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そうめんみたいな極細パスタ「カッペリーニ」
古代ローマ時代のプルスという小麦などの穀物を粥状に煮込んだ料理が起源とされている「パスタ」には500を超える種類があるのをご存知でしょうか。
日本でよく使われる「スパゲティ」というのはロングパスタの一種で、パスタの直径が1.9〜1.4mmほどのものを指します。パスタの中でもスタンダードなタイプとされており、濃厚なソースにも軽いソースにも合わせやすいのが魅力です。
スパゲティよりも細い、極細のロングパスタを「カッペリーニ」と言います。汁気の多いソースと良く合い、冷製パスタに使用するのもおすすめな、そうめんのようなパスタです。
直径は1.1mm~0.9mm
カッペリーニの太さは1.1〜0.9mmほどで、日本のそうめんと同じくらいの太さをしています。スパゲティを普段食べている人からすれば格段に細いのがよくわかります。
平らな形状のパスタである「フェットチーネ」や楕円形の「リングイネ」などはモチモチとした食感を楽しめるのに対し、極細のカッペリーニはつるんとした食感が魅力です。
名前の由来
カッペリーニという名前は、イタリア語で髪の毛を意味する「capelli=カッペリ」が語源だとされています。カッペリーニはパスタの中でも1番細いため、その細さを髪の毛に例え「カッペリーニ」という名前となったと伝えられています。
カッペリーニはアメリカなどの英語圏では「Angel hair pasta=エンジェル・ヘアー・パスタ」と呼ばれることもあります。これは髪の毛のように細いという意味と、天使の髪のように繊細であるという意味からこのように呼ばれているそうです。
ちなみに、スパゲティは「細い紐」、フィットチーネは「小さなリボン」、リングイネは「小さな舌」という意味を持っています。パスタの名前の由来や語源を調べてみると、馴染みのないパスタの名前でも親近感を持って覚えることができるでしょう。
カッペリーニの茹で方
パスタの茹で方は、日本でいうお米の炊き方と同じくらい、料理の質を左右する大切な工程です。カッペリーニも、茹で方ひとつで料理の美味しさが決まってしまうと言っても過言ではないくらい、茹で方というのは大切なのです。
カッペリーニを含むパスタの基本的な茹で方をまずは紹介しておきましょう。大きめの鍋にたっぷりの水を入れ、しっかりと沸騰させたら塩を加えます。水の目安はパスタ100gに対し水1L、塩の目安は水1Lに対し塩10gです。
沸騰したお湯にパスタを放射線状に広げ投入します。パスタがお湯の中に沈み込んだら、パスタ同士がくっつかないようによくかき混ぜます。
パスタを茹でている間は、ふつふつと沸騰させながらもお湯が吹きこぼれないように注意してください。また、吹きこぼれないよう差し水をするのは厳禁です。パスタがくっつかないよう時々掻き回すのも忘れないようにしましょう。
パスタは太さなどによりそれぞれ茹で時間が異なります。パスタの袋には茹で時間が表示されているので、まずはパスタの茹で時間を確認しましょう。袋に表示されている茹で時間よりも少し早めにパスタを1本取り上げ、茹で具合を確かめます。
ベストのタイミングになったらザルなどで水気を切り、手早くソースなどと混ぜ合わせ盛り付けます。パスタの茹で上がりと同時にパスタソースが出来上がるように調整しながら調理するのがポイントです。
基本のパスタの茹で方はこのようになっております。カッペリーニの場合には他のパスタよりも細いのでその分茹で時間も短くなります。カッペリーニは特に茹で時間に注意して茹で上げなくてはなりません。
茹で時間は2分前後
カッペリーニの茹で時間は、販売しているメーカーによって多少の誤差はあるものの、大抵が2分ほどです。
スパゲティの茹で時間は8分前後なので、普段スパゲティの調理になれている人にとってはとても短く感じることでしょう。そのためカッペリーニを茹でる際にはキッチンタイマーをセットするなどして茹ですぎ防止を心がけてください。
冷製パスタにするなら茹で時間は長めに
カッペリーニは冷製パスタにも多く使用されます。カッペリーニの冷製パスタを作る際には上記で紹介したカッペリーニの茹で時間よりも、1分強ほど長く茹でると美味しく仕上がります。
冷製パスタとして使用するカッペリーニは、茹で上がった際に水で締めるため、若干硬い仕上がりとなります。そのため、少し長めにカッペリーニを茹でる必要があるのです。カッペリーニで冷製パスタを作るときには、茹で時間を少し長めに設定しましょう。
おすすめ!カッペリーニのおいしいレシピ
ここからは簡単に作れるおすすめのカッペリーニレシピを紹介します。極細のカッペリーニを生かしたおいしいレシピを取り揃えました。スパゲッティのパスタに飽きた人やカッペリーニの食べ方に悩んでいる人は是非参考にしてみてください。
旨味たっぷりボンゴレ
まず紹介するカッペリーニのおすすめ簡単レシピは「旨味たっぷりボンゴレ」です。使用する材料は、カッペリーニ・あさり・にんにく・ベーコン・オリーブオイル・白ワイン・塩・こしょうです。
あさりは砂抜きし、にんにくはみじん切りに、ベーコンは1cm幅に切ります。フライパンにオリーブオイル(大さじ1)とにんにくを入れ、弱火で熱します。にんにくの香りが立ってきたら、あさりとベーコンを加え、軽く炒め合わせます。
白ワイン(1/4カップ)・熱湯(3カップ)・塩(小さじ1/2)を加え煮立たせます。カッペリーニを投入し、かき混ぜながら2分30秒ほど茹で、あさりの口が開き、汁が少なくなったらオリーブオイル(大さじ1)とこしょう(少々)を加え味を整え、器に盛り付ければ完成です。
和風のスープカッペリーニ
次に紹介するカッペリーニのおすすめ簡単レシピは「和風のスープカッペリーニ」です。使用する材料は、カッペリーニ・しらす・オリーブオイル・顆粒和風出汁・醤油・みりん・塩です。
鍋に水(2+1/2カップ)・顆粒和風出汁(小さじ2)・醤油(大さじ1)・みりん・(小さじ1)・塩(少々)を入れ、ひと煮立ちさせて和風スープを作ります。
別の鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、塩を加えて、カッペリーニを硬めに茹でます。茹で上がったら湯切りして器に盛りつけます。
カッペリーニの上から和風スープをかけ、しらすを盛り付け、最後にお好みの量のオリーブオイルをまわしかければ、おいしい和風のスープカッペリーニの完成です。
パスタでパエリア
最後に紹介するカッペリーニのおすすめ簡単レシピは「パスタでパエリア」です。使用する材料は、カッペリーニ・あさり・ミニトマト・たまねぎ・にんにく・しめじ・顆粒コンソメ・サフラン(なければカレー粉)・塩・オリーブオイル・白ワインです。
あさりは砂抜きし、ミニトマトはヘタを取り半分に切ります。玉ねぎとにんにくはみじん切りにし、しめじは石づきを取りほぐしておきます。
ボウルに熱湯(2+1/2カップ)・顆粒コンソメ(大さじ1)・サフラン(ひとつまみ)・塩(小さじ1)を入れ混ぜ合わせスープを作っておきます。
フライパンにオリーブオイル(大さじ2)を入れ熱し、玉ねぎとにんにくを弱火で炒めます。玉ねぎに火が通ってきたらミニトマトを加え、さらに炒めます。
しめじを加え、白ワイン(大さじ1)を回し入れしっかりと炒め合わせます。ボウルに作ったスープを加え煮立たせ、3cmほどの長さに折ったカッペリーニを加え3分間ほど煮ます。
あさりを全体に散りばめ、オリーブオイル(大さじ2)を回し入れたら、蓋をして弱火でさらに3分ほど蒸し煮をして完成です。
簡単!カッペリーニの冷製パスタレシピ
カッペリーニは冷製パスタにするのもおすすめなパスタです。ここではカッペリーニのおすすめ冷製パスタレシピを紹介します。カッペリーニの冷製パスタを作るときには、袋の表示時間よりも少し長くカッペリーニを茹でることが美味しく作るためのポイントです。
トマトソースとエビの冷製パスタ
まず紹介するカッペリーニの冷製パスタのおすすめ簡単レシピは「トマトソースとエビの冷製パスタ」です。使用する材料は、カッペリーニ・ホールトマト・にんにく・オリーブオイル・レモン汁・ボイルエビです。
ホールトマトは角切りに、にんにくはみじん切りにしておきます。ボウルにホールトマトとにんにくとボイルエビを入れオリーブオイル(大さじ1)とレモン汁(小さじ1)を加えよく混ぜ合わせて冷製ソースを作っておきます。
たっぷりのお湯に塩を加えカッペリーニを30秒ほど長めに茹でます。茹で上がったら氷水で締め、しっかりと水気を切ります。
ボウルの冷静ソースにカッペリーニを入れ、よく和えて器に盛り付ければ、おいしいトマトソースとエビの冷製パスタの完成です。
桃と生ハムの冷製パスタ
次に紹介するカッペリーニの冷製パスタのおすすめ簡単レシピは「桃と生ハムの冷製パスタ」です。使用する材料は、カッペリーニ・桃・オリーブオイル・レモン汁・すりおろしにんにく・塩・こしょう・生ハムです。
桃は皮を剥き、くし切りにしておきます。ボウルにオリーブオイル(大さじ2)・レモン汁(大さじ1)・すりおろしにんにく(少々)・塩(少々)・こしょう(少々)を混ぜ合わせ、くし切りにした桃に絡ませます。
カッペリーニを、塩を加えたたっぷりのお湯で少し長めに茹で上げ、氷水で締め、しっかりと水気を切ります。
器にカッペリーニを盛り付け、味付けした桃と生ハムを飾り付ければ、おいしい桃と生ハムの冷製パスタの完成です。
カッペリーニを使った色々なレシピに挑戦しよう!
カッペリーニは温かいソースでも冷製ソースでも美味しく食べることができるおすすめのパスタです。紹介したカッペリーニのおいしい簡単レシピを参考に、色々なカッペリーニ料理を作ってみてください!
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