ハーゲンダッツには賞味期限がない？その理由や美味しく食べるための鉄則を調査

濃厚なコクが特徴的なハーゲンダッツは日本では高級アイスクリームブランドとして有名です。王道のバニラから本格的な抹茶、子どもも大好きなクッキーアンドクリーム、そしてシーズンフレーバーまで数多くのアイスを展開しています。リッチなリラクシータイムを演出してくれるハーゲンダッツです。

高級アイスを取り揃えているハーゲンダッツですが、実は賞味期限がどこにも記載されていないのです。食品に欠かせないと思われていた賞味期限の表示、ハーゲンダッツに賞味期限の明記がない理由と保存方法、さらに期間関係なく堪能できる美味しい食べ方までご紹介していきます。

ハーゲンダッツのアイスには賞味期限の記載がありません。では、気になるのがいつまで保存でき、食べられるのかという点です。賞味期限記載なしのハーゲンダッツアイスの日持ちは、約1年間といわれています。これはハーゲンダッツに限ったことではなく、同条件下におけるアイスにいえることです。

保存状態がよく、風味落ちが気にならないのであれば、1年といわず数年の期間でハーゲンダッツアイスを食べることは可能です。ただ、口当たりが悪かったり、滑らかさがなかったりした場合は、劣化している可能性が高いので賞味期限にかかわらず食べない方がいいかもしれません。

ハーゲンダッツに限定したことではないですが、－18度に保たれている環境であれば品質の変化が極めて少ないため、賞味期限の表示を省いてもいいという日本の法律があります。ハーゲンダッツをはじめ、冷凍庫保存のアイスは賞味期限を記載しなくても、期間に関係なく食べられるということです。

ただし、ハーゲンダッツに賞味期限の記載がなかったとしても、頻繁に開閉する冷凍庫では－18度を維持できているとは言い切れません。冷凍食品や食材の長期保存など、日常生活で使用する機会の多い冷凍庫のため、ハーゲンダッツに賞味期限表示がなくても、早めに食べてしまうのがおすすめです。

賞味期限関係なくハーゲンダッツアイスを堪能できる食べ方をご紹介します。以前ハーゲンダッツのコマーシャルで放映されていましたが、ハーゲンダッツの食べごろは少し溶かした状態です。電子レンジで20秒ほど加熱すると、ハーゲンダッツの滑らかさを存分に楽しめるようになります。

電子レンジを使用しなくても、手のひらでハーゲンダッツのカップを温める方法もおすすめです。外側から溶けてきて食感の違いも楽しめる食べ方です。賞味期限が書かれていないアイスでも、電子レンジや手のひらを使った方法で、滑らかな口当たりを堪能できます。

ハーゲンダッツのアイスクリームを賞味期限を気にせずに美味しくする方法、「クリームソーダ」アレンジです。バニラはもちろん、ストロベリーや季節限定フルーツフレーバーにぴったりな食べ方で、特に暑いシーズン一押しです。ソーダ水にレモンやミントを添えるとより美味しくなります。

もちろんレモン系の炭酸ジュースなどお好みのソーダドリンクを合わせることができます。マスカットやリンゴを入れたり、いろんな楽しみ方ができるアレンジ方法です。賞味期限の表示がなくても、フルーツや炭酸飲料を使ってハーゲンダッツのアイスクリームを美味しく食べられます。

賞味期限の記載がないといつまでに食べたらいいのかわからず不安になる方もいます。購入から期間が空いた状態でも美味しく食べるには保存方法がキーワードになります。賞味期限がないのは低温で管理できるためです。冷凍庫内の温度を－18度から－20度に維持することが大切です。

ただ、冷凍スペースは頻繁に開閉する場所のため、徹底した温度管理は難しい場合があります。賞味期限を気にするのであれば、思い切ってアイス専用の冷凍庫を用意するのがおすすめです。よく使う冷凍食品と保管場所を分けることにより、賞味期限関係なく長い間アイスを楽しむことができます。

ハーゲンダッツのアイスクリームにはなぜ賞味期限の記載がないのか理由がわかりました。半年、1年経っても食べることはできますが、美味しくいただくにはアレンジや保存方法が大切になります。こだわりの詰まったリッチブランドのアイスを堪能しましょう。※本記事中の情報は2023年3月1日時点のものです。