通に大人気【ワインビネガー】の魅力を総まとめ！おすすめ商品は？

日本で酢といえば「米酢」が一番一般的に使われていますが、欧米ではワインビネガーが主に使われています。酢の種類は、穀物酢と果実酢に分かれます。

酢の使い方が日本と欧米では微妙に違いがあります。日本では酢は「酢の物」を作るのによく使われますが、欧米ではサラダのドレッシングや、肉・魚料理の下味に使われることが多いです。

欧米でよく使われる酢は、ぶどうから造られるワインビネガー、りんごを原料としたアップルビネガーなどの果実酢、そして大麦から造られるモルトビネガー、ホワイトビネガーが挙げられます。

酢を使った料理は、料理の味をぐっと引き締めてくれますし、肉を柔らかくしてくれる効果もあります。酢の使い方によっておいしい料理は大きく変わってきます。ワインビネガーを使って一味違った料理を演出をしてみませんか？

ワインビネガーはスーパーやネット通販などで手軽に購入できる酢ですが、ワインビネガーとはどんな酢なのでしょうか？

ワインビネガーは搾汁したぶどうの汁をワイン酵母で発酵させることから始まります。発酵したぶどう汁に酢酸菌を加えて、樽の中で空気に触れさせながらしばらく発酵させるとワインビネガーが出来上がります。

フランスのマルタン・ブルーレ社が作るワインビネガーは、この発酵させたワインビネガーにさらにワインを加えて、樫樽の中で三ヶ月発酵させるという「オルレアン製法」という伝統的な方法で素晴らしいワインビネガーを作ります。

今、こうして大事にオルレアン製法で造られるワインビネガーは、世界中でマルタン・ブルーレ社のものしかありません。マルタン・ブルーレ社のワインビネガーは大変な人気があります。

ワインビネガーと同じく、やはりぶどうから造られる酢には「バルサミコ酢」があります。バルサミコ酢は、使い方もワインビネガーとはちょっと異なります。

イタリアの伝統的なバルサミコ酢、アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレは最低12年間熟成され、50年〜100年と気の遠くなるほどの長期間熟成されたものもあります。

しかしこういった伝統的なバルサミコ酢は大変高級なので、香料やカラメルなどを使って大量生産したものが一般に普及されているので、アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレを味わう機会はなかなかありません。

モデナ産の100年熟成させたバルサミコ酢は、100ml100000円という価格でAmazonで紹介されています。最高級バルサミコ酢は、アイスクリーム、チーズ、キャビアやシーフード、果物、チーズケーキなどのソースとして使われることが多いです。

ワインビネガーには赤ワインビネガーと白ワインビネガーがあります。赤ワインビネガーは赤ワインから造られた酢で、脂ののった肉や魚に使うのがおすすめです。肉や魚の旨味とコクをますます引き出してくれます。

赤ワインビネガーと白ワインビネガーは使い方が微妙に違います。赤ワインビネガーは脂の強いものに、そして白ワインビネガーは淡白な肉や魚料理やサラダのドレッシングなど、すっきりとした味わいの料理に向いています。

また、赤ワインビネガーと白ワインビネガーの使い方の違いを紹介すると、赤ワインビネガーは隠し味として煮込み料理に使ったり、煮詰めてソースに使うことが多いです。

それに対して、白ワインビネガーの方が酸味が強いので、オリーブオイルやハーブなどを加えてサラダのドレッシングを作るなどの使い方をよくします。

ワインビネガーは穀物酢よりも糖分とカロリーが低く、ワインと同じように有機酸が含まれているため、整腸の作用があり疲労を回復させる効果もある健康に良いものと言われています。ワインビネガーを使って手軽に食卓を彩る料理が手軽にできます。

白ワインビネガーの使い方として一番に挙げられるのがドレッシングです。白ワインビネガーを使ったサラダのドレッシングは欧米では最も人気があります。

白ワインビネガーとオリーブオイルに、調味料（塩、砂糖、ブラックペッパー）をよく混ぜ合わせれば、どんなサラダにも合うドレッシングが作れておすすめです。

白ワインビネガー大さじ1に、塩、砂糖小さじ1/4、ブラックペッパーを入れてよくかき混ぜたら、オリーブオイル大さじ2を少しずつかき混ぜながら入れていきます。次第に乳化して白っぽくなったらドレッシングの出来上がりです。

調味料はオリーブオイルを入れる前にワインビネガーと合わせた方が溶けやすいので、必ず先に混ぜ合わせてください。また砂糖の代わりに蜂蜜を使うとコクのある、おいしさがちょっと違ったドレッシングができます。

また、ワインビネガーを使ったマリネ液を温野菜に合わせたものも人気があります。白ワインビネガーに砂糖、塩、ローリエ、ブラックペッパーを入れて煮沸して、レモン汁を加えたものに温野菜を入れて、1時間ほど冷蔵庫で冷やせばおいしいマリネが出来上がります。

マリネ液は、白ワインビネガー50ml、砂糖大さじ1、塩小さじ1/2、ローリエ1枚、ブラックペッパー、レモン汁少々です。

温野菜はナスの短冊切りにしたものとパプリカのスライスなどが良いでしょう。最初にナスをオリーブオイルで炒め、火が通ってきたらパプリカを入れて軽く炒めます。

温野菜をマリネ液に入れて粗熱が取れたら冷蔵庫に入れてしばらく冷やしてください。手軽にワインビネガーを使って作れるおすすめのおいしいマリネです。

彩りの良い野菜、人参、パプリカ、きゅうりなどをワインビネガーで作ったピクルス液に入れれば、さっぱりとしたピクルスを手軽に作ることができます。暑い日によく冷えたピクルスはとても人気があります。

ピクルス液は、水100cc、白ワインビネガー80cc、砂糖大さじ3、塩小さじ2を耐熱容器に入れて、粒胡椒小さじ1/2、ローリエ2枚を入れて600Wのレンジで1分加熱します。

野菜を5センチくらいの長さのスティック状に切って、ピクルス液に浸して半日以上冷蔵庫に保存すれば、おいしい手作りのピクルスが出来上がります。

ワインビネガーは自分でも手作りが出来るのです。赤か白のワインを400mlと酢100mlを煮沸消毒した瓶に入れて蓋をして、2、3ヶ月置いておくと表面に膜が張ります。膜を取り除いて液体の部分をワインビネガーとして使ってください。

そしてもちろん市販のワインビネガーを購入することもできます。おすすめの人気ワインビネガーをいくつかご紹介しましょう。

まずご紹介するのは、エスビー食品の「MAILLE 赤ワインビネガー」です。高級ワインの産地として有名な、フランスのブルゴニュー地方のディジョンにある、マスタードとビネガーで大変有名なブランド「MAILLE（マイユ）」の赤ワインビネガーです。

ディジョンの上質な赤ワインで作られたマイユの赤ワインビネガーは、重みのある肉や魚料理のベースに使うとぴったりのワインビネガーで、おいしいサラダドレッシングも作れる、ヨーロッパでも人気のある赤ワインビネガーです。

次にご紹介するのが、biologicoils 「イタリア産 有機ワインビネガー 白」です。このワインビネガーは、イタリアフィレンツェの国際規格HACCP認証のある工場で作られた、有機白ワインビネガーです。

biologicoils イタリア産 有機ワインビネガーは保存料、酸化防止剤、香料などを一切含まない、無添加の素晴らしいワインビネガーで、開封するまでは品質劣化の心配が全くありません。

フルーティーな酸味と、軽やかな香りが感じられるおいしいワインビネガーです。サラダのドレッシングに大変おすすめのワインビネガーです。

そして最後にご紹介するのは、ミツカンの業務用白ワインビネガー です。アルゼンチン産の白ワイン2種類を使って作られた酢で、ドレッシングやマリネ、ピクルスや魚のソテーなど、とても軽い口当たりの白ワインビネガーです。

ミツカン 白ワインビネガー は1リットルと容量が大きい割にはリーズナブルなお値段なので、マリネやピクルスなどをよく作られる方には嬉しい商品です。

ミツカンといえば、日本の酢のメーカーとして最もよく知られている会社です。風味の良いおいしいミツカンのワインビネガーは大変おすすめです。

ワインビネガーを隠し味に使えば煮込み料理も一味違ってきますし、手軽にドレッシングやピクルス、マリネも作ることができます。ワインビネガーを活用してお料理をますます格上げしましょう！