【六角レンチ】がないときの代用アイデアを伝授!急に必要になっても大丈夫

手に持った六角レンチ2本

六角レンチが急に必要になった、そんな経験はありませんか。

普段はほとんど使う場面がなくていざというときに所持していない、そんな存在の六角レンチですが、実は代用となるアイテムが意外と多いのです。

今回は六角レンチの代用アイデアについて詳しくお伝えします。

目次

簡単に手に入る六角レンチのおすすめ代用品は?

六角レンチ2本

工具を扱う仕事であったり、DIYなどの趣味がない限り、六角レンチを十分に所持している方は少ないのではないでしょうか。

しかし六角レンチが必要となる場面はある日突然訪れます。

そんな手元に六角レンチがないとき、みなさんならどんなアイテムを使って代用しますか。

この記事では六角レンチの代用として使える道具や、その代用品を使ったアイデアなどをお伝えしていきます。

この代用品さえ抑えておけば、六角レンチを用意しておく必要はありません。

代用アイデアを知ることによって六角レンチを断捨離することにも成功するでしょう。

代用となるのはどれも簡単に入手できる道具ばかりです。

これを参考に持ち物を見直してみましょう。

六角レンチとは?

手に持った六角レンチ2本

そもそも六角レンチというのは、どういった道具なのでしょうか。

六角レンチそのものは道具の名称通り、六角形をした棒状のアイテムになります。

その棒自体はL字であったりT字であったり、ドライバータイプや折りたたみ式のものもあります。

使用対象に合わせて使い分けができます。

六角レンチが使えるのは、六角穴がついたボルトネジになります。

六角レンチが必要となるアイテムは、主に機械設備や自転車、家具といったものが対象です。

六角レンチにはサイズの種類が多く展開されていますが、使用頻度が多くなるのは3mmと6mmになります。

ただ、六角レンチは複数種類がセットになったものが多く販売されています。

ボルトが壊れにくい

六角レンチの特徴として、「ボルトを壊しにくい」という面があります。

プラスドライバーなどの場合プラス穴を壊してしまう場面も多く見受けられるため、プラス穴に比べると六角穴のほうが壊れにくくて扱いやすい印象があるようです。

手持ちアイテムを見て確認してみましょう。

六角穴であれば適切なサイズの六角レンチをつかうことになるため、接着面が多くなり壊れにくくなっているようです。

思っていたよりもずっと優秀な道具であることがわかります。

追記事項として、六角レンチには先端が丸くなっている「ボールポイント形状」も存在します。

斜めに差し入れても回すことができる優れものなので、場所によって使い分けしましょう。

ちなみに簡単に六角レンチが手に入る場所として、おすすめなのが百均です。

100均大手3社の店舗看板

DIYブームなども相まって、昨今では百均にもさまざまな工具が出そろうようになりました。

六角レンチの種類だけでも十分なほどそろえられているので、代用品を使わない場合には購入を検討してみてください。

またご紹介していく代用できる道具の数々も、百均へ行けばすべてそろってしまいます。

あえて代用品を買う必要はないのですが、これまでに購入したことがあるものもあるはずです。

工具などを一式そろえずにコンパクトにまとめたい方は、より実用的なアイテムを六角レンチの代用としてストックしておくと良いかもしれません。

【六角レンチの代用品】マイナスドライバー

それでは六角レンチの代用となる道具について、ひとつずつお伝えしていきましょう。

まず最初にご紹介する代用品が、先ほども例に登場した「マイナスドライバー」です。

ご家庭でもマイナスドライバーなら所持している方も多いのではないでしょうか。

簡単な代用方法は次の通りです。

六角穴に合うサイズのマイナスドライバーであれば、六角穴の角と角に合わせて差し込みます。

そのまま回すだけで、六角レンチの代用として使うことが可能になります。

もしサイズが合わず六角穴にマイナスドライバーが入らないという場合には、ノミなどで六角穴をオーバーするように線を入れてみましょう。

その線に合わせ、回すことができます。

この方法には多少なりとも強引なやり方が必要となります。

そのため六角穴を傷めてしまう可能性が高まり、大切な家具などを損傷させる可能性もあるでしょう。

六角レンチの代用としてマイナスドライバーを使用する際には、損傷の可能性も考慮した上で十分注意して行いましょう。

最近は組み立て式の家具が増え、その中に六角レンチが含まれていることも多いです。

しかし六角レンチが入っていないパターンもありえるため、代用アイテムは知っておくと便利です。

それではマイナスドライバーをもっていない方は、他にどのような代用アイテムが使えるのでしょうか。

使い方

六角穴の角と角にマイナスドライバーを差し込み、そのまま回す

注意点

六角穴を傷めたり、家具を損傷させる可能性もある

【六角レンチの代用品】ペンチ

六角レンチの代用品、続いては「ペンチ」をご紹介します。

工具一式の中に六角レンチはなくても、ペンチならもっている方もいるでしょう。

マイナスドライバーで代用できないときには、ペンチが六角レンチの代用になることも知っておいてください。

いざというときに慌てずに済むのは、こうした代用できる道具を知っている人たちなのです。

それではペンチを六角レンチの代用として使う方法をお伝えします。

代用する方法はとっても簡単で、ペンチを開いたら六角穴のボルトをしっかりと挟むだけで良いのです。

六角穴ボルトを挟んだら、あとは閉めたり緩めたりする方向に回していくだけです。

ただしこの代用方法を使うのは、なるべく緊急時だけのほうが良さそうです。

その理由は次で説明します。

なぜ六角レンチの代用にペンチを使うタイミングが緊急時のみなのか、それはほとんどの場合で六角穴ボルトやねじを壊してしまいかねないからです。

また、ペンチ自体も破損するおそれがあります。

こうした事態を避けるためにも、代用にペンチを使うタイミングは重要視しておきましょう。

また、少しでも破損することを防ぐため代用するペンチは細めのものを使うのがベストです。

その理由として、細いペンチのほうが余計な力がかかりすぎないという利点があるためです。

もし六角レンチの代用として太いペンチを使ってしまった場合、余計な力が入ってしまうためボルトやねじが変形してしまいます。

こちらの代用品も大切なものに使用する際は注意しましょう。

使い方

ペンチで六角穴のボルトを挟み、そのまま回す

注意点

六角穴ボルトやねじを損傷する可能性があり、ペンチ自体も破損するおそれがある

【六角レンチの代用品】モンキーレンチ

「モンキーレンチ」も、ペンチと同様に六角穴のボルトを挟むだけで閉めたり緩めたりすることができます。

モンキーレンチの最大の特徴はボルトを挟む部分の大きさを調整できることで、さまざまなサイズのボルトに対応できます。

対応できるボルトの大きさに応じてモンキーレンチのサイズも変わってきます。

モンキーレンチも六角穴ボルトを挟んで回すだけで六角レンチの代用ができますが、モンキーレンチに力がかかりすぎるとボルトの破損に繋がりやすくなります。

モンキーレンチをボルトの頭に当て、モンキーレンチの口がぴったり合うまで締め付けるとモンキーレンチに無理な力がかからなくなるのでおすすめです。

使い方

六角穴ボルトをモンキーレンチで挟んで回す

注意点

モンキーレンチに力がかかりすぎるとボルトの損傷につながるおそれがある

【六角レンチの代用品】結束バンド

六角レンチの代用として使える道具、続いての紹介が「結束バンド」になります。

結束バンドというと簡単なDIYをする際によく出てくるアイテムではないでしょうか。

その結束バンドがどのようにして六角レンチの代用として使えるのか、ぜひこちらを参考になさってください。

この記事で紹介している六角レンチの代用アイテムとしては、結束バンドがもっとも安心して使える道具になっています。

ボルトやねじが壊れる心配がないのでぜひ一度試してみてください。

結束バンドのほか、軍手や輪ゴムを用意しておくと便利です。

六角レンチの代用に結束バンドを使う詳しいやり方は、次で説明していきます。

六角レンチの代用としての結束バンドは、六角穴のボルトやねじに対して輪っかをかけるように締めていきましょう。

結束バンドは簡単に切れることがなく安心して使うことができます。

ただし手を痛めてしまう可能性もあるため、そうした場合や手が滑るときには軍手を使用しましょう。

結束バンドをボルトやねじに対してぎゅっと固く締めたら、あとは回していくだけです。

もし結束バンドが外れやすい場合には、輪ゴムを間にかませると滑りにくくなっておすすめです。

六角レンチの代用に結束バンドを使うのであれば、できるだけ太めの結束バンドを使ってみてください。

細いものよりしっかり固定ができて持ちやすく、回しやすくなります。

使い方

六角穴のボルトやねじに対して輪っかをかけるように固く締め、回す

注意点
  • 手を傷める場合があるので、痛い時は軍手をする
  • 結束バンドが外れやすい時は輪ゴムをかませる
  • 結束バンドは太めの方が回しやすい

【六角レンチの代用品】ダクトテープ

ここまでさまざまな六角レンチの代用として使える道具をご紹介してきました。

まだまだ他にも、六角レンチがなくても活躍させられる代用アイデアがたくさんあります。

結束バンドと似たような方法でいくと、「ダクトテープ」を代用としたやり方があります。

粘着の強いダクトテープであれば、六角レンチを回すことができます。

手でちぎって使えるのに丈夫で水に強い、修繕にも使うことができる優れものとして注目されているアイテムです。

ダクトテープを六角レンチの代用とする場合の使い方は、長めに切ったダクトテープを縦に割いて六角ボルトにしっかりと巻き付け、引っ張るだけです。

この時、割いたダクトテープを何枚か重ねて厚みを出すと引っ張りやすくなります。

簡単なうえにボルトを傷めることのない方法なのでおすすめです。

ダクトテープの使い道のひとつとして、六角レンチの代用という役割をもたせてみるのもおすすめです。

いざというときにはこのアイデアもぜひ思い出してみてください。

使い方

長めに切ったダクトテープを六角ボルトに巻き付け、引っ張る

注意点

切ったダクトテープを何枚か重ねて厚みを出すと使いやすい

六角レンチがない時は身近な道具やアイデアで代用!

六角レンチが必要な場面で六角レンチがないとき、代用できる道具を5点ご紹介しました。

身近にあるもので簡単に代用できてしまうなら、六角レンチがなくても慌てずに済みそうです。

みなさんの自宅の工具を整理する際にも、ぜひ代用アイデアを使ってみてください。

※作業の際には安全に配慮し、事故や怪我につながらないように注意しましょう。

\工具セットがあると便利/

※ご紹介した商品やサービス等は時期や店舗によっては取り扱いがない場合があります。内容・価格が変更になる場合や終了になる可能性もあります。

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