ヤクルトの賞味期限は？期限を過ぎるとどうなる？正しい保存方法も解説

乳酸菌飲料として身近な「ヤクルト」は、愛飲している方も多いでしょう。独特の風味で老若男女問わず幅広い年代に愛されるヤクルトですが、賞味期限はどれくらいあるのでしょうか？

また、賞味期限が過ぎたヤクルトはどのようになるのでしょう。今回はヤクルトの賞味期限に関する疑問と正しい保存方法について解説します。

ヤクルトには賞味期限がある

腸内環境を整える「ヤクルト」は、誰もが1度は見たことがあるのではないかというほどメジャーな乳酸菌飲料です。近年ではストレスの緩和や睡眠の質の向上が期待できる「ヤクルト1000」や、乳酸菌シロタ株を多く含んだ「ヤクルト400」が登場するなど、種類も増えています。

ヤクルトの種類によって賞味期限は異なりますが、一番ポピュラーな「Newヤクルト」の賞味期限は製造日を含めた17日です。人気の「ヤクルト1000」は製造日から21日、宅配専用の「ヤクルト400W（ダブル）」は製造日から22日です。

賞味期限と消費期限の違いは？

賞味期限は、未開封で適切に保存すれば製造時と同等の美味しさで食べられる期間のことで、保存食品や加工食品、飲料などに記載されています。賞味期限は美味しく食べられる期間のことなので、期限切れになったからと言ってすぐに食べられなくなるわけではありません。

消費期限は、未開封の状態で適切に保存していた場合に安全に食べられる期間のことで、精肉や鮮魚、お弁当やケーキなど傷みやすい食品に記載されています。製造日を含め、約5日以内の期間で品質が劣化する食品は消費期限の表示が義務づけられています。

消費期限は安全に食べられる期間のことなので、期限切れになったものは未開封の場合であっても食べないようにしましょう。

賞味期限切れのヤクルトは飲んでもいいのか？

ヤクルトは賞味期限が切れたからといって、すぐに飲めなくなるわけではありません。賞味期限はおいしく飲める期間を示しているので、冷蔵庫で正しく保存している場合であれば1日～3日程度は問題なく飲めるでしょう。

ヤクルトは賞味期限が切れるとどうなる？

ヤクルトは賞味期限が切れると、ヤクルトに含まれる乳酸菌が酸性の物質を作り出すようになり、それが原因で乳酸菌が死滅していきます。そのため、本来とは違う味がしたり、ヤクルトの効果を十分に得られなくなることが考えられます。

ヤクルトは冷蔵庫で保存するものなので、賞味期限が切れても見た目に大きな変化が見られないことが多いようです。しかし、封を開けた時に酸っぱいにおいがしたり、容器が膨張しているようなときは飲まずに破棄することをおすすめします。

ヤクルトの正しい保存方法

ヤクルトは、Newヤクルトやヤクルト1000、ヤクルト400、ヤクルトファイブなど、さまざまな商品がありますが、すべて10℃以下で冷蔵保存するのが適切です。

ヤクルトには乳酸菌が含まれているので、適切に保存しないと乳酸菌の効果が得られなくなる場合もあります。そのため、購入したら必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。

ヤクルトはただしく保存して賞味期限内に飲み切ろう

ヤクルトは種類によって賞味期限が異なりますが、おおむね製造日から2～3週間と意外と長めです。必ず冷蔵庫に入れて保存し、賞味期限内に飲み切るようにしましょう。