孤独のグルメに登場した川崎のロケ地をご紹介!神回と言わしめた焼肉の名店とは

孤独のグルメはテレビ東京系で放送されている、大人気のグルメドラマです。深夜に放送されていることもあり、深夜の飯テロ番組とも称されています。その孤独のグルメに登場した川崎のロケ地をご紹介します。神回といわれた気になる川崎の焼肉屋さんもご紹介します。

目次

孤独のグルメは「夜食テロ」と言われる深夜ドラマ

2012年からテレビドラマのシリーズが放送されている孤独のグルメは、週刊SPA!で連載されていたグルメ漫画の孤独のグルメを元にしています。テレビドラマでは、主人公の井之頭五郎役を俳優の松重豊が演じています。

話の内容は至ってシンプルで、個人輸入雑貨店を営む井之頭五郎が、仕事に行く先々で美味しいものを食べるというストーリーです。

出てくる人も少なく、ほぼ五郎を中心としたドラマではありますが、五郎がレポートする食事は見る人の食欲をそそります。深夜に放送されているため、孤独のグルメは「夜食テロ」とまでいわれる名作グルメドラマとなっています。

ロケ地になった飲食店は実在するお店

孤独のグルメの放送に出てくる、ロケ地となった飲食店は架空のものではなく、実際に存在するお店が放送されています。そのため放送直後などは反響が特に大きく、孤独のグルメを見て来店する人が増加傾向にあります。孤独のグルメの様に、出てくるお店が実存するグルメドラマは珍しいでしょう。

聖地巡礼にお店を訪れる人も多い

孤独のグルメファンの中には、聖地巡礼として放送されたお店に訪れる人も少なくありません。実際に孤独のグルメのドラマに登場したお店を紹介するガイド本も発売されているほどです。

孤独のグルメ・川崎で神回と言わしめた焼肉の名店

孤独のグルメの放送で、神回といわしめた川崎にある焼肉の名店をご紹介します。焼肉好きの方なら一度は行ってみたいと思う内容となっています。孤独のグルメの主人公である五郎の舌を唸らせる程です。

Season1・8話:八丁畷の一人焼肉「つるや」

孤独のグルメドラマシーズン1の8回目の放送が、神回ともいわれた川崎の名店がでているものです。神回の舞台となったのが川崎市八丁畷の一人焼肉店「つるや」です。つるやは孤独のグルメ主人公の井之頭五郎が、お客様を車で空港まで送り届けた後に立ち寄った川崎のお店です。

川崎にあるつるやのカウンターには一人用ロースターが設置されています。2017年1月2日放送の「孤独のグルメお正月スペシャル~井之頭五郎の長い一日~」でも、空腹だった五郎が川崎の「つるや」を思い出して立ち寄りますが、この時は満席で諦めたお店でもあります。

知る人ぞ知る焼肉の名店である川崎のつるやは、常時満席なのが当たり前なほどの人気の焼肉店です。孤独のグルメで放送された後は、いつも以上の混雑具合になっています。

五郎さんが頼んだメニュー

孤独のグルメ主人公の井之頭五郎が注文したメニューを見て行きましょう。お通しにつるや特製ドレッシングがかけられた千切りキャベツを食べます。そこから注文したメニューである、カルビ・ハラミ・コプチャン(小腸)・ライス、キムチが到着します。

肉に唐辛子を入れて辛くするか聞かれ、五郎は辛くすることにしました。二回目の注文ではジンギスカン(野菜もセットになっている)・チャンジャ・シビレ(胸腺)を注文します。

中盛キャベツを頼もうとするが、1人だと多いかもしれないとお店の人に言われて小盛りに変更し、ジンギスカン用の鉄鍋はないため、そのまま同じロースターで焼いて食べました。ジンギスカン用のタレもあり、創業40年になるつるや秘伝の絶品ダレになっています。

つるや
住所:神奈川県川崎市川崎区日進町19-7

原作とドラマとはお店が異なる

ドラマ放送されている孤独のグルメは、孤独のグルメの漫画が原作になっています。孤独のグルメの原作漫画を読んだ人ならお気づきかもしれませんが、孤独のグルメ漫画で登場したお店は、ドラマには一切出てきていません。

孤独のグルメシーズン1当初から「原作漫画に登場した店はドラマでは使わない」という約束が原作者との間になされています。そのため、ドラマ制作スタッフが原作を熟読し、手分けして井之頭五郎が入りそうなお店を探し、更に何度かお店に通って孤独のグルメドラマの撮影交渉をしています。

神回ともいわれる川崎を舞台にした回も含め、ドラマ制作スタッフの努力もあり、テレビで放送されている孤独のグルメは、見る人を惹きつける名作グルメドラマとなっています。

原作:川崎セメント通りの焼き肉「東天閣 川崎本店」

孤独のグルメの原作漫画では、この川崎の名店焼肉屋さんは1巻8話「京浜工業地帯を経て川崎セメント通りの焼肉」となっています。孤独のグルメの原作漫画にはお店の名前は出ていませんが、描かれているお店の様子と川崎、「セメント通り」からお店を特定することが可能です。

原作で五郎さんが頼んだメニュー

孤独のグルメの原作漫画で、井之頭五郎が川崎セメント通りの焼き肉「東天閣 川崎本店」で注文したメニューをご紹介します。焼肉メニューでは、カルビ、ミノ、上ロース、上カルビを注文します。

他にもサニーレタスやチャプチュ(春雨、ニラ、ネギ、ニンジン、シイタケ、モヤシを牛バラ肉と混ぜて炒めたもの)、ライスにキムチ、ウーロン茶を注文しました。

漫画が描かれた頃と現在は変更点もちらほらあり、四角い鉄板から丸い形の無煙ロースターになっています。五郎の様にスーツの人でも匂いが付く心配がありません。※2023年2月24日時点、東天閣公式HPの情報より。

東天閣 川崎本店
住所:神奈川県川崎市川崎区浜町4-12-5

名言「うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ」

孤独のグルメでは、五郎の口から飛び出る一言一言の名言が面白さのポイントでもあります。8話では原作でもドラマでも同じ名言である「うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ」のセリフが使われました。

他にも川崎セメント通りの焼き肉東天閣川崎本店で様々なメニューを食べ、「まるで俺の体は製鉄所」「胃はその溶鉱炉のようだ」など、この回は名言が多く生まれたことから、この回が神回と言われる所以になっています。

孤独のグルメで登場した川崎の焼肉のお店(2店)

孤独のグルメ神回で登場した、川崎の焼肉の名店を他にも2つご紹介します。これを知ったら、川崎に行かずにはいられないでしょう。

1:稲田堤ガーリックハラミとサムギョプサル「寿苑」

川崎市には多くの名店が存在しています。孤独のグルメで、川崎にある焼肉の名店として紹介されたのは、つるやだけではありません。

シーズン5の1話目で川崎市にある稲田堤のガーリックハラミとサムギョプサルは絶品の焼肉店の「炭火焼肉 寿苑」が紹介されています。川崎の南武線稲田堤駅の付近にあるお店です。

五郎さんが頼んだメニュー

孤独のグルメの主人公である井之頭五郎は、川崎の寿苑で注文したメニューを見て行きましょう。まずはお店の看板メニューともいえるガーリックハラミです。ニンニクはすりおろしではなく刻んであります。食べるときは何もつけずに食べるのがおすすめです。

続いてはタン塩です。ごま塩とごま油で食べます。そこからライス中盛、キムチ、サムギョプサル(サンチュではなく寿苑ではネギとキュウリを乗せて食べる)、上カルビ(タレで頼むが塩ならタレも塩も食べられると塩をすすめられます)と、川崎の寿苑の絶品焼肉を五郎は食べ尽しました。

炭火焼肉 寿苑
住所:神奈川県川崎市多摩区菅1-3-11

2:武蔵小杉一人ジンギスカン「ジンギスカン どぅー」

続いては川崎の武蔵小杉にある一人ジンギスカン「ジンギスカン どぅー」です。孤独のグルメシーズン8の11話で放送されました。この日井之頭五郎は、川崎の武蔵小杉にいる顧客に会いに行き、その帰りにジンギスカン どぅーの換気扇から漂う美味しそうな匂いにつられて入店します。

五郎さんが頼んだメニュー

孤独のグルメの主人公である五郎は、最初は網焼きでチャックロールネギ塩焼き(チャックロールとはラムの肩ロースのこと)を注文します。塩は能登半島の珠洲塩を使用しており、ラム肉は新鮮なのでレアで食べるようお店の人に勧められます。

ネギは肉が焼きあがってから取り皿の上で乗せて食べるよう言われるので五郎はその通りに食べました。他にもハム(骨つきのものです。塩味がついているのでそのまま焼いて食べられ、油がぶくぶくきたら食べ頃と教えて貰います。

追加注文では鉄鍋を選び、ジンギスカンセットは、ラム肉(チャックロール、もも肉、ショルダー)、野菜(もやし、人参、ねぎ、玉ねぎ)と盛りだくさんのメニューです。

ジンギスカン どぅー
住所:神奈川県川崎市中原区小杉町3-430-18

孤独のグルメSeason2でロケ地になった川崎のお店

孤独のグルメシーズン2で登場した川崎のお店を紹介します。孤独のグルメシリーズに頻繁に登場するほど、川崎には美味しいお店が店を構えています。残念ながら、孤独のグルメシーズン2で紹介されていた、川崎で五郎がクリームあんみつを食べた「昭和堂」は現在閉店されています。

閉店をすると惜しまれるお店が多く存在する川崎には、孤独のグルメの主人公である井之頭五郎も発掘できていない名店がまだまだ存在するでしょう。

Season2・1話:新丸子のネギ肉イタメ「三ちゃん食堂」

孤独のグルメシーズン2の1話では、井之頭五郎が川崎市にある新丸子駅に到着します。まずは軽く食べ物屋を探していると、昼間からお酒を飲む人で激混みの大衆食堂である「三ちゃん食堂」見つけます。商談を済ませ空腹になった五郎は、川崎の新丸子駅近くで見つけた三ちゃん食堂へ戻ります。

入口で聞こえる酒飲みたちの喧騒に下戸の五郎は戸惑いますが、妥協しないようにと決意し、入店することから、川崎のネギ肉イタメ「三ちゃん食堂」を舞台にした孤独のグルメの物語が始まります。

五郎さんが頼んだメニュー

川崎が舞台の孤独のグルメシーズン2の1話で、三ちゃん食堂で五郎が注文したメニューを見ていきましょう。五郎はみょうがの天ぷら、チーズ入りウインナーに、ネギ1本分くらいありそうなボリュームで、パンチの効いた塩コショウ味が特徴のネギ肉イタメを注文します。

他にもご飯、味噌汁、海鮮春巻き(えび・いか・たこ・カニ入り)を注文しました。ネギ肉イタメは三ちゃん食堂の看板メニューであり、放送回のタイトルになるほど絶品のメニューです。川崎の三ちゃん食堂に訪れた際には、外せないメニューでしょう。

孤独のグルメに登場した川崎のロケ地は名店揃い

孤独のグルメに登場した川崎のロケ地は非常に名店揃いです。孤独のグルメで川崎が名店揃いの場所だということが世に知れ渡ったといっても過言ではないでしょう。名店揃いの川崎に足を運んでみてはいかがでしょうか。五郎の舌が唸る理由がわかるでしょう。

※ご紹介した商品やサービス等は時期や店舗によっては取り扱いがない場合があります。内容・価格が変更になる場合や終了になる可能性もあります。

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