宮崎の歴史ある神社9選！神話のふるさとでご利益にあやかろう

御陵神社は、子供を欲しがっている人が抱きつくと子宝に恵まれると言われる鳥居があり、子宝祈願をする人にとっては必ず行ってほしい神社です。子宝の他にも家内安全や様々なご利益を謳っています。

御陵神社はお守りも依頼者の生年月日やお願いなどの情報を元に個別に作り上げるなど、参拝者の悩みにしっかり向き合う姿勢が強く見られる神社です。子宝以外にも、悩みを打ち明け解決したいと願う人々が参拝しています。

これまでご利益のある神社をご紹介しましたが、せっかく神話の舞台となった宮崎の神社を参拝するなら、神話ゆかりのところに行ってみたいと思う人も多いはずです。

神話のエピソードに関連して建てられた神社や、神話の舞台そのものを神域としている神社など、日向神話の世界観を充分に味わうことの出来る神社3つをお見せします。

江田神社は十世紀の史料にも名前が載っているほど古くからある神社で、御祭神は日本神話でも有名なイザナギノミコトとイザナミノミコトを祀っています。神社の場所も、黄泉の国へ行ったイザナギがその穢れを払ったところとして有名です。

江田神社では大きなクスノキが御神木なのですが、有名なスピリチュアルカウンセラーが紹介し多くのマスコミで取り上げられたことから、宮崎の神社の中でも人気があります。

時期にもよりますが混雑していないことが多いので、神話にも登場した場所の雰囲気を感じながらゆっくり過ごすことが出来ます。ボランティアガイドの方から神話の話も織り交ぜた案内を聞けるのも魅力的です。

日本神話の中で最も有名なエピソードとも言える「アマテラスオオミカミが天岩戸に隠れた」話の舞台である、天岩戸を由緒として建てられたのがこの天岩戸神社です。天岩戸としてアマテラスが隠れられた神域をご神体としている、少し珍しい神社でもあります。

西本宮・東本宮と中は広いですが、特に神秘的に感じられるのは洞窟の中に鳥居のある、印象的な景観の天安河原宮です。

この河原で願いを込めて石を積むと願いが叶うというジンクスがあり、見渡すとあちこちで小石が積まれているのが分かります。広く自然に溢れた境内を回りながら、神話の世界に思いを馳せてみましょう。

「日向のお伊勢さま」と呼ばれ、親しまれているのが大御神社（おおみじんじゃ）です。御祭神はアマテラスオオミカミで、千畳敷の盤石から見える美しい海も見ておきたいポイントです。

平成15年に境内を工事した際に出てきた岩が君が代にも登場する「さざれ石」であることが判明し、現在ではさざれ石が宮崎県の観光指定コースの一部となっています。大海原とさざれ石で、自然の雄大さにも触れることの出来る神社です。

宮崎には注目すべき神社がたくさんあること、お分かりいただけたでしょうか。縁結びや子宝といったご利益を求めて行ったり、神話ゆかりの神社で歴史や自然の偉大さに触れたりと、様々な目的の人が宮崎の神社を訪れています。

それぞれの神社では、ご利益や神社の特色に応じて様々なお守りが授与出来ます。自分のお願い事に合わせて、お守りも手に入れましょう。