ホワイトガソリンが使えるランタン3選！おすすめのメーカーは？

屋外での活動時に便利なホワイトガソリンを使ったランタンは、温かみのある強い光が広範囲まで届きます。寒い冬でも高火力を保つことができるホワイトガソリンは、冬もキャンプを楽しみたいキャンパーの強い味方です。

近年人気のLEDライトよりも光が強く、夜間の明るさを求める方にぴったりなのはホワイトガソリンを使うランタンです。また、ホワイトガソリンを燃やしているランタンのまわりはほんのりと暖かく、寒い季節ではその暖かさもほっこりとするポイントになります。

ホワイトガソリンを使ったランタンはデザイン性も高く、持ち運びに便利な小型なものやおしゃれなものなど、キャンパー心をくすぐる商品が揃っています。見た目にもこだわったランタンを探している方にもおすすめです。

主な特徴は、光の強さ・コスパが良い・燃費が良いの3点です。ホワイトガソリンは真冬でも使えるほど引火点がマイナス50度と低く、通常寒い季節では火力が落ちてしまいますが、気温が低くても高火力を保てます。

山など、気温が低くなりやすい場所でランタンを使う場合は、ホワイトガソリンを使用しているものが長時間明るさを維持できます。また、ホワイトガソリンは手頃な価格で販売されています。長時間ランタンを使いたい場合、燃費が良く安価な燃料は重要なポイントになります。

ただし、ホワイトガソリンを使ったランタンは準備やお手入れの手間がかかり、急に明かりが必要となる場面には不向きです。慣れてしまえば問題ありませんが、手間のかかるランタンは苦手という方には手軽に使えるLEDタイプがおすすめです。

ホワイトガソリンを車に入れるレギュラーガソリンと勘違いする方がいますが、レギュラーガソリンとホワイトガソリンは別物です。原油から作られているという点では同じですが、生成方法が異なります。

精製されたガソリンに添加物を加えているのがレギュラーガソリン、精製し添加物を全く入れていない純度の高い状態のものがホワイトガソリンです。そのため、ホワイトガソリンの代わりにレギュラーガソリンを入れてランタンを使用することはできません。

ランタンが故障したり、思わぬ事故につながったりする恐れがあります。また、コストの面でもレギュラーガソリンはホワイトガソリンに比べ高くなるので、余計な出費を控える意味でもレギュラーガソリンとホワイトガソリンの使い間違いはおすすめしません。

広範囲の強い光とコスパの良さでキャンパーに人気のホワイトガソリンを使うランタンは、準備やお手入れの手間がかかりますが、ランタン初心者にもおすすめのアイテムです。LEDランタンとは違う温かみのある光は、人工的な光とは違い自然の中でのキャンプにぴったり合います。

キャンプの雰囲気を盛り上げるアイテムとしてもおすすめのランタンの使い方は、仕組みや手順を覚えてしまえばそれほど難しくありません。ランタンは使い捨てではなく半永久的に使えるのも魅力です。

正しい使い方と丁寧なお手入れに慣れてしまえば、親から子へと受け継ぐアイテムにもできます。ランタン初心者にもおすすめのホワイトガソリンを使うタイプの使い方と注意点を解説します。

ランタンを使う前に、まずはホワイトガソリンを入れるためのジョウゴを用意します。キャンパーに人気のメーカー、コールマンから発売されているフューエルファネルやガソリンフィラーは初心者にも使いやすくおすすめです。

ジョウゴを使ってランタン内のタンク8分目までホワイトガソリンを入れたら、ポンピングをします。ポンプノブが押せなくなるまでしっかりポンピングをしたらマントルをバーナーチューブに取り付けてカラヤキします。下部からまんべんなくカラヤキし、白い灰状になれば完了です。

燃料バルブを開きチャッカマンなどでマントルに火をつけたら、再度ポンピングを行います。燃えている状態から光の状態になったら完成です。慌てず、手順を確認してから行うとスムーズな点火ができます。

キャンプアイテムとして人気のランタンですが、実は室内でも使えます。やさしい炎の光が魅力のランタンは室内で使って、いつもとは違う雰囲気を楽しむのにおすすめです。しかし、ホワイトガソリンを使うランタンを室内で使う場合は注意が必要です。

ホワイトガソリンは非常に揮発性が高く、ちょっとした火種でいっきに燃え広がってしまいます。室内でランタンを使う場合には、ホワイトガソリンなど揮発性の高い燃焼系のタイプではなく、扱いやすいキャンドルタイプがおすすめです。

ホワイトガソリンを使った炎とは違い、少々弱い光になりますが、室内を照らすには十分の光量があります。また、室内をいつもと違った雰囲気にできるので、リラックス効果も発揮できます。室内のインテリアに合うキャンドルランタンを探すのもおすすめです。

ホワイトガソリンを使うランタンを探しているならキャンパーに人気のメーカー、コールマンがおすすめです。1901年創業の老舗メーカーでもあるコールマンは、初心者にも上級者にも使いやすいアウトドア用品が揃っています。

また、コールマンのランタンは使い勝手が良いだけでなく、デザイン性の高さでも人気があるメーカーです。アウトドアでの使用を考えたデザインなので、初心者でも扱いやすいランタンが多数あります。

ホワイトガソリンを使うランタンはほかのメーカーからも展開されているので、使い勝手やデザイン性など好みをがある方は、ほかのメーカーのランタンを探すのもおすすめです。

強く広範囲を照らせるホワイトガソリンを使うランタンは、コールマンの人気が高めです。コールマンにはおしゃれな小型タイプやホワイトガソリン以外の燃料もOKのタイプもあり、デザイン性の高さと使い勝手の良さの両方で選びたい方におすすめです。

また、ホワイトガソリンを使うランタンを選ぶときのポイントは、キャンドルパワー・タンク容量・ほかの燃料も使えるか・自動着火機能の有無・ホワイトガソリン専用携帯ケースの有無の5つです。

キャンドルパワーは光の強さを意味し、キャンプ場で使うなら約300キャンドルパワーあると安心です。タンク容量の目安は8時間の連続使用で600ccです。ホワイトガソリン以外の燃料も使えるかや自動着火機能などについては、好みですがチェックしておくことをおすすめします。

ロングライフデザイン賞受賞の小型タイプ「ワンマントルランタン」は、サイズは小さめでも明るく使い勝手の良いモデルです。小型でもタンク容量は590ccあり、200キャンドルパワーで明るさも十分です。

ワンマントルランタンは2022年11月時点で販売されている商品が完売次第、廃盤が決まっている商品なので、小型で持ち運びしやすいものを探している方は早めの購入がおすすめです。初心者にも扱いやすく、ランタンデビューにも最適な小型タイプです。

ホワイトガソリン以外の燃料も使いたい方におすすめの「ツーマントル プレミアム デュアルフューエルランタン」は、災害時など急にガソリンが必要な際に便利なレギュラーガソリンにも対応しています。

日本未発売モデルのランタンには専用のハードケースもついており、ホワイトガソリンの持ち運びに便利です。また、光度調節機能もついているランタンなので、光の調節をしたい方にもおすすめです。

簡単着火で手軽にホワイトガソリンランタンを使いたい方におすすめの「ノーススター（R） チューブマントルランタン」は、360キャンドルパワーで非常に明るいです。チューブ型マントルを採用し、自動着火機能による簡単着火で誰でも手軽に使えます。

チューブ型マントルはワイヤークリップで止めるだけなので、準備も簡単です。ホワイトガソリンを入れるタンク容量は約940ccもあり、最大14時間の連続使用が可能です。

ホワイトガソリンランタンは非常に明るくアウトドアで大活躍すること間違いなしです。揮発性の高いホワイトガソリンを使う際は火種を近くに置かないなどの注意が必要ですが、手順をしっかり守れば問題なく使えます。

コスパ抜群で小型タイプなどおしゃれなものもあるホワイトガソリンランタンは冬でも明るい光を放つので、季節問わずアウトドアを楽しみたい方におすすめです。