太宰府は「令和」ゆかりの地!坂本八幡宮へのアクセスやお土産をご紹介

太宰府は「令和」ゆかりの地!坂本八幡宮へのアクセスやお土産をご紹介

福岡県の太宰府にある坂本八幡宮は新元号「令和」のゆかりの地として有名です。そんな令和ゆかりの地と言われる太宰府坂本八幡宮についてお調べいたしました。令和とのつながりやアクセス方法、太宰府で人気があるおすすめのお土産までたっぷりとご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.令和になって話題のスポットに!太宰府の坂本八幡宮
  2. 2.太宰府と新元号「令和」の繋がりって?
  3. 3.令和ゆかりの地・太宰府の「坂本八幡宮」
  4. 4.太宰府の人気のお土産
  5. 5.太宰府のおすすめイベント
  6. 6.太宰府観光で令和のゆかりの地を巡ろう

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令和になって話題のスポットに!太宰府の坂本八幡宮

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太宰府といえば、学問の神様として知られる太宰府天満宮が有名ですが、今最も注目を集めているのが同じ太宰府市内にある坂本八幡宮です。坂本八幡宮は新元号「令和」のゆかりの地だと言われています。

太宰府は新元号「令和」ゆかりの地なんです

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平成31年の4月1日に新元号「令和」になることが発表されました。その令和の由来は、万葉集に出てくる梅花の宴が元となっていると言われているそうです。では、そんな令和と万葉集と太宰府のつながりについてご紹介いたします。

太宰府と新元号「令和」の繋がりって?

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太宰府と令和とはどのような繋がりがあり、さらに坂本八幡宮とはどのような神社なのかを詳しくお伝えしていきます。

「令和」の典拠は日本最古の歌集「万葉集」

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万葉集とは日本で最古の歌集として知られていますが、古く奈良時代に作られました。天皇家や家人、農民まで様々な方が読んだ素晴らしい歌が記されています。

万葉集という歌集は知っていても、詳しい中身まで記憶されている方は少ないですが、令和の由来となった歌について詳しくご紹介いたします。

「梅花の宴」を記した万葉集の歌の序文

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万葉集に記されている「梅花の宴」が令和の元号の由来と言われています。梅花の宴とは飛鳥時代から奈良時代にかけての歌人“大伴旅人”が開いたそうで、山上憶良などの役人が招かれました。そこで三十二首の歌が読まれたようです。

この梅花の宴として記されている序文に“令”と“和”の文字が出てくるそうです。それが元となり、新元号が決定されました。ちなみに梅花の宴は万葉集の第五に収められています。

「梅の宴」が催された場所

Photo by *Yaco*

太宰府の坂本八幡宮は、当時旅人の邸宅があったと言われているようで、新元号のゆかりの地として有名になりました。坂本八幡宮の境内ではたくさんの歌碑が見られます。

太宰府の坂本八幡宮坂本付近といわれる

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梅花の宴が開かれたのは、旅人の邸宅があった坂本八幡宮の坂本付近ではないかと言われています。しかし、諸説あり、太宰府の地元の方の間では、坂本八幡宮ではなく大宰府展示館のあたりが有力だとも言われているそうです。

どちらの説が正しいのかは不明ですが、太宰府が由来であることは間違いないようです。ちなみに坂本八幡宮へは有名な太宰府天満宮から徒歩30分ほどのアクセスで訪れることが出来ます。詳しいアクセス方法については後ほどご紹介いたします。

令和ゆかりの地・太宰府の「坂本八幡宮」

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坂本八幡宮とは、先程もご紹介した通り、奈良時代の大宰帥(大宰府の長官)大伴旅人の邸宅があった場所として知られています。しかし、それには先程もお伝えした通り諸説あるようです。

大宰府政庁の長官・大伴旅人邸があった場所

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大伴旅人の邸宅があった場所と言われている坂本八幡宮は、新元号「令和」の発表とともに瞬く間に有名な場所となりました。発表以前は1日に20人ほどしか訪れなかった参拝客が、発表とともに3000人に増えたそうです。

この坂本地区は歌舞伎や謡曲のゆかりの地としても有名だそうで、これらの石碑も多数立てられているそうです。

ご祭神は応神天皇

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坂本八幡宮のご祭神は応神天皇です。総本社は大分県の宇佐八幡宮となります。応神天皇の“応神”とは死後の贈り名だそうです。

「がらんさま」

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がらんさまとはあまり聞き慣れない方が多いと思いますが、坂本八幡宮にある立石のことです。このがらんさまは境内を見張る神様とも言われているようですのでご紹介いたします。

境内を見張る神様

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がらんさまの“がらん”とは漢字で書くと“伽藍”となります。伽藍とは、僧侶たちが集まって修行などを行う場所のことだそうです。境内の神様とも言われており、神社の中心地や結界のあるところに置かれます。ここ坂本八幡宮では、境内入口の南側に置かれています。

「大宰府展示館」

Photo by *Yaco*

大宰府政庁跡にある大宰府展示館では、太宰府の文化にちなんだものを展示しながら歴史をご紹介しています。また、定期的にビデオの上映なども行っています。

「梅花の宴」の模型

フリー写真素材ぱくたそ

令和にちなんだ展示物も多くあり、博多人形で再現された梅花の宴のジオラマを見に訪れる方も多いようです。新元号「令和」が発表されて以降わずか3ヶ月の2019年7月には来館者数が10万人を突破いたしました。入館料は大人200円、高校生大学生100円、小学生以下無料です。

アクセス方法は、太宰府ICより車で5分、西鉄都府楼前駅より徒歩15分となります。営業時間は9:00から16:30までで、月曜日は休館日となりますが祝日の場合のみ翌日が定休日です。年末年始もお休みですのでご注意ください。

住所 福岡県太宰府市観世音寺4丁目6番1号
電話番号 092-922-7811

坂本八幡宮へのアクセス

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坂本八幡宮へのアクセス方法ですが、まずは公共機関でのアクセス方法についてご紹介いたします。「天神駅」より西鉄大牟田線で「都府楼前駅」下車、そこから徒歩16分ほどのアクセスとなります。都府楼前駅より「まほろば号」という100円バスも運行されています。

お車でのアクセス方法は、太宰府駅より約10分ほどとなります。太宰府政庁前の交差点が目印です。駐車場は混雑状況により臨時駐車場などがオープンしていることもあるそうです。参拝は24時間可能ですが、販売所などは基本的には6:00から18:00までとなっております。

住所 福岡県太宰府市坂本3丁目14
電話番号

太宰府の人気のお土産

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令和のゆかりの地の歴史を学ぶため、記念に御朱印を頂きに遠方から観光に訪れる方も多いと思いますので、太宰府で人気のお土産をご紹介いたします。

梅園菓子処「うその餅」

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太宰府の銘菓と言えば「うその餅」と答える方が多いほど有名なお菓子です。爽やかな青じそ風味の求肥に甘くて鮮やかな若草色のそぼろをまとったお菓子です。縁起物としても知られています。

また、箱の中には博多人形のうそ鳥“土うそ”が1つ入っているそうで、博多観光のお土産としても人気があります。毎年お正月時期には木彫りの“木うそ”が入ったものが数量限定で発売されているようです。

数量限定なのは、木うそを作り出される職人さんがご高齢のためだそうです。とても細かく作り込まれており熟練の技と言われています。その繊細な木うそをぜひその目で確かめられてみてください。お値段は880円ですが、それ以上の価値があると言われており大人気のお土産です。

大徳寺納豆入「宝満山」

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先程のうその餅と同じお菓子処にて製造されているもう1つの太宰府名物が「宝満山」です。こちらは大徳寺納豆が入っているのが特徴のお菓子です。納豆といっても、糸を引く納豆や甘納豆とは異なり、麹菌で発酵させてから天日干しするため醸造製品に分類されるそうです。

毎年5月後半から8月にかけて1年分が作られる大徳寺納豆は赤味噌を香ばしくしたような味わいだそうで、一昔前には京都のご家庭などでも作って召し上がられていたとのことです。宝満山は甘いお菓子ですが、大徳寺納豆が加わることで塩味が加わり絶品だそうです。

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上品なお茶菓子として人気があり、程良い塩みと甘さがお茶の旨味を引き立ててくれ永遠に食べられそうと言われるほど虜になる方も多いようです。お土産にもおすすめです。お値段は1本1870円となっております。

うその餅と宝満山は「梅園菓子処」にて製造されています。アクセス方法は、太宰府駅より徒歩1分となります。営業時間は9:00から17:30までで、第1月曜日が定休日ですが祝日の場合のみ翌日がお休みとなります。他にも8月と1月に休業日がありますのでご注意ください。

住所 福岡県太宰府市宰府2-6-16
電話番号 092-922-4058

かさの家「梅ヶ枝餅」

Photo by gtknj

太宰府の名物と聞いてまず思い浮かべる方が多いのがこの「梅ヶ枝餅」です。各地のデパートで行われる九州展などでも販売されるほど福岡では馴染みのあるお菓子です。

梅ヶ枝餅を販売するお店はたくさんありますが、太宰府で最も有名なお店が「かさの家」です。創業は大正11年の老舗です。現在のお店になったのは昭和19年のことのようです。さらに平成10年には茶房ギャラリーかさの家がオープンしました。

梅ヶ枝餅とは、もち米とうるち米をブレンドして作られた生地に上品な甘さのつぶあんを1つ1つ丁寧に手包みして焼き上げたお菓子です。香ばしさとモチモチとした食感、程よい甘さが美味しいと大好評で、お店の前にはいつも長蛇の列が出来ています。焼き立ては特に絶品です。

Photo by alberth2

併設されているお食事処や茶房では、お茶とともに名物梅ヶ枝餅を頂くことができます。茶柱が立った「茶柱縁起茶セット」はお店の看板メニューであり大人気となっています。お土産用にお持ち帰りの梅ヶ枝餅も販売されています。お値段は1つ120円とお手頃でお土産としても人気があります。

かさの家までのアクセス方法は、太宰府駅より太宰府天満宮の鳥居を2つくぐって右手にお店があります。営業時間は9:00から18:00までで、定休日はございません。

住所 福岡県太宰府市宰府2-7-24
電話番号 092-922-1010

ふくやの「明太子」

フリー写真素材ぱくたそ

福岡でお土産といえば明太子と思い浮かべる方や、実際に福岡のお土産として頂いたことがある方も多いですが、観光名所太宰府にも人気明太子専門店「ふくや」があります。もちろんお土産を購入することも可能ですがこちらではイートイン出来るお食事メニューも大人気です。

「ふくやの明太子お茶漬けセット」が提供されており、コスパ抜群と話題になっています。明太子はもちろん、福岡県産米を使用した白ご飯、ふくや特製ふくだし、香の物、トッピングとかなり豪華な内容なのに1000円以下の価格で頂けます。

フリー写真素材ぱくたそ

また、お土産を購入する際にも試食して選ぶことができ、試食の際はご飯を頂けるのでしっかりと味わいながら選べると大好評です。明太子の種類の多さに驚かれる方も多いそうです。

アクセス方法は太宰府駅より徒歩4分ほどです。営業時間は9:00から17:30まで、お食事は10:00から16:30までとなっております。定休日はございません。

住所 福岡県太宰府市宰府3-2-47
電話番号 092-929-2981

フランス菓子ジャン・ドゥ「飛すれば」

Photo byla-fontaine

太宰府で地元の方に愛されているフランス菓子のお店が「ジャン・ドゥ」だそうです。本場フランスにて修行し技術を磨かれたオーナーシェフが1994年にオープンしました。

ケーキや焼き菓子、ギフトセット、さらにアニバーサリーケーキやウエディングケーキなども販売されていますが、大人気のお菓子が太宰府銘菓「飛すれば」です。

梅を形どったマドレーヌに中央部分には青梅が乗せられています。爽やかな味わいの焼き菓子だそうです。1つ240円で販売されており、お日持ちも21日と長いので、お土産としてもおすすめです。

Photo by T.Kiya

アクセス方法は、西鉄天神大牟田線都府楼前駅より徒歩3分ほどです。営業時間は9:00から19:00まで、定休日は不定休ですのでご注意ください。

住所 福岡県太宰府市通古賀3丁目4-26
電話番号 092-928-0505

太宰府のおすすめイベント

Photo by inunami

最後に太宰府で毎年行われるおすすめのイベントについてお調べいたしましたのでご紹介します。季節ごとに様々なイベントが行われているのでぜひ観光の際は参考になさってみてください。

「竈門神社もみじ祭りとライトアップ」

Photo by yuki5287

太宰府の竈門神社は縁結びの神様として知られており、紅葉がとても綺麗なことでも有名です。そんな竈門神社では毎年紅葉の見頃に合わせてイベントが行われています。

11月の中旬から12月の初旬の日没から21時頃までは境内のライトアップが行われるそうです。また11月最終週辺りの週末には、境内にてコンサートやフリーマーケットなどもみじ祭りのイベントが開催されます。

Photo by yuki5287

アクセス方法は、西鉄太宰府駅よりコミュニティバス「まほろば号」にて内山(竈門神社前)まで約8分です。バスの乗車料金は片道100円、乗り放題300円となります。イベント期間は周辺道路や駐車場は大混雑となるため、公共機関のご利用がおすすめとのことです。

住所 福岡県太宰府市内山883
電話番号 092-922-4106

「夜の九博...夜空の星も展示物になる」

Photo by inunami

太宰府天満宮の隣にある建物「九州国立博物館」では、毎週金曜日と土曜日の夜のみ開館時間が延長される「夜の九博」というイベントが行われています。通常は営業時間が9:30から17:00までですが、このイベントが開催される日のみ20:00まで営業時間を延長しています。

アクセス方法は、太宰府駅より徒歩10分です。観覧料は大人430円、大学生130円です。高校生以下は無料、20名以上のご利用で団体割引がございます。

住所 福岡県太宰府市石坂4-7-2
電話番号 092-918-2807

「太宰府古都の光 Dazaifu Lantern Festival」

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

太宰府では、毎年9月の下旬頃に「古都の光」というイベントが開催されます。このイベントは、太宰府の歴史的文化資源(ヒト・モノ・コト)に光を当てて魅力を再発見するのが目的だそうです。

九州国立博物館、太宰府天満宮、観世音寺や戒壇院、太宰府政庁跡、水城跡の周辺を灯籠やオブジェで彩り光の道で繋がれるそうです。

他にも、演奏会やスタンプラリー、フォトコンテストなどが開催され、大人も子供も楽しめるイベントとなっており、毎年大好評のようです。

太宰府観光で令和のゆかりの地を巡ろう

Photo by Dai44

令和ゆかり地として盛り上がりを見せている太宰府ですが、ゆかりの地と言うだけでなく、とても魅力的な街だということが分かりました。数々のイベントも開催されていますので、ぜひ福岡観光の際は令和ゆかりの地でもある太宰府を訪れてみてください。

MOCHI74
ライター

MOCHI74

子育て中のママです。家族と犬と暮らしています。趣味はカフェに行くこと。楽しんでいただける記事を書いていきたいです。

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