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北海道といえば冬の味覚の王様「カニ」の食べ放題をイメージする人も多いのではないでしょうか。豊かな海の幸に恵まれている北海道では、毛ガニやタラバガニ、ズワイガニなど、さまざまなカニが水揚げされます。この記事では北海道でカニの食べ放題ができる人気店をご紹介します。
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北海道は美味しいグルメの宝庫！
農業や漁業が盛んな北海道は、あらゆる山の幸・海の幸に恵まれているグルメの宝庫です。海の幸の代表といえば、まずカニがあげられます。そのほかウニやエビ、鮭などの魚介類も見逃せません。最近は冷凍技術の発達により、札幌など大都市圏でも新鮮そのものの魚介類が味わえます。
北海道に行ったら絶対食べたいカニの食べ放題！
北海道を訪れたらカニの食べ放題ができるお店はぜひ押さえておきましょう。カニといえば漁港で販売しているイメージが強いですが、札幌など大都市圏にもカニの食べ放題が楽しめるお店が数多くあります。旨味たっぷりのカニを心ゆくまで味わえば、お腹も心も満足すること間違いありません。
なお、情報は記事執筆時点のものです。食べ放題は期間限定のお店もあり、メニュー内容は予告なく変更・終了になることがありますので来店、予約前にメニューを確認することをお勧めします。
食べ放題は期間限定の場合もあります。最新の情報は各公式サイト等でご確認ください。
北海道のカニ食べ放題！気軽で安いお店4選
北海道最大の都市・札幌には全道各地のカニが集まります。毛ガニやズワイガニ、タラバガニといった食べ放題でよく提供されるカニはほぼ一年中食べられますが、やはり冬場は旬なので予約が殺到します。そんな北海道で気軽で安いカニの食べ放題の店をご紹介しましょう。
旭川市｜髭（ひげ）北海道居酒屋
「髭（ひげ）北海道居酒屋」はカウンターと小上がり座敷がある居酒屋です。「「髭（ひげ）」では期間限定で「【ズワイガニ】【牡蠣】【海鮮焼き】食べ放題60分4400円」のコースが提供されています。
別途1078円～の飲み放題もつければお酒とともに北海道の海鮮を存分に楽しめるでしょう。なお、20歳未満の方は入店不可のためご注意ください。
上記コースのほかにも、新鮮な生牡蠣＆焼き牡蠣食べ放題60分1650円、【髭4000円コース】自家製ジンギスカン&海鮮焼・刺身舟盛・ご飯物等全13種＋120分飲み放題付き、など魅力的なコースやメニューがあります。
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札幌市｜えびかに合戦 札幌本店
「えびかに合戦 札幌本店」は北海道随一の繁華街・すすきのにあるエビ・カニの専門店です。専門店らしくエビ・カニの品質には妥協を許さず、特に毛ガニは産地で浜ゆでしたものを冷凍せずに仕入れているというこだわりようです。すすきのの夜景を見下ろせるロケーションも人気があります。
食べ放題のコースは金額別に全5種類で、どのコースも90分せいです。30分ごとに延長も可能で、1人あたり税込み550円追加になります。食べ残しを防ぐため、各セットメニューを間食した時点で追加オーダーができる仕組みです。
カニだけをたっぷりと食べ放題で楽しみたい場合は、毛ガニ・ズワイガニ足・タラバガニ足の3品のみを食べ放題にした税込み1万円コースを選んでください。エビ料理やカニ握りなどの料理はつきませんので、シンプルにカニだけを食べ放題で楽しめます。
ちなみに単品料理メニューもあります。エビかに合戦釜めしやカニ茶わん蒸しなどは人気がありますし、カニグラタンなどお子様向けメニューもおすすめです。なお食べ放題子供料金は、小学生が半額、小学生以下は年齢×税込み110円となります。
札幌市｜海鮮バイキング難陀
海鮮バイキング難陀は、時間によって3種類の料金メニューから選べるおすすめ店舗です。カニ食べ放題はもちろん、北海道名物の海鮮食べ放題や焼肉食べ放題も料金に含まれるので、北海道旅行の記念として利用する人の姿も目立ちます。
カニはタラバガニ、毛ガニ、ズワイガニ、花咲ガニ、いばらガニ、ワタリガニ、岩ガニの全7種で、すべて食べ放題でたのしめます。そのほかにも活ホタテや牡蠣などの貝類、高級まぐろ寿司、天ぷらなど100種以上の食材を使ったメニューがすべて食べ放題です。
料金は70分食べ放題コース、80分食べ放題コース、100分食べ放題コースから選びます。制限時間はコースによって違いますが、食べ放題のメニュー内容はすべて同じです。
なおオプションとして飲み放題をつける場合は、1人税込み1500円となります。子供料金も年齢に合わせて2コースあるので、ファミリーでの利用にもおすすめです。
札幌市｜海鮮ダイニング輝
「海鮮ダイニング輝」は、カニ食べ放題にビュッフェが付いたお得な食べ放題の店舗です。2名から利用可能な完全個室を9部屋完備しているので、記念日ディナーにも子連れファミリーにも人気があります。
コースメニューが人気で、予算や内容・食べ放題制限時間などから選ぶことができます。リーズナブルなカニ食べ放題コースとして選ぶなら「60分制・ズワイガニ食べ放題＋ビュッフェコース（税込み6800円）」がおすすめです。
ズワイガニを思う存分食べ放題で楽しめるだけでなく、鉄板焼きのライブビュッフェや創作料理ビュッフェなどもメニューに含まれるのでお得です。さらに2名から申し込みができるので、ちょっとしたご褒美ディナーやデートなどにも人気があります。
北海道グルメとカニを一度に食べ放題で堪能できる2選
北海道に来たら、カニはもちろん、ジンギスカンや海鮮丼といった北海道グルメも味わいたいという欲張りな人は少なくないかもしれません。特に羊肉の美味しさを堪能できるジンギスカンは、ぜひ食べておきたい一品です。北海道グルメとカニを一度に食べ放題できる人気店を2店、ご紹介します。
札幌市｜北海道ビール園
「北海道ビール園」は北海道でも最古の商店街の1つ「狸小路商店街」の近くのビアホールです。札幌市を中心に多数の飲食店を手掛けている（株）キューズダイニングがプロデュースしたスタイリッシュなビアホールで、工場直送の美味しいビールを飲みながらジンギスカンや海鮮が楽しめます。
「三大蟹付き道産牛・海鮮焼き・全ん4種ジンギスカン120分食べ飲み放題プラン」では、プランの名前通り、北海道のグルメを一度に食べ放題できます。飲み物も北海道限定サッポロクラシック樽生や十勝ワイン、小樽ワインなど北海道産のお酒がそろっています。
肉厚のカニの脚と苦みほとばしるサッポロクラシック樽生の相性は抜群です。十勝和牛の焼肉や羊・豚・鶏肉のジンギスカンも食べ放題なので、まさに北海道グルメを心ゆくまで堪能できます。
また北海道ビール園では北海道産の食材にもこだわっており、美唄産「アスパラ羊」や士別産ラムを使用したジンギスカンの食べ比べもできます（食べ放題の生ラムはオーストラリア産です）。カニはもちろん、ジンギスカンや焼肉など北海道のグルメを一度に味わいたい人におすすめです。
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函館市｜函館朝市 栄屋食堂
「函館朝市 栄屋食堂」は北海道函館市の老舗市場・函館朝市内にある食堂です。函館朝市は戦後、農産物の立ち売りから始まった歴史ある市場で、今では外国人観光客も多く訪れる函館でも人気の観光スポットです。海産物や青果のほか、海鮮丼を売りにする飲食店も数多くあります。
栄屋食堂の名物は何と言っても「カニのガンガン焼き」食べ放題です。ガンガン焼きとはブリキ缶に食材を入れてコンロで焼く豪快な料理で、栄屋では毛ガニ、ズワイガニ、タラバガニの3種類のカニを100分間、思う存分楽しめます。
北海道の冬の味覚・ホタテやカキのガンガン焼きの食べ放題もおすすめです。旬を迎えた大粒のホタテやカキはジューシーなエキスがたっぷりで、地元の人からも美味しいと評判です。カニやカキをここまでリーズナブルな価格で食べ放題できるお店は、函館朝市でもそう多くはありません。
そのほかエビやイクラ、ウニがたっぷりのった海鮮丼も人気です。新鮮な海鮮が口の中で踊る海鮮丼は、まさに北海道グルメの代表格です。また栄屋店内では「いか釣り体験コーナー」もあり、生け簀のなかにいるイカを釣り竿で釣って遊べます。釣ったイカは食堂で調理してもらえます。
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子連れや家族連れでカニ食べ放題を楽しめる店2選
カニがあまり食べられない子供と一緒にカニの食べ放題ができる店に行くのは至難の業です。そんなときに嬉しいのが、小さな子供が大好きなカレーやラーメン、デザートなどが充実しているバイキング形式のレストランです。家族連れでもカニの食べ放題が楽しめる人気店を2店、ご紹介します。
札幌市｜かに＆海鮮食べ放題しゃぶしゃぶ仁
「かに＆海鮮食べ放題しゃぶしゃぶ仁」は、カニ＆海鮮食材にしゃぶしゃぶの食べ放題も楽しめる子連れやファミリーにおすすめな店舗です。最大140名収容の広々した店内なので、子連れやファミリーでもゆったりと食事ができます。
おすすめは16種類のコース料理で、予算や内容から選べます。カニの王様・ズワイガニを食べ放題で楽しむなら、税込み6480円「ズワイガニ食べ放題プラン」がおすすめです。
ズワイガニを食べ放題できるのでカニ好きにはたまりませんし、のっけ放題海鮮丼に子供に大人気の手巻きずしが食べ放題で楽しめます。5種類のカニを食べ放題で楽しむなら、「5種類のカニ食べ放題プラン（税込み1万2500円）もおすすめです。
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札幌市｜ジャパニーズビュッフェダイニング伝
「ジャパニーズビュッフェダイニング伝」は、カニを含めたビュッフェに焼肉またはしゃぶしゃぶの食べ放題が楽しめる満腹間違いなしのおすすめ店舗です。
ディナーのみの営業ですが、カニはもちろん、エビ、ホタテ、貝、切り身といった北海道海鮮食材や寿司、ざんぎ、天ぷらなど様々なメニューがビュッフェスタイルで楽しめます。
各テーブルには無縁ロースターが完備されているので、食べ放題の肉で焼肉を堪能するのもよいですし、焼きガニや海鮮食材をロースターで焼いて食べるのもおすすめです。なお焼肉はしゃぶしゃぶに切り替えることも可能です。
カニだけでなく北海道の美味しいものを思いっきり食べ放題で楽しみたいなら、税込み6600円のコース料理がおすすめです。豪華カニ3種に焼肉またはしゃぶしゃぶ、海鮮盛り合わせ、地物野菜の盛り合わせ、創作ビュッフェを70分間楽しめます。
コースにはソフトドリンクがついていますし、5歳以下は無料で利用ができます。12歳以下は子供料金の設定があり、大人料金の半額にて利用可能です。なおオプションメニューにはアルコール飲み放題もあり、同じく70分で税込み1650円となっています。
ランチでもカニ食べ放題が食べられるお店！
カニの食べ放題といえばディナー限定のようなイメージがありますが、ごくまれにランチでも食べ放題が可能なお店が存在します。ランチでもカニの食べ放題ができる人気店を1店、ご紹介します。
札幌市｜ジンギスカンと旬のカニ・北海道海鮮が食べ放題のお店 ひぃちゃん
すすきの駅から徒歩10分前後の場所にある「ひぃちゃん」では、ジンギスカンとカニ・北海道海鮮が食べ放題で楽しめます。
ディナータイムに食べ放題があるお店はたくさんありますが、ひぃちゃんではランチメニューに毛ガニもタラバガニも牡蠣もホタテも生ラムも食べ放題があります。海鮮も生ラムジンギスカンも100分食べ飲み放題は3300円から用意されています。
豪華な食べ放題だけでなく、ランチでは定食やサーモン丼500円からと魅力的なお値段もうれしいラインナップがあり、用途や予算に応じてメニューを選べます。
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ディナーでゆっくりカニ食べ放題ができるお店2選
北海道に訪れたなら、夜は家族や友達みんなで賑やかに食事をしたいものです。せっかくなのでお酒にもこだわりましょう。みんなとわいわいカニの食べ放題ができる人気店を2店、ご紹介します。
札幌市｜海鮮横丁 小町 ススキノ野口ビル店
すすきの駅から徒歩6分の「海鮮横丁 小町 ススキノ野口ビル店」は、2名から利用できる完全個室完備のお店。少人数から団体まで対応可能な個室もあるので、ディナーでゆっくりと北海道の味を楽しみたい方におすすめです。
新登場した贅沢な「蟹食べ放題」は蟹料理が食べ放題です。さらに、和食一筋の調理長が厳選した鮮魚など、100種以上の食べ飲み放題も付いて3480円と嬉しいお値段で楽しめます。
札幌市｜祐一郎商店 札幌駅前通店
JR札幌駅、地下鉄南北線さっぽろ駅から徒歩3分の場所にある「祐一郎商店 札幌駅前通店」には「ズワイ蟹食べ放題コース」では、殻付きズワイ蟹食べ放題を含む全8品が5,000円（税込）で楽しめます。
食べ放題の殻付き紅ズワイ蟹＆本ズワイ蟹の合い盛りは75分でラストオーダーになりますのでペース配分に注意しながら食べ放題をたっぷりと楽しみましょう。
飲み放題は別料金でつけられますので、宴会などでお酒もたっぷり飲みたいという場合は別途注文しましょう。
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カニ食べ放題プランがある北海道の宿泊施設3選
北海道にはカニの食べ放題プランがある宿泊施設が数多くあります。観光や温泉を楽しんだ後に食べるカニは何ともこたえられません。カニの食べ放題プランがある宿泊施設を3件、ご紹介します。
函館市｜函館・湯の川温泉 ホテル万惣（ORIX HOTELS＆RESORTS）
「ホテル万惣」は函館湯の川温泉にある老舗のホテルです。湯の川温泉は江戸時代から知られていましたが、本格的に温泉街ができたのは明治時代に入ってからでした。近隣には観光名所である五稜郭やトラピスチヌ修道院もあることから、函館観光の拠点として毎年大勢の観光客が訪れます。
平成28年にリニューアルした客室はノスタルジックな雰囲気漂う和洋折衷のデザインで、心の底から寛げます。温泉は露天風呂やシルキー風呂、壺湯など多種多様なお風呂が楽しめます。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で冷え性や疲労回復に特に効能があるといわれています。
夕食はビュッフェ形式で、ズワイガニをはじめ、函館で水揚げされた新鮮な魚介類を使った創作料理が食べ放題です。食べ放題で食べられるカニは本ズワイガニと紅ズワイガニの2種類、紅ズワイガニは若干身の水分量が多いものの甘みと旨味が濃く、ズワイガニよりも美味しいという人もいます。
ホテルのディナー名物メニュー「握りたてのお寿司」や新鮮な刺身、さまざまな海鮮食材の鉄板焼きや花巻市牧場・ラクレットチーズなど、カニ以外でも北海道を満喫できる内容です。さらに時間は90分制なので、ゆっくりと楽しむことができます。（提供内容は予告なく変更される場合があります）
現在ビュッフェ付きの2食付きプランのほかにも、子連れファミリーがお得になるプランや、11時のレイトアウトで翌朝もゆっくりすごせる2食付プランなど、お得な宿泊プランがさまざまあります。
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札幌市｜シャトレーゼ ガトーキングダムサッポロ ホテル＆スパリゾート
「シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロ」は札幌市北区にある人気のホテルです。ホテルの宿泊者は、露天風呂や檜風呂など全9種類のお風呂と3種類のサウナが楽しめるスパゾーンとプールゾーンが使い放題という嬉しい特典がついており、季節を問わず道内外から大勢の観光客が訪れます。
館内の「レストランヴィーニュ」では、ズワイガニをはじめローストビーフや生寿司が食べ放題のディナービュッフェが楽しめます。ラム肉のコンフィや鱈のムニエルなど、シェフが趣向を凝らした料理もおすすめです。アトリウムの外に広がる夜空を眺めながら味わうディナーは雰囲気満点です。
またレストランヴィーニュではランチビュッフェも行っています。ほぼひと月ごとに異なる国の料理フェアが行われており、定番のランチメニュー以外にもタイ料理やアメリカ料理といった国際色あふれる料理が食べ放題です。
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釧路市｜ニュー阿寒ホテル
「ニュー阿寒ホテル」はマリモで有名な阿寒湖の湖畔にある温泉ホテルです。周囲を雌阿寒岳・雄阿寒岳に囲まれた阿寒湖は、春夏秋冬を問わず美しい風景とさまざまなアクティビティ、そして温泉が楽しめることから、道東屈指の観光地として道内外から大勢の観光客が訪れます。
ニュー阿寒ホテルの客室は温泉旅館の風情が漂う和室とゆったりと寛げる洋室の2タイプが用意されています。大浴場は男女とも9Fにあり、雄大な阿寒湖を眺めながら入浴が楽しめます。屋上の「天空ガーデンスパ」からは、まるで阿寒湖とスパが一体になったような不思議な風景が見えます。
夕食・朝食はビュッフェ形式のレストランでいただきます。人気のズワイガニはもちろん、和洋中のさまざまな料理が食べ放題です。なかには鹿肉のジンギスカンといった、ちょっとほかでは食べられないようなメニューもあります。道産のソバ粉を使った手打ちソバや、郷土料理もおすすめです。
朝食バイキングでは、和洋食ビュッフェです。お好みで作る海鮮丼やシェフこだわりのフレンチトーストなど、朝からリゾート気分を満喫できる内容となっています。
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北海道のカニ食べ放題で食べられるカニはどんな種類？
北海道のカニ食べ放題で食べられるカニは、毛ガニ、ズワイガニ、タラバガニ（アブラガニ）がほとんどです。特にズワイガニは多くの店で食べ放題できます。
ごくまれに幻の「花咲ガニ」が提供されることもあります。そこでここでは北海道で水揚げされるカニの特徴や味、食べ方を種類ごとにご紹介します。
毛ガニ
毛ガニは北西太平洋の沿岸域に分布するクリガニ科の甲殻類です。カニの甲羅や脚に毛が密生していることから毛ガニと名付けられました。
宮城県または福井県以北でも獲れますが、北海道沿岸では1年中毛ガニが水揚げされることから、北海道といえば毛ガニ、というぐらい市場に流通しています。
北海道で1年中毛ガニが獲れるのは、道内でも生息している地域によってカニの脱皮や産卵の時期が異なるためです。オホーツク沿岸では3～6月、道南の噴火湾一体は7～8月、道東の根室沖では9～12月、十勝～日高沖は12～2月なので、水揚げ時期が地域で違います。
このため北海道の毛ガニの旬はほぼ1年中と言っても過言ではありません。また近年は獲れたばかりのカニを浜ゆでし、瞬間急速冷凍する技術も発達したので美味しいカニをいつでも食べられます。
毛ガニの身は上品で柔らかく、北海道ではカニの中で最も美味しいとされています。浜ゆではもちろん、新鮮なカニは氷水に漬けて洗いにしたり、しゃぶしゃぶにしたりと、いろいろ楽しめます。クリームと相性が良いので、カニグラタンやカニコロッケもおすすめです。
また毛ガニといえばカニ味噌と言われるほどその美味しさは圧巻です。カニ味噌を一口含むと濃厚な旨さが口いっぱいに広がります。カニ味噌の食べ方はいろいろありますが、カニ味噌と身を和えた「カニの身和え」やカニ味噌を甲羅に入れて蒸し焼きにした「甲羅焼き」は絶品です。
ポチップ
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タラバガニ
タラバガニは北海道沿岸の寒い海に分布するタラバガニ科の甲殻類です（※分類学的にはヤドカリの仲間）。北海道ではタラと一緒に水揚げされたことから「鱈場ガニ」と名付けられました。
歩脚を広げると1mを超す大型の甲殻類で、英語では「Red king crab」、カニの王様と呼ばれています。タラバガニといえば、何と言ってもたっぷりと身のついた脚の美味しさで知られています。
肩脚だけで大きいものだと800g～1.2kgあるカニの脚は、身がプリプリしていて食べ応え抜群です。ヤドカリの仲間なので味はむしろエビに近く、茹でると甘くてホクホクした味わいになります。
ただしタラバガニのカニ味噌は茹でると溶けてしまうため、市販のタラバガニの場合、ほとんどカニ味噌を抜いて販売しています。もし丸ごと1杯手に入れた場合は、先にカニのふんどしを外してカニ味噌を掻き出し、小鍋で炒めて塩コショウで味付けすると美味しいカニ味噌ペーストができます。
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アブラガニ
アブラガニはタラバガニと同じ、タラバガニ科の甲殻類です。タラバガニと見た目がそっくりですが、活アブラガニは全体的に紫色が目立つ、甲羅の中央のトゲが4つ（タラバガニは6つ）などの違いがあります。
茹でると脚の先の裏側は赤と白の縞模様になることもアブラガニの特徴です。味もタラバガニとほぼ遜色ないため、過去には「タラバガニ」と偽装表示して販売されたこともありました。
しかしアブラガニはタラバガニよりも繊維質が太くより食べ応えがあること、独特の旨味があることから、なかにはタラバガニよりもアブラガニの方が美味しい、という人もいます。
また、以前アブラガニはタラバガニよりもお得な値段で購入できましたが、日露資源保護条約などの影響でカニ全体の価格が高騰したため、若干安いもののそこまでお得とは言えなくなっています。
アブラガニの漁期は1～6月まで、主にオホーツク沿岸の網走で水揚げされます。特に春から初夏は、カニが流氷にのって運ばれてきた豊富なプランクトンを食べて美味しくなります。ロシアの輸入物も多いですが、アブラガニは鮮度が落ちやすいので品質にバラツキがあります。
アブラガニは茹でても美味しいですが、カニの繊維質の太さを活かした天ぷらもおすすめです。アブラガニの天ぷらはボリュームがある上、天ぷらの衣が淡白なカニの味を補い、より一層カニの味を楽しめます。さらに焼きガニやカニ炒飯にしても、美味しくいただけます。
ズワイガニ
ズワイガニは山口県以東の寒い海に広く分布するケセンガニ科の甲殻類です。オスとメスでサイズが大きく異なり、市場では大型のオスのみをズワイガニと呼んでいます。メスはあまり市場に出回りませんが、外子（受精卵）や内子（卵巣）は特に美味と言われています。
ズワイガニは水揚げされる地域でブランド名が異なります。例えば「越前ガニ」は越前地方（福井県）、「松葉ガニ」は山陰地方で水揚げされるズワイガニのことです。北海道では近年水揚げされたズワイガニを、「北海松葉ガニ」と呼んでブランド化に力を入れています。
北海道のズワイガニの旬は4～5月、主にオホーツク海沿岸の紋別で水揚げされます。他のカニと同じく、この時期のズワイガニは豊富なプランクトンを食べて大きく育ち、身入りが良くなっています。
ズワイガニの肉質はきめ細やかで上品なので懐石料理にもよく使われます。カニ本来の香りと旨味を味わうなら、「カニしゃぶ」がおすすめです。ダシをはった鍋にカニの身を軽くしゃぶしゃぶすると、口の中にとろけるような食感とカニの旨味が広がります。
は茹でても焼いても美味しい万能食材なので、カニの出汁を効かせた「カニの寄せ鍋」や焼きガニもおすすめです。また「甲羅焼き」にしてカニ味噌を食べた後、カニの甲羅を少し炙って水分を飛ばし、そこに日本酒を少し入れて温めると美味しい「カニの甲羅酒」が楽しめます。
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花咲ガニ
花咲ガニは主にオホーツク海以北の寒い海に分布するタラバガニ科の甲殻類です。北海道の花咲半島（根室半島）あたりでよく獲れるため、「花咲ガニ」という名前がつきました。タラバガニの仲間ですが、甲幅は15cm程でタラバガニよりも体が小さく、棘が多いです。
花咲ガニは北海道でも根室半島付近でしか水揚げされない、貴重なカニです。資源保護のため漁期は釧路では3月中旬～7月まで、根室では7～9月と厳しく制限されています。夏から秋にかけてのこの時期、花咲ガニは根室の美味しい昆布をたくさん食べて身入りが良くなります。
花咲ガニの身は脂肪分が多く味も濃厚なので、カニの脚を味噌仕立てにした北海道の郷土料理「鉄砲汁」がおすすめです。汁の中にカニの出汁とコクが溶けだした鉄砲汁は、美味しいだけでなく冷えた体を温めてくれます。
花咲ガニは殻が硬い上に棘が多いので、鉄砲汁に入ったカニの身をほじるのは少し苦労しますが、その苦労に見合うだけの味がします。そのほか浜ゆでや焼きガニにしても楽しめます。ただし花咲ガニのカニ味噌はかなり油っぽくクセが強いので、好き嫌いが分かれます。
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北海道でカニの食べ放題ができる人気店をいくつかご紹介しました。北海道の豊かな海で育ったカニは身入りがいい上に引き締まっていて美味しいといわれ、地元の人はもちろん、観光客からも熱愛されています。自然の恵みに感謝しつつ、思う存分カニの食べ放題を楽しみましょう。
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