姫路のおすすめ神社7選！有名スポット巡りで御朱印やお守をゲット！

姫路は兵庫県の南西部にあり、古い歴史の残る中核市でもあります。政令指定都市を目指している姫路の人口はおよそ53万で、兵庫県の中では神戸に続く人口数となります。姫路城が有名ですが、建築物だけでなく「姫路おでん」や「ひねポン」といったB級グルメも人気です。

姫路には多くの世界文化遺産や重要文化財などが多数点在し、日本人だけでなく海外からも観光客が訪れる人気観光地でもあります。また、交通の便がいいことでも知られています。快速電車なら大阪から57分、新幹線なら博多から2時間14分で行き来できます。

神社や姫路城などの歴史的建造物が多く、連休になると観光客で賑わいを見せる姫路です。住みやすさには定評があり、先述した交通の便の良さや安定した気候が魅力だといいます。

江戸時代には既に建っていた姫路城は、日本の中で現存する数少ないお城です。古城は日本に12城ありますが、国宝に指定された5城のひとつが姫路城です。ユネスコ世界文化遺産にも登録され、世界的に見ても知名度の高いお城のひとつといえるでしょう。

姫路の街を華やかにする白くて美しい外観から、「白鷺城」という別名が付いています。関ヶ原合戦の後、大改築を行い現在のような白いお城になったといわれています。歴史やお城に詳しくない方でも、見た目のインパクトから姫路城の名前を知っている方が多いでしょう。

兵庫県姫路市には、姫路城すぐ近くや簡単には辿り着けない場所に、パワースポットや有名な神社があります。姫路の神社と御朱印、お守りをご紹介します！

姫路には世界的にも知られた神社や、初詣には多くの参拝者で賑わう神社が多数点在しています。神社ランキングの上位に入る、まず押さえておきたい神社を2箇所ご紹介します。神社巡りのスタートにふさわしい神社です。

「書寫山 圓教寺（しょしゃざん えんぎょうじ）」は、西の比叡山と呼ばれている有名な神社です。天台宗三大道場の別格本山であり、西国三十三所第27番礼所となります。姫路市外からもたくさんの方が巡りに参られます。神社までは歩きだと50分ほどかかる険しい道のりです。

登山して神社巡りもおすすめですが、ロープウェイを使えば道中で見晴らしのいい風景を楽しむことができます。一躍「書寫山 圓教寺」を有名にしたのが「西谷」の境内で、「ラストサムライ」の撮影場所になりました。静けさと厳かな雰囲気を持つ姫路の有名なパワースポットです。

紅葉の美しい季節はライトアップされ、神社と自然のコントラストが際立ちます。ご家族連れやカップルに大変人気です。長い間人々を見守ってきた樹齢数百年の老樹や指定重要文化財の仏像など見応え十分で、力をもらえるようなパワースポットといえるでしょう。

冬季の営業時間は8:30～17:00、春から秋にかけては8:30～18:00とシーズンによって異なるので気を付けてください。姫路の神社巡りで御朱印をもらうなら「書寫山 圓教寺」は外せません。というのも、チベット語で書かれた珍しい御朱印がもらえるためです。

姫路の有名な神社「書寫山 圓教寺」の境内は広く、平日は静かな空気が流れています。紅葉の季節や土日祝日には神社巡りに訪れる参拝者で賑わいを見せます。

干支引きで有名な姫路の「播磨国安志庄 安志稲荷神社・加茂神社」です。巨大な来年の干支を作る一大行事のひとつで、1977年から継承されています。姫路の地元の方はもちろん、市外からも多くの観光客が巨大化した干支を見に訪れるといいます。

SNSでも写真が多く掲載され、注目度の高さがうかがえます。干支の表情がかわいく、子供から大人まで楽しめます。毎年どのような表情になるのか心待ちにしている方も多いでしょう。

加茂神社は別雷神を、安志稲荷神社は宇迦之御魂大神を御祭神としています。境内には他に神明社や金刀比羅社なども祀られています。神社巡りに立ち寄りたいのが弁天社で、朱色に塗られた弁天橋の中央にあります。後ろの山と新池の奥深い緑によく映えた風景です。

伝説の残る神社や不思議な写真が撮れると話題の神社を3箇所厳選しています。全国にはパワースポットにふさわしい神社が数多くあり、姫路にも遠方から訪れる神社が存在します。パワースポットで心身ともにリフレッシュして、あたらしい力を注入しましょう！

効果的にパワーを吸収するには、いくつかの方法があります。気の生まれる午前中から昼ごろにかけての参拝、参道は真ん中ではなく端を歩く、手水舎で手と口を洗い浄化するなどの方法です。運気は風水と大きく関わりがあるため、参拝方法の確認がおすすめです。

姫路の神社にはパワースポットが多数存在しますが、その中でも「破磐神社（はばんじんじゃ）」は神秘的な光景が見られることで有名です。約1800年前に建立したといわれ、主祭神は息長帯日売命です。JR姫新線太市駅の利用だと北方向に5分ほど歩くと到着します。

神功皇后が天神地神に祈った際、三本の矢を空に向かい放ちました。最後の矢が大磐石を3つに貫き、これを神による吉兆の知らせだとしました。そのご神体「われ岩」は現存しています。「破磐神社」からだと徒歩30分ほどかかる場所にありますが立ち寄ってみてください。

「破磐神社」から約2kmほど離れた場所にあるのは、道路拡張工事によるものといわれています。歩くと30分ですが車なら10分もかからずにパワースポット巡りが可能です。

「破磐神社」には龍神様がいらっしゃるといわれています。空に龍が昇っているような雲が現れたり、周囲の竹林や池を撮影するとグリーンがかった靄状のものが写真に映ったりと、不思議な現象が見られるというのです。しかし、必ず見られるわけではありません。

パワースポット巡りで入手しておきたいのがお守りです。「破磐神社」は宮司手作りのお守りも有難みがあると人気です。千燈祭で使用した竹筒を炭にしています。また、女性の神主さんによる御朱印もおすすめです。神社の起源を歌にして記入してくれることもあります。

姫路の市街地や中心地からやや逸れた場所にある「破磐神社」ですが、パワースポット巡りしている方にはよく知られています。手作りのお守りや一句がついた御朱印も人気です。

姫路城とあわせてパワースポット巡りに追加したい「姫路神社」です。姫路城天守閣の裏にありますが、神社はお城の賑わいとは少し離れた静かな雰囲気のため、ゆっくりパワースポット巡りしたい方や観光地でパワースポット巡りしたい方におすすめです。

「姫路神社」の主祭神は旧姫路藩主の末裔です。世界遺産の有名な姫路城内にある神社だからこそ、パワースポット巡りにふさわしい場所といえます。姫路駅からだと歩いて10分ほどかかります。御朱印は飾り気のないすっきりとした様子ですが、細かな朱印が特徴です。

パワースポットで結婚式を挙げたいという方には「姫路神社」がおすすめです。春になると桜が満開に咲き、隣には美しい姫路城が見えます。神様が2人をお守りしてくれるでしょう。

続いては御朱印が人気の神社をご紹介します。神社によって多種多様な特徴があり、見比べたり、見返したりするのも楽しいでしょう。

「広峯神社」は牛頭天王の総本宮であり、はるか昔から名が知れた広峰山山頂に位置する古社です。黒田官兵衛のドラマ化で一躍有名になりました。本殿と拝殿は国指定の重要文化財です。

本殿の裏に回ると壁に9つの穴が開いているのがわかります。九星の守護神が鎮まり、自身の星の場所に3回願い事を唱えると実現するというパワースポットでもあります。陰陽道の祖が創設した「広峯神社」ならではの特徴です。

ちなみに自身の星を知らない方は、「広峯神社」の公式サイトで九星早見表を確認してみてください。JR・山陽電鉄姫路駅からバスに乗り換え、終点まで行きます。下車後、歩いて30分ほどかかりますが、所要時間はトータルで約50分です。車は無料駐車場があります。

「広峯神社」は御朱印が有名でもあります。恵比寿様の描かれためでたいものや陰陽道の太極図を記した白黒のデザイン、日本伝統の鬼ちりめんといったオリジナリティのある御朱印帳が並びます。特に鬼ちりめんの御朱印帳は表面に牛頭天王を描き、お守りにもなるでしょう。

御朱印には「武大神」と記されています。祭神をこのように呼びます。「広峯神社」は陰陽道の聖地であり、陰陽道が栄えていた頃、播磨・姫路は修行の場所であったといいます。陰陽師に興味のある方は太極図の御朱印帳がおすすめです。

明治元年以降に国難により亡くなられた、兵庫県の一部地域を出身とする魂をご祭神としています。日本人が継承してきたものや尽力してきた祖先たちを祀る護国神社は、全国各所に52箇所あります。門の開閉時間は5:00～17:00なので時間に気を付けましょう。

姫路城から近いため、先述した「姫路神社」もあわせて参拝すると御朱印が2ついただけます。「兵庫縣姫路護國神社」へは、JR姫路駅・山陽姫路駅から歩いて15分ほどの距離です。姫路城を目指して行くと到着するため、観光も同時に楽しめるでしょう。

「兵庫縣姫路護國神社」神紋の桜が朱印で押されています。ピンクやグリーンの御朱印帳の表紙には、花びらの散る様子が描かれた枝桜と神紋の桜のマークがデザインされています。お正月には限定の御朱印があり、「兵庫縣姫路護國神社」ならではの特別感があります。

ある年のお正月には、赤い台紙の上に御朱印と正月神前献灯の様子を写したもの、新年の干支をプリントしたものでした。正月神前献灯は「兵庫縣姫路護國神社」の祭事です。ずらりと提灯を並べ、新しく始まる一年の無事をお祈りします。

神様の御利益をいただくにはお守りが欠かせません。若い方でもバッグにぶら下げたくなるかわいいお守りがあります。

射楯大神と兵主大神が「播磨国総社 射盾兵主神社」の主祭神です。射楯大神は植樹の神であり、兵主大神は大黒様とも称されています。道開きや縁結び、国造りの神様として有名です。また、「広峯神社」と同様に黒田官兵衛など黒田家とゆかりがある神社でもあります。

「播磨国総社 射盾兵主神社」のお守りは、色とりどりでかわいいと評判です。通称「幸せ山（しあわせさん）守り」と呼ばれているお守りです。20年に一度行われる三ツ山大祭に集まった国内の神様の御利益を込めた最強なお守りとなっています。

すべての神様の御利益を集結させたお守りは、良縁や健康運も含め、あらゆる願いに応じてくれるでしょう。初穂料は1000円となります。お守りには三ツ山大祭りがカラフルに織り込まれています。

男女のかわいい人形の「ご縁さん守り」や千姫の「ひめじ守り」、「黒田官兵衛勝守」のお守りもあり、どれも特徴的でお土産にもおすすめです。

かわいいのはお守りだけではありません。ハート型をしたピンクの絵馬も女性ウケがいいと評判です。51という数字は「春よ来い」にかけているそうです。素敵なパートナーが見つかるよう、長く良縁が続くよう願いを込めているそうです。

姫路には映画の撮影地になった神社や陰陽道の聖地、黒田官兵衛とゆかりのある神社など様々な特徴があります。不思議な写真が撮れるパワースポット、かわいい御朱印帳やお守りも神社巡りの楽しみ方です。姫路の神社をぜひ訪れてみてください。