素材の補強に使うハトメは、100均ショップのダイソーでも購入ができます。
100均のハトメには両面タイプのハトメや便利なハトメ具セットもあります。
そんな100均ショップで買えるおすすめのハトメ関連商品を、使い方と手芸アイデアも併せてご紹介しましょう。
ハトメをするのにおすすめの工具が100均にある!
暮らしに役立つアイテムを種類豊富に取り扱う100均ショップでは、ハンドメイドやハンドクラフトで利用するハトメも購入できます。
ハトメは、一般家庭や事務用品として使うことはあまりありません。
そもそもハトメは「穴を補強する」という目的のために使われるため、ホッチキスや穴あけパンチのように普段からよく使うアイテムではないのです。
ハトメは、布や紙、ビニールなどにあけた穴が広がったり、敗れたりするのを防止する金具のことで、ハンドメイドやハンドクラフトで活躍します。
ハトメを止めるのには、ハトメパンチと呼ばれる専用工具や、打皿・打棒(手打ち工具)が必要になります。
ハトメパンチは一般的に1000円~2000円程度、最低でも500円ほどはしますし、手打ち工具も安くて500円台、プロ用だと1万円以上するものもあります。
ハトメ自体はそこまで高価なものではありませんが、ハトメを付けるための工具はそれなりにお金がかかりますので、100均で購入できるのはかなり魅力です。
初めてハトメに挑戦する場合や、お試しでやってみたいなどどいう場合には100均のものを活用するといいでしょう。
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ハトメパンチとは?片面・両面の違いは?
ハトメパンチとは、ハトメを付けるための専用の道具で、ペンチやニッパーのような形をしています。
ハトメは「片面ハトメ」と「両面ハトメ」の2種類があり、どちらも穴を開けた部分を補強するために使うのですが、形が大きく違います。
「片面ハトメ」は、裏面をカバーするパーツがないハトメのこと。
「ハトメ先割」もしくは「菊割ハトメ」とも呼ばれます。
裏面が放射状に割れてギザギザに仕上がります。
そのため、裏面を触るとざらついていたり、何かに引っかけてしまうこともあるため、注意が必要です。
「両面ハトメ」は、形の異なる2種類の金具を組み合わせて装着するのが特徴です。
片面ハトメの裏面に座金パーツを組み合わせて使います。
こうすることで裏面が滑らかに仕上がり、触っても安全です。
ダイソー・セリアなどでハトメパンチが終売に?
以前はダイソーやセリアなどの100均でハトメパンチが購入できましたが、2024年1月現在、そのほとんどが店頭からなくなってしまったようです。
特に種類があったダイソーでは、公式ネット通販も取扱いがなくなっているため、店頭で見つけた場合は即購入することをおすすめします。
ハトメパンチの代用品は100均で買える?
ハトメを付けるときに必要なハトメパンチは、現在100均では入手困難になりましたが、専用道具がなくてもハトメを付けることは可能です。
ハトメパンチの代用としておすすめなのが、ペンチやハンマーなどです。
ペンチの先がハトメが隠れる程度の大きさになっているものや、口の部分が平らなハンマーであれば、100均でも購入可能なので、少しだけ試してみたい時などはこれらを購入するのがおすすめです。
【ハトメ用品】100均・ダイソーのおすすめ商品
ダイソーで人気のあったハトメパンチは現在入手困難ですが、ハトメの金具やハトメに使う用具の販売はあります。
打撃型 両面ハトメ 工具セット
ハトメを固定するのに必要な打皿と打棒がセットになっています。
このほかにハンマーがあれば簡単にハトメを取り付けることができるので、ハトメパンチが手に入らなくても安心です。
8mm、10mm、12mmがあるので、ハトメの大きさに合わせて購入しましょう。
両面ハトメ
ダイソーでは、アルミ製のハトメ金具を販売しています。
両面タイプでサイズは8mm(30組)、10mm(25組)、12mm(15組)の3種類です。
どれもアルミ製なので扱いやすく、初めてハトメ打ちをする人でも使いやすいでしょう。
ミニペンチ
ハトメはペンチを使って取り付けることもできます。
布や紙にあけた穴にハトメを重ねて、ペンチで挟むだけです。
しかし、ペンチの場合はキレイに仕上げるのが難しいため、応急処置やお試し程度にとどめるのがよさそうです。
プラ・ゴムパイプハンマー4オンスタイプK45
持ち手が長く使いやすいハンマーです。
4オンス(約113g)ほどの重さなので、誰でも扱いやすいでしょう。
口の部分がプラスチックとゴムになっているため、ハトメを止める以外にも、家具の組み立てや木工でも活躍します。
【ハトメパンチ】の使い方
ハトメパンチの使い方は簡単で、初めての人でも簡単に使えるでしょう。
- 素材のハトメを付けたい場所に下穴を開ける
- 穴を開けた素材にハトメを素材の表面から差し込む
- リングを素材の裏面からハトメに合わせて通す
- パンチ本体でハトメの周囲を2〜3回位置をかえて軽く締め付けて完成
紹介したのは両面ハトメの場合ですが、ハトメパンチの使い方は片面の場合でも同じです。
裏面の金具を通す必要がなく手軽です。
位置を変えて少しずつ締め付けるようにするとキレイに仕上がります。
100均のハトメを使った手芸アイデア3選
100均のハトメを利用してオリジナルグッズを作ってみましょう。
ハトメが付いていることによって強度が増すだけでなく、おしゃれさもアップするので、ぜひ活用してみましょう。
メッセージカード
プレゼントに添えるメッセージカードにハトメを付けてみましょう。
袋のラッピングなどにぴったりのアイディアで、リボンやモールなどを通してつけるとかわいく仕上がります。
縦長の紙や布で作れば、オリジナルのしおりにもなります。
材料
- 好みのメッセージカード
- ハトメ1組
- リボンやモールなど
作り方
- メッセージカードの上部に下穴を開ける
- 穴にハトメを付ける
- ハトメが付いたらリボンやモールを通して完成
スライドポーチ
ビニール製のスライドポーチにハトメを付けて好きなチャームを付けたり、キーホルダーにして楽しみましょう。
特に手のひらサイズの小さなスライドポーチであればキーホルダーにしやすく、中身もよく見えるので推し活にもおすすめです。
材料
- ビニール製のスライドポーチ(マチがなくぺたんこなもの)
- 両面ハトメ1組
- ボールチェーン
作り方
- ビニール製のスライドポーチの上端に下穴を開ける(左右どちらでも可能)
- 下穴にハトメを付ける
- ハトメ部分にボールチェーンを通して留める
- 好みのチャームを付けたり、バッグに付ければ完成
ガーランド
オリジナルのガーランドにハトメを付けると、しっかり穴が補強されます。
また、見た目もおしゃれで高見えもしますし、穴にリボンや紐、毛糸などを通しやすくなります。
材料
- ガーランド用の厚紙、布
- ハトメ ガーランドの数×2
- ガーランドを通す紐・リボン
作り方
- ガーランドの両端に下穴を開ける
- 2か所の穴にハトメをそれぞれつける
- ハトメに紐やリボンを通して完成
ハトメを100均でゲットしよう!
いろいろな素材に使えるハトメは、100均でも購入できます。
さらに専用工具も100均で販売しているので、ハトメの大きさ合わせて一緒に購入するのがおすすめです。
100均のハトメを活用してオリジナルグッズを作ってみましょう!
※記事内における情報は原稿執筆時のものです。店舗により取扱いがない場合や、内容・価格変更および販売終了の可能性もあります。