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最初の橋はいつ架けられたのか定かではありません。また河童橋という名前の由来も諸説あり、謎の多い橋ですが、上高地のシンボルとして多くの人に愛されています。上高地を訪れる際には歴史にも想いをはせてみてはいかがでしょうか。
神秘的な美しさ「岳沢湿原」
上高地バスステーションから梓川右岸の遊歩道を明神方面に15分ほど歩くと、岳沢湿原が現れます。大正池や田代湿原に比べるとかなり狭い湿原ですが、原生林に囲まれ、木漏れ日がキラキラ輝く心落ち着くスポットです。
透き通った水が青空を映し、立ち枯れの木々が静かにたたずみ、小鳥のさえずりや季節の花を楽しめます。上高地の中でも、岳沢湿原を好む人は意外に多くいます。
岳沢湿原は、岳沢から流れてくる沢と清らかな湧水で、透明感あふれる美しい湿原です。針葉樹林と立ち枯れの木々は、一層の静けさを感じさせ、岳沢湿原から見える六百山の眺めはひときわ見事です。
湿原には展望ウッドデッキが設置されており、マガモやイワナが泳ぐ様子や、季節の花々を楽しむことができます。
水と光のコントラストに酔いしれる「明神池」
穂高神社奥宮の境内にある明神池は、一之池、二之池の大小2つからなる池で、遊歩道脇に三之池があります。神秘的な静けさが漂い、古くから「鏡池」と称され、北アルプスの守り神として神聖な場所とされてきました。
今も水と岳、緑の自然が織りなす神秘的な造形美は訪れる人を魅了しています。ひっそりとした静けさの中で物思いにふけってみてはいかがでしょうか。
明神池に行くには、2つのルートがあります。梓川左岸を上流に向かい、小梨平やビジターセンターを経て、明神橋を渡っていくルート、もう一つは、梓川右岸を進み、岳沢湿原を通り過ぎ、明神橋の手前の遊歩道を進むルートです。
どちらのルートも美しい自然を満喫しながら歩くことができます。それぞれ違った風景とともに、上高地の魅力をさらに発見することができます。
上高地日帰り観光で気をつけたいポイント
上高地の美しい自然を守るために、一人ひとりがマナーを守ることが大切です。「上高地5つのルール」を守るなら、訪れるすべての人が、大自然の中で過ごす一日を存分に満喫できます。
上高地5つのルールは、「採らない」「与えない」「捨てない」「持ち込まない」「踏み込まない」です。写真撮影も、多くの撮影ポイントがありますが、譲り合ってよいマナーを守りましょう。
上高地には車が入ることができないため、駐車場やバスの状況を事前に調べておくことをおすすめします。運賃や運航時刻を調べるなら、日帰りで最大限、上高地を満喫するのに役立つでしょう。
上高地の入り口「中の湯ゲート」は夜間通行止めなので、帰る時間に注意が必要です。通行時間は、春、秋は午後7時、7月と8月のみ午後8時までです。タクシーやバスを利用する際には、最終時刻を確認してください。
日中でも寒暖差に気をつけて!
上高地は標高1500メートルの山岳です。寒暖差が大きく、夏でも、曇りや雨、風などの天候や場所によって肌寒く感じることがあります。
吸汗、速乾性のあるインナーや長そでシャツ、防寒着、伸縮性のあるボトムスで体温調整することが大切です。また季節に合わせて帽子や雨具を用意すると良いでしょう。
大正池から河童橋周辺のみ散策する時は、必ずしもトレッキングの装備は必要ではありませんが、急な天候の変化に備えて、防寒着や雨具を持っていると良いかもしれません。
快適な散策を楽しみつつ、上高地内のホテルでの食事などでもおしゃれを楽しめる、機能性とファッション性のある服装が良いでしょう。
明神方面に行く特に、散策路は整備されていますが、木道、砂利道、渡歩があるので、シューズにも気を付けたいところです。
大正池から横尾辺りまでは高低差もさほどないので、履きなれたスニーカーでも大丈夫ですが、ハイキングシューズやトレッキングシューズがあるとより安心です。
散策コースは往復でかかる時間を余裕をもって見積ろう
散策コースの所要時間は、あくまでも目安です。日帰りだからと欲張って、大正池から河童橋、河童橋から明神までという2つのコースを歩くというのは、体力的にも時間的にも無理があります。