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人気ラーメンチェーン「8番らーめん」とは?
日本国内外で人気となっているラーメンチェーン8番らーめんは、石川県加賀市で個人起業したラーメン店が始まりです。8番らーめんという店名を不思議に思った人もいるでしょう。8番らーめんは国道8号線沿いにあったため、創業者が開店する際店名に入れました。
1967年にオープンした8番らーめんは口コミで絶品ラーメンの評判が広がり、瞬く間に行列ができるほどの人気店となりました。1日に1300杯も売り上げるほど繁盛した8番らーめんは、フランチャイズシステムを導入して店舗数を増やしていきました。
石川県を中心に店舗数を増やしていき、1992年には海外に1号店をオープンさせるほどの人気ラーメンチェーンへと成長しました。また、店名の由来となった国道8号線沿いにあった1号店が本店でしたが、2016年に本店は石川県加賀市に移転し、跡地には感謝の郷が建てられています。
8番らーめんのこだわり
8番らーめんが日本国内外で人気となっている理由の一つに、強いこだわりがあります。8番らーめんでは調理法へのこだわりはもちろんのこと、食材もこだわりぬいています。8番らーめんで使用されている食材は、徹底した鮮度管理・品質管理のもと全国から取り寄せられています。
ラーメンの主役ともいえる麺には雪解け水が地中深く染み込んでいる白山連峰からの伏流水を使用しています。白山連峰からの伏流水を使用して小麦粉と練り混ぜて熟成させることで、独特のコシが生まれ、何度でも食べたくなる8番らーめんの麺が完成します。
また、8番らーめんの調味料の要ともいえる塩は、球美島の塩と沖縄の塩を独自配合したコクがあって後味が良いものを使用しています。
野菜らーめん
8番らーめんといえば創業当時から提供されている野菜らーめんが有名です。炒めた野菜をたっぷりのせたラーメンが話題となり人気となった8番らーめんの看板メニューの野菜らーめんは、こだわって栽培されているキャベツを中心に、現在もたっぷりのせられています。
さらに、野菜らーめんは野菜の調理法にもこだわっています。新鮮なキャベツ・人参・玉葱・もやしを中華の調理法である「爆(バオ)」と呼ばれる強い火力で一気に炒めあげることで、シャキっとした食感を作りだし、うま味をしっかり閉じ込めています。
野菜のうま味や甘みがしっかり感じられてシャキシャキとした食感が楽しめる野菜らーめんは、創業当時から変わらない8番らーめんの人気メニューです。
8番らーめんのおすすめメニュー
野菜らーめんに注目して紹介しましたが、8番らーめんには野菜らーめん以外にも季節・期間限定メニューや野菜をメインとしていないメニューなど、さまざなまメニューがあります。石川県を中心に広まった8番らーめんのおすすめのメニューを紹介します。
ただし、8番らーめんでは地域ごとに提供するメニューが異なるため、紹介するおすすめのメニューが提供されていない場合があります。詳しくは行く予定の8番らーめんの店舗情報をご確認ください。
それでは、石川県を中心とした北陸地方で絶大なる人気を誇る8番らーめんのメニューをご覧ください。子供から大人まで親しめる味がたくさん揃っています。
ラーメン
野菜らーめんが有名な8番らーめんでは、通常の野菜らーめんのほかに麺の量が半分になる小さな野菜らーめんや麺のない麺なし野菜らーめん、野菜ちゃあしゅうめんがあります。野菜をたっぷり食べたいときにおすすめの野菜らーめんだけでもバリエーション豊富に用意されています。
また、スープも味噌・塩・醤油・とんこつ・バター醤油とバリエーション豊かなので、好みのラーメンを食べられます。野菜らーめん以外でおすすめなのは唐麺です。汁がないまぜそばとなっている唐麺は、石川県民のソウルフードともいえるほど人気があります。
さらに、あっさり醤油味のシンプルさがうれしい中華そばや担々麺、期間限定メニューなど、さまざまなラーメンがあります。8番らーめんのラーメンには、ハチカマと呼ばれる「8」のかまぼこがのっていますが、メニューによりのっていないものもあります。
セットメニュー
ラーメンと餃子、ラーメンと唐揚げなど、メインだけでなくサイドメニューも注文する人は多くいます。8番らーめんでは、セットメニューも充実しています。8番らーめんの名がつけられている8番セットは、野菜らーめんと8番餃子がセットになっています。
ラーメンと餃子では量が多すぎるという人向けの小さな8番セットもあり、麺の量が半分の食べきりサイズになっています。もっとボリュームが欲しいという人におすすめなのはAセットやBセットです。Aセットは野菜らーめん・8番餃子・ライス小、Bセットは野菜らーめんとミニ炒飯になります。
8番らーめんで人気の高い野菜らーめんと唐揚げが食べられるCセットもおすすめです。8番ラーメンでは、ほかにもざるらーめんと8番餃子のセットや冷めんと炒飯のセットなどがあります。どのセットも小さな8番セットと同様に小さめサイズが用意されています。
飯・点心
8番らーめんの飯・点心は、ラーメンチェーンの中では比較的少なめです。まずは飯メニューを紹介します。飯メニューは炒飯とライスがあり、炒飯のサイズはミニ炒飯・炒飯(スープ付き)炒飯大(スープ付き)の3種類、ライスのサイズは小・中・大の3種類で漬物付きです。
続いて、点心メニューを紹介します。8番らーめんの点心といえば、絶対頼んでおきたいのが8番餃子です。8番らーめんの8番がつけられている8番餃子は、外はパリッ・中はジューシーに仕上がっており、使われている肉・野菜・小麦粉はこだわりの国内産です。
8番餃子以外には、春巻きや鶏の唐揚げ、フライドポテトがあります。8番餃子・春巻き・鶏の唐揚げはダブルや特盛で注文することも可能です。8番らーめんの点心をファミリーやグループでシェアするときは、ぜひダブルや特盛をご注文ください。
8番らーめんはテイクアウトメニューも充実
8番らーめんはテイクアウトメニューも充実しています。8番らーめんの美味しいラーメンや点心を自宅でゆっくり食べたいという人もいるでしょう。8番らーめんでは、定番の野菜らーめんのほか、春夏限定のざるらーめん、人気の8番餃子などをテイクアウトで楽しめます。
また、8番らーめんではテイクアウト限定の餃子と唐揚げ、餃子と春巻き、唐揚げと春巻きがセットになった点心セットも販売しています。さらに、食べたいと思ったときにいつでも8番らーめんの味を楽しめる冷凍シリーズも販売されています。
8番餃子や8番春巻き、8番鶏の唐揚げ、8番炒飯は冷凍品があるので、冷凍庫にストックしておけばいつでも8番らーめんの味を堪能できます。その日食べたいものをテイクアウトしたり、冷凍品をテイクアウトしたり、気分に合わせて活用できる8番らーめんのテイクアウトは便利でおすすめです。
8番らーめんには人気のオンラインショップも
8番らーめんの魅力は店舗での飲食やテイクアウトだけではありません。8番らーめんには、気軽に購入できるオンラインショップがあります。オンラインショップでは、8番らーめんの人気メニューが味わえる8番らーめん堪能セットや単品購入よりもお得な冷凍の炒飯・餃子セットなどがあります。
また、店舗やテイクアウトでは購入が難しい8番らーめんのシンボルハチカマも購入できます。自宅で8番らーめんを再現したいときは、テイクアウトだけでなくオンラインショップの利用もおすすめです。さらに、オンラインショップでは8番らーめんのオリジナルグッズも購入できます。
8番らーめんのロゴTシャツやトートバッグ、8番らーめんのオリジナルキャラクターハチコがプリントされたマスク、トートバッグなど、8番らーめんファンにはたまらないグッズがたくさんあります。8番らーめんに気軽に行くことができない人は、ぜひオンラインショップをご利用ください。
8番らーめんの全国店舗情報
8番らーめんの店舗情報を詳しく紹介します。石川県から始まった8番らーめんは、瞬く間に店舗数を増やし、日本のみならず海外にも進出しています。日本だけでなく海外でも愛されている8番らーめんの店舗がどこにあるか調査しました。
8番らーめんの店舗は、国内では北陸地方・信越地方・中部地方・中国地方にしかないため、海外に行った際に8番らーめんを知ったという人もいるようです。直接行くことが難しい人は、オンラインショップで絶品ラーメンをお楽しみください。
また、これから紹介する店舗の中で石川県にある8番らーめん麺座 イオンモールかほく店と8番らーめんエクスプレス イオンモール新小松店はフードコートタイプです。ほかの8番らーめんとはメニューや価格が異なるものもあります。
北陸地方
石川県発祥の8番らーめんは、北陸地方の店舗数がもっとも多く、石川県内だけでも49店舗あります。49店舗もありますが、テイクアウトに便利なドライブスルーがある店舗は少なく本店、辰口店、平面店、小松店、今江店、横江店、専福寺店、福久店、御影店、諸江店、入江店、高松店、宇ノ気店のみです。
※店舗情報は2022年8月現在、8番らーめん公式HPより。
石川県に続いて店舗数が多いのは富山県です。富山県には31店舗も8番らーめんがありますが、ドライブスルーが利用できる店舗は黒部店、太郎丸店、北島店、小矢部店のみです。北陸地方で最後の紹介となるのは福井県です。
福井県内には8番らーめんが27店舗あり、ドライブスルー実施店舗は金津、若杉店、御幸店、花堂店、米松店、新保店、開発店、神明店、小浜店になります。石川県や富山県と比べて比較的ドライブスルーできる店舗の割合は多めです。
信越・中部地方
北陸地方で高い人気を誇る8番らーめんは、信越・中部地方でも味わうことができます。ただし、北陸地方と比べるとその店舗数は圧倒的に少なく、長野県に1店舗、愛知県に1店舗になります。長野県の飯田インター店の8番らーめんは、飯田バイパス沿いにあります。
カウンター席と4人掛けテーブル席が4つのやや小さめの店内ですが、バイパス沿いなので車で立ち寄りやすく人気です。一方、愛知県の岩塚店の8番らーめんは駅から近く利用のしやすさが魅力です。岩塚駅から徒歩3分ほどのところにあり、幅広い年齢層に利用されています。
長野県・飯田インター店の通常の営業時間は11時~22時、定休日はありません。愛知県・岩塚店の通常の営業時間は月曜日~土曜日11時~22時、日曜日・祝日11時~22時、定休日はありません。
中国地方
日本国内にある店舗で最後の紹介となる地域が中国地方です。中国地方といっても岡山県に7店舗あるだけで、ほかの地域には8番らーめんの店舗はありません。また、岡山県にある8番らーめんは、どの店舗もドライブスルーを実施していません。
石川県・富山県・福井県・長野県・愛知県は隣接しているため店舗があることを不思議に思う人は少ないでしょう。しかし、なぜ大阪など近畿地方を飛び越えて岡山県に進出できたのか疑問に思う人はいるでしょう。
以前は滋賀県や京都府にも店舗がありましたが、根付くことができず撤退したため、岡山県に急に店舗があるように感じるようです。また、8番らーめんが岡山県で受け入れられた理由に、地域限定のラーメンを導入していたという話もありました。
海外にも進出
8番らーめんは海外に100店舗以上あり、もっとも多く店舗があるのがタイです。タイには2022年8月現在で147店舗もあり、日本にある8番らーめんのメニューと大きな違いはありませんが、タイらしいトムヤンクンらーめんなどがあります。
また、日本の店舗では珍しいたこ焼きや鴨煮込みといったサイドメニューもあり、日本食を食べたいタイの人たちの人気店となっているようです。タイのほかにはベトナムに1店舗、香港に5店舗あります。
香港では8番らーめんの看板を掲げているのは5店舗で、八番麺屋、八番麺工房(2店舗)、八兆屋、八番屋となっており店名が異なります。日本とは少し違う8番らーめんの味が食べたいときは、旅行や出張のついでなどで食べるのもおすすめです。
8番らーめんは石川県発祥の名店
石川県発祥の8番らーめんは、日本国内では首都圏に店舗がないことからやや知名度は低めですが、実店舗だけでなくオンラインショップでの利用も多い人気店です。
また、8番らーめんでは毎月8のつく日はお得なサービスが用意されていたり、毎年8月8日はオリジナルグッズがもらえるといったイベントも用意されています。近くに店舗がない人も、ぜひオンラインショップなどで8番らーめんをお楽しみください。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。