健康グッズを数多く提供販売しているタニタでは、体重計も販売しています。
タニタの体重計は、最初の設定を正しくしないと、適切な結果が得られないので注意する必要があります。
タニタの体重計の正しい設定方法やリセットの方法を紹介していきます。
タニタの体重計の基本設定
今回は、タニタの体重計の設定方法について紹介をします。
タニタは、体重計をはじめとした健康関係のグッズを販売する専門メーカーです。
近年では、ヘルシーなメニューを提供するタニタ食堂の経営や、各種イベントなど健康に関する総合サービス業者の位置づけになってきています。
タニタでは多種多様な体重計を販売しています。
健康管理に非常に役に立つ体重計ですが、きちんと初期設定をしないと適切な測定結果が得られないので設定は重要です。
多種多様なタニタの体重計は、機能の面でも多岐にわたりますが、基本的な設定方法の要領は似ています。
タニタの体重計の設定方法が難しいという方は是非参考にしてみてください。
設定およびリセットの方法などについても解説していくので正しくタニタの体重計を設定しましょう。
地域と日時を設定
タニタの体重計の最初の設定は、測定に利用する地域と日時を設定することです。
タニタの体重計は、測定場所や測定日時によって測定結果を診断する機能が搭載されています。
したがって、タニタの体重計を購入して使用する前に、まずは日時と地域を設定しましょう。
地域は、5つの区分から選択します。
地域1は北海道、地域2は青森や秋田など東北地方、地域3は1、2、4、5以外の地域、地域4は福岡や佐賀など九州地域、地域5は沖縄県です。
タニタの体重計では、地域を認識して測定結果に反映させるという優れた機能が搭載されています。
引っ越しなどで使用していた地域が変わってしまった場合は再設定をすることができます。
タニタの体重計の場合、日時は西暦の年、月日と時、分まで設定する必要があります。
個人データの登録
タニタの体重計を起動し、日時と地域を設定したら、続いては個人データを登録しましょう。
個人データは、最大5人分まで登録をすることができます。
さらに、タニタの体重計に乗ったら自動で登録している誰が利用しているかも認識をしてくれます。
個人データの設定内容は、生年月日、性別、身長、体重および体組成の5項目です。
最初に1~5の登録番号を選択し、生年月日、性別、身長の順に手入力をしていきます。
続いて、タニタの体重計に乗って体重と体組成を測定します。
測定が終わったら、個人データの登録が完了します。
個人データは、乗った人を自動で認識して過去履歴のチェックなど適切な結果を表示してくれます。
タニタの体重計の個人データ設定を適切に行って健康管理をしましょう。
タニタの体重計の測定方法
タニタの体重計で日時や地域、個人データの設定が終わったら、いよいよ測定ができるようになります。
タニタの体重計を利用して測定を行うのは、非常に簡単です。
基本的には、体重計に乗るだけで結果が得られますが、正しい乗り方や使用場所によって正しい測定結果が得られないケースがあるので、取扱説明書を参考にしながら、正しい場所、正しい方法で測定を行うようにしましょう。
最初に設定した個人データにも影響が及びます。
タニタの体重計の機能として「乗るピタ」と呼ばれるものがあります。
乗っただけで個人データを設定した人を認識して、それぞれの測定結果および分析結果を表示してくれます。
タニタの体重計の多くに設定されている機能ですので、複数で利用する場合にでも便利に活用ができます。
設置場所・測定時間
タニタの体重計を利用して体重などを測定する際には、平らで硬い床に置いて乗りましょう。
自分で電源を入れる必要はなく、タニタの体重計に乗ったら自動で電源が入り、測定が開始されるように設定されています。
測定時間はほんの数秒で済み、終わるとピッピッと音が鳴ります。
ピッピッと音が鳴って数値が点滅して表示されたら測定終了ですので、タニタの体重計から降りて数値を確認しましょう。
タニタの体重計の特徴として、自動補正機能が設定されていることが挙げられます。
立てかけて保管している状態から、平らな場所に置けば自動で設定が補正されます。
タニタの体重計にはマイサポ機能というものが設定されています。
継続して測定をしていなければ、顔文字のような表示が悲しそうになり、ちょっとしたやりがいになります。
体重測定時の正しい姿勢は?
タニタの体重計は、電源を入れることなく単に上に乗るだけで測定してくれるという便利な設定がされている機種ですが、正しい測定結果を得るためには正しい姿勢で乗る必要があります。
正しい測定のために、まずはできるだけ裸に近い状態で体重計に乗りましょう。
乗っている最中はできるだけ動かず、直立不動の姿勢を保つ必要があります。
膝を曲げたり座ったりする姿勢だと正しい測定結果が得られない設定になっています。
靴下は脱いで素足で乗ることが必要です。
体重だけでなく他の測定内容もあるので、直接足の裏を電極部に触れさせる必要があります。
さらに、測定中は両足のうちもも同士が触れると結果が異なってきます。
タニタの高い技術がたくさん設定されている機器なので正しく使用しましょう。
タニタの体重計で設定できるアスリートモードとは?
タニタの体重計付き体組成計の多くの商品には、アスリートモードという機能が搭載されていて、自由に設定をすることができます。
タニタのアスリートモードとは、プロスポーツ選手や普段運動をしている方向けの設定です。
一般人と運動をしている人では体の構成がかなり違うことから導入された設定方法です。
アスリートモードに設定をすると、運動をしている人に適した測定計算方法を用いて測定結果を算出してくれます。
アスリートモードの場合はよりアスリート向けの結果として数値が提示されるので、プロ仕様の設定だといえます。
タニタの体重計付き体組成計の多くに搭載されています。
タニタの体重計のアスリートモードに適している人とは、1週間に12時間以上運動をしている人やプロスポーツ選手など、定義を設定しています。
タニタの体重計の設定をリセットする方法
タニタの体重計では、個人データを登録して使用者ごとの測定結果を分析したり、アスリートモードでプロ仕様の設定ができることを紹介してきましたが、登録したデータをリセットすることもできます。
タニタの体重計では登録は5名までなので、リセットしたいケースもあるでしょう。
タニタの体重計では、設定したデータをすぐにリセットすることができるので便利です。
利用していた機種をほかの家族に譲ったりする場合に、完全に初期設定にリセットするケースもあるかもしれません。
そんなときに簡単に設定をリセットできるので便利な機能といえます。
また、リセットだけでなく、設定した個人データを変更することも、タニタの体重計では対応しています。
日時など各種設定もクリアにしてしまえる便利な機能といえます。
個人データの削除
タニタの体重計で登録した個人データを削除する場合は、まず設定ボタンを押します。
上下の矢印ボタンで削除をしたい登録内容の番号を表示させ、設定ボタンを3秒間長く押します。
ピッと音がして「Clr」という表示がなされます。
上下ボタンで「YES」を表示し設定ボタンを押しましょう。
タニタの体重計では、削除した個人データは再び戻すことはできません。
本当に削除するデータなのかよく確認をしたうえで処理をするようにしましょう。
また、タニタの体重計ではオートパワーオフ機能があり、60秒間操作をしないと電源が切れます。
60秒以上に処理を終えましょう。
個人データを変更したい場合
タニタの体重計では、登録した個人データをすべて削除する以外に内容の一部を変更することもできます。
削除と同じ手順で、3秒間設定ボタンを長押しするところで、長押しではなく普通にボタンを押すと、初期設定と同じ画面になります。
変更したいデータを表示させ、上書をします。
タニタの体重計では、生年月日や身長など以外にも、アスリートモードの設定の有無に関する変更も可能です。
少ないボタン操作だけで簡単に削除や変更をすることができます。
初めての方でも比較的簡単に操作できるので、取扱説明書も参考にしながら試してみましょう。
タニタの体重計を設定して使い始めよう!
タニタの体重計の設定について紹介をしましたがいかがでしたでしょうか。
タニタの体重計には様々な便利機能が搭載させていて、利用者を自動で認識して手軽に複数人で利用することができます。