最近女性の間でブームになっているお店「こめらく」をご存知でしょうか。
こめらくは、私たちが小さい頃から慣れ親しんだメニュー、お茶漬けをメインに取り扱う今話題のお店です。
お洒落なカフェのような雰囲気のお店で味わう、今までにない魅力的なお茶漬けをご紹介します。
こめらくとは?
本記事でご紹介していく「こめらく」は、東京を中心とした関東圏で話題となっているお茶漬けの専門店です。
非常に身近かつ手軽で、忙しい時、風邪を引いたときなど様々なシーンでお世話になったことのある方も多いお茶漬けですが、専門店はかなり珍しい印象です。
こめらくの創始者は、お茶漬けという日本の食文化をさらに広め、ラーメンやパスタと同じ様に、自然に食事の候補に入るようなメニューにするべく、お茶漬けの専門店こめらくを立ち上げました。
店舗の立地や、メインユーザー層のニーズに合わせた、各店舗特色の違うメニュー展開をするなど非常にきめの細かい営業展開が特徴で、老若男女幅広い層の人気を獲得しています。
こめらくの前身のお店を立ち上げるきっかけとなったのは、飲み会後のシメのラーメンがかなりキツイという想いからです。
脂っこくハイカロリーなラーメンに代わって、もっとヘルシーで健康的なシメは無いものかと考え、行きついた結果がお茶漬けでした。
シメの時はさらりとヘルシーに、食事として楽しむときはがっつりとした食べ応えがあるものを、といった具合に気軽に気分に合わせてアレンジがきく幅広いメニューを選び、楽しむことが出来ます。
和と洋が合体した空間でお茶漬けを
お茶漬け専門店というと、田舎の定食屋や丼物のお店というような和風の地味な店舗を想像してしまう方は多いでしょう。
しかしこめらくの店舗は、多くが駅ナカで営業しているということもあってか、どの店舗も和をメインとしつつも洋の要素も取り入れたお洒落な店舗となっております。
お茶漬け自体も、メニューによって違いますが肉や海産物をふんだんに使っており、店舗の雰囲気に負けないくらいシンプルですがお洒落で華やかな見た目となっております。
こめらくのお茶漬けは、良い意味でお茶漬けに見えないメニューばかりです。
こめらくのおいしい食べ方を紹介
では、次項からこめらくの人気メニューをめいっぱい堪能するために知ってて得するおすすめの食べ方をご紹介していきます。
今までもこめらくを愛用している方でも、いつもと同じメニューがひと味違う美味しさを見せてくれる魅力的な食べ方もありますので是非こめらくを知っている方も読んでみてください。
食べ方が分かることで、これまで以上にこめらくが好きになること間違いなしです。
おひつかお茶漬けが選べる
こめらくのメニューは、大きく分けて「おひつごはんセット」と「お茶漬け膳セット」に分かれており、それぞれ全く違う魅力を持っています。
ちなみに、「おひつ」とは炊いたご飯を釜から移し替えて保温するための木製の器のことを言います。
おひつとお膳の大きな違いは、ご飯の状態です。
お膳セットでは、ご飯は白米の状態で提供され、セットになっているおかずや薬味を自由に自分で盛り付けて好みのお茶漬けにしていくという食べ方をするメニューです。
一方、おひつの方はすでにご飯の上に具材が盛り付けされた状態で提供されます。
さながら丼物のような状態で、出汁をかけてお茶漬けにせずとも楽しむことが出来ます。
こめらくのお膳、おひつはどちらもお茶漬けにしなくても楽しめるほど美味しいものばかりですが、やはりお茶漬け専門店であるこめらくに来たからにはお茶漬けを楽しまなければ始まりません。
では、おひつとお膳それぞれどんな食べ方で楽しむのがおすすめなのでしょうか。
豊富な薬味と贅沢なお茶で自分好みのお茶漬けに
こめらくのお茶漬けを100%楽しむならば、焦らずゆっくり、少しづつ進んでいく食べ方がおすすめです。
まず始めは、おひつごはんならば出汁をかけずにそのままの状態で食べてみてください。
お膳の場合も、まずは具材をそのまま楽しんでみましょう。
そのままの状態で楽しんだ後は、いよいよお茶漬けにしていきます。
お膳には様々な種類の薬味が付いていますが、ひつまぶしと同じように、最初は薬味無しで食べ、食べ進めていきながら、少しずつ薬味を入れていくという食べ方がおすすめです。
薬味により繊細に味を変えていくお茶漬けの変化を楽しむのが、こめらくおすすめの食べ方です。
様々な薬味や組み合わせを試すことで、新たな発見も出来ることでしょう。
おひつごはんも同様で、先ずはそのまま、次にお茶漬けという2つの段階を踏んで楽しむ食べ方がおすすめです。
出汁を入れる前でも十分に美味しいのですが、厳選素材のかつお出汁がかかった瞬間、味がガラッと変わります。
こってりした味わいが、出汁の力によってあっさりと食べやすくなりつつも、複雑な旨味を醸し出すようになる変化が非常に楽しいメニューです。
こめらくの嬉しいサービス
こめらくにはお茶漬けを最大限に美味しく食べるための嬉しいサービスが沢山あります。
追加料金でトッピングの追加もお茶漬けの魅力を高めるのに一役買ってくれます。
しかし、ランチにもやはり予算はあるものです。
追加料金なし、無料で楽しめるサービスもあることを把握していればより安く、よりお手軽に自分にとって最高のお茶漬けの食べ方を楽しめます。
こめらくの席に着いたら、テーブルの上に注目です。
テーブルの上にはそれぞれ出汁にも使われている厳選されたカツオ節や青のり、あられ、さらにはワサビ菜といった4種の薬味が常設されております。
色々組み合わせれば、食べ方は無限大です。
テーブルの上の薬味は使い放題となっておりますので、好きなだけ使うことが出来ます。
好みに合わせて薬味を追加すれば、さらにお茶漬けを楽しめること間違いなしです。
お気に入りの組み合わせ、食べ方を探してみるのも良いでしょう。
有料のトッピングも一部紹介させていただきますと、値段は100~400円となっており、トッピングの種類によって値段が変わります。
100円帯には、お茶漬けの定番、梅干しや炙り鮭のほぐし身や釜揚げしらす、卵等が揃っています。
200円帯にはとろろや明太子といった定番のトッピングから、アボカドと言った一風変わったトッピングも用意されています。
300円以上になると、まぐろの薬味生姜和えやいくら等の海鮮系のトッピングが用意されております。
ちょっと贅沢な食べ方を楽しみたいときにおすすめです。
ご飯と漬物はお代わり自由!
こめらくには他にも驚きのサービスがあります。
お茶漬け専門店でなんと、ご飯がおかわりし放題なのです。
いっぱい食べたい方や、ペース配分を間違えてご飯だけ先に無くなってしまった方に嬉しいサービスとなっております。
さらに、漬物もおかわり自由となっております。
漬物は口直しにも最適ですし、お茶漬けに漬物も合わせて、自分だけの食べ方を楽しむのも良いでしょう。
こめらく・おすすめのおひつメニューを紹介
おすすめの食べ方が分かったところで、早速こめらく自慢の人気絶品メニューをご紹介していきます。
魅力的なお茶漬けばかりですので是非実際に足を運んでみてください。
最初にご紹介するメニューは、こめらくのメニューの2大分類の1つであるおひつごはんセットのメニューから選りすぐりの4品をご紹介します。
おひつごはんセットは海産物を主に使用しており、鮭やマグロなどの人気食材が目白押しです。
1:鮭といくらの親子ごはん
こめらくの人気ナンバーワンメニューが「鮭といくらの親子ごはん」です。
お茶漬けといえば鮭と言っていいほどの人気具材です。
そこにさらにいくらがたっぷり乗って見た目にも贅沢な逸品です。
メインのご飯の他2種類の小鉢が付いています。
大根おろしと醤油ベースのタレが使われており、出汁をかけずに食べてもとても美味しいメニューです。
出汁をかければかつお出汁が海産物の脂をまろやかにしてくれてさっぱり食べられる逸品に早変わりします。
出汁をかける前の、大根おろしのおかげでさっぱり系の味わいとなっております。
さっぱり系が食べたい気分の時にとくにおすすめです。
2:二色まぐろごはん
ネギトロとマグロの赤身のまさに2色で構成されたメニューが「二色まぐろごはん」です。
大葉と白髪ねぎが良いアクセントとなって味のバランスは抜群です。
二色まぐろごはんもそのまま食べても十分に美味しい一品ですが、やはり出汁をかけて食べることでマグロの脂が出汁にいい具合に溶けだして絶妙な味わいになります。
ワサビの風味が平気な方であれば、無料トッピングのワサビ菜をトッピングするのもおすすめです。
3:アボカドとサーモンごはん
サーモンとアボカドの組み合わせと言えば、ユッケ丼やポキがとても人気です。
お酒にもご飯にも合うサーモンとアボカドのコンビが、お茶漬けにもなりました。
「アボカドとサーモンごはん」は、角切りになったサーモンとアボカド、そしてキュウリを特製の醤油タレに絡め、ご飯に乗っけた逸品です。
アボカドのクリーミーさとサーモンの組み合わせはまさに鉄板で、キュウリのあっさりさは濃いめの2品をバランスよく収めています。
食物繊維たっぷりのヘルシーなメニューでありながらも、とても食べ応えのあるメニューとなっています。
アボカドはダイエットにも良い食品と言われているため女性人気の高いメニューでもあります。
4:うなぎと玉子のひつまぶし(2022年7月現在確認できず)
とろりと半熟でふわふわ食感の玉子の上に、肉厚なうなぎがトッピング乗されているおひつごはんが「うなぎと玉子のひつまぶし」です。
特製のタレをお好みの量かけて食べれば、そのままでも箸が進んでしまう逸品です。
玉子との相性もバツグンで、一緒にご飯とかき込めばまさに至福の気分を味わえます。
ついついそのまま食べきってしまいそうになりますが、出汁をかけてひつまぶしにしても絶品ですので是非忘れずに試してみましょう。
うなぎが1,500円とおすすめメニュー
非常に高級なイメージがある魚の代名詞とも言うべき魚がうなぎです。
うな重ともなれば、5000円ほどのお値段のものが一般的でそうそう気軽に食べれるものではありません。
しかし、こめらくのうなぎと玉子のひつまぶしは1500円ほどで食べることが出来る非常にお手軽なメニューです。
こめらくはうなぎに限らず、全体的に1000~1500円の価格帯で楽しめるメニューがほとんどです。
こめらく・おすすめのお茶漬けメニューを紹介
次は、こめらくの2大分類のうちのもう1つ、お茶漬け膳のメニューを一部ご紹介していきます。
お茶漬け膳は、お茶漬け、1品のおかずと2種の小鉢、そしてお茶漬けのトッピングを2種選べるセット内容となっております。
博多の明太子、炙りほぐし鮭、釜揚げしらす等々総勢8種のトッピングの中から2種を選べるので、選択肢はとても豊富です。
トッピングの中には、日替わりで変わるお楽しみトッピングもあります。
おかずは肉類が中心となっていますので、かなりがっつり食べたい気分の時におすすめです。
また、女性人気が高い一因となっているヘルシーで健康的な工夫も魅力の1つです。
1:豆乳タルタルのチキン南蛮膳
お茶漬け膳部門で最も人気なメニューが「豆乳タルタルのチキン南蛮膳」です。
特徴は、メニュー名にも入っている豆乳を使って作られたタルタルソースです。
タルタルソースと言えば、揚げ物との相性抜群でチキン南蛮には無くてはいけないほど相性バッチリのソースです。
しかし非常に高カロリーで、ダイエット中の女性であれば、かなり食べるのをためらってしまうものです。
しかしこめらくの豆乳タルタルソースは豆乳を使うことで従来のタルタルソースと比べてグッとカロリーが抑えられています。
味はさっぱりめで、かなり酸味もマイルドです。
2:ふわふわ玉子とエビチリ膳(2022年7月現在確認できず)
ふわふわのスクランブルエッグとエビチリがメインとなっているメニューが「ふわふわ玉子とエビチリ膳」です。
スパイシーなエビチリが食欲をそそります。
玉子とチリソースの親和性もバツグンで、たっぷり絡めて一緒に食べるとまさに絶品です。
メニューにある店舗とない店舗がありますが、ある店舗であればぜひ食べてみていただきたいメニューです。
3:茄子の京風そぼろあんかけ膳
ごろごろと大きな揚げナスがたっぷり使われているメニューが「茄子の京風そぼろあんかけ膳」です。
京風の名前の通り、お出汁を効かせたあっさりめの味付けが癖になる逸品です。
お出汁の優しい風味を活かしたあっさり薄味なので塩分を気にしている方や、濃い味が苦手という方にもおすすめのメニューです。
4:豚の生姜焼き膳
がっつり食べたいときにおすすめなのが「豚の生姜焼き膳」です。チキン南蛮とともに非常に人気の高いメニューです。
生姜の風味がしっかり活きている特製の生姜ダレをたっぷりかけて焼き上げた生姜焼きはまさにご飯のお供にピッタリです。
ごはんお代わり自由が嬉しい生姜焼き
あまりにご飯と相性がバッチリなのでお茶漬け用のご飯につい生姜焼きを乗っけて食べたくなってしまうことでしょう。
しかし、思い出していただきたいのが、こめらくの嬉しいサービスの1つ、「ご飯おかわり自由」です。
生姜焼きを乗っけて、お茶漬けにして、おかわりシステムを利用すれば心おきなくご飯と生姜焼きを楽しめます。
こめらくの都内店舗を一部紹介
こめらくの店舗の特徴は、立地によってメニューのラインナップが異なることです。
駅中の忙しいユーザーが多い場所の店舗はおにぎり等持ち帰りができ、手軽に食べる事の出来るメニューを多くそろえていたり、朝のモーニングメニューを取り扱っています。
では、どこのこめらくがどのような特色を持っているのでしょうか。
本項ではあくまでこめらくの店舗の一部分ですが、立地と特徴をご紹介していきます。
こめらく 東急プラザ銀座店(閉店)
こめらくの記念すべき1号店のお店が東急プラザ銀座内にある、東急プラザ銀座店です。
B2Fにあり、席はカウンター席のみという店舗です。
ブランド街として名高く、流行や経済の中心地とされている銀座にあるこめらく1号店は、仕事やショッピングの合間に1人でもサッと入りやすい特色を持っています。
リラックスできる空間とは言い難いですが、スタイリッシュにサクッと利用できる店舗です。
銀座のこめらくではおにぎりの販売も行っていますので、立ち寄る時間が無い時はオフィスなどに持ち帰って食べるという利用の仕方も出来ます。
まさに忙しい街にぴったりあった店舗だと言えるでしょう。
しかし人気だった東急プラザ銀座店は、現在閉店しています。
こめらく 有楽町店(閉店)
昼はお茶漬けを楽しめるいつものこめらくですが、夜になると串焼きや鍋など、居酒屋のような面も持ち合わせた店舗が有楽町店です。
17時まではランチタイムとなっていてお酒などのメニューは提供していないのですが、17時以降は飲み放題もある居酒屋モードに早変わりします。
ドリンクメニューも非常に豊富で、ビールはもちろん日本酒やワインまで取り揃えており、その数なんと30種以上となっております。
串カツや鍋と言った居酒屋らしいメニューの他、こめらくの代名詞であるお茶漬けももちろん健在です。
「〆の出汁茶漬け」と名前を変えて登場しています。
お酒の後のシメにさらさらと食べるお茶漬けはラーメンよりもヘルシーですのでおすすめです。
こめらく 贅沢な、お茶漬け日和。
横浜のランドマークタワー内にある店舗が「贅沢な、お茶漬け日和。
」というキャッチコピーが特徴の横浜ランドマーク店です。
ランドマークタワー1Fに店舗を構えており、和と洋の入り混じったお洒落な内装が特徴です。
ファッション系のショップから、薬局などのお店まで様々なお店が入った複合施設内にある店舗ですので、4人掛けの席の多いゆったりとした店内です。
ショッピングの合間の休憩にぴったりです。
こめらく 汐留シティセンター店(閉店)
東京の夜景が楽しめる場所と言われている汐留シティセンター内にあるこめらくが汐留シティセンター店です。
たくさんのお店とオフィスが融合した複合施設内にあるということもあり、店内には4人席からカウンター席まで様々な席があり、複数人でも1人でも利用しやすい店内となっております。
地下鉄汐留駅とも非常に近い立地となっておりますので、アクセス的な意味でも非常に利用しやすい店舗となっております。
こめらく たっぷり野菜とお茶漬けと。
「たっぷり野菜とお茶漬けと。」のキャッチコピーの通り、不足しがちなお野菜をたっぷりとれるメニューを豊富に取り扱っている店舗が渋谷ヒカリエ店です。
最も人気のメニューが「焼き鯖と野菜のたっぷり鬼おろし添え」です。
ナスやトマト等複数の野菜が食べられる健康的なメニューとなっております。
摂る機会の少ない青魚である鯖も入っているため、普段不足しがちな栄養を一気にとれるという点が人気となっております。
他にも野菜をふんだんに使ったメニューが沢山ありますので、野菜が好きな方、野菜不足に悩む方には是非行ってみていただきたいこめらくです。
どの店舗も対応が良く人気の一因に
こめらくは企業のコンセプトとして食、空間、サービスを3本の柱として唱えています。
美味しさはもちろん、立地とユーザー層に合わせた店舗作り、そしてまた来たいと思える接客を心がけています。
「愛嬌を忘れない接客」を店員たち全員で心がけているせいか、こめらくの接客態度は非常に評判が良く、口コミでも心地の良い接客が頻繁に取り上げられ、人気の一因となっております。
こめらくのおいしいお茶漬けを食べてみよう!
今話題の人気店、こめらくはいかがでしたでしょうか。
立地に合わせたメニュー構成や、心地の良い接客など、料理の美味しさはもちろんのこと、利用客のことをしっかり考えているということが良くわかるお店です。
こめらくは関東圏にしかありませんが、機会があれば是非行ってみてください。