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猫の首輪は手作りするとかわいい!
近年は犬の飼育数が減る一方で、猫の飼育数は微増しています。犬や猫などペットとの触れ合いは人の心身の健康に良い影響を与えるとされ、医療や介護、教育の現場でアニマルセラピーが活用されています。ペットは人々に癒しを与え、温もりや優しさに触れる事もできるでしょう。
本記事では猫が首輪を付けるメリット・デメリット、さらには猫用手作り首輪のアイデアをご紹介します。犬にとって散歩は心と身体の健康維持に必要で、適切な運動は元より、精神面のリフレッシュやストレス解消にもなるといわれています。
犬の散歩量は体の大きさやトイレ習慣、性格などによって異なりますが、朝と夕方の1日に2回が理想です。猫は犬のような散歩は特に必要ないようですが、外の世界に興味を惹かれる猫や外で暮らした経験のある猫は安全面を考慮した上で散歩する方法もあります。
猫を散歩に連れて行く場合は脱走に備えて首輪を付けてください。また、首輪には飼い猫である事が分かるように名前や連絡先を記しておけば、飼い主を探すのに役立つでしょう。身体の柔らかな猫は首輪にリードを付けるとすり抜ける可能性があるため、ハーネスの併用がおすすめです。
首輪はペットショップやオンラインストアにかわいい既製品が出回っていますが、オリジナルの手作りもおすすめです。手作りは個体のサイズを基に製作するため、既製品ではサイズが合わなかったという場合に役立つでしょう。また、好きなデザインに仕立てられるのも手作りの魅力です。
手作りの首輪には布地が必要です。布地は猫のかわいいキャラクターをデザインしたものや和柄が人気の唐草模様、ナチュラルでシンプルなデザインなどがあり、数多くの図柄やカラーから手作りできます。また、飼い主の愛情を込めた手作り首輪は猫をよりかわいく見せてくれるでしょう。
今回ご紹介する猫向けの手作り首輪は100均の材料で手作りできるものやシュシュタイプの手作り首輪、さらには蝶ネクタイ風の手作り首輪です。中には不器用でも簡単に手作りできるアイデアもあるので、ぜひ手作りの参考にしてください。
猫に首輪をつけるメリット
猫に首輪を付ける大きなメリットは迷子対策です。飼い猫は地域猫や野良猫との区別が難しく、保健所に保護されたり、ほかの家庭で飼われたりする可能性を首輪によって減らせます。手作りも含めて首輪は名前や電話番号など、飼い主を特定するのに役立つ情報の記載がおすすめです。
手作りや既製品の首輪は猫が自宅から脱走した時や散歩中に首輪が外れた時、さらには災害時の避難場所でも役立つでしょう。避難所で猫は普段と違った空気を感じ取り、ナーバスになっているかもしれません。万が一の場合に備えて、自宅で手作りや既製品の首輪に慣れさせておきましょう。
猫に首輪をつけるデメリットもあるので注意
デメリットの最も気を付けるポイントは首輪による事故です。猫は高い所に上ったり、隙間を通り抜けたりする習性があり、首輪が引っ掛かって窒息する可能性があります。サイズの合っていないものは特に注意が必要ですが、サイズを合わせた手作りでも事故が起きないとは断定できません。
きつく締めた首輪は猫の負担になるため、人間の指2~3本が入る緩さに調整してください。また、首輪は抜け毛や皮膚炎を招くケースもあります。
首輪は鈴を付けた種類も人気ですが、聴力の良い猫にとってはストレスを感じる事もあるでしょう。猫が嫌がっているようであれば取り外した方が良いかもしれません。
猫の首輪を手作りするときに必要な材料と手順
手作りの首輪に取り掛かる前に猫の首回りのサイズを計測します。ヌードサイズは首とメジャーに隙間がないように測るのがコツです。手作りでも猫が快適に首輪を装着できるよう、ヌードサイズに約5cm足して、人間の指が2~3cm入る適正サイズにしてください。
猫は生まれて3~6ヶ月経過して身体付きがしっかりしていれば、子猫でも首輪を付けられるといいます。子猫の初めての首輪には10mm幅に対して長さ14~22cm、成猫の初めての首輪には長さ17~27cmがおすすめですが、被毛の長さやボリューム、個体差でジャストサイズは異なります。
猫の首輪を手作りするときの材料
手作りには数点の材料が必要ですが、ネットショップや手芸屋でも簡単に揃えられます。基本的な手作りの猫用首輪は布地と芯地、セーフティーバックルや定規、チャコペン、さらにはハサミとミシン、アイロンが要ります。手作りではレパートリーを増やすために型紙の作成がおすすめです。
ミシンが用意できない方は針と糸が必要です。布地は手作りの良さを活かして、お気に入りの図柄やカラーを見付けましょう。布地は猫の負担を考慮して綿素材の柔らかなもの、軽量なものを選んでください。手作りに必要なセーフティーバックルは猫の首を守るアイテムです。
セーフティーバックルは一定の力が加わった場合に外れるため、安全性を高められます。迷子対策には布に貼れる名前シールやチャーム式の迷子札を用意してください。
猫の首輪を手作りするときの手順
ミシンを使う手作りでは裁断した布地と芯地を用意し、半分に折ってアイロンで折り目を付けます。布地を中央の折り目に向かって折り込み、芯地を入れ込みます。ミシンを用意し、布地の表面を上にして開いている部分を手前に置き、右上のやや内側に針を落として縫い進めます。
手作りする場合は狭い幅を小さな縫い目で縫い、長辺をやや大きめの縫い目に変更して強度を高めて、縫い終わりは返し縫いしてください。アジャスターを縫い終わった紐に通し、紐の先をミシンで縫い留め、押さえリングとバックルを付けます。所々で返し縫いをしてください。
ミシンを使わない手作りでは布地の上下の長辺を折り返し、ずれないように縫います。縫い終わった布地をさらに半分に折って縫い、オスとメスのセーフティーバックルを通します。生地の両端を折り返して縫い、名前シールを首輪の裏側に貼り付ければ手作り首輪の完成です。
100均材料で簡単にできる!手作りの猫の首輪
100均ショップの材料を使って簡単に首輪を手作りできますが、100均商品で使用するのは既製品の猫用首輪です。100均ショップのダイソーにはセーフティバックル使用の猫用首輪があり、解体してバックルとプラスチック金具を手作りの材料にします。
解体する前にバックルやプラスチック金具がどこに取り付けるか参考にするため、既製品の首輪をスマホで撮影しておきましょう。柔らかく軽い布地はキルト芯をアイロンで貼り付けてコの字とじで縫い終えますが、端は金具を取り付けるので縫わないでください。
あらかじめスマホで撮影した写真を参考にして100均の金具の位置と向きを確認し、生地に取り付け、ベルトの両端を縫いましょう。手作りでは皮膚に当たるベルトの縫い目をコの字とじで糸が見えないように処理し、猫の負担を減らしましょう。
かわいい!手作りの猫の首輪:シュシュタイプ
かわいい首輪はシュシュタイプの手作りもおすすめです。シュシュは既製品ではなく猫のサイズに合わせるよう手作りしてください。長さは個体差がありますが、子猫が約50cm、成猫は55~65cmの目安です。幅は完成品が約4.5cmの場合は約10cm、細めは約8cm、フリル状は約12cmです。
布は中表に合わせて端から約5mmをミシンや手で縫い、布を返します。手作りのシュシュタイプは布を返すのがポイントで、「クイックターン」などループ状の細長い紐を表に返すための道具を使えば簡単です。布を返したら両端を約1cm重ね合わせて、筒状にまつり合わせてください。
まつり合わせはゴムの入口を約1cm開けて縫い、ゴム通しを使ってゴムを入れます。ゴムを2回結んで生地の中に隠せば、簡単に手作りシュシュタイプの首輪が完成します。シュシュタイプは猫が苦しくないようにゴムを調整し、また爪や柵などで引っ掛けないように注意してください。
おめかしにも!手作りの猫の首輪:蝶ネクタイ風
手作りの蝶ネクタイ風首輪はサイズに合わせて首輪の生地と蝶ネクタイ本体の生地、中央の生地の型紙を用意します。生地を裁断したら中央へ向かって下から上、上から下、左から右の順に蝶ネクタイを折り、3つ折りの要領でひだを作ります。ひだはグルーガンで固定しましょう。
首輪の生地は下から上に折ってグルーガンで留め、さらに蝶ネクタイを接着して固定してください。蝶ネクタイと首輪の生地にリボンを掛けてグルーガンで留め、首輪の両端にマジックテープを取り付けて完成です。
やや厚みのある生地で手作りする場合はアイロンを掛けて折り目を付け、縫い合わせてください。蝶ネクタイの中央は糸を巻き付けて結び、ひだができるように固定します。中央の生地は筒状にして首輪と蝶ネクタイに通し、蝶ネクタイの位置を整えれば完成です。
かわいい猫ちゃんにはかわいい首輪を手作りしよう
手作りはかわいい生地を選べたり、適切なサイズに調整できたり、おしゃれにアレンジできる点も魅力です。また、首輪のデザインと合わせて人間用のヘアゴムなど簡単なアイテムを手作りし、リンクコーデのようにしても楽しめるでしょう。