな街並みをバックにベストショットを狙ってみませんか。

備中国分寺は、フォトスポットとして人気急上昇中です。高さ34mの五重塔は吉備路の代表的な景観地です。ランキング上位に選ばれる理由の1つに、五重塔とレンゲや菜の花、名月など大自然とのコントラストです。ぜひ、ベストショットを狙ってみましょう。

しおまち唐琴通りは、岡山観光の定番スポットとして常にランキングされます。港町で栄えた街並みは、江戸時代から昭和の面影を今に残しています。通りの中には、白壁の土蔵、格子戸、燈籠堂跡など歴史ある建造物や史跡が点在していて見どころが満載です。

岡山でランキング上位に入る人気観光地の岡山ワイナリーは、西日本最大級のワイナリーです。異国情緒あふれる南仏のシャトーのような建物では、鐘楼から響く鐘の音がロマンチックです。ぶどう畑の散策、工場見学がランキングに選ばれる理由です。

妖精の森ガラス美術館は、ウランガラス専門の美術館です。美しいウランガラスの名品約90点が鑑賞出来るので、ランキング上位の観光スポットです。また、ガラス工房でのガラス吹き体験も人気です。

入館料は大人500円、高校生400円、小中学生300円、吹きガラス体験は3300円です。営業時間は9:30～17:00、火曜日が定休日となっています。

岡山でランキング上位に入る人気観光スポットの満奇洞は、県の天然記念物に指定されている鍾乳洞です。満奇洞の名付けは与謝野晶子が「奇に満ちた洞」と詠んだことです。洞内はカラフルにライトアップされて神秘的な雰囲気に包まれています。

「千枚田」「竜宮」など見どころがぎっしり詰まっています。また、「恋人の泉」が恋人の聖地に認定されたことでも、ランキングがUPしています。入洞料は高校生以上1000円、中学生800円、小学生500円です。

ランキング上位に入る人気の観光スポットの吉備津神社は、桃太郎伝説ゆかりの神社です。鬼退治の矢を置いた矢置岩、鬼の首を埋めたと言われる御竈殿などが残っています。本殿と拝殿は全国で唯一の吉備津造りという建築様式で、国宝に指定されています。

さらに、吉備津神社の見どころは本殿から360m続く廻廊です。美しい歴史的建築物の廻廊は、多くの観光客を飲み込むような迫力があります。是非ランキング上位に入る廻廊を体験してみましょう。

ランキング上位に入る人気観光スポット「王子が岳」は、瀬戸内海の多島美が望めるビュースポットです。さらに王子が岳のおすすめポイントは、巨岩奇岩が作り出す自然の造形美です。

遊歩道が整備されているので、ユニークな名前が付いた奇岩を探してみてはいかがでしょうか。また、パラグライダーの聖地としてもランキングされています。

井倉峡は、高梁川によりV字に刻まれた阿哲台地が作り上げた、ダイナミックで美しい峡谷です。高さ240mの絶壁は、自然の強さと雄大さを感じられます。おすすめは秋の紅葉時期です。灰色の石灰岩と紅葉の織りなすコントラストが見事です。

岡山には人気の観光地が数多く点在しています。そのため、年齢を問わず家族やカップルで楽しめる観光地があります。ここからは、岡山で老若男女が楽しめる人気観光地8選を紹介します。

おかやまファーマーズ・マーケット ノースヴィレッジは、農業をテーマにした体験型農業公園です。北ヨーロッパ風のお洒落な園内では、ふれあい動物園、アスレチック、収穫体験、加工体験など様々な体験が出来ます。大人も子供も楽しめる観光スポットです。

岡山後楽園は、美しい景観の大庭園です。季節の花が咲き誇る広い園内は、江戸時代から時を止めたようです。四季折々の行事や、園内をライトアップする「幻想庭園」、歴史を刻む建物など見どころが満載です。入園料は一般410円、高校生以下無料です。

旧大原家住宅は、大原家が代々暮らしていた家です。邸内には、石畳に蔵が並び、広い日本庭園や所蔵品の展示が見られます。生きている重要文化財として貴重な観光スポットです。入場料は大人500円、中高生400円です。

津山まなびの鉄道館は、鉄道ファンならずともお子様と一緒に訪れてほしいスポットです。岡山の鉄道の歴史や、鉄道のしくみを体験しながら学ぶことが出来ます。

貴重なディーゼル機関車「DE50-1」も展示しています。入場料は大人300円、小中学生100円です。開館時間は9:00～16:00となります。

備前長船刀剣博物館は、全国でも珍しい日本刀専門の博物館です。日本刀を作る作業を間近で見学出来ます。月に一度行われる「古式鍛錬」には、海外からも見学に訪れるほどです。入場料は大人一般500円、高大生300円、営業時間は9:00～17:00です。

おかやま魚島横丁は、飲食店が軒を連ねる飲食店街です。岡山の海の幸を存分に味わってみましょう。「魚島」と呼ばれる魚が大量に穫れる時期（八十八夜から40日間）は、岡山で魚が一番美味しくなる時期です。

桃太郎大通りは、岡山市のメインストリートで、岡山駅東口から東に約1㎞のびています。桃太郎大通りでは、桃太郎を中心に数々の彫像が置かれています。ももたろう、さる、きじ、いぬ、鬼の子などゆっくりと鑑賞してみましょう。

牛窓オリーブ園では、のんびりと散策を楽しんでみませんか。園内ではオリーブ園のスタッフが作業する様子も見学出来ます。さらに園内山頂の展望台からは、日本のエーゲ海と呼ばれる瀬戸内海の美しい景色が一望出来ます。

牛窓オリーブ園では、秋の収穫祭が行われています。目の前で絞ったオリーブオイルの試飲、大鍋パエリアの無料配布、オリーブの苗木の販売など様々なイベントが開催されます。年に一度のオリーブの収穫に感謝するお祭りにぜひ参加しましょう。

岡山には子供が喜ぶ観光スポットもあります。お子様と一緒に岡山を訪れるなら、子供におすすめの観光地に出掛けましょう。

おもちゃ王国は、おもちゃのテーマパークです。室内で自由に遊べるおもちゃパビリオンでは、トミカ、木のおもちゃ館、リカちゃんハウスなど全18種類が揃っています。

また、大観覧車やロードトレインなど小さなお子様でも乗れる乗り物も数多くあります。毎日のイベントや季節の催し物なども充実しています。入園料は中学生以上800円、2才～小学生600円、火曜日が定休日です。

岡山はレトロな街並みや成り立ちの歴史など、女子旅でも人気が高く、注目されているエリアです。そこでここからは、女性に人気の観光地9選を紹介します。

津山城は、「日本さくら名所100選」「日本100名城」にも選ばれている津山市のシンボル的な存在です。地上から45mの見事な石垣は築城当時の面影を残しています。廃城令により建物は壊されましたが、現在は備中櫓が復元されています。

約1000本以上の桜が咲き誇る春には大勢の花見客で賑わいます。西日本でも有数の桜の名所となっています。特にライトアップされた桜は幽玄的で女性に人気があります。入場料は大人300円、中学生以下無料です。営業時間は8:40～19:00です。

有隣荘は大原家の旧別邸です。大原孫三郎が家族で住むために建てた家です。瓦には特別な釉薬が使用されていて、見る角度によって緑色に見えることから「緑御殿」と呼ばれています。春と秋に室内の展示室が見学できます。

白石島は国の名勝地にも指定されているほど美しい島です。古くから伝わる幻想的な「白石踊」や、「鎧岩」「仏舎利塔」など、島の長い歴史を物語る貴重な文化財が点在しています。白石島へは、フェリー・定期旅客船・海上タクシーを利用しましょう。

旧閑谷学校は日本初の庶民のための公立学校として、1670年に創立されました。国宝に指定された入母屋造りの講堂をはじめ、聖廟、鶴鳴門などほとんどの建造物が重要文化財に指定されています。

深い谷に囲まれた静寂な雰囲気は、当時の空気感をそのまま現在に残しているかのようです。歴史好きな女性にはおすすめの観光スポットです。入場料は大人400円、小中学生100円、65才以上200円です。開門時間は9:00～17:00となります。

鬼ノ城は正規の歴史書には登場しません。後世の文献「鬼ノ城縁起」には記載されているのですが、歴史的背景は解明されていません。広大な敷地内には、西門跡や水門跡などが発掘されています。

特に角楼跡は日本の古代山城では初の発見例となる構造から、防御施設と推察されています。温羅伝承と呼ばれる説話から由来しているとされる鬼ノ城には、ミステリアスな部分に惹かれる観光客が多く訪れています。

備中総社宮は、備中国の324社の神々をひとつに祀っています。備中総社宮の創建時期は不明とされています。平安時代末期に「総社」が造られるようになったと考えられています。324社の神々を祀る総社跡は市の重要文化財に指定されています。

中国銀行倉敷本町出張所は、大正11年に竣工された建物です。当時は第一合同銀行の倉敷支店として使われていました。特徴的な外観は、３連アーチのドーマー窓、アーチ窓上部のステンドグラス、御影石洗い出しの外壁など当時の面影を残しています。

吹屋ふるさと村は、赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で街並みは統一されています。江戸末期から明治にかけて、「統一した町並みを造ろう」と当時の豪商が作り上げた町です。吹屋の繁栄の歴史がわかるノスタルジックな町並みは一見の価値があります。

倉敷アイビースクエアは、倉敷紡績所の本社工場を複合施設として用途変換しています。明治の近代化遺産を可能な限り残し、現代に再利用しています。

敷地内には、ホテル、文化施設、工芸品などのショップが入っています。赤レンガに蔦が絡まる美しい姿の建物は時の流れを感じさせます。歴史的遺産で時間を忘れて、モノづくり体験に没頭しましょう。

敷地内にある倉紡記念館もおすすめです。クラボウ創業当時の原綿倉庫を記念館に改修して公開しています。建物の外観にも当時の趣を残している貴重な歴史的建造物です。日本の紡績産業の歴史と、クラボウの歴史を知ることが出来ます。

美しい景観を持つ岡山で、ロマンティックやノスタルジックな観光地も数多くあります。大切な人と訪れるときっと素敵な思い出が作れるのではないでしょうか。そこでここからは、カップルや夫婦に人気の観光地3選を紹介します。

大原美術館は、1930年に設立されました。日本初の近代西洋美術館であり、エル・グレコ「受胎告知」、クロード・モネ「睡蓮」など数多くの名画約3000点を収蔵、展示しています。

大原美術館の見どころは、名画たちだけではありません。建物の外観、庭、米蔵を改造した工芸・東洋館など、敷地内は心が落ち着ける和モダンの空間です。入館料は一般1300円、大学生800円、高・中・小学生500円です。開館時間は9:00～17:00です。

岡山城は宇喜多秀家が築城した城です。威厳のある天守閣は、珍しい不等辺五角形をした三層六階建てです。別名「烏城（うじょう）」と呼ばれる黒い下見板張りの外観が特徴的な名城です。

おすすめは春、夏、秋の季節ごとに天守閣とその周辺をライトアップする「烏城灯源郷」です。提灯、灯篭、ロウソクで夜空と天守閣を彩ります。ロマンティックで幻想的な世界に浸ってみませんか。

天神社は牛窓八景の1つに数えられています。牛窓のレトロな町並みから階段を登ると、瀬戸内海と牛窓の町並みが一望出来ます。日本の夕陽100選にも選ばれているほど、美しい夕陽の鑑賞スポットです。

海の幸が豊富な岡山を訪れたのなら、地元グルメを堪能しましょう。岡山のグルメは海の幸だけではありません。くだもの王国ともいわれる岡山で、ご当地グルメも味わえる人気のグルメスポットを紹介しましょう。

フルーツ王国一宮直売所・おかやま地産地消協力店では、一宮地区をはじめ周辺の地域で栽培された新鮮な果物、野菜、加工品が販売されています。おすすめは7月の「清水白桃」、秋のぶどう「マスカット」「紫苑」です。営業時間は8:30～17:00です。

吾妻寿司岡山駅前店では、岡山のご当地グルメ「ままかり寿司」や「黄にらの握り」が楽しめます。駅中で老舗の味が堪能出来るので観光客に人気のグルメ店です。営業時間は11:00～22:00です。無休で営業しているので、岡山駅を訪れた際には立ち寄ってみませんか。

安富牧場の一番のおすすめは、美味しい牛乳から作られたアイスクリームです。アイスクリームで使用するフルーツも、岡山で生産されたものを使うこだわりで、観光客にも人気が高いです。岡山の「美味しい」がぎゅっと詰まったアイスクリームを堪能してみましょう。

岡山で観光をするなら人気観光地をじっくり巡りましょう。岡山には国宝に指定された文化財や、貴重な歴史の資料が残されています。落ち着いた和の空間と、近代的な産業遺産に触れてみましょう。