手軽に作れて美味しい「レモン水」は美容や健康に嬉しい効果が期待できるフレーバーウォーターです。
レモン水は美味しさや効果だけでなく、作り方が簡単で作り置きができることも人気の理由でしょう。
今回は美味しいレモン水の作り方や、作り置きした場合の日持ち(賞味期限)について紹介します。
保存方法も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてみましょう!
レモン水とは?
水にハーブやフルーツ、野菜を加えて楽しむフレーバーウォーターは、普通の水を飲むよりも風味が豊かで栄養が摂れるドリンクです。
市販のものは甘味料などが使われていることもありますが、糖分を加えずに自作することもできるので、ダイエット中や気分転換などに飲む方も多くいます。
中でも、水にレモンを加えるだけの「レモン水」は、簡単に作れるので人気があります。
レモン水の効果
レモン水は、主に以下のような効果が期待できます。
- リラックス効果
- ダイエット効果
- デトックス効果
- 美肌効果
- 口臭予防効果
レモンの皮や果汁に含まれる「リモネン」という成分にはリラックス効果があり、血行促進や免疫力アップも期待できます。
さらに、レモンに含まれる「クエン酸」は、むくみを解消する効果があり、体内の老廃物を排出する働きが期待できるため、ダイエット効果も期待できます。
その上、新陳代謝を高める作用で、太りにくい身体作りにも役立つでしょう。
クエン酸の働きはそれだけではなく、カルシウムの吸収を高める効果や口臭予防も期待できます。
レモンの主な栄養素には「ビタミンC」もあります。
ビタミンCは美肌効果や免疫力の強化、抗酸化作用などの効果が期待できます。
体内のビタミンCはストレスを受けると急速に消費されるため、日頃からこまめに摂取することが理想です。
レモン水は、クエン酸やビタミンCなどを効率よく摂取できる優秀なドリンクです。
1日の始まりに飲むのもいいですし、夜のリラックスタイムに飲むのもおすすめです。
レモン水の作り方・作り置きレシピ
健康や美容にと効果が期待できるレモン水は、自分でも簡単に作ることができます。
生のレモンを使う場合と市販のレモン果汁を使って作る方法について紹介します。
作り置きできるかどうかについても併せて紹介します。
生レモンを使う作り方
- 材料
-
- 水(ミネラルウォーター) 1L
- 生レモン 1個~2個
- 砂糖やはちみつ(お好みで)
- 作り方
-
- レモンをよく洗い、半分にカットして絞る
- 水にレモンの搾り汁を加えて、好みの味にする
- 甘味が欲しい場合は砂糖やはちみつを加え、よく溶かす
- 冷蔵庫で冷やして完成
生レモンを使ったレモン水は、フレッシュで爽やかな味わいになります。
果汁だけでなく、皮をプラスしたり、輪切りを浮かべて飲むのもおすすめです。
レモン水の作り方はとても簡単で、水にレモンを搾るだけです。
酸味が苦手な場合は、砂糖やはちみつを加えると、飲みやすくなるでしょう。
レモン水を作る場合は、よくレモンを洗いましょう。
皮に汚れや雑菌が付いていると傷みやすくなるため注意が必要です。
さらに、レモンの産地や農園によっては農薬が使われている場合があるので、しっかり洗いましょう。
作り置きする場合は、ミネラルウォーターを使い、清潔な保存容器にレモン水を作りましょう。
レモン水は必ず冷蔵庫で保管し、1日~2日で飲み切るようにしましょう。
水道水を使ってもレモン水は作れますが、水道水に含まれる塩素がビタミンCの働きを弱めてしまう恐れがあるので、あまりおすすめできません。
水道水で作る場合は、必ず一度沸騰させて、塩素を除去した白湯にしてからがおすすめです。
市販のレモン果汁を使う作り方
- 材料
-
1杯分の場合
- 水(ミネラルウォーター) 200ml
- レモン果汁 小さじ2
- 砂糖・はちみつ(お好みで)
作り置きの場合- 水(ミネラルウォーター) 1.5L
- レモン果汁 大さじ3
- 砂糖・はちみつ(お好みで)
- 作り方
-
- 水にレモン汁を加える
- 好みで砂糖やはちみつを加えて完成
市販のレモン果汁を使えば、思い立った時にすぐ飲めます。
必要な分だけ作れるので、初めてレモン水を作る場合や、今すぐ飲みたい!
というときには市販のレモン果汁で作ってみるのがいいでしょう。
作り方は、グラス1杯(200ml)に小さじ2程度のレモン果汁を混ぜるだけです。
砂糖やはちみつを加えれば、酸味がまろやかになり飲みやすくなります。
作り置きする場合は、1.5Lに大さじ3程度のレモン果汁を加えるだけです。
市販のレモン果汁を使う場合でも、ミネラルウォーターがおすすめです。
水道水で作る場合は一度沸騰させ、白湯にしてから作りましょう。
作り置きする場合は、必ずきれいな保存容器に入れて、冷蔵庫で保管し、2~3日ほどで飲み切るようにしましょう。
レモン水作りにおすすめの市販レモン果汁
市販のレモン果汁は、スーパーなどで手軽に購入できるものや、産地や絞り方にこだわったお取り寄せ商品など様々です。
使用頻度や、味、容量など好みに合わせて選ぶといいでしょう。
ポッカレモン
市販のレモン果汁の代表格といえば「ポッカレモン」でしょう。
ポッカレモンは還元濃縮タイプの保存料無添加で、小さめの70ml~大容量の450mlまでのサイズがあります。
シチリア産の有機レモンのポッカレモンもあり、好みによって選べます。
レモンの産地はアルゼンチン、イスラエル、イタリアで、レモン水だけでなく料理にも使いやすいレモン果汁です。
ビオカ 有機レモンストレート果汁100%
レモンの名産地イタリア・シチリアのレモンを使った、「ビオカ」の「有機レモンストレート果汁100%」は、ストレートタイプのレモン果汁です。
甘味と酸味のバランスがよく、後味までしっかりと香りが残ります。
生レモンのようなフレッシュさもあるので、料理にもおすすめです。
ホリ田ヤ 大三島のレモン果汁
国産のレモン果汁なら「ホリ田ヤ」の「大三島のレモン果汁」がおすすめです。
瀬戸内レモン100%の無添加生搾りなので、濃厚な味わいが特徴です。
苦みや酸味がまろやかで、小さな子供やレモンが苦手な人でもおいしいレモン水が飲めるでしょう。
レモン水のアレンジレシピ
水とレモン果汁を合わせるだけで簡単に飲めるレモン水は、アレンジして飲むのもおすすめです。
アレンジ方法も簡単なので、ぜひ挑戦してみましょう。
炭酸水で作るレモン水
- 材料
-
- 炭酸水 500ml
- レモン 1/2個(レモン果汁の場合は大さじ1程度)
- 砂糖やはちみつ(お好みで)
- 作り方
-
- よく洗ったレモンをカットし、炭酸水に絞る
- 好みで砂糖やはちみつを溶かして、よく冷やせば完成
レモン水を簡単にアレンジするなら、水を炭酸水に変えて作ってみましょう。
炭酸水にすることですっきり爽快な飲みごたえになります。
ハーブやフルーツをプラスする
- 材料
-
- 水(ミネラルウォーター)1L
- レモン1個~2個(レモン果汁の場合は大さじ2~3程度)
- 好みのフルーツやハーブ
- 砂糖やはちみつ(お好みで)
- 作り方
-
- よく洗ったレモンをカットし、搾る
- フルーツを良く洗い、皮ごとスライスする
- ハーブはよく洗い適度な大きさにちぎる
- 水に、レモン果汁とフルーツ、ハーブを加える
- 好みで砂糖やはちみつを溶かして、よく冷やせば完成
レモン水に他の柑橘類やりんごなどのフルーツ、ミントやローズマリーなどのハーブをプラスして、フレーバーウォーターにするのもおすすめです。
複数のフルーツやハーブを加えることで栄養価も高まり、風味も良くなるので、リフレッシュしたいときにおすすめです。
砂糖やはちみつと塩をプラスする
- 材料
-
- 水(ミネラルウォーター)1L
- レモン1個(レモン果汁の場合は大さじ1~2程度)
- 砂糖(はちみつ)大さじ3
- 塩 小さじ1/2
- 作り方
-
- よく洗ったレモンをカットし、搾る
- 水に塩・砂糖(はちみつ)を加えて溶かす
- レモン果汁を加えて、よく混ぜ合わせれば完成
レモン水に砂糖やはちみつなどの糖分と、塩をプラスすると、スポーツドリンクのような味になります。
水分と糖分、塩分、クエン酸が同時に摂取できるので、汗をかきやすい時期やスポーツ中におすすめです。
作り置きしたレモン水の保存方法
作り置きしたレモン水は、必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。
生レモンで作った場合でも、市販のレモン果汁で作った場合でも同じです。
常温で保存すると雑菌が増えやすく、傷みやすくなり、日持ちしないので注意が必要です。
作り置きしたレモン水の日持ち(賞味期限)は?
手作りしたレモン水を作り置きする場合の日持ち(賞味期限)は、生レモン・市販のレモン果汁のどちらで作った場合でも、2~3日程度であまり日持ちしません。
沸騰させた水を白湯にしたものを正しく保存すれば、もう少し長く楽しめますが、1週間以内には飲み切りましょう。
レモン水を作り置きする場合の保存方法は、煮沸消毒したガラス瓶など、清潔でふたが付いたものに保存しましょう。
さらに、1回ずつ別容器に移して飲むようにすると日持ちがよくなります。
レモン水の美味しい作り方を覚えて作り置きしよう
美容に健康にも嬉しい効果が期待できるレモン水は、手軽に作れるフレーバーウォーターです。
好みの味に調節しやすく、材料も少ないのですぐに飲めるのも魅力でしょう。
ぜひ、好みのレモン水を作り置きして楽しみましょう!