おいしいりんごの選び方・見分け方!ふじやジョナゴールドなど品種別に解説

おいしいりんごの選び方・見分け方!ふじやジョナゴールドなど品種別に解説

古くから日本で親しまれているりんごは、種類が多い果物で、季節によって出回る品種はさまざまです。りんごの選び方は基本的に同じですが、食べ方や品種で異なることがあります。本記事ではりんごの基本の選び方や品種別の選び方を、保存方法と併せて解説します。

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    記事の目次

    1. 1.りんごの選び方の基本
    2. 2.おいしいりんごの選び方(ふじ)
    3. 3.おいしいりんごの選び方(ジョナゴールド)
    4. 4.りんごの保存方法
    5. 5.りんごの正しい選び方を知っておいしいりんごを食べよう!

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    りんごの選び方の基本

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    「百薬の長」と言われるほど栄養豊富なりんごは、昔から日本で親しまれてきた果物です。りんごは通年価格が安定していて、日持ちもするので食卓に並ぶ機会も多いでしょう。

    りんごと言っても、その種類はとても豊富で、日本だけで約2000種類、世界には1万5000種類ものりんごがあるといわれています。りんごは主に、「赤りんご」と「青りんご」の2種類に分けられます。

    赤りんごと呼ばれるのは果皮が赤いりんごで、ふじや陸奥(むつ)、ジョナゴールド、紅玉などが有名です。青りんごと呼ばれるのは、果皮が黄緑色~黄色っぽいもので、黄りんごと呼ばれることもあります。主な品種はシナノゴールドや王林、きおうなどがあります。

    とても種類が多いりんごですが、おいしいりんごの選び方は基本的にどれも同じです。スイーツなどに調理する場合や、味の好みによって選び方が変わることもありますが、選び方の基本を覚えておけば、おいしいりんごを選べるでしょう。

    おいしいりんごの選び方は、赤りんごも青りんごも同じです。まずはりんごを手に取ってみましょう。このとき見た目よりもずっしりと重たいものは、水分を良く含んでジューシーな証拠です。

    りんごは大玉よりも中玉の方が日持ちもよく、味のムラも少ないといわれています。りんごのサイズの選び方は自宅用か贈答用か、すぐに食べるかどうかなどに合わせて選ぶといいでしょう。

    りんごの選び方のポイントは、果皮全体につやがありハリがあるものを選ぶことです。しわがあるものは乾燥している証拠なのでおすすめできません。りんごの見た目の選び方は、全体的に色が濃く、色ムラのないものを選ぶといいでしょう。

    おいしいりんごの選び方のポイントは形にもあります。りんごの軸(ツル)の部分が太くてしっかりしていて、軸の元の部分がしっかりと深くくぼんでいないものを選びましょう。変形していないものを選ぶことも大切です。

    りんごの選び方は、おしりの部分(果実の下の部分)も重要です。おしりがふっくらと丸く、中心がしっかりくぼんているものを選びましょう。形がいびつなりんごは味にムラがある場合があります。

    さらに、りんごのおしりを見ると、そのりんごが熟しているかどうかもわかるので、選び方のポイントになります。りんごのおしりまでしっかり色付いているのもは熟していて甘い証拠です。

    ときどき「訳あり」と書かれたりんごを見かけることがありますが、訳ありだからと言っておいしくないわけではありません。訳ありりんごの上手な選び方は、軸の部分と果皮に注目しましょう。

    りんごの軸の部分が割れているものは、中身の成長速度に果皮が追い付けなかったために起こる現象で、中に多くの水分を含んでいる証拠です。軸割れしたりんごの選び方は、重みがあり見た目につやとハリがあるものがいいでしょう。

    しかし、軸割れしたりんごは割れてないものに比べて、乾燥しやすく日持ちしない傾向があるので、早めに食べきるようにしましょう。

    訳ありりんごには、果皮の一部がざらざらしていたり、茶色い点々(サビ)があるものがあります。これはりんごがまだ小さいうちに霜に当たるなどしてできてしまった傷です。見た目だけなので、皮を剥いてしまえば味に問題はありません。

    そういった訳ありりんごの選び方は、形がしっかりしていてみずみずしく、傷がある部分以外につやとハリがあるものがいいでしょう。訳ありりんごはリーズナブルな場合が多いので、選び方を覚えておいて、おいしいりんごをお得に購入しましょう。

    品種と2タイプの皮の色

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    りんごには「赤りんご」と「青りんご」の2種類がありますが、赤いりんごの方が甘いというわけではありません。りんごが赤くなるかどうかは、りんごの皮に含まれているアントシアニンという色素が多く含まれているかどうかです。

    赤りんごに多く含まれるアントシアニンは、太陽が当たると赤く色付いていきます。そうしてたくさん陽の光を浴びた赤りんごは真っ赤に色付いて、甘くなり蜜が入りやすくなります。

    赤りんごの主な種類は、ふじ(ふじ・早生ふじ・サンふじ)、陸奥(むつ)、シナノスイートなどがあります。スイーツやジャムにする場合のりんごの選び方は、酸味がある品種がおすすめです。特に、紅玉(こうぎょく)は果肉がギュッとしていて酸味があるのでパイやケーキにするとおいしい品種です。

    おいしい赤りんごの選び方は、全体が赤く色付いて、おしりの底まで赤いものがおすすめです。赤いりんごはたっぷり陽の光を浴びているので甘く熟しています。

    青りんごはシャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。青りんごは酸味が強いイメージがありますが、近年は酸味が少ない品種も多く出荷されています。

    青りんごは、王林(おうりん)やグラニースミス、きおうなどがあります。シナノゴールドやトキは黄みが強いりんごなので、黄りんごとも呼ばれます。

    王林は青りんごの代表格で、果肉が硬めなのでシャキシャキとした歯ごたえを楽しめます。王林の選び方は他の品種とは少し違っています。王林は果皮に点々が多くあり、これが目立ってざらざらしているものほど甘いと言われています。

    おいしい王林の選び方は、茶色い点々(サビ)が多く黄みがかっているものが甘くておすすめです。酸味も楽しみたい場合は全体的に黄緑色のものを選ぶといいでしょう。

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    おいしいりんごの選び方(ふじ)

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    赤りんごの代表格ともいえる「ふじ」は、果汁が多くジューシーで酸味と甘みのバランスが程よいりんごです。ふじには「ふじ」「早生ふじ」「サンふじ」の3種類があります。

    早生ふじは、ふじよりも1ヵ月程度早く収穫できる早熟系ふじの総称です。サンふじは、実はふじと同じ品種で、育て方が違います。袋をかけて育てるのがふじで、サンふじは袋をかけずに育てます。袋をかけない分、太陽がよく当たり蜜が入りやすい特徴があります。

    選び方1:果皮・重さ

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    ふじは3種類ありますが、どれも選び方は同じです。おいしいふじの選び方のポイントは、果皮にハリがあってつやがあるものを選ぶことです。ふじはおしりが黄色味を帯びていても甘い傾向にあります。

    反対に緑色が残っているものはまだ完熟していないので、選び方の目安にするといいでしょう。ふじのサイズの選び方は、中玉で持った時にずっしりとした重さがあるものがいいでしょう。甘くジューシーな果肉が味わえておすすめです。

    選び方2:軸・おしり

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    ふじの軸が太いものや、弾力があるものは特においしいと言われています。おしりの部分に丸みがあり、全体的にふくよかな形のふじを選ぶと味のムラが少ないのでおいしく食べられます。おしりの部分が尖った形のふじは未熟な場合が多いです。

    おいしいりんごの選び方(ジョナゴールド)

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    ジョナゴールドはアメリカで生まれた品種で、甘みと酸味のバランスがいい赤りんごです。そのまま食べるのはもちろん、ジャムや焼き菓子にも適した品種です。

    ジョナゴールドはジュースやスムージーにしてもおいしいので、選び方を覚えていろいろな食べ方で楽しみましょう。

    選び方1:果皮・重さ

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    おいしいジョナゴールドの選び方は、持った時に重みを感じるものがジューシーでおすすめです。ジョナゴールドは赤色が濃い品種なので、全体的に鮮やかな赤色をしているものを選びましょう。果皮にハリがあり、つやつやしているものがおいしい証拠です。

    「油上がり」とは?

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    よく熟れたおいしいジョナゴールドは、表面がべたべたとしています。これは「油上がり」という現象で、熟れると自然に分泌されるものです。りんご自体が自分の鮮度を保つために分泌しているので、食べ頃のサインともいえます。

    油上がりが起きているジョナゴールドは鮮度がよく、熟しているので選び方のポイントとして覚えておくといいでしょう。そのまま食べても問題はありませんが、気になるときは水洗いしてよく拭くか、皮を剥いて食べるといいでしょう。

    選び方2:軸・おしり

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    おいしいジョナゴールドの選び方のポイントは、軸とおしりの部分にもあります。軸は太く弾力があるもので、おしりまで赤くなっているものを選ぶことです。おしりが青みがかっている場合は未熟なので、長く保存したい場合などに選ぶといいでしょう。

    りんごの保存方法

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    りんごをおいしく食べるためには、選び方だけでなく保存方法も大切です。りんごは適切に保存をすれば、購入から1ヶ月程度もちます。大量に買ってもゆっくり消費できるので、常備しやすいでしょう。

    冷蔵庫保存

    Photo byanaterate

    りんごは常温でも保存できますが、暑さが苦手なので冷蔵庫で保存するのがいいでしょう。りんごを保存するときは冷蔵室でも野菜室でも大丈夫です。

    冷蔵庫に入れる際は、りんごをポリ袋に入れてしっかりと閉じて保存してください。食べるまでに時間がかかりそうなときは、キッチンペーパーや新聞紙で包んでからポリ袋に入れて保存するとみずみずしさが保てます。

    エチレンに注意

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    りんごをポリ袋に入れて保存する理由は、りんごを乾燥させないためと、りんごから出るエチレンガスを閉じ込めるためです。エチレンガスは成長ホルモンのような役割があり、野菜や果物を早く熟させる効果があります。

    そのため、りんごをポリ袋に入れて他の野菜や果物を守るようにしましょう。早く熟してほしい果物などは、りんごと一緒にポリ袋に入れておくと食べ頃が早まるのでおすすめです。

    りんごの正しい選び方を知っておいしいりんごを食べよう!

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    りんごは一年中手に入る身近な果物です。身近だからこそ、正しい選び方を身につけて、おいしいりんごを楽しみましょう。

    渡邉こみつ
    ライター

    渡邉こみつ

    茨城在住の主婦ライター、渡邉こみつです。3人の娘と仲良く戦いながら、母・嫁・ライターとして日々奮闘中。子供を持つ田舎の主婦の目線から、皆さんに役立つ情報を発信していきたいと思います!

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