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家系総本山・横浜 吉村家の歴史について
皆さん、家系ラーメンの総本山と呼ばれる、横浜吉村家をご存知でしょうか。今回は、この横浜吉村家についてご紹介していきます。まず歴史について紐解いていきます。
1974年、当時長距離トラック運転手だった吉村実(よしむら みのる)氏が、「九州の豚骨と東京の醤油を混ぜたら美味いんじゃないか」と思い立ち、新杉田駅付近にラーメン屋を開店させました。
この吉村実氏が、とんこつと鶏ガラをベースにしたコク深い醤油スープ、酒井製麺の極太麺、鶏油、チャーシュー、ほうれん草、海苔をトッピングした家系ラーメンの王道の姿を作り上げました。
横浜家系ラーメンと呼ばれるラーメン屋は数多くありますが、この横浜吉村家こそが、横浜家系ラーメンの発祥地、総本山と呼ばれています。
吉村家のラーメンは横浜の家系ラーメンの基礎になっています。横浜の家系ラーメンは基本的にはスモークしたチャーシューとほうれん草と海苔がトッピングされています。ほうれん草と海苔が入っているラーメンが横浜の家系ラーメンだとわかるようになっています。
家系ラーメンの歴史は、杉田で始まりました。そこに店舗を構えていたのが吉村家です。現在は横浜駅にありますが、開業してから1999年までは杉田に位置していました。
朝5:00から営業しており、当時は目の前にある石川島播磨重工などの工業地帯を行き来するトラックの運転手が多く使うようになり、お店は大盛況しておりました。
社長の吉村実氏が、いつか横浜駅で営業してみたいという夢がずっとありました。そして、ついに、1999年に横浜駅に移転。当時杉田にあった店舗は直系店の「杉田家」が営業しています。
複数の直営店と家系が広まる!
この横浜家系ラーメン発祥の地、吉村家で修行をした職人達が数多くの直営店舗や横浜家系ラーメンのお店をオープンさせています。認定された店舗は「直系店舗」と呼ばれています。その点についてご説明させていただきます。
「直系店舗」とは、吉村家にて修行をし無事開業に至った店舗です。なおかつ家系ラーメン店経営者として立派に運営をし、成功している店舗のことを「直系店舗」と呼びます。
吉村家で修行をし終業しただけでは直系皆伝とはならないのです。また直系店舗には必ず吉村家の「直系皆伝」と「家訓」の2つが店内に張り出されております。
「直系店舗」と呼ばれる店は、神奈川県に4店舗、新潟県上越市、富山県魚津市、香川県高松市にそれぞれ1店舗ずつありましたが破門や経営者が変わるなどしました。
現在の「直系店舗」は杉田家、はじめ家、厚木家、高松家、上越家、末廣家の6店舗です。それぞれ吉村家と同様「家」という漢字が入っています。
現在でも、総本山吉村家では、直系店舗、弟子入りを募集しており、吉村家ホームページ、または吉村家店頭にも「弟子入り募集」の告知がされています。
現在の直系店の中でも、1番吉村家のラーメンの味に近いと呼ばれているお店が「杉田家」です。「杉田家」も吉村家同様大人気の店舗で店の外には20人以上の行列が出来ています。
こちらの杉田家は、家系ラーメン店の総本山、吉村家から独立した直系店第1号店です。杉田家は1999(平成11)年に開業し、「昭和のラーメン屋」を貫く店主の想いが詰まった1杯には手間もコストもかけています。
店主は、津村進氏で、千葉県出身です。大学卒業後、インドネシアやタイなどに赴任する商社で営業職に就いて、3社ほどを経験していました。しかし、ある日突然「ラーメン屋をやる」とふと思ったそうです。
かねてからの憧れだった吉村家の門をたたいて、2度面談で落とされるも、粘りに粘り3度目の面談でようやく修行を認めてもらいました。後に、直系店1号店として杉田家をオープンさせました。
杉田家の営業時間は、5:00~翌1:00です。朝早くから、夜遅くまで営業していて、営業時間が長いので非常に助かります。営業時間は変更されることもあるので、あらかじめお店に営業時間を確認してから行くのがおすすめです。
杉田家へのアクセス方法は、JR根岸線「新杉田」駅から徒歩3分ほどで到着できるアクセスしやすい場所にあります。横浜吉村家と杉田家の歴史は調べれば調べるほど面白いので是非読むことをおすすめします。
住所 | 神奈川県 横浜市磯子区 新杉田町 3-5 |
電話番号 |
045-776-2155 |
六角家は閉店となる!
吉村家の創業者・吉村実の元で、本牧家にて修行した神藤隆氏が1988年に開業した、六角家という横浜家系ラーメン屋がありました。
六角家のアクセスは、東急東横線の東白楽駅と白楽駅のほぼ中間に位置していて、六角家の名前の由来は、本店の近くの地名である六角橋商店街からとった名前です。
カウンターに座るお客様が麺の量、硬さ、味の濃さトッピング等を1人ずつ言い、職人が全て記憶し間違う事なくラーメンを提供するスタイルで話題になりました。
その後、1996年にラーメン博物館に六角家は出店し、大ブレイクとなり、関東地方ではセブンイレブンのオリジナル商品として六角家のカップ麺も発売されるほど人気となりました。
しかし、2017年10月31日に皆に惜しまれながら六角家六角橋本店が閉店する運びとなってしまいました。現在では、戸塚店のみが営業しています。
戸塚店へのアクセスは、江ノ電バス「戸塚駅東口」から「飯島団地循環」、「大船駅」行き等に乗車、「南谷」で下車して徒歩1分です。
近くにコインパーキングもあるので、バスでのアクセスが行きにくい方は、車でアクセスするのがおすすめです。
六角家戸塚店の営業時間は、11:00〜22:00までとなっております。ただし営業時間は変更されることもあるので、あらかじめお店に営業時間を確認してから行くのがおすすめです。
住所 | 神奈川県横浜市戸塚区下倉田町682 |
電話番号 | 045-864-4490 |
横浜 吉村家のラーメンの味とは?
大人気の家系総本山・横浜吉村家ですが、ラーメンはどのような味なのでしょうか。ラーメンの味について解説していきます。
元祖ともいえる豚骨醤油スープ
横浜吉村家のベースとなるラーメンのスープは、醤油豚骨スープが使用されています。醤油豚骨スープには、1日分としてなんと豚骨1トン、鶏ガラ500羽分が使用されています。
特に横浜吉村家では、他の直系店舗に比べると、ガツンと醤油感の強いパンチのあるスープを味わうことが出来ます。たっぷり浮いた鶏油の風味が更にスープの旨みを引き立てて、豚骨と鶏、鶏油のバランスがいい本物の家系を頂けます。
プルプル・モチモチ麺
横浜吉村家では、ぷるぷるもちもちの麺も大人気の理由の一つといえるでしょう。本格家系ラーメン屋は、贔屓にしている製麺所が同じなのです。その製麺所の名前は「酒井製麺」といいます。もっちりとしていて、小麦を上品に感じることのできる麺が特徴です。
「酒井製麺」の麺は、家系総本山の吉村家の系譜上にある家系ラーメン屋でしか使うことができないとも言われています。柔らかくても決してダレることのない麺質が非常に人気が高いです。
酒井製麺の麺は現在三種類が確認されています。吉村家オリジナル特注麺と中太麺、やや中太麺があります。吉村家オリジナル特注麺は直系でしか使用が許されていないといいます。
そしてチャーシューです。チャーシューは横浜吉村家、吉村家直系の店舗では、スモークが効いた豚バラ肉が使用されています。このスモークが、スープの味を引き立てる役割も果たしています。
ラーメンでないお土産も
横浜吉村家では、名物として、帰りにお土産を持ってかえることができます。お土産は日によって様々ですが、みかんだったり、バナナだったり、野菜だったりと色々あります。
野菜であることが多い模様で、「無料でどうぞ」という風に置いてあります。ある日は、大根とじゃがいもがお土産だった日もありました。
他の日には、立派な大根が丸々1本。他にも持ち帰りやすいサラダ菜や舞茸などもおいてある日もあります。毎日お土産の種類が変わるので、ラーメン以外にも楽しめます。
横浜 吉村家のおすすめ2大メニューを紹介
続いては、横浜吉村家のおすすめ2大メニューをご紹介していきます。どのようなメニューが人気なのでしょうか。
1:ラーメン
横浜吉村家の人気メニュー1つ目は、なんといってもこの定番メニュー「ラーメン」です。1番おすすめです。吉村家のメニューはとてもシンプルで、基本的にはラーメンの普通盛りと中盛と大盛りを選ぶスタイルです。
トッピングメニューは沢山の種類があり、のり50円、味玉60円、野菜畑70円、辛みそネギ100円、玉ねぎ70円等。他にもキャベツやほうれん草、生卵にメンマにもやしにキクラゲ等もあります。
中でもほうれん草のトッピングメニューは超定番で大人気です。後は追加のライスが110円で購入できるので、ラーメンと一緒にライスを注文する方が多いです。
並ぶ前に、最初に食券でメニューを選び購入します。トッピングは、後から現金でも追加できますが、初心者にはハードルが高いので、ここでラーメンとトッピングは全て頼んでおきましょう。
トッピングは、他のお店にないような変わったメニューもあります。白玉(型くずれ)2円など、なかなか他のラーメン屋さんでは見かけません。しかも2円という激安な料金設定です。
2:チャーシュー麺
続いてのご紹介する2つ目のメニューは「チャーシュー麺」です。というのも横浜吉村家は基本的にラーメンはこの基本のラーメンとチャーシュー麺の2種類のメニューのみです。
横浜吉村家の「チャーシュー麺」は大きなチャーシューがお皿に目いっぱい乗っかったメニューとなっています。
後は、トッピングや盛り具合で自分好みのラーメンにしていくのです。いろいろなラーメンを提供するお店が多いのですが、横浜吉村家は基本に忠実なメニューとなっています。
他にも、麺の固さ、スープの脂の量、味の濃さをお客様が自由に指定できることに加え、テーブルの上にニンニク、豆板醤、胡椒といった調味料が置かれています。
調味料類が非常に充実しており、吉村家オリジナルの刻み生姜等もあります。別料金で購入出来るライスに乗っけて食べるお客様も多く見受けられます。
お客様自身が好みに合わせて味の調節ができるなどの工夫がなされており、選択肢の豊富さが横浜吉村家の特徴となっています。
横浜 吉村家の口コミ評価について
横浜吉村家の口コミ評価について、紹介していきます。どのような口コミ評価がされているのでしょうか。
食べログでの評価は3.77と類を見ない超高評価となっております。総本山というだけあり、おすすめ度は大変高く、大人気です。
家系総本家に恥じぬ美味しさと評判
口コミをみると、「さすがおすすめの総本山というだけあった」、「美味しすぎてスープまで飲み干してしまった」「これを食べなくして家系ラーメンは語れない」などと、家系総本家に恥じぬ美味しさと評判の良さとなっております。
他にも、「キレのある醤油先行型のスープは中毒性あり」や、「豚骨の塩味と油のバランスが最高」、「これは旨い家系ラーメン。一度並んで食してみてください!」等、味の評価も非常に高いものとなっています。
平日にも関わらず、行列が多数などの口コミも多く寄せられているので、お時間に余裕がある時に是非1度並んでみるのがおすすめです。
横浜 吉村家・移転の噂について
横浜吉村家では移転の噂がまことしやかに囁かれています。こちらの真相について紐解いていきます。
こちらの噂に関しては、創業者吉村実氏が回答しています。「いまの店舗は2025年までの契約。だから、移転は3年後だな。」とのことです。
移転場所の候補として、一つの案として、桜木町の『ぴおシティ』さんがラブコールをくれているそうです。アクセスのしやすさや、近隣のお店やお客さんのことを考えると良い場所ではあるのでこちらに移転する可能性もあります。
ただしこの桜木町の近辺はラーメン激戦区となっており、有名ラーメンチェーン店の『すみれ』さんと『一蘭』さんがあるので、まだ確定には至っていないそうです。
2025年になったら、横浜吉村家から正式に情報が公開されることとなるので、そのタイミングまで待つのが1番良い方法です。
横浜 吉村家・コラボ商品を紹介
続いては、横浜吉村家と各企業のコラボ商品についてご紹介していきます。大人気の横浜吉村家は、色々な企業とコラボ商品を発売しています。
ローソンは吉村家とコラボ商品一斉発売
超大手コンビニチェーンの「ローソン」が、横浜吉村家とローソン名店コラボとして、タッグを組み、コラボメニュー商品を多数販売しています。コンビニで買えるので営業時間等を気にしなくてもいいのが良い点です。
最初のおすすめのコラボ商品はカップラーメンの「明星家系総本山吉村家豚骨醤油ラーメン」278円(税込)です。
「吉村家」の濃厚豚骨醤油ラーメンを再現しており、食べ応えのあるノンフライ中太麺に、鶏と豚のエキスと濃口醤油や鶏油、鶏を焦がしたオイルを加えた豚骨醤油スープとなっています。
続いてのおすすめのコラボ商品もカップラーメンの「旭松 家系総本山吉村家 野菜畑豚骨醤油スープ」178円(税込)です。こちらはラーメンではなくカップスープとなっています。
家系総本山の吉村家が監修した、麺抜きのラーメンスープで、濃厚な豚骨醤油スープに鶏油を利かせています。キャベツ、もやし、ほうれん草、にんじん、白菜、ねぎの6種の野菜入りとなっています。
続いてのコラボ商品は「家系総本山 吉村家監修 焼豚おにぎり」149円(税込)です。こちらは関東圏内のローソンでのみ販売されています。
吉村家店主監修のラーメンの豚骨醤油スープで炊き込んだごはんに、香ばしいたれで和えた焼豚をトッピングしたおにぎりとなっています。
続いてご紹介するコラボ商品は「家系総本山吉村家監修 家系らーめん」550円(税込)です。こちらも関東圏内のローソンでのみ販売しています。
家系総本山吉村家の特徴である、中太の麺、濃厚な豚骨醤油スープ、焼豚、ほうれん草、海苔で仕立てたレンジで温めるタイプのラーメンです。
特に焼豚は、細部まで横浜吉村家からの監修を頂き、こだわりをもって仕上げました。更に大人気の煮玉子までトッピングされた商品となっており大人気です。
なお、現在は販売されておりませんが、ローソンでは2016年9月、「吉村家」が監修した「からあげクン 吉村家味」を神奈川エリア限定で発売しました。
これが爆発的人気商品となり、神奈川エリアの同商品発売初週「からあげクン」販売総数は、前年と比べて約3割増になったといいます。からあげクン吉村家味の復活を希望する声があがっています。
横浜吉村家とローソンのコラボ商品は、カップ麺・カップスープは全国発売、ホット麺・おにぎりは関東甲信越限定なのでお気をつけください。
横浜 吉村家の基本情報
続いて、総本山横浜吉村家の基本情報、アクセス情報や営業時間についてご紹介していきます。この情報を参考に皆さん足を運んでみてください。
営業時間
営業時間は、11:00~22:00までとなっています。お昼休憩もなくずっと営業しているのが嬉しい点です。定休日は、毎週月曜日(月曜日が祝日の場合、その翌日)となります。
年末年始の営業時間に関しては、前年度(2019年度)は、12月29日が最終営業日、年始は、1月5日から営業となっていました。年によって変わることがあるので、こちらはお店のホームページで確認してください。
ラーメン屋さんにしては少し営業時間が短い気がします。これにはきちんとした理由があります。営業時間を短くして、吉村家の方針で閉店後徹底的に掃除するためだそうです。
常にお客様に清潔な環境でラーメンを食べてもらうためとのことです。ただ儲けるために営業時間を伸ばして、長時間店を開けるというのとは次元が違い、常にお客様の事を第一に考えている方針も長年愛される秘訣です。
電車でのアクセス
続いては、横浜吉村家の電車で行く場合のアクセス方法をご紹介していきます。行列必須のお店のため、時間には余裕をもって行くのがおすすめです。駅から歩く場合アクセスに少し時間がかかります。
まず、最寄り駅は横浜駅です。横浜駅改札を出て、西口方面へ向かいます。地上に出てベイシェラトンホテルを見たら左に進みます。横浜ビブレを右に見ながら通りを進んでいきます。
「とんこつ」「角煮」という看板が書いてある交差点が見えてくるのでそこを左折します。左折したらすぐに横浜吉村家の看板が見えてくるので到着です。
徒歩でのアクセスする場合、各横浜駅から行くと、だいたい5分〜8分ほどかかります。道も迷いやすいので、しっかり地図をみて向かうのがおすすめです。横浜吉村家は、常に大行列が出来ているので、お店の近くまでいけば、すぐにわかります。
車でのアクセス
続いては、車でのアクセス方法について解説していきます。車で行く場合は、吉村家の駐車場はないので、近隣のコインパーキングに停めることになります。
近隣のコインパーキングですが、吉村家側の付近ですと、30分300円など観光客向けの割と料金が高めの駐車料金の場所が多いです。
吉村家の向かい側の道路に渡って少し裏に行くとコインパーキングが充実しております。20分100円など安めなコインパーキングがあるので、車でのアクセスはこちらの駐車場がおすすめです。
横浜 吉村家ラーメンを一度食べてみたい!
いかがでしたでしょうか。横浜家系ラーメンの元祖として、数多くの人から愛される総本山横浜吉村家ですが、歴史やメニューを知ってさらに、食べたくなることでしょう。
今回は、おすすめメニューの他にも、コラボ商品や口コミについても紹介しました。是非、このレジェントと呼ばれる伝説のラーメンを横浜吉村家で一度は食してみてください。