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数千年前から人類に親しまれていたガーリック
ガーリックは遥か昔から人々に親しまれ、古代エジプトの墳墓には、粘土で作られたガーリックが一緒に埋葬されていました。また、古代エジプトのピラミッドの建築に携わった労働者たちには、ガーリックやラディッシュ、玉ねぎなどが与えられたそうです。
日本の「古事記」や「日本書紀」にも、ガーリックを使って数々の神を打ち倒したという記述が残っており、ガーリックはその強いニオイが魔除けに効果があると信じられていたようです。吸血鬼ドラキュラはガーリックが苦手、と言う話はよく知られています。
ガーリックは昔から世界中で特別な野菜として尊ばれる一方、その強い刺激臭から忌み嫌われる存在でもありました。
日本では、ガーリックを食べた後の強い口臭も嫌われる理由でしたが、そもそも肉や油をほとんどとる習慣がなかったため、ガーリックは食用としてはほとんど使われることはなかったそうです。
仏教や道教の世界でも、禁葷食と定められるものがあり、その中にガーリックは必ず入っていて、強壮、強精作用、そしてその臭いから、煩悩をかきたてるものとして、絶対に禁じられていたのです。
しかしガーリックは、大変健康に良いもの、そして料理の風味を良くするものとして、世界中で多くの人々から愛されています。今日はとても強い力を持った、遥か昔から色々な意味で注目され続けているガーリックについてお話しします。
こんなにあった!ガーリックの効用
ガーリックに含まれるアリシンは、ビタミンB1と結合して、腸から体の中へ吸収しやすくなるため、ビタミンB1を多く含む豚肉などと一緒に食べるととても効果的です。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変換させるため、疲労回復には欠かせない栄養群です。
またガーリックは、交感神経を刺激して血液の流れを活発にさせ、末梢の血管を広げてくれるため、冷え性を改善させてくれる働きがあります。
女性の冷え性は、生理痛や肩こりなど日常の生活に支障の起こる原因となるので、ガーリックを取り入れて改善させることは、とてもおすすめなのです。
ガーリックにはガン予防の効果があると言われています。ガーリックを良く食べる韓国や中国の人々は、ガーリックを食べない人に比べてガンの発生率が少ないと言われています。
韓国や中国の人が食事をしている動画を見ていると、食事の合間にガーリックをボリボリと食べていたり、料理に入れるニンニクの量が大変多かったりするので驚かされることがよくあります。
アメリカに「Designer Foods Project」と言う計画があったのですが、ガン予防に効果があるとして発表された野菜の中で、最も重要とされた野菜はガーリックでした。
日本の死亡原因のトップが、男性女性ともにガンだと言われています。ガーリックがガン予防に効果があるというのは大変興味が惹かれます。
ガーリックは免疫力がアップすると言われています。それはガーリックの中にあるアリシンが、熱を加えたり油の中に入れられたりすると結合して、スルフィドという硫黄化合物になります。
スルフィドは、血圧を下げたり、血をサラサラにしたり、免疫を高めたりしてくれる、身体にとても良い働きをしてくれるガーリックの力なのです。
中華料理やイタリアンで、ガーリックを油で炒めて料理をするというのは、実はとても理にかなった素晴らしい方法なのです。
まだまだここに書ききれないほど、ガーリックには健康に良い効能がたくさんあります。ガーリックを普段の食生活に利用する方法をご紹介していきましょう。
知っておきたいガーリックの使い方
ガーリックは色々な使い方があります。ガーリックを食べると気になるお口のニオイも、使い方によってはあまりニオイが気にならない方法もあります。生のガーリック、加工してあるガーリックなど、ガーリックの効果的な使い方をご紹介しましょう。
ガーリックパウダー
ガーリックパウダーをお使いの方は随分いらっしゃると思いますが、ガーリックパウダーは臭いの成分、そしてその効能は、生のガーリックを使うのとは違いがあるのでしょうか?
ガーリックパウダーは、ニンニクを乾燥させて粉状にしたものです。生のニンニクに含まれている栄養素とほとんど変わりません。そのニオイも生のものと比べると乾燥させているので、ニンニクのニオイの元であるアリシンが随分減少しています。
メーカーに寄って、ガーリックパウダーのニンニク臭が強く残っているものと弱めのものと、多少違いがあるのですが、たとえニオイが減少しているとは言え、どうしてもニンンク臭は避けられないでしょう。使う量や時間帯を調節してください。
ガーリックパウダーは食材へのなじみが良いので、下味に使ったり、できあがりに振りかけたりととても便利な食材です。温かいご飯にバターと塩胡椒、そしてパーリックパウダーを入れて全体によく混ぜれば、あっという間にガーリックライスが出来上がります。
おすすめ商品
ガーリックパウダーのおすすめ商品としてあげられるのは、大変よく知られている「ギャバン ガーリックパウダー」。株式会社ギャバンは缶入り胡椒でとてもよく知られています。ギャバンのガーリックパウダーを使っている人のコメントは、とてもおいしい!と評判の良いものばかりです。
すりおろしニンニク
すりおろしたニンニクは、薬味や下味に使える格好の調味料です。でもどうしてもすりおろすと指先にニオイが移ったり、小さくなると滑って持ちづらかったりすることがあるのですが、すでにすりおろしてあるにんにくがたくさん市販されています。
おすすめ商品
S&Bはたくさんのおろしニンニクの製品を出しています。S&Bの「本生 生にんにく」は、無着色、化学調味料無添加の、香りが強くピリッと辛いおろしニンニクです。
S&Bの「おろし生にんにく」は、本生 生にんにくに比べると辛さはだいぶマイルドです。こちらも無着色、化学調味料無添加ですが、香りは生のガーリックをおろしたものとほとんど相違がありません。
ハウスの「料亭 生にんにく」は辛さもガーリックの辛さもとても自然で、おろしたガーリックの粒が口に残る後味です。
ガーリックチップ
ガーリックチップとは、スライスしたガーリックをオリーブオイルで素揚げしたものです。ガーリックチップは、ステーキやサラダのトッピングに振りかけると、とても香ばしい味がプラスされてお料理の出来栄えもアップします。
ガーリックチップは、調味料としてだけではなくお菓子としても美味しく食べられるのです。ガーリックチップは自分で簡単に作ることができます。
ガーリックを2mmほどの厚さに切って、フライパンに少量オリーブオイルを入れて、フライパンを手前に傾けると少ない油でもガーリックスライスを揚げる充分な油がたまります。弱火でガーリックスライスが良い色になるまで揚げてください。
常備しておくと、料理の調味料やお菓子としても食べられるので便利です。ガーリックチップだけでは強烈なので、ピーナッツやいろいろなお菓子を混ぜておつまみに出すとご主人に喜ばれるというコメントもあります。
おすすめ商品
楽天などで市販されているガーリックチップスを幾つかご紹介しましょう。ガーリックチップは料理のトッピングに使ったり、お菓子として食べたりなど色々な種類があります。
マコーミックのフライドガーリックは、スライスした薄いガーリックをカリカリに揚げた人気商品で、使い方はとても簡単です。サラダ、ラーメン、ステーキとどんな料理にも合うと評判の調味料です。
キューピーサラダクラブ フライドガーリックも使い方が簡単で、パスタのトッピングにしてもよく合うと、サクッとした軽い歯ごたえが評判の製品です。
ガーリックチップは、そのままぽりぽりとお菓子としても食べられます。お酒のつまみに最高の一品と、ガーリックチップを調味料としてではなく、お菓子として購入される方もとても多いです。
ガーリックを使ったおすすめレシピ
ガーリックはあの独特の香りが大好きで、自分の料理のレシピにはたいてい入っていますという人がとても多いのです。ガーリックは肉魚、そして野菜とどんなものにも美味しくマッチングする上に、健康に良いことばかりなので大変おすすめの食材です。
後引くおいしさ!「ガーリックシュリンプ」
エビとガーリックの、おすすめレシピをご紹介します。このレシピは材料もシンプルで、作り方もとても簡単な誰にでもできるおすすめ料理です。材料はバナメイエビ15匹、白ワイン大さじ1、オリーブオイル大さじ2、にんにく2かけ、塩、小さじ1、黒胡椒少々です。
バナメイエビの殻を取って背わたを抜いたら、にんにくのみじん切り、もしくはクラッシャーを使って砕いたものと調味料全てを混ぜ合わせて、バナメイエビを漬け込んで、冷蔵庫に1時間おきます。
フライパンにバナメイエビと漬け込んだ液全てを入れて、弱火でゆっくり加熱しバナメイエビに火が通ったら出来上がりです。使う海老はブラックタイガーでもとてもおいしいです。お酒のつまみにもなる大変おすすめのおいしいガーリックシュリンプです。
ごはんがすすむ!「鶏もも肉のガーリックステーキ」
このレシピはごはんがいくらあっても足らない絶品メニューで、鶏もも肉の旨味とタレの風味が絶品なおすすめレシピです。材料は鶏もも肉2枚、下味用に白ワインを大さじ1、塩胡椒少々です。
そしてタレ用にすりおろしにんにくひとかけ分、醤油大さじ2、みりん小さじ2、バタ−5g、白ワイン大さじ1です。白ワインは酒でも構いません。そしてガーリックチップ用のスライスにんにくひとかけ分、サラダオイル大さじ1です。
鶏もも肉は余分な脂肪をトリミングして、全体の厚みが同じくらいになるように切り開きます。白ワインと塩胡椒で下味をつけて10分ほど馴染ませます。
フライパンにサラダオイルをひいてフライパンを手前に傾けて、スライスしたにんにくをじっくり揚げてガーリックチップスを作ります。ガーリックチップスが出来上がったら、キッチンペーパーに取り分けておきます。
次に弱めの中火で鶏もも肉の皮側から火を入れます。皮側にこんがりと焼き目がついたら裏返して、フライパンに蓋をして5分ほど火を通します。
すりおろしにんにく、醤油、みりん、バター、白ワインを入れ、鶏もも肉全体にまわしかけながらしばらく煮詰めて出来上がりです。お皿に盛って、ガーリックチップを上にちりばめてください。
小腹が空いた時にぴったり「ガーリックラスク」
ガーリックラスクとかガーリックライスはいつ食べてもおいしいです。ガーリックラスクのレシピは覚えておくと、小腹が空いた時に便利です。とても簡単なのでおすすめできるレシピです。
ガーリックラスクのレシピは、バゲットが100g、にんにく大きいものだったらひとかけ、小さいものだったらふたかけ、オリーブオイル50cc、塩少々、刻んだパセリ8gです。
バゲットは大きさが決まっているというのをご存知ですか?一本のバゲットは長さが70cmから80cm、重さは300gから400gです。なので、ラスクのレシピに使うバゲットの量は、およそ一本の1/3から1/4です。
バゲットを1.5cmくらいの厚さにスライスします。小鍋にオリーブオイルと潰したにんにくを入れ、火をつけてにんにくがキツネ色になるまで温め、オリーブオイルににんにくの香りを移します。
バゲットの片面にオリーブオイルをつけて、オリーブオイルをつけた面に塩とパセリを振りかけます。オーブンを200度に温めておいて、バゲットをおよそ15分焼いたらひっくり返してあと5分焼けば出来上がりです。
オーブンはそれぞれ焼き加減に相違があるので、おいしそうに焼けたらひっくり返して自分の好みに仕上げてください。ガーリックラスクは硬くなってしまったバゲットの再利用ができるおすすめのレシピです。
料理はもちろんお菓子にも!ガーリックは万能調味料
ガーリックは使い方が簡単ですし、料理だけではなくお菓子としても美味しく食べられるのが嬉しいです。イタリアンや中華には必ずと言っていいほど使われるガーリックは、万能調味料です。健康にも良いガーリックをキッチンに常備して、美味しく楽しく使いましょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。