宮城・八木山橋は最恐の心霊スポット!自殺の名所と言われる理由を調査

宮城県八木山橋

東北地方最大級の都市、仙台を有する宮城県に複数ある心霊スポットのうち、最恐と恐れられ、もっとも有名なスポットが「八木山橋」です。

たくさんの不穏な噂が散見され、街中にも関わらず自殺の名所ともなっている八木山橋はいったいどのようなスポットなのでしょうか。

目次

八木山橋は宮城県仙台市にある最恐の心霊スポット

心霊現象やスポット等、オカルトが好きな人達の間ではかなり有名な心霊スポットとして全国的に有名となっている場所が、今回ご紹介していく「八木山橋」です。

宮城県の仙台市内に八木山橋は通っています。

宮城県屈指の観光名所が近くにあったり、近隣には普通に人が生活しているにもかかわらず八木山橋は自殺の名所としての側面も持っているという、とても奇妙かつ、アクセスしやすい心霊スポットです。

近隣住民が口を揃えて夜には決して近づかない、近づいてはいけないと言う八木山橋はいったいどのような場所なのでしょう。

そして、どのような恐ろしい噂があるのでしょう。

数々の噂を取り上げ、紹介していきます。

八木山橋ってどこにあるの?

日本地図の仙台に止められたピン

八木山橋がある場所は、宮城県の仙台市内、青葉山と八木山の間です。

宮城県内を走る川である広瀬川の支流によって作られた渓谷、竜ノ口渓谷の上を通っております。

心霊スポットの中ではかなりアクセスが良いスポットであり、主要駅である仙台駅から近くまで気軽に行けるバスも存在します。

近くには、観光スポットとなっている伊達政宗が築城した青葉城や八木山ベニーランド、八木山動物公園等があるため、交通手段はかなり豊富です。

2015年には仙台市地下鉄東西線が開通したため地下鉄でのアクセスも可能となりました。

また、近くには東北大学のキャンパスや高校もあるため、八木山橋は学校へ向かう生徒や教師の通勤・通学路にもなっており、車通りもそこそこ多い場所です。

歩く人々
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バスを利用していく場合は仙台市営バスを使うと良いでしょう。

宮教大・青葉台行、もしくは宮教大・成田山行に乗車し、「仙台城跡南」で下車しましょう。

仙台城跡南のバス停まで来てしまえばあとは目と鼻の先です。

徒歩で2分ほど歩けば橋が見えてきます。

地下鉄を利用する場合はバスに比べ徒歩による移動時間が長く、地下鉄下車後20分ほどは歩く必要があります。

公共交通機関を利用する予定であればバスをおすすめします。

余談ですが、昔は八木山橋のすぐ近くに「八木山橋」という名前で仙台市営バスのバス停がありました。

現在は八木山橋バス停は廃止されております。

バス停のベンチ
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廃止の理由として2015年の地下鉄東西線の開通と、乗車客数の減少が挙げられていますが、様々な心霊スポットならではの噂がありました。

夜中にバスを待っていると異界行のバスが留まり、間違えて乗ってしまうと死の世界へ連れていかれるという心霊系の話では割とありふれたものです。

ネット掲示板に寄せられた話の中には、バスに乗ってしまいそうになったものの、乗客であったおばあさんから、バスに乗らない方が良いと忠告され、事なきを得たという噂もあります。

表向きのバス停廃止理由は上記のものとなっていますが、出回る数々の噂も一因になっているでしょう。

八木山橋はなぜ自殺の名所と言われるのか

八木山橋は宮城県最恐の心霊スポットであると同時に、自殺の名所としても非常に有名な場所です。

1965年の建築以降、宮城県は様々な自殺対策を施してきましたが、未だに自殺者が出ているという噂があり、SNSなどでは様々な裏付け投稿が見られます。

何故少し濁したような言い方をするのかと問われれば、八木山橋で起こった事件・事故に関しては報道規制がかかっていると言われており、正確かつ十分な情報が入ってこないからと言うより他ありません。

理由としては、付近の宮城県有数の観光地のイメージ悪化を避けるためと言われています。

昔から自殺者が後を絶たないから

悩む女性

八木山橋は今でこそ2mもの高さの非常に高いフェンス、有刺鉄線、そして上部の転落防止の鼠返しがあり飛び降りにくいように対策がされております。

しかし、1931年の建設直後は普通のつり橋で転落対策はほとんどされていなかったと言います。

そのため投身自殺を行いやすい環境でした。

最初のつり橋建設から6年後の1937年あたりはとくに自殺者が多く、橋の付近に監視用の派出所が設けられたこともありました。

しかし、派出所の効果も思わしくなく、自殺者が減ることはありませんでした。

1965年に、吊り橋から現在の橋の姿へと改修工事によって、八木山橋は作り替えられました。

改修工事の際、自殺対策として1.2mの欄干が八木山橋に設置されました。

しかし、欄干の設置でも思うような効果は得られず、自殺者を減らすことはかないませんでした。

以降、現在まで幾度かに渡る改修が行われ、八木山橋は現在のような物々しい姿になって行きました。

八木山橋での自殺者数は、報道規制の影響かハッキリとした数字は分かっておりません。

しかし、犠牲者の数は少なめに見積もっても100名以上はいるとされており、自殺の名所として宮城県に限らず全国に名前が知られています。

過去自殺した人の霊が出ると噂に

暗い森の中

八木山橋が自殺の名所としてだけでなく、心霊スポットとしても有名な理由は、自殺してしまった方の変わった共通点や生還した方々の体験談にあります。

八木山橋で自殺をしてしまった人の中には、肝試しのために八木山橋を訪れたり、通勤通学のために仕方なく八木山橋を通っていたりと、自殺が目的で八木山橋を訪れていたわけではないという方もいらっしゃる点です。

八木山橋で体験したという恐怖体験談の中には、自殺や事故を誘発するような現象が多くみられます。

そのため、八木山橋で過去に自殺したたくさんの霊たちが仲間を増やすために様々な現象を起こしていると噂になり、八木山橋は最恐の心霊スポットとしても名所となっていきました。

名所らしい八木山橋の恐ろしい噂を数点ご紹介させていただきます。

バイクで夜に八木山橋を通り抜けようとしたところ、白い服を身にまとった女性の霊を見かけしまった男性がいました。

森の中を走るバイク

男性は直後、急に意識が朦朧としてしまい、気が付くとその場にバイクを停車させ、霊に向かって歩き出していたと言います。

しかし、運よく男性は通りがかった方に声を掛けられ意識を取り戻し、事なきを得たと言います。

その他にも、夜中に肝試しに八木山橋を訪れた際に谷底から伸びてきて手招きをする白い手を見かけたという話や、金網をよじ登り、今まさに自殺をしようとしているかのような人影が見えるなど谷底に訪れた人を誘うような噂は多岐にわたります。

時間差で誘われたケースの体験談もあります。

八木山橋の下、竜ノ口渓谷に地層を見に行っていた学生の集団の話では、地層の断面を写したデジカメ写真に死体らしきものが映っているとして、警察に捜索願を出したところから始まります。

しかし警察が実際に捜索をしてみるものの、彼らが撮影を行った場所に死体は無く、気のせいだったと片付けようとしますが、撮影者である1人が死体が無い事実を認められず、デジカメを持って確認に竜ノ口渓谷へと1人で向かってしまいます。

歩く男性の後ろ姿

翌日、警察からは確認に行った1人の遺体を見つけたと連絡があったという体験談で、最初の死体らしきものと、彼のデジカメは見つからなかったと言います。

八木山橋は自殺だけでなく、事故も多い場所として有名になっております。

実際に事故となって通行規制がされている情報はSNSで数多く共有されており、辛くも事故にはならなかったものの、危なかったという話も多くネット上で散見されます。

最も多い目撃談が、橋の上で手招きする人の噂です。

時間や手招きしている人物は体験談によってまちまちですが、中でも特徴的なのが、昼夜問わず目撃談があることです。

少年、老婆等見た目は様々で、目撃時間も14時頃の真っ昼間もあれば夜中まで様々です。

奇妙なものを見ただけで無事に通り抜けられるケースもあれば、紙一重で事故になっていたケースまでとにかく多種多様です。

これも、八木山橋でたくさんの人が自殺を行ったからなのでしょうか。

身体の不調を起こした人も

無事に何事もなく八木山橋を渡り切れた方でも、後日高熱にうなされたり、複数名で八木山橋を訪れた方は、そのうちの数名が体調不良に見舞われたり、最悪その後急に失踪、音信不通になってしまうようになるという噂が多く見られます。

また、とくに何も見たりはしなかったけれど、不意になんの脈絡もなく急に気持ちが落ち込んだり、不安定になったという噂も見られます。

同行者が急に泣き出した、や、元気だった同行者が急に吐き気を催したなどもあります。

体調不良の女性

不可思議な体調不良の噂は近くにある遊園地、八木山ベニーランドにも被害が及び、遊びに行った方が原因不明の体調不良になるという話も相次いでしまっています。

噂で有名な最恐の心霊スポットが付近にある、自殺の名所である八木山橋を今まさに通っている、と思ってしまうと不必要に大きな不安や緊張を感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。

「気持ち」が様々な現象を引き寄せてしまうことは往々にしてあることです。

しかし、怖いという気持ちを増幅させる独特な雰囲気は八木山橋にはあります。

宮城最恐の名所の名前は伊達ではありませんので、苦手な方は八木山橋を出来る限り使わないよう心がけましょう。

テレビ番組でも取り上げられて有名に

古いテレビ

報道規制の噂の通り、事件や事故があってもニュースにすらならない八木山橋関連の出来事ですが、唯一「水曜日のダウンタウン」というバラエティ番組で取り上げられ、テレビ放映されたことがあります。

2016年の8月31日に放映された当番組の企画内容は夜に八木山橋を渡るというものでした。実際に八木山橋を渡った方は、2016年当時「安心してください、履いてますよ!」の裸芸でブレイクしていた「とにかく明るい安村」さんでした。

八木山橋が自殺の名所で最恐の心霊スポットであることを知らされていなかった安村さんは、不気味で真っ暗な橋を渡るという恐怖を歌を歌うことで紛らわしながら、なんとか橋を渡っていきます。

幸か不幸か、放映された映像内では怪現象や異常事態は確認できず、安村さんも何事もなく橋を渡り切ることで番組は終了します。

しかし撮影後の後日談として、恐ろしい事実が発覚します。ヘルメットにセットされていたカメラは、確かに録画中だったはずなのに動画が一切残っていなかったという驚きのエピソードがスタジオで公開されました。

別カメラに写っていた安村さんのビデオカメラには、確かに録画中の時に点灯する赤いランプが点いておりました。にもかかわらず、ビデオカメラの中に映像は残されていなかったと言います。

テレビ番組で霊能者が二度と行きたくないとの証言も

水曜日のダウンタウンで八木山橋が選ばれた理由が「霊能者が二度と行きたくないと言った心霊スポットの中でも一番怖そうだったから」というものでした。

霊能者の中には、足首を掴まれるという体験をした方もおりました。やはり自殺者数が多い八木山橋は、実際に八木山橋で亡くなった人の霊だけでなく、周辺の霊まで呼び寄せて集めてしまう良くない場所となってしまっているようです。

霊

余談ですが、八木山橋で収録をした芸人、とにかく明るい安村さんは、水曜日のダウンタウン放映後の同年9月末ごろに持病の椎間板ヘルニアが悪化して2週間の入院生活を送っていました。

また、同じく同年3月ごろにあったスキャンダルの事実関係を、当時は否定していましたが、ここに来て認め、世間から大バッシングを受けて仕事が激減するという事態となってしまっていました。

霊能者すら避ける最恐の心霊スポットでの撮影後の事態ですので、何やら因果関係があるのでは、と疑ってしまうようなタイミングとなりました。

八木山橋は歩いて渡ることもできる

八木山橋にはしっかり歩道が確保されているため当然、徒歩でも渡ることは可能です。

さらに、実は八木山橋のある竜ノ口渓谷周辺は紅葉の名所としての一面も持っており、景色を楽しみに来る方々も大勢いらっしゃいます。

八木山橋は昼間でも怖い?

街路灯

体験談には、昼間にも関わらず霊の目撃談がありました。しかし八木山橋は前述した通り、近隣住民にとって、仙台の中心地と八木山を結ぶ重要な交通路となっております。

その為、周辺の道路の中でも八木山橋一帯はかなり交通量が多く、知らない方であれば八木山橋が最恐の心霊スポットで自殺の名所であると気付くことはまずないでしょう。明るく、ジョギングを楽しむ近隣住民の方もいらっしゃる穏やかな場所です。

しかし、そんな近隣住民の方々でも、夜の八木山橋に不必要に近づくことはしません。昼間は過剰に避ける必要はありませんが、夜には気を付けると良いでしょう。

八木山橋は恐ろしい心霊スポット!

霊能者ですら恐れる最恐の心霊スポットが八木山橋です。真偽が確かではない噂が多いことは確かですが、実際にあるフェンスが何よりも雄弁に八木山橋の恐ろしさを体現しています。

アクセスも良いので行きたくなる気持ちはあるでしょうが、最恐の名にふさわしくとても危険な場所であることは間違いありません。肝試しや心霊スポット巡りなどの軽い気持ちで足を踏み入れることは控えるようにしましょう。

※記事内にイメージ画像使用しています

※ご紹介した商品やサービス等は時期や店舗によっては取り扱いがない場合があります。内容・価格が変更になる場合や終了になる可能性もあります。

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