【栗】はレンジを使って簡単に調理できる!注意点やおいしいレシピをご紹介

生栗

大好きな人も多い栗ですが、非常に手間がかかり料理を諦めてしまう食材です。

すでに調理済の栗を使う人も多いでしょう。

つい、レンジでできれば楽なのにと思いませんか?

実はレンジでも、栗は塩茹でなしに簡単に調理できます。

そのための注意点やレシピをまとめました。

目次

栗はレンジで調理すると皮むきも簡単!

生栗
Photo by jouer

秋の旬味覚のひとつに「栗」があります。

「気軽に食べられる食材」のイメージの多いでしょう。

おいしい思い出がある人は、おうちで栗を茹でて楽しみたいと思いませんか?

しかし、いざ自分で調理するとなると、事前準備は必須でその他手間も含め、塩茹でなど非常に時間がかかります。

「栗ってこんなに調理が面倒くさいものだった?」と、面食らう人も多いでしょう。

しかし、電子レンジを使えば、実は想像より簡単に調理ができるのをご存じでしょうか?

最も手間だと感じる、あの栗の皮むきもレンジを使えば、目からウロコ状態で簡単にできます。

そこで今回はどこか「おいしい栗に塩茹で必須」と思っていた人に、ぜひ知ってほしいレンジを使ったおすすめ栗の調理法をご紹介します。

栗をレンジで調理する方法

生栗
Photo by jouer

ここからは「電子レンジで栗を調理する方法」をご紹介します。

塩茹でではない、電子レンジで茹でる際の注意点を紹介します。

栗茹でするのに電子レンジがどれだけ便利でおすすめなのかを、ぜひこの章で確認してみてください。

おしりの固い部分を切り取る

ご存じの通り栗はどっしりしたシルエットをしており、栗の下部の皮がザラザラした硬い部分は安定感もあり「おしり」と言われています。

その「おしり」の部分を切り落としましょう。

「おしり」の丸み部分だけで十分です。

包丁が難しいなら、キッチンばさみで切り落としましょう。

それでも皮が固く切り落としが難しいなら、次の方法などでザックリと切れ目を入れるだけで十分です。

「栗のお尻の部分に包丁で深く切れ目を入れる」や「栗の尖った部分を先頭に、上方から見た時に十字になるように切り込みする」など、さまざまな切り目を入れるお方法があります。

皮が剥きやすい&爆発を防ぐ

栗に切り込みを入れる理由のひとつに「皮を剥きやすくするため」があります。

栗の鬼皮を手で剥く時は、どこかに「引っかかり」が無いと剥き難いものです。

この「引っかかり」が、栗に切り込みする理由です。

加熱する前に栗に切り込んだ部分は、熱により破裂したように開きます。

この部分が「引っかかり」になり皮が簡単に剥きやすくなります。

これは電子レンジで加熱した栗も十分該当します。

また、栗を電子レンジで加熱するときは10個ほどを目安に、電子レンジを使って少量で加熱してください。

栗が大量だと電子レンジで加熱することにより水分が勢いよく飛び過ぎてしまい、爆発する可能性があるのが理由です。

栗が被るくらいの水をいれラップをして加熱

水に浸した栗の「おしり」をカットし切り込みを入れた栗(10個程)を耐熱容器に入れ、栗が浸るまで水を入れ、ゆるくラップをかけます。

塩茹でではない点もポイントです。

そのまま電子レンジの庫内に入れ、電子レンジ(600w)で、目安として3分間加熱します。

電子レンジ(500w)だと、加熱時間は約5分です。

レンジで長時間一度に加熱するよりは、いったん3分加熱後に様子を見つつ加熱時間をプラスしてみてください。

加熱後レンジから出し、完全に冷ましましょう。

レンジ加熱後の栗は、かなり熱いため、皮剥きができません。

栗をレンジで調理する際の注意点

おいしいけれど、そこは基本的に気難しい栗です。

電子レンジで簡単に調理できるとはいえ、少なからずその際の注意点がしっかり存在します。

この注意点さえ気をつけることで、うまく仕上がるはずです。

そこで、栗を電子レンジで調理する時の注意点をまとめました。

栗は半日から一晩水に浸けておく

生栗を鍋に入れて茹でているところ
Photo by jouer

電子レンジで栗を調理するポイントの1つに「栗をよく洗うこと」があります。

栗の外側をよく洗い、半日~ひと晩を水に浸しておきましょう。

水に浸すだけで硬い鬼皮が柔らかくなり、簡単に手で皮が剥けるのです。

鬼皮の下には渋皮もあり、通常では、キレイに剥くのは至難の業です。

しかし、水に浸けておくことで渋皮も大変柔らかくなり、キレイに栗の皮が剥けます。

また、栗に潜んでいる「虫」を、水攻めで栗から追い出す意味もあります。

スーパーなどお店で購入の栗の大半は、しっかりと下処理が施され「虫出し」がされている状態です。

収穫体験等の栗のおよそ9割には中に虫がいる状態となっています。

そこで水に浸けると虫だしの効果となるのです。

さらに栗の中がスカスカかを見分けるチェックポイントにもなります。

水に浮く栗は、虫によって食い荒らされたモノと見ていいでしょう。

栗は少量で

電子レンジで栗を加熱する時は、少量がポイントです。

電子レンジや鍋(塩茹で)など関係なく、栗を加熱する時はつい一気に大量でしてしまいがちです。

しかし、電子レンジで栗を加熱するときは、10個くらいを目安にその都度電子レンジを使い少量で加熱してください。

大量の栗を1度に加熱することで、電子レンジの熱で栗内部の水分が飛びすぎてしまい、爆発する可能性があるのが理由です。

また、さらに少量で加熱する方法もあります。

事前準備に「栗をよく洗い、水に漬けて皮を柔らかくする」工程は、他の加熱方法と同じです。

爆発を避ける意味や皮を向きやすくする意味で、栗の「おしり」をカットする方法も同様です。

大きいサイズの封筒に事前準備済の栗を入れ、重ならないように封筒内の栗をバラつかせ、封筒口を2回折りフタします。

そして、低い出力の電子レンジ(200~300w)で、2~3分程加熱しましょう。

少々身崩れがあるかもしれませんが、薄皮までもキレイに剥がせます。

レンジから取り出した直後は、非常に栗が熱くなるので、袋から取り出すのは完全に冷めるまで待ちましょう。

十分火傷に注意してください。

レンジを使った栗のおすすめレシピ

生栗
Photo by jouer

電子レンジで簡単に栗の下処理や調理ができる、となると、栗を用いたレシピが試したくなります。

実際に電子レンジを使った、多彩な栗レシピも多く存在します。

その中でもおすすめしたい電子レンジを用いた、おすすめしたいおいしい栗レシピを2種類、ご紹介します。

栗きんとん

最初にご紹介のおいしい栗レシピは「栗きんとん」です。

いわゆるおせち料理の人気総菜「栗きんとん」ですが、大変手間がかかることでも知られます。

しかし、実は電子レンジでも作れます。

「栗きんとん」レシピ
  • 皮を剥いたさつまいもをひとくち大にカットし、5分程水にさらします。
  • その後、水気を切りふわりとラップをした上で、レンジ(600w)で4分加熱します。
  • 水気を切った上で、熱々の内にしっかりつぶします。
  • 甘露煮シロップ(70cc)塩(適量)を加え、滑らかになるまで練り込みます。
  • 栗の甘露煮を加え、さっくり混ぜて完成です。
栗の甘露煮の作り方

上記でのご紹介方法でレンジ使って栗を調理する際にクチナシを投下します。

その後電子レンジ(600w)で8分ほど加熱します。

荒めに水洗い後、砂糖と水を耐熱容器に入れさらに栗を入れ、再度レンジに7分加熱します。

もちろん加熱時間調整は必要ですが、固い場合は電子レンジにさらに加熱してください。

冷蔵庫で冷やすとできあがりです。

栗ごはん

次にご紹介のおいしい栗レシピは「栗ごはん(栗おこわ)」です。

「おこわ」表記は、材料に「もち米」があるのが理由です。

蒸し器で仕上げたような、本格的な栗おこわが、電子レンジで簡単にできます。

栗おこわのおすすめレシピ
  • 事前にもち米(2合)を洗っておきます。
  • 洗ったもち米とだし汁(2合相当)を耐熱容器に入れ、1時間漬けておきます。
  • もち米が入った耐熱容器に、酒(20cc)みりん(10cc)塩(4g)を入れ、サクッとひと混ぜします。
  • その時に、もち米が水面より高くなるなら、もち米がつかるまで水を足します。
  • 電子レンジ使って皮を剥いたの栗(15個)をもち米の上にのせ、耐熱容器にラップします。
  • 電子レンジ(600w)で10分加熱し軽くご飯を混ぜてから、再度ラップをし、2分30秒加熱します。
  • 10分蒸らした後に軽く混ぜ、茶碗に盛り付け完成です。

だし汁ですが、だしの素で時短するのはもちろん、昆布とかつお節で煮出すなど作り方にこだわってみても良いでしょう。

電子レンジでできる「栗ごはん」はおすすめです。

鍋で塩茹でしなくても栗はレンジで簡単調理できる!

下処理が必要で気難しい「栗」でも、うまく電子レンジを使うことで簡単に皮が剥けたり、調理ができます。

栗の加熱が電子レンジでできるなら、栗料理を作りたい栗好きな人も多いでしょう。

わざわざ塩茹でしなくても、栗は電子レンジで簡単に茹でられるのでおすすめです。

もちろん調理もできるので、秋の味覚をおうちで堪能したい人は、1度試してみてはいかがでしょうか?

\手間なし!ムキ栗を探そう/

※ご紹介した商品やサービス等は時期や店舗によっては取り扱いがない場合があります。内容・価格が変更になる場合や終了になる可能性もあります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次