韓国でポピュラーなインスタント麺の「チャパゲティ」は、韓国風のジャージャー麺で独特の香ばしさと甘みが特徴です。
そのまま食べても美味しいですが、ちょい足しトッピングや他の具材をプラスするアレンジをするとより美味しく食べられます。
本記事では、チャパゲティを美味しく食べるアレンジレシピを11パターン紹介します!
韓国の人気袋麺チャパゲティの美味しいアレンジレシピを紹介
日本のソース焼きそばのような見た目の「チャパゲティ」は、韓国で人気のあるインスタント袋麺です。
カップタイプのものもありますが、袋麺タイプの方がさまざなアレンジがしやすいのでおすすめです。
チャパゲティとは?
チャパゲティとは韓国のインスタント食品会社「農心(ノンシン)」の人気商品です。
チャパゲティという名前は実は商品名で、韓国風の炸醤麺(ジャージャー麺)をインスタントにアレンジしたものです。
茶色の見た目が特徴で、ソース焼きそばにも見えますが、味は全く違います。
韓国風のジャージャー麺であるチャジャンミョンをインスタント麺にしたチャパゲティは、独特の甘さと香ばしさがあり、人によっては焦げたような味に感じることもあるようです。
インスタント麺1袋には、麺と小袋に入った粉末ソースとオリーブオイルが入っており、麺を茹でてからソースを混ぜて食べる汁なし麺タイプ。
カロリーはなんと1食140g当たり612kcalもあるので、決してヘルシーではありませんが、それでもついつい食べてしまうという人が多い人気商品です。
味の特徴は?
中国や日本のジャージャー麺は甜面醤(テンメンジャン)を使って作るのに対し、韓国風のジャージャー麺は春醤(チュンジャン)という黒味噌にカラメルを加えたものを使用しています。
なので、辛みはなく、もったりとした甘さと独特の香ばしさがあるのが特徴です。
基本の作り方
チャパゲティの作り方は簡単で、日本のインスタント焼きそばを作るような要領でできます。
パッケージも作り方が書かれているので初めてでも安心です。
- チャパゲティの麺が入る大きさの鍋やフライパンにお湯を沸かす
- 沸騰したら麺とかやくを入れ、パッケージに記載されている時間茹でる
- 麺が柔らかくなったら、少し水分が残る程度に湯切りする
- 付属の粉末ソースを麺にまぶし、よく混ぜる
- 付属のオイルをかけて混ぜて完成
チャパゲティを美味しくするアレンジのポイント4つ
チャパゲティはあまり日本にはない独特の味付けが特徴で、甘みとほろ苦さがあります。
そのため、なんとなく味にメリハリがなく物足りなく感じることも。
また、作り方にもコツがあり、残す水分が多すぎると味が薄くなってしまうため、アレンジを加えるとより美味しくなります。
1.辛みや旨味を足して味をはっきりさせる
チャパゲティはもったりとした甘みがあるので、ぼんやりとした味に感じることがあります。
そのため、辛さや旨味のある、しっかりとした味付けの具材やトッピングをプラスするのがおすすめ。
キムチやチーズのトッピングは簡単でチャパゲティとの相性抜群です。
2.独特の焦げた臭いを和らげる
チャパゲティは独特の焦がし味噌の味がするので、それが苦手という人も多いようです。
その場合は、野菜や肉などの具材をプラスしたり、キムチなどと合わせて和らげるのがおすすめです。
わかめスープなど他の味付けとミックスしてするのも美味しくなります。
3.野菜で栄養価とボリュームアップ
チャパゲティにはたっぷりの野菜を加えると、いろいろな味がするので単調にならずより一層美味しくなります。
さらに、栄養バランスも整いますし、ボリュームアップにもなるのでおすすめです。
4.他のインスタント麺と混ぜてより複雑な味にする
チャパゲティを美味しく食べるアレンジとして特に人気があるのが、他のインスタント麺と混ぜて食べる方法です。
韓国には辛い味付けのインスタント麺も多く、それらと組み合わせえて複雑な味わいを楽しむのも定番になっています。
チャパゲティの美味しいアレンジレシピ11選
ここからは、実際にチャパゲティの美味しいアレンジ方法を11パターン紹介します。
どれも手軽で簡単なアレンジレシピなのでぜひ挑戦してみましょう!
1.チャパゲティにたまごをトッピング
チャパゲティにたまごをトッピングするのは定番のアレンジ。
たまごは、生卵、温泉玉子、目玉焼き、オムレツなど好みの物でOKです。
出来上がったチャパゲティに乗せるだけなので簡単で、独特の焦げた味をまろやかにしてくれます。
- 材料
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- チャパゲティ
- たまご
- 作り方
-
- チャパゲティを通常通りに作る
- 出来上がったチャパゲティにたまご(生卵、温泉玉子、目玉焼き、オムレツなど)をのせて完成
2.チャパゲティに豆板醤と韓国海苔・ごま油トッピング
チャパゲティは韓国のインスタント麺なので、韓国の食材との相性はばっちりです。
通常通り作ったチャパゲティに、韓国のりやごま油をかけて食べると風味が増して美味しくなります。
辛いものが好きな人は豆板醤(トウバンジャン)をプラスして、少しずつ混ぜながら食べるのもおすすめ。
- 材料
-
- チャパゲティ
- 韓国のり
- ごま油
- 豆板醤
- 白ごま
- 作り方
-
- 通常通りチャパゲティを作る
- 韓国のりを揉みながらちぎって、白ごまと一緒に振りかける
- ごま油を回しかけ、豆板醤をそえる
3.チャパゲティに豚キムチをトッピング
ガツンとパンチのある豚キムチをチャパゲティにトッピングすれば、食べ応えのある食事メニューになります。
少ない材料であっという間にできるので、ガッツリ食べたい時におすすめのアレンジレシピです。
- 材料
-
- チャパゲティ
- 豚肉(薄切りのもの)
- 白菜キムチ
- ごま油
- 醤油
- 青ねぎ・白ごま(お好みで)
- 作り方
-
- 通常通りチャパゲティを作っておく
- フライパンにごま油を入れて、火にかける
- 食べやすい大きさに切った豚肉を炒める
- 肉の色が変わってきたらキムチを入れてよく炒める
- 醤油で味を調えて、チャパゲティにトッピングする
- 最後にお好みで青ねぎや白ごまをかけて完成
4.チャパゲティにチーズとタバスコをトッピング
実はチャパゲティにはチーズがよく合います。
コクや旨味がプラスされ、焦げたような苦味もまろやかになるので、ぜひ試してほしいアレンジです。
使うチーズはピザ用チーズや粉チーズがおすすめです。
味のアクセントにタバスコをプラスしても美味しくなります。
- 材料
-
- チャパゲティ
- チーズ(ピザ用チーズ・粉チーズなど)
- タバスコ
- 作り方
-
- 通常通りチャパゲティを作る
- チャパゲティが熱いうちにチーズを加えてよく混ぜる
- お好みでタバスコをかけて完成
5.チャパゲティにマヨネーズと一味唐辛子をトッピング
少しずつ味変して食べたい時には、マヨネーズと一味唐辛子を添えて食べるアレンジがおすすめです。
ちょい足しするだけでまろやかさとコクがアップしますし、一味唐辛子の刺激が良いアクセントになります。
- 材料
-
- チャパゲティ
- マヨネーズ
- 一味唐辛子
- 作り方
-
- 通常通りチャパゲティを作る
- チャパゲティの脇にマヨネーズを添え、一味唐辛子をかけて完成
6.チャパゲティに炒めたキャベツと豚肉を足して日本の焼そば風アレンジ
チャパゲティをランチなどにするときは、豚肉やキャベツなどを炒めたもの合わせるとボリュームがアップし、味に深みが出て食べやすくなります。
韓国でも日本のソース焼きそばのように具材をプラスして作るアレンジは定番になっています。
- 材料
-
- チャパゲティ
- キャベツなどの野菜
- 豚肉(薄切りのもの)
- 塩コショウ
- サラダ油
- 作り方
-
- チャパゲティの麺を少し硬めに茹で、茹で汁を少しとっておく
- キャベツや豚肉を食べやすい大きさに切る
- フライパンにサラダ油をひいて、豚肉を炒める
- 肉の色が変わってきたらキャベツを加え、塩コショウで下味をつける
- 全体が炒められたら、麺を加えてよく混ぜる
- 付属の粉末ソースを全体にかけて混ぜて、完成
7.チャパゲティとノグリでチャパグリ
チャパゲティのアレンジの定番といえば、「ノグリ」というインスタント麺と混ぜる方法。
韓国映画にも登場した食べ方で、実際に再現して楽しむ人も多くいます。
ノグリは辛い系の海鮮だしが効いたラーメンで、旨味と辛みがチャパゲティによく合います。
- 材料
-
- チャパゲティ
- ノグリ
- 作り方
-
- チャパゲティとノグリの麺が入る大きさの鍋やフライパンにお湯を沸かす
- 沸騰したら麺とかやくを入れて茹でる
- 麺が柔らかくなったら、水分が残る程度に湯切りする
- 麺にチャパゲティの粉末ソースをよく混ぜて、付属のオイルを絡ませる
- ノグリの粉末スープを入れてよく混ぜて完成
8.チャパゲティに野菜炒めをトッピング
チャパゲティをランチにするときは、たっぷりの野菜炒めをトッピングするのがおすすめです。
チャパゲティとは別に調理することで、味に変化が出て飽きずに食べられます。
野菜炒めの味付けはシンプルな塩でもいいですが、唐辛子などを加えて辛みをプラスしても美味しくなります。
- 材料
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- チャパゲティ
- 好みの野菜(人参・玉ねぎ・小松菜・きのこ・キャベツ・ピーマンなど)
- 塩コショウ
- オイスターソース
- ごま油
- 作り方
-
- 通常通りチャパゲティを作る
- 野菜を食べやすい大きさにカットする
- フライパンにごま油を入れて火にかけ、火の通りにくい野菜から順番に加えて炒める
- 塩コショウ、オイスターソースで味付けし、チャパゲティにトッピングして完成
9.チャパゲティを卵でとじてオムソバ風アレンジ
オムそば風チャパゲティは定番のたまごトッピングの派生アレンジです。
少しコツがいりますが、くっつきにくいフライパンを使えば簡単に作れます。
たまごにチーズを加えたり、仕上げにキムチやマヨネーズをトッピングする食べ方もおすすめです。
- 材料
-
- チャパゲティ
- 卵
- 塩コショウ
- サラダ油
- 作り方
-
- 通常通りチャパゲティを作る
- フライパンをよく熱しておく
- 卵を溶いて塩コショウで下味をつける
- フライパンに溶き卵を流して、全体に広げる
- 卵か固まってきたら端にチャパゲティをおいて、フライパンをゆすりながら形を整える
- ある程度形が整ったら、上から皿をかぶせるようにして押させてひっくり返す
- 形を整えて、完成
10.チャパゲティに焼肉をトッピング
チャパゲティは肉類との相性も良く、しっかり食べたい時には焼いた肉をトッピングしましょう。
牛肉や豚肉などの少し脂がある部位がおすすめで、焼肉用やステーキ用のお肉を贅沢に使うと栄養もボリュームもアップします。
- 材料
-
- チャパゲティ
- 好みの部位の肉
- 塩コショウ
- サラダ油
- 作り方
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- 通常通りチャパゲティを作る
- 肉を食べやすい大きさに切って、塩コショウで下味をしっかりつける
- フライパンを温め、油をひいて肉を焼く
- 肉の色が変わってきたらひっくり返して好みの焼き加減にする
- 肉が焼けたらチャパゲティにトッピングして完成
11.チャパゲティ+プルダックポックンミョンでプルダッゲティ
刺激的な辛さが病みつきになる「プルダックポックンミョン(プルダック炒め麺)」は、チャパゲティとも相性抜群。
ノグリで作るチャパグリよりもより辛さを求める人におすすめの食べ方です。
プルダックは種類が豊富なので、好きな味を使って作ってみましょう。
- プルダッゲティの材料
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- チャパゲティ
- プルダックポックンミョン(好きな味でOK)
- プルダッゲティの作り方
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- チャパゲティとプルダックポックンミョンの麺が入る大きさの鍋やフライパンにお湯を沸かす
- 沸騰したら麺とかやくをいれて茹でる
- 麺が柔らかくなったら、水分が残る程度に湯切りをする
- チャパゲティの粉末ソースを全体にからませて、付属のオイルも加えて混ぜる
- プルダックポックンミョンのソースを入れてよく混ぜて、付属のふりかけをかけて完成
チャパゲティをアレンジして食べた人の口コミ
チャパゲティをアレンジして食べてる人は多く、主に以下のような口コミがありました。
- 野菜たっぷりで作るのチャパゲティが一番おいしい
- 麺はそのままで、肉野菜炒めをチャパゲティソースで味付けして一緒に食べるとおいしい
- ステーキ肉をチャパゲティにトッピングしたら最高すぎた
- チャパゲティをライスペーパーで包んで食べるのモチモチしておいしい
- 半熟目玉焼きとマヨネーズトッピングしたら最高だった
- きゅうりと水菜とサラダチキン混ぜたらあっさりして美味しい
- ネギキムチと食べるとシンプルに美味しい
チャパゲティはどこで買える?
チャパゲティは、カルディのような輸入食品や韓国食品を取り扱っているお店で購入することができます。
近年ではスーパーで販売されることも増えているようです。
その他、ドン・キホーテのようなディスカウントストアやバラエティショップでも販売があります。
チャパゲティは通販でも買える
チャパゲティは、Amazonや楽天市場などの通販でも販売されています。
身近なお店で売られていない場合や、箱買いしたい時などはぜひ利用してみましょう。
セールと利用するとお得に買えることもあるので、おすすめです。
Amazon
Amazonでは定番人気の「農心」の袋麺タイプのチャパゲティを販売しています。
スタンダードなチャパゲティで、バラ売りの1個から40個の箱入りまであります。
チャパゲティを試してみたい人にもストックしておきたい人にもおすすめです。
楽天
ノグリやプルダックポックンミョンで辛くするチャパゲティが好きな人には、楽天で販売している「四川チャパゲティ」がおすすめです。
そのまま食べてもピリピリと辛く、付属のラー油を加えると一段と辛さが増します。
チャパゲティの美味しいアレンジまとめ
チャパゲティはそのまま食べて美味しいですが、独特の香ばしさと甘みがあるため、辛みや旨味が強いものと合わせるとより一層美味しくなります。
アレンジはどれも簡単なので、ぜひ挑戦して自分好みのチャパゲティを楽しんでみましょう!