実は茨城県には数多くの心霊スポットが存在します。廃墟となってしまった不気味な病院や、実際に心霊現象に遭遇したという話もあるトンネルなど。今回はそんな茨城県にある、ネット上でも話題となった最恐の心霊スポットをまとめてみました。訪れる際は十分に気を付けてください。
茨城にある最恐心霊スポット:案内所
茨城県と聞けば何を想像するでしょうか。きっと多くの人は、納豆や常陸牛をはじめとした特産品などを思い浮かべると思います。しかし、実はこの茨城県こそ心霊スポットの穴場とも言える場所なんです。茨城県の心霊スポットの中には、実際に行方不明者が出ているような大変危険な場所もあります。今回はそんな茨城県にある、最恐の心霊スポットを紹介していきます。
訪れる際の注意点
心霊スポットは非常に危険な場所です。軽い気持ちで行くのは絶対にやめておきましょう。茨城県に限らず、心霊スポットの中ではひとりで行動することは避け、少しでも気分や体調が優れないと感じたらすぐに引き返しましょう。また、心霊スポットは廃墟や薄暗い危険な場所がほとんどなので、転落や転倒などによるケガにも十分な注意が必要です。
茨城の心霊スポット:トンネル
薄暗いトンネルの内部では、全国各地で心霊現象が発生しやすい傾向があります。それはこの茨城県も例に漏れず、多くのトンネルで心霊現象に遭遇したという報告があります。では、茨城県に存在するトンネルの最恐心霊スポットをご紹介します。
本山トンネル
本山トンネルはよくネット上でも話題に上がる、茨城県のトンネルの中でも最恐のトンネルです。噂ではこのトンネルの中でバイク事故が起こり、不幸にもそのドライバーは亡くなってしまったそうなのですが、その時に首が切断されてしまったとか。そこから夜遅くにこのトンネルを通ると、首なしライダーと遭遇するという噂が広がりました。
旧月居トンネル
明治時代の頃には、海から海産物を運ぶために使われていたこの旧月居トンネルですが、今ではほとんど使われていないようです。そのうえ現在は落石の危険があるため封鎖されており、車では中に入ることができません。昔ここを車で通った方の話では、背後に何者かの気配を感じたという茨城県のトンネルの中でも特に不気味な雰囲気のトンネルです。
HEAVENS 51(大洗町のトンネル)
このトンネルには赤子を抱いた女性の霊が出没するようです。周辺が森林地帯ということもあり、夜は一段と暗くなります。地域住民の中には昼間でも悪寒がしたという人もいるようなので、夜間に訪れる人は限りなく少ないです。
HEAVENS 51の名前の由来
HEAVENS 51という不思議な名称がつけられているこのトンネルですが、なぜそのような名前が付けられたのかは不明です。おそらく、国道51号線の下にあるからだと思われますが、HEAVENS(天国)という単語がどこから来たのかはまったく分かりませんでした。茨城県の心霊スポットの中でも、特に謎が多い心霊スポットです。
若栗トンネル
心霊現象などの報告は、茨城県にある他のトンネルと比べて格段に少ないですが、それでも不気味な雰囲気は全く引けを取りません。心霊現象はそういった場所で発生しやすいため、油断は禁物でしょう。
茨城の心霊スポット:廃墟
茨城県にある廃墟は心霊スポットとしての価値だけではなく、その土地の歴史を感じられる場所が多くあります。もちろん、心霊スポットとしても文句なしの最恐の心霊スポットであることは間違いないので、決して軽い気持ちで訪れないようにしましょう。
西洋館(竹内農場)
西洋館は茨城県龍ヶ崎市にある西洋風の建物です。昔ここでワインを飲んでいた外国の方を、血を飲んでいると勘違いした農民たちが殺してしまい、その方の幽霊が出るという噂があります。現在は廃墟となり、木々が生い茂って幻想的な雰囲気を醸し出しています。テレビにも取り上げられ、一時期話題になりました。
上高地別荘ホテル
この心霊スポットは、茨城県水戸市で営業していた廃墟となったホテルです。看板なども当時のまま残っていて、現在はサバゲ―などに利用されています。なので心霊現象は起こりにくいかもしれません。実際、心霊現象に遭遇したという方もあまりいません。
ジェイソン村
ジェイソン村と呼ばれる心霊スポットは全国にもいくつか存在しますが、ここ茨城県にもジェイソン村と呼ばれる最恐の心霊スポットがあります。かつてこの場所で一家心中事件が起こり、母親が娘と自分の夫を殺害しました。そこからこの辺りには、殺された若い娘の霊が出ると言われています。
クイーンシャトー
別名トランプ城とも呼ばれるこの廃墟ですが、実は昔は茨城県で人気のソープランドでした。内部は経年劣化や人為的な破壊が多く、当時の面影はありません。この辺りはあまり治安が良くないので、そういった面でも注意が必要です。
アリスの森
当時はふれあい牧場やアスレチックなどがあり、茨城県民に愛されていた施設でした。しかし年々来場者が減っていき、僅か4年で閉鎖されたようです。その後はバラエティ番組で利用され話題になりました。
パチンコ ホールインワン
茨城県東茨城郡にある、10年以上前に廃墟となってしまったパチンコ店です。かつてネット上で白骨遺体が発見されたと話題になりましたが、その情報の真偽は不明です。当時のギャンブラーたちの怨念が彷徨っているかもしれません。
明野劇場
ここは茨城県で当時人気があったストリップ劇場です。経営不振や摘発が重なり、1994年に閉館してしまいました。そしてその数か月後に不審火による火災が発生し、そのまま廃墟となった心霊スポットです。火災があったにしては状態が良い場所も多く、ダンサーが踊っていたと思われる舞台が残っていたり、当時のストリップ劇場の面影を感じさせてくれる廃墟です。
終わらない葬式の家
その名の通り、葬式を行っている途中のままで放置されているという茨城県土浦市にある廃墟です。この心霊スポットを最恐の心霊スポットにしたのは、黒帯付きの遺影なのですが、現在は無くなっているようです。しかし、それでも家の中は異様な空気に包まれていて、茨城県のなかでも屈指の心霊スポットであることは間違いありません。
ホワイトハウス
かつて一家惨殺事件が起こったとされている、茨城県ひたちなか市にある廃墟です。周りを畑に囲まれポツンと佇んでいるのが不気味さを増幅させています。二階の窓付近に殺されてしまった少女の霊が出る、と話題になった心霊スポットでもあります。
料亭ふるさと
料亭ふるさとは茨城県石岡市にあります。しかしこの場所には心霊現象の報告はなく、ただの廃墟のようです。ただ、ごみなどが大量に散乱しているので、実際に訪れる際は足元に注意してください。
平安閣
茨城県にある平安閣は、心霊スポットでは珍しいとされる結婚式場の廃墟です。霊が住み着きやすいと言われているのは負のオーラが集まりやすい場所なので、結婚式場が心霊スポットになるのは非常に珍しいとされています。なので、よほど強い恨みを持っている霊なのかもしれません。多く目撃されているのは二階のバージンロードで、花嫁の幸せを妬む霊がよく出没するようです。
龍宮城
もとは個人で運営されていたテーマパークだったそうですが、運営されていた方が亡くなり、管理する人がいなくなって廃墟となったようです。当時はテレビでも取り上げられ、話題になりました。現在の所有者は当時運営していた方の息子さんだそうですが、解体費用が莫大で放置するしかないようです。
茨城の心霊スポット:病院
いよいよ次は心霊スポットの定番である病院です。全国でも廃病院は心霊スポットとして取り上げられることが多いですが、茨城県にある廃病院も最恐の心霊スポットとしてマニアの間では知られています。精神患者のための隔離病棟など、いかにも心霊スポットという場所があります。では、そんな茨城県に存在する病院の心霊スポットをご紹介していきましょう。
小美玉小川脳病院
この病院は当時、精神病患者のための隔離施設だったようです。窓には鉄格子があったり、患者を閉じ込めておく部屋もあるそうなので、まるで病院ではなく刑務所のような印象を抱きます。心霊現象として多く報告されているのが、隔離されていた患者たちのうめき声が聞こえてくるのだそう。まさに、茨城県の最恐の心霊スポットのひとつと言えるでしょう。
霞ヶ浦分院(軍人病院)
昔この場所には日本帝国軍海軍基地があったそうで、地元住民の間では兵士の霊や看護師の霊が出没すると噂になっていたそうです。その後メディアに取り上げられ、一気に全国でも話題となった最恐の心霊スポットです。
茨城の心霊スポット:墓地
茨城県には心霊スポットとされている慰霊碑が複数あります。他の県でも慰霊碑は心霊スポットに認定されやすい傾向がありますが、茨城県の慰霊碑はその中でも、トップクラスに心霊現象が多く報告される心霊スポットが存在します。では、そんな最恐の慰霊碑をご紹介していきましょう。
慰霊碑(土浦駅)
あまり知られていませんが、昭和18年に茨城県で110名の方が亡くなられた列車の衝突事件が起こりました。この慰霊碑は、その時に犠牲となった死者110名のために建てられたそうです。しかし当時は戦時中だったため、そんな大事故にも関わらず、実際に慰霊碑が建てられたのは22年後の昭和40年でした。この近辺には、その事故で亡くなった方の霊が出ると言われています。
鬼怒川砂丘慰霊塔2
太平洋戦争のビルマ戦線で亡くなった方のために建てられた慰霊碑です。この場所は、泣いている老婆、戦闘服姿の若い男性、自分の腕を探している霊など数多くの心霊現象に遭遇する最恐の心霊スポットです。
茨城の心霊スポット:その他
茨城県の心霊スポットはまだまだたくさん存在します。不思議な力を持った木や不気味な地蔵、中には国指定重要文化財にも選ばれているにも関わらず、心霊スポットと呼ばれている場所もあります。他の県にはない、茨城県ならではの心霊スポットをご紹介していきます。
佐白山(笠間城跡)
メディアに取り上げられ話題となった佐白山ですが、かつてこの場所に設置されている井戸に女性が投げ込まれるという事件が発生しています。それ以来、井戸を覗くとその女性の霊がこちらを睨みつけるようになったようです。実は、この事件があの有名なホラー映画『リング』の貞子のモデルとなったという噂があり、一時期話題となりました。
本山の一本杉
この一本杉はもともと一本ではなく、複数の杉が生えていたそうです。しかし、その木を切った方が原因不明の病で亡くなってしまったという不吉な噂があります。ここで写真を撮ると女性の霊が映り込むことがあるなど、この一本杉が普通の木ではないことは明らかです。ただ、現在は御神木として奉られていて、茨城県民に親しまれているようです。
幽霊坂
地元では首無し地蔵と呼ばれている不吉な名前の地蔵があり、その周辺で女性の霊が出るという心霊スポットです。実際に祠の中には、首がない地蔵が祭られているので、女性の霊が出るというのも真実味が増します。
多良崎城跡
茨城県の心霊スポットの中でも、数多くの心霊現象が発生している心霊スポットです。女性の霊を目撃したり声が聞こえるといった心霊現象が報告されていて、テレビ番組でも取り上げられて話題になったことがあるほどです。まさに茨城県が誇る心霊スポットです。
袋田の滝
有名な観光名所でもあり、きれいな滝なのですが、実は茨城県のなかでも有数の自殺スポットとして知られています。心霊現象に遭遇した方も多く、この心霊スポットも最恐の心霊スポットのひとつと言えるでしょう。
お化け石
昭和50年頃、当時の茨城県の小学生の間で成田山不動明王の石碑に人間の顔が映っている、という噂が出回りました。それがいつの間にか全国に広がり、当時の茨城県守谷市は大勢の見物客で溢れかえっていたそうです。実際に石碑を見た方の中には、本当に顔が見えたという人もいたそうです。
護国神社
茨城県にある護国神社内では、心霊現象が多く報告されています。なかでも「ペリリュー島守備部隊鎮魂碑」の周辺では、兵士の幽霊や兵隊の足音が聞こえてくるそうで、茨城県屈指の心霊スポットと言えます。
善光寺
茨城県石岡市にある善光寺には、国指定重要文化財の善光寺桜門があります。しかし、昭和時代に住職がいなくなってしまったため、今では劣化が進んでいます。地域の方のボランティアで修繕が行われていますが、いっそ取り壊してしまうという意見も出ているようです。心霊現象の報告は少ないですが、不思議な雰囲気のお寺なので、いつ心霊スポットになってもおかしくありません。
五浦海岸
五浦海岸は心霊スポットだけではなく、自殺スポットとしても有名です。集団自殺をした人の霊に、海に引きずり込まれそうになった方もいるのだそうです。茨城県の心霊スポットの中でも特に危険な心霊スポットと言えます。
茨城には話題の心霊スポットがたくさん
茨城県の心霊スポットはいかがでしたか?これで茨城にある心霊スポットの魅力をお伝え出来たと思います。しかし、ここで紹介した心霊スポット以外にも、茨城県にはまだ見ぬ心霊スポットが眠っているかもしれません。霊感の強い人ほど霊の影響を受けやすいので、実際に心霊スポットに足を運ぶ際には、十分に注意することを心がけてください。