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滝畑ダムへ湖畔に映る美しい紅葉を見に行こう
「滝畑ダム」は大阪府河内長野市滝畑に位置し、一級河川・大和川水系石川の上流部に建設されたダムです。大阪府滝畑ダム管理事務所が管理し、構造上は重力式コンクリートダムになります。1967年に工事が始まり、14年後の1981年に滝畑ダムが完成しました。大阪府が建設した補助多目的ダムです。
大阪のおすすめ人気観光スポット・滝畑ダムの堤高が62.0mで堤頂長は120.5mになります。また、堤体積が83000立方メートルの流域面積は22.9平方キロメートル、湛水面積は52.0haです。滝畑ダムの総貯水容量は9340000立方メートルに及び、有効貯水容量が8018000立方メートルになります。
2018年時点で大阪府内に完成しているダムの中では最大規模にあたり、滝畑ダムの貯水量は大阪ドームの8杯分に相当し、府下第1位となります。また、湛水面積は大阪ドームの15倍になり、これも大阪トップクラスの大きさを誇ります。奥河内の行楽地のひとつになり、観光に人気の滝畑ダムです。
春や夏の緑が生い茂る季節や葉が色づく紅葉のシーズンにおすすめのスポットで、滝畑ダムと合わせて楽しむことができます。大阪の紅葉狩り人気スポット・滝畑ダムの通常営業時間は10:00~16:00になり、利用料金は無料です。シニア世代やお子さん連れの観光利用の多い、おすすめダムになります。
滝畑ダムの水面に映る紅葉や自然豊かな光景は人々の心を癒し、日本らしい四季や季節の移り変わりを体感できる魅力的な場所です。本記事では大阪の人気観光地のひとつ滝畑ダムの特徴や紅葉シーズン、遊び方、さらにアクセス方法についてもご紹介します。
周辺施設が整っているのでレジャーでも人気
滝畑ダムの周囲は整備された遊歩道があり、豊かな自然空間の中を散歩することができます。特にダムや巨大な建造物に興味がなくても、景色を眺めたり、風を感じたり、身体を動かしながら自然を満喫できるのでおすすめです。滝畑ダムの遊歩道には探索スポットもあって十分に楽しめます。
散歩しながらチェックしたい場所は滝畑ダム下流部の岩壁です。右側に目を向けると地蔵菩薩と観音菩薩の二体の磨崖仏が彫られ、堤体からも確認できます。左にお地蔵様、右には観音像、上には梵字があり、滝畑ダムになる前のかつての集落を見守っている姿に見えます。
ここは事故が多発していた場所であったため、安全と鎮魂祈願のために菩薩を彫ったといわれています。滝畑ダムの絶景に目を奪われがちですが、あらゆるところに目を向けると更なる魅力に気付くことができます。
滝畑ダムから3.5kmの場所にススキがキレイなことで有名な「岩湧山」や、3.3km離れたところには子どもにも人気の「光滝寺キャンプ場」があり、さらに1.2kmの場所には「滝畑ふるさと文化財の森センター」が存在します。滝畑ダムの周囲には楽しいレジャースポットがいくつかあります。
オシドリが有名
滝畑ダムが出来たことで生まれた人工湖には、さまざまな種類の野鳥・渡り鳥が訪れます。特に注目されているのが「オシドリ」で、毎年の10月下旬から翌年の3月初旬まで留まり、その姿をおさめようと大きなカメラを抱えて滝畑ダムに訪れる方もいます。
「滝畑ダムのオシドリ」と呼ばれ、愛されている渡り鳥です。また滝畑ダムのオシドリは「新河内長野八景二勝」のひとつに数えられ、他に「観心寺の金堂」や「岩湧山頂の花すすき」、「滝畑四十八滝」も含まれています。観光協会おすすめのスポットを参考にして行き先を決めることもできます。
滝畑ダムの名物であるオシドリは鳥綱カモ目カモ科オシドリ属に分類される鳥類です。オスは派手な冠羽といった美しい色彩の羽毛が特徴的で、一方メスはあまり目立ちません。オスメスのつがいで居ることが多く、「おしどり夫婦」の由来となっています。
滝畑ダムの紅葉の見頃は?
大阪府内の隠れた紅葉の名所である滝畑ダム、訪れたいおすすめの見頃は10月下旬から11月中旬となります。黄色やオレンジ、朱色とグラデーションに染まる山々は圧巻で、広い水面にその姿が映ります。徐々に色づいていく様子や散っていく姿も美しく、見頃と言ってもいいかもしれません。
滝畑ダムや集落を囲むようにして葉が色づき、見頃を迎えるとますます色が濃くなって秋の訪れを実感させられます。見頃はその年の気候などによって多少前後することもあります。あらかじめ滝畑ダム紅葉の見頃について調べておくのがおすすめです。
滝畑ダムでのおすすめの過ごし方
ダムを眺めるだけでなく、さまざまな遊び方ができます。バーベキューやサイクリングなど、魅力的な過ごし方をピックアップしました。
滝畑ダム湖畔めぐり
春から秋にかけて楽しみたい「滝畑ダム湖畔めぐり」がおすすめです。滝畑ダムから滝畑の文化に触れる「滝畑ふるさと文化財の森センター」へ行き、「天神社」と「光滝寺」を拝観します。そしてダムえん堤(磨崖仏)を見て滝畑ダムに戻ってくるコースです。
バーベキュー
滝畑ダムでは子どもも大人も大好きなバーベキューを楽しめます。自然に囲まれた中でバーベキューすると開放的になり、心も身体もリラックスできます。滝畑ダムのバーベキューエリアは大阪府河内長野市滝畑1588付近で、1000人ほどを収容できるスペースがあります。
滝畑ダムのバーベキュー場にはゴミ捨て場があるので、持ち帰らずに現地で処分することができます。また、トイレットペーパーを設置した水洗トイレがあり、女性でも安心して利用可能です。滝畑ダムのバーベキュー会場には2か所の水道を備え、水汲みやお皿洗いも済ませられます。
滝畑ダムのバーベキュー会場は予約不要ですが、紅葉シーズンやゴールデンウイークなどは多くの方が訪れるため、日陰となるエリアは早い者勝ちになってしまいます。余裕を持って早めに行くのがおすすめです。
川遊び・渓流釣り
バーベキュー広場にはきれいな小川が流れ、夏になると子どもたちが元気よく水遊びしています。なお足場の悪い岩場のため、事故には気を付けましょう。滝畑ダム上流付近には観光釣り場があります。川幅を仕切った場所にアマゴやニジマスなどが放流され、釣った分を買い取るシステムです。
サイクリング
河内長野市を愛するサイクリストと作成したサイクリング向けの「奥河内サイクリングマップ」があります。奥河内くろまろの郷・市役所などで配布しています。その中に「滝畑ダム周遊コース」があり、シンプルながらも自然と坂を楽しめる魅力的なコースです。
滝畑ダムの交通アクセス
滝畑ダムへ行くことが決まったら、早速交通アクセス情報を確認しましょう。公共交通機関を利用した行き方と車のアクセスをご案内します。
電車・バスの場合
滝畑ダムへ公共交通機関を使ってアクセスする場合、南海高野線および近鉄南大阪線の河内長野駅を目指しましょう。例えば大阪駅から河内長野駅へアクセスするなら、大阪環状線・大和路快速の奈良行きに乗車して新今宮駅に行きます。2分ほど歩いて南海高野線・急行の橋本行が出る駅へ移動します。
新今宮駅から運行している南海高野線・急行の橋本行に乗ったら、目的地の河内長野駅です。大阪駅から河内長野駅までは45分の乗車時間で、運賃は680円になります。河内長野駅に到着したら、ここからは滝畑ダムへ向かう路線バスに乗り換えましょう。
南海高野線および近鉄南大阪線河内長野駅の駅前バス乗り場7番から、滝畑ダム行きの南海バスに乗車します。滝畑ダムサイト停留所で下りてから東へ2分ほど歩くと到着します。滝畑ダムは終点ではないので乗り過ごさないようご注意ください。
滝畑ダムへアクセスするバス運賃は片道510円で、当日の往復利用する場合は650円(小児330円)のモックルカードが役立ちます。バス車内で購入できるので、運転士さんにお尋ねください。バス乗車時間はおよそ30分です。
車の場合
滝畑ダムまで車でアクセスするには河内長野駅付近から20分位かかります。河内長野市天野町内、国道170号線バイパスの天野山第一トンネルと第二トンネルの間のランプを降り、市道を滝畑方面に南下しましょう。次に関西サイクルスポーツセンター前を通り過ぎます。
滝畑第一トンネルを通り過ぎて突きあたりの交差点を右に曲がります。滝畑第二トンネルを出てすぐ左折すると駐車場に到着です。25台利用できる駐車場があり、9:00~16:00まで開放しています。
滝畑ダムの紅葉を見ながらBBQを楽しもう!
大阪府内でトップクラスを誇る大きな滝畑ダムは、秋になると紅葉を見にたくさんの方が訪れます。BBQや釣りを楽しめるスポットもあり、遊び場も充実した滝畑ダムです。子どもも大人も笑顔に溢れた休日を過ごせます。