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銀杏の臭いを取るおすすめ方法をご紹介!
秋になると街中のイチョウ並木が黄色に色づき、鮮やかなイチョウ並木は多くの人で賑わいます。イチョウといえば銀杏ですが銀杏は茶碗蒸しにいれたり、晩酌のおつまみとして食べると美味しい秋の味覚の一つです。
銀杏は栄養豊富で美味しい食材ですが非常に強烈な臭いがします。イチョウ並木に落ちている銀杏を靴で踏んでしまったり、銀杏拾いや調理の際に手についてしまったりした銀杏の臭いはなかなかとることはできません。
銀杏はなぜ強烈な臭いを放っているのでしょうか。銀杏が臭い理由は子孫を残すため動物に食べられないように悪臭を放っていると言われています。銀杏の臭いの正体は「酪酸」と「エナント酸」という物質によるものです。
酪酸は人間の皮脂の汗臭い臭いで人の足の悪臭と同じ成分、「エナント酸」は腐敗した臭いを持つ油状の液体です。この2種類の成分が混ざり合って銀杏の強烈な臭いが作り出されているのです。
この強烈な臭いを取るには下処理が必要です。そこで今回は自宅でできる銀杏の臭いを取るおすすめの方法をご紹介します。また銀杏を美味しく食べるには臭いの処理も大切ですが、臭い以外にも注意しなければいけないことがあります。
銀杏は栄養豊富で昔からスタミナ食として食べられてきましたが、食べ過ぎは厳禁です。銀杏にはメチルピリドキシンという毒性のある成分が含まれており、食べ過ぎると中毒症状を引き起こします。銀杏の毒性は加熱しても消えないため食べ過ぎには注意しましょう。
銀杏を食べるための下処理方法
銀杏は乾燥した状態で売られていることがほとんどですが、銀杏の実を拾った場合など、自宅でできる銀杏を食べるための下処理方法をご紹介します。
銀杏の実が浸る量の水に数日間、銀杏の実が柔らかくなるまでつけます。実がふやけたら崩して種だけを取り出しよく洗います。種を3日程天日干ししてしっかり乾燥させたら下処理は完了です。
銀杏は乾燥させて食べる!
銀杏の臭いを軽減させるには銀杏をしっかりと乾燥させることが重要です。自宅で手軽に簡単に調理できるのは電子レンジを使った方法です。茶封筒に銀杏を20個程いれ、600Wのレンジで一分弱加熱します。銀杏の弾ける音がしたら殻が割れた合図です。
レンジで加熱するだけで簡単に銀杏の殻から実を取り出せ、臭いもなくなり美味しく食べられるおすすめの方法です。
電子レンジ以外にもフライパンで加熱する方法があります。まず銀杏の殻をペンチや専用の殻割り器で少し割れ目を入れます。こうすることで加熱中に銀杏が爆発してしまう事を防いでくれます。
フライパンに油をひかず中火で銀杏を煎ります。10分程して殻が茶色く色づいたら完成です。フライパンを使ってじっくり加熱することで風味が損なわれず美味しくいただけるのでおすすめです。加熱しすぎると食感が硬くなりすぎてしまうので注意しましょう。
こびりついた銀杏の臭いの取り方
銀杏の下処理をした際、まな板や手についてしまった銀杏の臭いは洗剤だけではなかなか落とすことはできません。銀杏の臭いがこびりついてしまった場合どうすれば良いのでしょうか。
まな板にこびりついた臭いは重曹で取る
まな板についてしまった銀杏の臭いには重曹が効果的です。まな板をしっかり洗った後、重曹を全体に擦り込みます。ラップを密着させて一晩置いたら洗い流して乾燥させます。
うっかり銀杏を靴で踏んでしまった時、靴にも銀杏の臭いがこびりついてしまいます。靴についた臭いの落とし方はまず、靴についた銀杏を取り除きます。中性洗剤を使ってブラシなどでしっかり洗い水で流します。
それでも銀杏の臭いが取れない場合は重曹を靴の裏にふりかけて数時間置きます。洗い流したらしっかり乾燥させましょう。
また手についてしまった銀杏の臭いもなかなか取ることができません。銀杏を触るときはゴム手袋などで手を保護することが望ましいですが、素手で触ってしまった場合かぶれることもあるのですぐに石鹸で洗いましょう。
石鹸だけでは手についた臭いは取れません。そんな時は消臭効果のある歯磨き粉を使った手洗いがおすすめです。オレンジやレモンなど柑橘類の皮で手を洗うのも効果的です。銀杏の臭いがこびりついてしまった時にはぜひお試し下さい。
銀杏を美味しく頂くために臭い対策はしっかりしよう!
秋になると旬を迎える銀杏は美味しくて栄養豊富な食材です。銀杏は強烈な臭いですが自宅でも意外と簡単に臭いを取る事ができます。銀杏を美味しくいただくために今回ご紹介したおすすめの銀杏の臭い対策をして、ぜひ美味しい銀杏をご堪能下さい。