八戸のブックセンターは本のまちのおしゃれな市営書店!カフェでゆったり読書も

八戸のブックセンターは本のまちのおしゃれな市営書店!カフェでゆったり読書も

八戸ブックセンターは「本のまち八戸」を掲げる八戸市が運営する市営書店です。民間書店でも図書館でもないユニークな発想で本との新しい出会いを教えてくれます。全国から注目される八戸ブックセンターで新しい本との関わり方を是非体験してください。

記事の目次

  1. 1.八戸ってどんなところ?
  2. 2.市営書店・八戸ブックセンターとは
  3. 3.八戸ブックセンターのフロアガイド
  4. 4.八戸ブックセンターのカフェ
  5. 5.八戸ブックセンターの料金・アクセス
  6. 6.八戸ブックセンターで読書を楽しもう

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

八戸ってどんなところ?

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八戸とは、太平洋に面した青森県の南東部に位置し、全国有数の水揚げを誇る水産都市として古くから栄えてきた街です。青森市や弘前市とともに、青森県の主要3市となる中核市に指定されています。

「本のまち」を掲げる八戸市

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八戸市の市長の政策から、子供から大人まで幅広い世代の市民が本に親しむことができるようにと「本のまち八戸」を目指す取り組みは始まりました。

八戸市は、ブックスタート事業として、赤ちゃんの合同検診の後にボランティアによる絵本の読み聞かせを行い、絵本1冊と図書館の利用案内を渡しています。赤ちゃんと保護者が本に触れあう機会をもつきっかけになっています。

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またマイブック推進事業として市内の小学校と県立特別支援学校小学部に在籍する全ての児童に、市内民間書店で使える「マイブッククーポン」(1人2000円分)を配布し、書店に出かけ自分で本を選んで購入する体験をして読書を身近に感じる取り組みが行われています。

「本のまち八戸」を目指す取り組みとして、乳幼児のブックスタート、小学生を対象としたマイブッククーポン、そして大人を主とした施設として市営書店の八戸ブックセンターも開設されました。

市営書店・八戸ブックセンターとは

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八戸ブックセンターは、青森県八戸市六日町のGarden Terraceという複合ビルの1階に市営書店として2016年に開館しました。全国的にも珍しい市営書店の八戸ブックセンターは、書籍販売や本に関するイベントを行っています。

八戸ブックセンターは行政が書店を運営する市営書店という全国でも類をみない取り組みです。施設の位置づけとしては、公立図書館、学校図書館(小・中・高)・大学図書館などの図書館と民間書店との間に位置します。

市営書店の八戸ブックセンターは、図書館のように自由に本を読むことができ、気に入った本があれば書店のように購入することもできる今までにない新しい発想の施設です。
 

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八戸ブックセンターの開館時間は10時~20時になります。休館日は毎週火曜(祝日の場合その翌日)、1月1日および12月29日、30日、31日です。

八戸ブックセンターのコンセプト

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八戸ブックセンターのコンセプトは、書籍の販売、本に関するイベントの開催を中心に、市内の民間書店や図書館、また市民活動と連携しながら、八戸に本好きを増やし、八戸を本のまちにするための、あたらしい本のある暮らしの拠点となることを目指しています。

八戸ブックセンターのロゴマークは、二冊の本が寄り添って八戸の「八」の字を作った形となっています。二冊の本は、本はひとりで読むものだが、本と本、本と人のつながりを八戸ブックセンターで体験してほしいという願いが込められています。

また、本のまち八戸を推進する拠点として、本のまち八戸と八戸ブックセンターのロゴをコラボしたロゴマークもあり、それらは市内で行われる本のイベント等で使用されています。

市内の民間書店や図書館と連携

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八戸ブックセンターは、本のまち八戸を目指し、民間書店、図書館、市民活動との連携の上で本のセレクトショップとして開設されました。八戸ブックセンターの書籍やドリンクの販売は、市内の書店が集まって設立した有限責任事業LLPが担っています。

また、八戸ブックセンターには民間書店で売れ筋の雑誌やコミックなどは置かず、市内の小さな民間書店の注文を取りまとめて大口発注として出版社へ伝えることで民間書店と出版社との連携を行っています。

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他にも、八戸ブックセンターの施設外で行われる「本のまち八戸ブックフェス」でも民間書店と連携して古本市やワークショップなどを行っています。

カフェや執筆スペースも人気

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八戸ブックセンターには、カフェカウンターやカンヅメブースという執筆スペースがあります。本のまち八戸にある市営書店ということで、民間の書店や図書館とは違ったユニークさも人気の理由です。

八戸ブックセンターのフロアガイド

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八戸ブックセンターは、ワンフロアとなっており、入口を入ってすぐにカフェ兼カウンターがあります。フロアには、読書会ルーム、ギャラリー、カンヅメブース、三浦哲郎文机、またユニークなハンモックや本の塔などの読書席があります。

セレクトブックストア

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セレクトブックストアとは、一言で言うと本のセレクトショップです。民間の書店ではなかなか扱うことが出来ない専門書なども市営書店だからこその幅広いジャンルで取り揃えています。

主な本のジャンル

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八戸ブックセンターでは、海外文学や芸術、人文・社会科学、自然科学などのジャンルを中心に取り揃えています。専門家でないと、読まないようなジャンルですが、一般の方でも手に取りやすい内容の本が置かれています。

本棚にも、普通の書店とは違う独自の分類方法がされており、例えば「かんがえる」、「こころ」、「どう生きるか」、「よのなか」、「愛するということ」、「世界一周」、「仕事のはなし」など固定概念にとらわれないユニークな陳列で本を身近に感じることが出来ます。

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他の書店にはないユニークなポイントは他にもあります。書店と図書館の中間に属する八戸ブックセンターには、ベンチなどの読書席がありますが、「愛」と「命の終わり」のコーナーには、ハンモックがありハンモックに揺られながら読書することができます。

また、人生に関する本は四方を本棚に囲まれたひとり分の椅子の広さしかない本の塔にこもりながら読むことができます。「仕事」関連の本は、通りに面した場所で世間の雑踏を感じながら読めるなど、本を読むシチュエーションも工夫されています。

フェア棚では八戸ならではの本を紹介

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フェア棚では、八戸にゆかりのある人が選んだ本や八戸に関連するテーマの本などが陳列された棚です。また、「わたしの本棚」という「〇〇さんが選ぶ〇〇」というような形で、一般の人が選んだテーマの本も紹介されています。

カンヅメブース

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カンヅメブースとは、作家が集中して書きたい時に閉じこもって「カンヅメ」になるという語源から付けられています。小説・エッセイ・詩などジャンルは問わず、出版や発表をしたい、応募したいといった目標があり執筆したい人なら利用できます。

長時間の執筆でも疲れにくいワークチェアが用意されており、執筆に専念できる小空間になっています。本を書く人を増やす取り組みとして行われています。

利用には使用者登録が必要

フリー写真素材ぱくたそ

カンヅメブースの利用には、使用者登録が必要になります。本人確認書類を持参のうえ八戸ブックセンターカウンターにて申込書の記入・提出をすると、「八戸市民作家カード」を発行してもらえます。

申し込み時には、市民作家カルテと呼ばれるアンケート形式の質問に、執筆活動や執筆する作品に関して回答する必要があるので時間には余裕を持って行ってください。また、自分の執筆活動がわかる原稿のコピーがあれば持参してください。

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使用方法は、使用日当日に八戸市民作家カードを提出し、カンヅメブース使用許可申請書を提出するか、事前に電話かウェブサイトにて仮予約をすることも可能です。仮予約は、使用日の2カ月前の月の初日から可能です。

読書会ルーム

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読書会ルームとは、八戸ブックセンター主催のイベントの開催時に使用されるだけではなく、一般の方でも読書会を開きたい方であれば、誰でも使用することができます。

読書会ルームでは、本から得た知識や情報・感情などを共有するために開く「読書会」を行うことができます。

八戸ブックセンター主催の読書会ルームでのイベントには、「ブック・ドリンクス」というドリンクを飲みながら本について語ることができる交流会や、サイン会、トークイベントなどが行われています。

設備・申請方法

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読書会ルームの設備は、机・椅子・プロジェクター・スクリーンがありWi-Fiも完備されています。使用の想定人数は3人~15人です。

読書会ルームを使用するには、「八戸ブックセンター施設使用許可申請書」の提出をします。使用日の2カ月前の月の初日から申請が可能です。使用時間は、準備や片付けの時間も含めて申請してください。

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また、申請書を提出する前に仮予約をすることもできます。仮予約は、八戸ブックセンターカウンターか、電話、もしくはウェブサイトからの申し込みが可能です。予約状況の確認は、電話かウェブサイトからも確認ができます。

読書ルームで、読書会やイベントを開催する際に八戸ブックセンターのホームページやちらしにイベント情報を掲載することもできます。詳細や、申し込み方法はお問い合わせください。

ギャラリー

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ギャラリーでは、本に関する様々な展示を行っています。過去のギャラリー展では、本がどのようにして形になっていくかを紹介した「ブックデザイナーの仕様書展」や、「紙から本ができるまで展」などの本の印刷・造本・装丁に関する展示があります。

他にも、「太田泰友ブックアート展 背を見て育つ」や、「寺山修司 言葉の森」など作家や作品に関する展示、また八戸出身のHIPHOPフォトグラファーcherry chill will.写真展、彫刻家・美術作家の飯田竜太展 「のどの文字、間の無光」なども開催されたことがあります。

Photo by Instituto Cervantes de Tokio

ギャラリー展は、八戸ブックセンターの公式ホームページから確認できます。本が好きな方はもちろんですが、ユニークな企画やアートな企画もあるので八戸ブックセンターを訪れた際には、ギャラリーも覗いてみてください。

三浦哲郎文机

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三浦哲郎(みうらてつお)は、青森県八戸市出身の小説家で、代表作の「忍ぶ川」では第44回芥川賞を受賞しています。他にも「ユタとふしぎな仲間たち」という小説はNHKでテレビドラマ化されたり、劇団四季によってミュージカル化されています。

2010年8月29日に享年79歳でこの世を去っています。八戸ブックセンターには、三浦哲郎が使用した文机のレプリカが置かれており、読書席として利用できます。

三浦哲郎文机とカンヅメブースのまわりの本棚には、本のまち八戸というコンセプトから「本」と「まち」をテーマに選ばれた本が陳列されています。

八戸ブックセンターのカフェ

Photo byKaz

八戸ブックセンターには、本やドリンクを販売するカフェカウンターがあります。カフェで購入した飲み物を飲みながら、店内の本を閲覧することができます。カフェでは、コーヒーの他、アルコール類も販売されています。

店内の本棚には、ドリンクホルダーが設置されているので、コーヒーを飲みながら立ち読みができたり、工夫を凝らした読書席でワインを飲みながらゆっくり本を読むこともできたりします。

メニュー

Photo byDarkWorkX

カフェで販売されているメニューと料金をご紹介します。カフェメニューの内容や料金は、変更されている場合もありますのでご注意ください。

弘前成田専蔵珈琲(ホット・アイス)各400円、倉石リンゴジュース350円、三島サイダー350円、奥入瀬ビール800円、アサヒスーパードライ650円、下北ワイン700円などが販売されています。夏季限定でごぼう茶(ホット・アイス)350円などの販売もされています。

Photo bycocoparisienne

カフェのメニューは青森県にちなんだものなので、観光に来た方にも楽しめます。弘前成田専蔵珈琲は、青森県弘前市にある珈琲豆の販売も行う喫茶店の成田専蔵珈琲店の珈琲豆を使用した珈琲です。注文を受けてからドリップしてくれます。

倉石リンゴジュースは、青森県産の紅玉がブレンドされた100%果汁のジュースです。三島サイダーは名水と言われる三島の水と強めの炭酸の八戸の地サイダーです。

Photo byAlexas_Fotos

奥入瀬ビールは、青森県十和田市にある奥入瀬の源流水を仕込み水に使用した爽快なのどこしの地ビールです。下北ワインは、青森県下北半島の豊かな自然で育った葡萄を使ったこだわりのワインです。

カフェメニューは多くはないですが、青森県ゆかりの飲み物が厳選されているので八戸ブックセンターを訪れた際には、是非利用することをおすすめします。

八戸ブックセンターの料金・アクセス

フリー写真素材ぱくたそ

八戸ブックセンターは市営書店になるので、入店するのに料金は発生しません。読書席なども設けられていますが、利用料金は発生しません。

また、カンヅメブース利用料金や読書会ルーム利用料金も無料です。他にも、ギャラリーの見学料金や、三浦哲郎文机の利用料金も無料です。

Photo byDaria-Yakovleva

ただし、イベントに関しては入場料金は無料ですが、原則ワンドリンク制となっていますので、入場の際にカフェカウンターでドリンクを注文するのが料金がわりになります。

八戸ブックセンターは、基本的にカフェ以外では料金はかかりません。その代わり、気に入った本があれば是非購入してください。

Photo by M.Murakami

八戸ブックセンターの最寄り駅は、本八戸駅になります。本八戸駅は、八戸の中心街にありオフィスやショッピングなどの他、飲食店や居酒屋なども多くある繁華街になります。

八戸ブックセンターへのアクセスの仕方を公共交通機関を利用したアクセスからご紹介します。電車でのアクセスの場合は、八戸駅からJR八戸線で本八戸駅下車、徒歩10分です。

バスでのアクセスの場合は、八戸駅東口から八戸市中心街方面行きに乗車し、八戸中心街ターミナル(八戸町)を下車してすぐです。乗車時間は約25分です。

Photo bySkitterphoto

車でのアクセスは八戸駅から約20分になります。八戸ブックセンターの建物には一般の駐車場はありませんので、車で来た場合は近隣のコインパーキングなどを利用する必要があります。

飛行機でのアクセスの場合は、三沢空港からシャトルバスで本八戸駅まで約55分です。本八戸駅からは徒歩で約10分です。フェリーでのアクセスの場合は、八戸港のフェリーターミナルから車で約20分になります。

Photo by Irvin Chen

八戸ブックセンターへのアクセスの仕方はお分かりいただけたでしょうか。公共交通機関を使ったアクセスでも、駅から徒歩約10分ですし、八戸の中心街にあるため、空港からのアクセスでも最寄り駅までのシャトルバスがあり便利です。

車でのアクセスの場合は、八戸ブックセンターに駐車場がないのが多少不便ですが、八戸の中心街のため近隣にコインパーキングもあるので事前に調べていけば問題ありません。

住所 青森県八戸市大字六日町16番地2 Garden Terrace 1階
電話番号 0178-20-8368

八戸ブックセンターで読書を楽しもう

Photo bygeralt

「本のまち八戸」が運営する市営書店の八戸ブックセンターはいかがでしたでしょうか。書店でも図書館でもない中間のような施設で、今までの固定概念が覆されたのではないでしょうか。

これまでの書店では体験したことのないような新しいユニークな取り組みをたくさん行っているので、本を身近に感じることが出来、読書をするいいきっかけになります。是非、八戸ブックセンターでいい本との出会いを体験してください。

MATUI
ライター

MATUI

吉祥寺が大好きな東京生まれ東京育ちの35歳です。結婚を機に京都へ引っ越し、現在は3人の女の子のママとして育児に奮闘中です。好きなものは、パフェ、ケーキ、チョコレート、お刺身、焼肉で、嫌いなものは、ネガティブな自分です。悩んで落ち込むこともありますが、ポジティブに自分を大切に毎日を過ごせたらと思っています。皆様の毎日が少しでも楽しくなる役立つ記事を書いていけるよう頑張ります。

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