本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
自分でPCを組み立てるときの必須アイテム【PCケース】
自分でパソコンの組み立てを行う場合に必須となるのがPCケースです。PC組み立て・設置はすべて専門業者に依頼した方が簡単ですし、パソコンの構造などの知識に詳しくなければ、自作したことが故障・破損の原因にもなります。
もちろんPCケースはDIYが可能です。PCケースの役割そのものは「ほこりを防ぐ」「防水装置の代用にする」「衝撃から保護する」などですから、自作PCケースでも本来のPCケースの役割を果たしていれば使用上の問題はありません。
しかも自作PCケースは素材やデザインを自分の好みにアレンジできるので、パソコンの構造に精通していなくても、基本的な知識があればDIYは可能です。
自作PCケースを100均商品で代用してDIYする方法を紹介
PCケースの自作にも、いろいろなタイプがあります。たとえば「市販されている低価格のPCケースをベースに、さまざまな素材を組み合わせてカスタマイズする」というDIY法で作ったPCケースも「自作PCケース」と呼べます。
もちろん素材・デザイン・機能をすべてオリジナルでDIYする自作PCケースもありますが、ここまで本格的な自作PCケースとなると簡単にDIYするのは難しいです。
とはいえ自作PCケースをDIYすることは決して珍しいことではなく、90年代前半までは、どちらかというと自作PCケースの方が市販PCケースよりもよく見かけました。
当時のパソコンは現在販売されているパソコンよりも高価だったので、1人に1台が当たり前になっている今の状況とは扱い方がまったく違います。
「パソコンを保護するPCケースは頑丈であるべき」というのが当時の市販PCケースの常識でしたから、市販されていたPCケースは頑丈なうえに非常に高かったのです。そのため当時はさまざまなアイテムを使って自作PCケースをDIYすることがよくありました。
現在はパソコン本体の性能も劇的に進化し、パソコンの購入も簡単にできるようになっています。多少のほこりや水、衝撃であれば簡単な構造のPCケースで十分に対応できますし、市販のPCケースも以前より手頃な値段で販売されています。
それでも市販のPCケースでは色やデザインに不満があったり、使用しているうちに機能に不満が出てきたりします。このような時におすすめなのが、あらゆるジャンルのアイテムが揃っている100均グッズを活用した自作PCケースのDIYです。
PCケースとは?
100均グッズを使って自作PCケースに挑戦する前に、まずはPCケースに求められる機能について理解を深めておきましょう。
PCケースの役割は?
市販・自作に関係なく、PCケースは精密機械であるパソコンの部品を保護するのが最大の役割です。自作PCケースがDIYされ始めた頃は、頑丈な素材を使ってコの字型のカバータイプPCケースを自作することが良くありました。
カバータイプの自作PCケースなので、100均にある材木素材でも簡単に自作することができます。その後自作PCケースのレシピも増え、取り外しが簡単な自作PCケースが増えました。
さらに改良版自作PCケースでは、通気孔を増やすDIYレシピも人気です。PCケースを使用することで埃や衝撃からパソコン本体を保護することは簡単に出来ますが、カバータイプの自作PCケースだとパソコンを起動した際に発する熱がこもってしまいます。
そこで市販PCケースでは吸排機能を高めるためのファンを取り付けて、熱対策にしています。市販PCケースのファン設計を参考に自作PCケースでもファンを取り付ける方法もありますが、ファン自体の値段が高かったり、ファンの音が気になったりします。
そこで簡単にできて熱対策になる通気孔を多数設置するDIYレシピが、改良版レシピではよく見られるようになります。PCケースに穴をあけるだけですから、100均のDIY道具を使えば簡単に設置できますし、100均の通気孔用カバーを使えば埃対策もアレンジ可能です。
このように自作PCケースといっても、PCケースが担う役割が理解できれば、100均アイテムを使ってさまざまなDIYレシピにチャレンジすることができます。
自作PCケースに適した素材は?
近年のPCケースは市販PCケースでも価格が安くなっているので、コストや手間をかけなくてもおすすめのPCケースが簡単に手に入ります。
市販PCケースの素材は主にステンレス網や亜鉛メッキ合板などですが、これらの素材を自作PCケースの素材として使用するのは難しいです。
亜鉛メッキ合板なら100均アイテムで自作するよりも安く仕上げられますが、重たいですし、湿度の高い日本では長期間使用すると腐食が起こります。
亜鉛メッキ合板以外の素材もPCケース素材としておすすめですが、100均グッズと比較すると値段が高いですし、加工も簡単にはできません。そのため自作PCケースの素材には、100均で購入できる段ボールや木材がおすすめです。
100均ダンボールは年々クオリティが上がっているのでPCケースの代用に適した強度の100均ダンボールもありますし、サイズバリエーションも100均ダンボールは豊富なので、イメージ通りのPCケースを自作することが可能です。
フルタワー型PCケースを自作する場合は、100均ダンボールよりも強度が高い100均材木アイテムがおすすめです。100均材木アイテムは100均DIYコーナーにもありますし、100均すのこコーナーや100均インテリアコーナーにもあります。
自作PCケースは、カスタマイズも魅力の1つです。たとえば100均DIYコーナーのレールを利用すれば引き出し式のPCケースが作れますし、100均で人気のミニ照明アイテムや100均電飾アイテムを使えば、おしゃれで機能性の高い自作PCケースが100均アイテムで作れます。
PCケース本体の素材も100均ショップで手に入りますし、カスタマイズアイテムも100均で揃えられるので、自作にチャレンジする場合は100均アイテムを活用する人が多いです。
PCケースの選び方は?
100均グッズで自作PCケースにチャレンジする際は、「何を重視したいのか」を明確にするのがポイントです。
100均ショップにはさまざまなアイテムがあります。たとえば100均ショップというカテゴリーを生み出した100均ショップの老舗・ダイソーには、毎月最大800アイテムが新商品として開発されています。創業当初の100均・ダイソーでは生活用品が主流でした。
ところが国内外に多数の店舗を運営する現在のダイソーでは、電源系100均アイテム、配線系100均アイテム、遮音効果のある100均アイテム、デコレーション系100均アイテムなど、自作PCケースにも使えるさまざまな100均アイテムが多数あります。
100均ショップ老舗・ダイソーのほかにも、おしゃれ&キュートなアイテムが豊富な100均ショップがあるので、それぞれの100均ショップのおすすめアイテムを組み合わせれば、世界に1つだけの100均自作PCの製作が可能です。
ただし100均アイテムを使ってどのようなカスタマイズをするにしても、自作する目的は「パソコンを保護するためのケース」にあります。
ですから何に特化したPCケースにするのかをはっきりさせなければ、どれだけ時間をかけて自作しても、思い描いていた理想のPCケースを作ることは難しいでしょう。
100均でも買える!PCケースを自作する際に使う道具
自作PCケースを100均アイテムでチャレンジする場合は、道具も必要になります。PCケースのような本格的なDIYの場合、素材の準備よりも必要な道具を準備することの方が大変なことも多いです。
もちろん本体の素材を何にするかによって何を100均ショップで購入するかが変わりますが、カッター系アイテムであれば、近年のクオリティの高い100均商品なら問題ありません。
カッター系アイテムを使う際には傷防止のためのマットが必要ですが、100均ショップには粘土板もありますし、作業に便利なサイズの板状木材もあるので、切断マットの代用におすすめです。
ちなみに100均の代用アイテムを使わなければ、ホームセンターや専門店で切断専用マットを購入するだけでもかなりの出費になります。
100均グッズを使った簡単な自作PCケース実用例!
100均ショップ売場にあるさまざまなアイテムを正規部品の代用にすれば、お金をかけずにイメージ通りの自作PCケースが簡単に作れます。
100均のプラスチックかごを使った自作PCケース
100均ショップでは、プラスチック製収納かごのバリエーションが豊富です。大きさや色だけでなくデザインのバリエーションも豊富なので、イメージ通りのケースが自作できます。
しかも木材とは違ってプラスチック製収納かごはカッターで簡単に切断ができるので、加工をする際に便利です。プラスチック製収納かごのほとんどが格子状の網目になっているので、吸排機能としてもすぐれています。
「簡単に作れて機能性を重視したい」という人には、100均プラスチック製収納かごを使った自作PCケースがおすすめです。
100均の木材を使った自作PCケース
自作PCケース上級者であれば、100均DIYコーナーにある木材を使って本格的なケース作りにチャレンジすることも可能です。木材でのケース作りのポイントは、ボディー本体の素材と外装用素材を分けることです。
外装用素材は強度よりも見た目を重視すればよいのですが、ボディー本体の素材は強度がなければPCケースとしての役割を果たせません。とはいえ木材を100均のこぎりでまっすぐにカットするだけでも、かなりの腕前が必要です。
そこでボディー本体の素材には、強度があるのに加工がしやすいMDF木材を使います。100均DIYコーナーにもMDF木材がありますし、木材と違ってカッターで切断ができるので、PCケースボディー本体の素材にはおすすめです。
ただしMDF木材は湿気で変形することがあるので、見た目にもこだわりたい場合は、化粧板として外側に一般的な木材を使うのが良いでしょう。
100均は自作PCに便利なおすすめグッズも多い!
100均ショップでも人気が高い収納アイテムを素材に代用すれば、ほとんど手を加えなくても簡単にPCケースのDIYができます。
加工しやすい木材を使うならば、100均DIYコーナーにあるペイント類を使いこなすことでオリジナリティの高いおしゃれな自作PCケースの自作も可能です。
PCケースを自作するなら100均グッズを活用しよう!
アイデアさえあれば、100均ショップのアイテムを代用してもイメージ通りのPCケースが自作できます。そもそも100均アイテムにPCケースのDIY専用アイテムはありませんから、100均グッズを見てどれだけアイデアが浮かんでくるかも重要なポイントです。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。