日本最高峰のお寿司と言われる小倉天寿し。
予約が取りにくいことでも有名です。
そんな小倉天寿しの予約方法や予算、営業時間やアクセス方法まで詳しくお調べいたしました。
メディアにも取り上げられ、ますます人気店へと成長している小倉天寿したっぷりとご紹介いたします。
話題の店・小倉の天寿しでお寿司が食べたい!
食通の間では以前から人気だった小倉天寿しですが、最近ではメディアにも取り上げられ、ますます人気のお店に成長しています。
そのため、いくら予算があろうとも予約の取れないお店としても有名です。
日本各地から、ここのお寿司を目的に新幹線を使って何時間もかけて訪れるファンがいるほど、虜になる味わいだそうです。
予約方法も電話のみとなりますが毎月予約の電話が殺到するそうです。
日本最高峰なのは間違いないですが、日本一という声も多く聞かれます。
そんな日本で最高のお寿司が頂ける小倉天寿しについて、詳しい予約方法や営業時間、予算まで詳しくお調べいたしましたのでご紹介いたします。
小倉の天寿しって?
小倉天寿しとは、江戸前寿司とは異なる九州前寿司が頂ける名店です。
美しくて美味しいお寿司はもちろん、大将やご家族のお人柄も素晴らしいと話題になっています。
創業は昭和14年で、父である先代天野時夫さんが立ち上げたお店だそうです。
先代が握るお寿司も芸術品として知られていたようです。
そして現在は2代目店主息子の天野功さんが後を継がれ大人気店へと成長を続けています。
先代には2人の息子さまがおり、今回ご紹介する小倉天寿し京町店は弟の功さんが、本店を兄の裕さんが受け継がれているそうです。
日本屈指の寿司屋の名店
そんな天寿しは日本屈指のお寿司の名店として知られています。
後ほどご紹介しますが、醤油をつけて食べる定番のお寿司スタイルではなく、塩やすだち、粉醤油などで頂く独創的なお寿司が九州の新鮮な魚の旨味を引き立てると大好評です。
1度訪れた方は何度も訪れたくなるお店、まだ訪れたことがない方も噂を聞きつけ行きたくなるお店ということで、予約方法は電話のみとなっており、予算もそれなりに必要なのにも関わらず、全国にファンを持つ大人気の寿司店です。
いくらアクセスに時間がかかろうと、天寿しの大将が握る絶品のお寿司が食べられるなら構わないという声も多数見られました。
全国から予約殺到
天野さんのお寿司が食べたいと、日本全国からわざわざ新幹線や飛行機を使い何時間もかけてアクセスされる方が後を絶たないそうです。
さらに1度食べると虜になり、リピーターとして訪れる方も多いとのことです。
毎年訪れるのを生きがいにされている方もおられるほどです。
そんな人気の名店なので、限られた営業時間内で予約を取るのがかなり困難になっているようです。
アクセス方法や予約方法については後ほど詳しくご説明いたします。
各著名人も足繁く通う店
小倉天寿しには、スポーツ界の有名選手や芸能人、競馬界のスターなどもお忍びで訪れることがあるとのことです。
中でも食通で知られるアンジャッシュ渡部さんは、数々のメディアでこちらのお店をご紹介されているようで、足繁く通われていることで有名です。
人気アーティストbigbangやJSoulBrothersの岩田剛典さんが訪れたことでも知られSNSで話題になっていました。
そのため、ファンの方も数多く来店されているようです。
その他の有名人についてはお忍びなので詳しくは分かりかねますが、美味しいものを今までにたくさん召し上がられてきた方をも虜にする魅力のあるお店であることは間違いありません。
「天寿し 京町店」へのアクセス
アクセス方法は、小倉駅小倉城口を出て約2分の位置にあります。
近くに東横インがあるので、そちらを目印にすると分かりやすいそうです。
天野ビルの1階にある金色の看板のお店です。
駅からほど近く、好アクセスとなっております。
小倉駅までは、東京駅より新幹線のぞみで約5時間弱ほどのアクセス、新大阪からは新幹線のぞみで約2時間強のアクセスとなります。
博多からは新幹線のぞみで約15分、特急ソニックで約40分、在来線では約1時間強のアクセスです。
小倉の天寿しでお寿司を食べるには?
小倉天寿しは完全予約制となっているため、営業時間内に訪れても予約をしないと入店できません。
そのため、小倉の天寿しでお寿司を頂くには、まず予約を取ることが必要になります。
続いては予約方法についてご紹介いたします。
予約が必須
完全予約制なので、決まった営業時間に訪問すれば待ち時間もなく必ず美味しいお寿司を頂くことができます。
しかし人気のため、その予約を取るのがかなり困難な状況になっているそうです。
天寿しの予約方法、内容についてお調べいたしましたのでご紹介します。
完全予約制でコースのみ
完全予約制だということは先程もお伝えいたしましたが、コースも基本的にはおまかせコース1つのみとなります。
後ほどコース内容について詳しくご説明いたしますが、基本のコースは15貫で27000円(税込み)となっています。
予約方法
小倉天寿しの予約方法ですが、毎月1日の営業時間内にお電話にて受け付けされているようです。
お調べした限り、予約方法についてはお電話のみとなります。
では、予約方法について詳しくご説明いたします。
1ヶ月前の1日からの電話での予約が可能
1ヶ月前の毎月1日にお電話にて予約が可能です。
しかし予約の電話は殺到いたしますので、繋がったときにはもう空きがないなんてことも少なくないそうです。
それほどの人気店なので、訪れるためには毎月根気強くチャレンジすることと、運の良さも必要となります。
数ヶ月待ち、半年待ちなんて声も多数聞こえてきますので、なかなか直近での予約は取れないようです。
しかし、運が良ければタイミング良くキャンセル枠が取れることもあるそうです。
予約方法は毎月1日のお電話のみですので、突然訪れてもお寿司を頂くことはできません。
もしも、小倉天寿しを旅行の1番の目的として訪れる方は、お店の予約をされてから、ホテルや飛行機、新幹線などの予約を取られた方が安心です。
営業時間
予約をされる前に知っておきたいのが営業時間についてです。
営業時間はお昼と夜の時間帯、どちらも2部入れ替え制となっているそうです。
そのため、営業時間は4回入れ替えの時間制となっています。
お昼のランチタイムが12:00と14:00、夜のディナータイムが17:30と19:30となります。
お食事時間は約90分ほどとなります。
しかし、一斉にコーススタートではなく、訪れた順番で提供してくださるそうですので、それほどまでに営業時間にシビアになる必要はないようです。
また、ゆっくりと頂きたい方には、営業時間の1番最後の時間帯がおすすめとのことですので参考になさってみてください。
定休日
定休日は月曜日と火曜日、水曜日は不定休となっています。
2017年後半は大将の体調不良により半年ほど休業されていたようですが、それ以外での長期休業などはないようです。
小倉の天寿しの特徴
小倉天寿しで日本トップクラスのお寿司を味わうために必要な予約方法についてご紹介いたしましたが、続いては天寿しの握り寿司の特徴についてご紹介いたします。
「小倉寿司」
小倉天寿しのお寿司は有名な江戸前寿司とは違い小倉寿司と呼ばれています。
江戸前寿司とは醤油で頂く定番スタイルですが、小倉寿司は醤油ではなく魚の旨味を最大限に引き出す調味料で頂くスタイルです。
先代の天野時夫さんによって生み出されたスタイルです。
そのスタイルを息子さんである現在の店主が引き継ぎ、さらに日々進化されているそうです。
塩やすだちで仕上げる
北九州は新鮮な白身魚や貝類が多く獲れるという特徴があります。
淡白な白身魚独特の旨味を醤油では消してしまうと先代は考えたそうです。
試行錯誤を繰り返し、現在の塩やすだちで頂くスタイルが生み出されたとのことです。
まず素材の旨味を最大限に引き出すために塩をまぶし、すだちでしっかりと締まりを加える。
そうすることで魚本来の旨味を存分に引き出し、繊細な甘みまで感じることができる美味しさが味わえるようになったそうです。
小倉寿司から生まれたこのスタイルは、現在では全国のお寿司屋さんにも広まっていっているそうです。
独自のスタイルを生み出した先代の素晴らしさが現在の人気に繋がっています。
名物は赤烏賊の握り
小倉天寿しの看板メニューであり、名物といえば「赤烏賊の握り』と答える方も多いそうです。
そんな赤烏賊の握りは、見た目からも楽しむことができます。
細かく繊細に入れられた包丁に炙りを加えることで、まるで烏賊が楽しく踊っているようなユニークな見た目になっています。
さらに人参やかぼちゃなどの野菜の粉でコーティングした香りの良いゴマがトッピングされています。
食感の良いコクのある赤烏賊にゴマの風味、すだちや塩の味わいが加わり、見た目も味わいも極上の一品に仕上がっています。
海ブドウで食べる鉄火巻き
さらに天寿しでは、序盤にお寿司の王様「トロ」を特製の醤油と塩で頂くことで感動される方も多いようです。
また、それ以上に鉄火巻きの独創性に感動される方が多いそうです。
小倉天寿しの鉄火巻きには「海ぶどう」が添えられています。
お醤油で頂くのが一般的な鉄火巻きですが、天寿しではそのまま塩やすだちをかけて頂くのでもなく、海ぶどうの程よい塩気と食感を加えることで絶妙なハーモニーを生み出しています。
食通の方をもうならせるこちらのメニューは、締めとして最後にリクエストされる常連さんも多くいらっしゃる人気のメニューです。
青魚には粉醤油
青魚は独特の香りが苦手という方も多いですが、天寿しでは青魚は粉醤油で頂くそうです。
生姜やゴマとともにふりかけられた粉醤油は、青魚の香りを上品で柔らかい味わいに変化させてくれます。
粉醤油との組み合わせは、独特ながらも完成度の高い一品に仕上がっています。
初めて食べる味わいに良い意味で戸惑う食通の方もおられるそうです。
酒・おつまみは提供されず
お寿司といえば、同時に日本酒などのお酒を楽しまれることが多い料理ですが、小倉天寿しではお酒もおつまみも一切提供していないのが特徴です。
にぎり寿司1本で勝負されています。
お寿司を存分に堪能してもらうためにお酒は一切提供されていないそうです。
まずは突き出しにお酒という寿司店が多い中、珍しいスタイルです。
しかし、お酒好きの方からも、大将の笑顔と美味しすぎるお寿司さえあればお酒なんていらないと言われるほど、お寿司自体に魅力があります。
今回ご紹介している京町店では提供していないですが、本店ではお酒も楽しめるそうですので、お酒好きの方はぜひ参考になさってみてください。
小倉の天寿しの予算は?
先程も少しお伝えいたしましたが、最後に天寿しを訪れる際に知っておきたい予算について詳しくお調べいたしましたのでご紹介します。
「おまかせ15貫」で27000円
まず、お店の唯一のメニュー、おまかせコースは全15貫、税込みで27000円となります。
コースを一通り頂いて、もしも足りない場合は、後ほど単品で追加ができるそうです。
35000円くらいを持っていくと安心
訪れた方々の口コミなどを見ていると、35000円くらい予算として持っておけば安心のようです。
お酒の提供がないので、人によって予算が大幅に変わることはなさそうです。
お任せの後に単品で追加もできる
先ほどもお伝えいたしましたが、気に入ったものがあればコースが一通り終わった後に単品で追加することが可能です。
こちらの追加次第で予算が変わってきます。
あまりの美味しさに追加される方が多いようですので、決まったコースの料金よりも多めに予算を考えておくのがおすすめです。
また、クレジットカードの使用は不可となりますのでご注意ください。
天寿しのお寿司は、お箸ではなく手にとって頂きます。
カウンターの下に水が流れており、その水で手を洗いながら頂くようです。
また、こちらのお店ではお口直しのため、ガリではなく胡瓜と塩が添えられています。
胡瓜にはすだちが絞られておりお口の中をさっぱりさせることができます。
最後には卵焼きとメロンが提供されます。
このメロンがどの季節に訪れてもとても美味しいと話題になっています。
コースの1番最後にはカットレモンが出てくるそうですが、このレモンは頂くのではなく、魚の匂いがついた指先をすっきりとさせるもののようですのでご注意ください。
そんなところにまで気配りされているところからも、大将の人柄の良さと、このお店の素晴らしさが伺えます。
小倉の天寿しで唯一無二の寿司を味わおう!
これまで数々の著名人や食通の方を感動させてきた天寿しについてご紹介いたしました。
度々メディアでも取り上げられ現在では予約困難なほど人気の名店となっていますが、根気強く予約してまで訪れる価値のあるお店ですので、ぜひ参考になさってみてください。