学生発案【ながらとガラナ いろはにほへと】は長柄町の新名物!

この記事は2022年のものです。

千葉県長柄町から新名物「ながらとガラナ いろはにほへと」が誕生!長柄町と千葉大学が中心となり、町内に本社や事業所を有する企業が協働して生み出した長柄町の特産品である炭酸飲料「ながらとガラナ いろはにほへと」を大特集!開発経緯や購入できる場所もご紹介します。

目次

未来へ繋ぐ特産飲料水「ながらとガラナ いろはにほへと」

ながらとガラナ いろはにほへと/写真提供:千葉県長柄町

千葉県長柄町(ながらまち)では、2021年7月から新たな特産品の販売が始まっています。『長柄町の中と外の人々をつなぎ、その新たな関係性から長柄町の新しい物語のきっかけとなること』をコンセプトに誕生した、炭酸飲料水「ながらとガラナ いろはにほへと」です。

「ながらとガラナ いろはにほへと」は、長柄町と千葉大学、そして地元に本社や事業所を持つ事業者と共同で開発。房総半島の水瓶と呼ばれる「長柄ダム」の美しい水をイメージした「透明なガラナ」は、ガラナ特有の風味はそのままに、スッキリとした喉ごしが特徴です。

新たな特産品「ながらとガラナ いろはにほへと」は、一体どのようにして誕生したのでしょうか?

「ながらとガラナ」誕生のきっかけ

千葉県長柄町は、千葉県の中央付近に位置する人口約6500人の町です。スポーツ資源に恵まれており、多彩なコースを持つゴルフ場や、地形を活かしたサイクリング・ジョギングコースなど、自然を感じられるアクティビティが豊富に揃っています。

長柄町と千葉大学では、2015年より文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に基づく協定を締結。まちづくりや人材育成事業に取り組んでいます。長柄町の特産品の企画・検討が始まったのは、2019年1月のことです。

2019年10月、千葉県と福島県で記録的な豪雨が発生。長柄町でも、河川が氾濫するなどの甚大な被害を受けました。長期的な人口減少が続いていることもあり、町の知名度向上と振興・復興に繋がることを願い、特産飲料の共同開発は続けられました。

若い力をベテランが引き出す!長柄町の未来への挑戦

学生チームによる検討の様子/写真提供:千葉県長柄町

商品の開発には、未来を担う若い力と、長柄町で事業を行う企業が参加しています。COC+で協定を結んでいる千葉大学の学生、リソルの森株式会社、ジャパンフーズ株式会社、株式会社ナリヅカコーポレーションです。

千葉大生とリソルの森株式会社

リソルでの試飲会の様子/写真提供:千葉県長柄町

千葉大学では、千葉大学発のベンチャー企業として知られる株式会社ミライノラボに登録する学生研究員を中心に、学部や学科、学年を問わず様々な年齢の学生が参加。特産品の企画・開発・デザインを担当しています。

「ながとガラナ いろなにほへと」のパッケージは、長柄町の史跡「長柄横穴群」で発見された壁画からヒントを得て作成。長柄町の新たな物語の「始まり」や「起源」を意味し、商品名の「いろはにほへと」も、新しい物語をスタートを感じることから用いられています。

千葉大学では、商品の企画・開発のみならず、プロモーション戦略の策定も一貫して実施。年間で20万人以上が訪れる町内の総合健康スポーツリゾート「リソルの森」も、商品の配布やPRを協力して行うこととなりました。

ジャパンフーズ株式会社と株式会社ナリヅカコーポレーション

ジャパンフーズ株式会社は、町内に本社工場を持つ飲料の受託生産事業のスペシャリスト。40年以上の歴史を持つ、炭酸飲料の開発が得意なベテラン企業です。製品の決め手となる味づくりのサポートをはじめ、試作品の制作や商品の製造を担当しています。

株式会社ナリヅカコーポレーションは、原料であるガラナエキスの製作を担当。町内には飲食料の香料やフレーバーの開発・製造を行う大きなセンターを構える、香りと味のプロフェッショナル企業です。

2社の協力により、「スッキリとした喉ごし」と「ガラナ特有の風味」を活かした炭酸飲料が誕生。ガラナ特有の風味を残しつつもクセを抑えており、甘すぎず・爽やかに飲み干せる飲料に仕上がっています。幅広い年代で楽しめる他、よく冷やしてスポーツの後に飲むのもおすすめです。

販売までの経緯と買えるお店は?

写真提供:千葉県長柄町

3種類の味にまで絞り、2019年7月リソルの森と長柄町役場にて試飲会を実施。施設利用者の投票結果を元に、「ながとガラナ いろはにほへと」の味が決まりました。2020年2月には6万本の商品を製造し、販売に向けてのPRを目的に無料で配布しました。

商品に関するアンケートは、QRコードを用いてWebにて実施。コロナ禍に合わせた非接触型ガラナ配布プロジェクトでは、オンラインワークショップ「いろはにほへとガラナがつなぐナガラの学校」を開催し、千葉大生と長柄町住民が共同で、商品の配布を行いました。

2020年8月、コロナ禍の最前線で働き続ける医療従事者の方に、「ながとガラナ いろはにほへと」を贈呈。贈呈式では開発を担当した千葉大生が出席し、千葉県病院局や千葉県健康福祉部を通して、県内の病院や福祉・健康センターへ届けられています。

駅のコンビニでも買える!「ながらとガラナ いろはにほへと」の販売場所は?

2021年7月、「ながらとガラナ いろはにほへと」はついに商品として販売を開始。2022年2月現在では、長柄町内の観光スポットをはじめ、千葉県内や東京都内のNewDays、道の駅やサービスエリアでも購入できます。詳しい販売店舗は、下記URLで確認してください。

「ながらとガラナ いろはにほへと」で気持ちも爽やかに!

今回は長柄町の特産品「ながらとガラナ いろはにほへと」をご紹介しました。誰でも楽しめる爽やかな風味には、未来を担う学生と、未来を後押しするベテラン企業の熱意が込められています。爽やかに飲み干せる「ながらとガラナ いろはにほへと」をぜひ堪能しましょう!

名称千葉県長柄町
公式サイトURLhttps://www.town.nagara.chiba.jp/
住所千葉県長生郡長柄町桜谷712
電話番号0475-35-2110

※ご紹介した商品やサービス等は時期や店舗によっては取り扱いがない場合があります。内容・価格が変更になる場合や終了になる可能性もあります。

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