鉢植えやプランターで植物栽培をする際には、鉢底ネットの利用が効果的です。専用のものも市販されていますが、代用品で対応も可能です。
不織布以外の水切りネットや100均のコーヒーフィルターなどが使えます。鉢底ネットの代用品としておすすめのグッズを3種類紹介します。
鉢底ネットとは?
鉢植えやプランターを使って植物栽培をしている方にとっては、鉢底ネットはなじみのあるアイテムではないでしょうか。鉢底ネットとは、植木鉢やプランターの下に敷いて利用するアイテムです。鉢底ネットを置くことで、植物栽培においてさまざまなメリットが得られます。
まず、防虫効果が挙げられます。鉢の底からの害虫侵入を防止できます。また、土の流出を防ぐ効果があります。見た目には気付きづらいですが、土に水をかけると少しずつ土が流れてしまいますが、鉢底ネットでこれを防止できます。
さらに、通気性を高めることによる根腐れを予防します。日常的に栽培をしない方にとっては鉢底ネットはなじみがないため、購入する必要があるでしょう。専用の商品もありますが、代用品を活用する方法があります。日常的なアイテムが代用として活用できるのでぜひ試してください。
鉢底ネットの代用品1:水切りネット
鉢底ネットの代用品としておすすめできるグッズといえば、水切りネットが挙げられます。水切りネットは、キッチンで生ごみ入れにかけて利用することが多いアイテムです。安価で購入しやすく、多くの家庭のキッチンで利用されているでしょう。
鉢底ネットのように、網目を持ち水を通す機能を発揮してくれるので、十分代用として利用可能です。一言で水切りネットといってもさまざまなタイプがありますが、目が大きめで水分の浸透をスムーズにできるタイプが代用品として向いているといえます。
不織布タイプの水切りネットも鉢底ネットの代用として使える?
水切りネットにはさまざまなタイプがありますが、鉢底ネットの代用としては不織布タイプはおすすめできません。不織布は目が非常に細かいため、すぐに目詰まりを起こしてしまう恐れがあります。水はけが悪いと根腐れが起こりやすくなるなどデメリットが大きくなってしまいます。
水切りネットを鉢底ネットの代用として利用する際には、不織布以外の目が粗く水分をしっかりと通すタイプを選びましょう。また、鉢やプランターの大きさに合わせて、はさみなどでカットすると良いです。コンパクトに仕上がり、見た目も良くなるでしょう。
鉢底ネットの代用品2:コーヒーフィルター
鉢底ネットの代用としては、コーヒーフィルターもおすすめです。コーヒーフィルターは、目が細かく目詰まりが起こりそうですが、しっかりと水分を浸透しつつ、土が流れ出るのをしっかりと抑えてくれるため、鉢底ネットの代用として非常に優れています。
コーヒーフィルターの良い点は、使い終わった後廃棄する必要がない点です。紙でできているため、そのまま放置して土に還っていってくれます。環境にもやさしく手間もかからないため、代用品として非常に優れています。鉢やプランターの大きさに合わせて設置方法を検討しましょう。
鉢底ネットの代用品3:洗濯ネット
日常の洗濯の際に利用する洗濯ネットも、鉢底ネットの代用としておすすめのアイテムです。ネットの目が細かすぎるタイプの洗濯ネットは、目詰まりが起こりやすくなるため、比較的目が粗く土の流れで詰まりづらいタイプを選択するようにしましょう。
洗濯ネットは柔らかすぎるため、直接鉢やプランターの下に敷くのには向きません。袋状になった鉢底ネットのように、中に石を入れる使い方をする場合の代用として利用する場合にはピッタリです。市販されている一般的な洗濯ネットで十分代用可能です。
洗濯ネットは100均でも手軽に買えておすすめ
洗濯ネットは、100均など日常的に買い物をする店舗で手軽に買えるのもうれしいポイントです。鉢底ネットを購入しようと思うと、植物栽培の専門店を探さないと見つからないことも少なくありません。
その点、洗濯ネットなら100均で手軽に代用品として購入が可能です。100均で販売されている洗濯ネットは、網目の粗さや素材がそれぞれ異なるため、鉢底ネットの代用として最もふさわしいものを、比較しながら選択することが大切です。
100均には鉢底ネットも販売されているので、改めて100均に行くなら専用の鉢底ネットを購入するのがおすすめです。
鉢底ネットは代用品もおすすめ!
鉢やプランター用の鉢底ネットは、他のアイテムで十分代用が可能です。専門店で鉢底ネットを購入する手間を考えて、ぜひ代用品の活用を検討してみてください。不織布の水切りネットなど、代用に向かないタイプもあるため、選択は慎重に行いましょう。