100均には、革財布を始めとした革製品の手入れに使える道具がたくさん販売されています。
しかし、100均の道具は品質的に使えるのか不安という方もいるでしょう。
本記事では、大切な革財布や革製品の手入れに安心して使える、高品質な100均の手入れグッズをご紹介します。
革財布の手入れは100均グッズで!
革財布などの革製品は、長く使い続けることで特有の味が出る、趣深い性質を持っています。
しかしただ使っているだけでは、せっかくの革財布がひび割れてしまったり傷付いてしまったりと、趣のある雰囲気というより汚らしい印象になってしまうこともあるでしょう。
革財布の経過をより美しい状態で楽しむには、お手入れは欠かせません。
本記事では、革財布の手入れに使える便利な100均お手入れグッズを紹介します。
今回は、100均の中でもダイソーの商品を紹介していきます。
日々のメンテナンスをお手頃価格で
100均のお手入れグッズの良い所は、やはり圧倒的なコスパの良さです。
革財布の手入れグッズを一から揃えるとしたら、リーズナブルなものを選んでも平均3000円~5000円程かかる場合が多いです。
しかし100均のお手入れグッズで揃えようと思えば、必要経費を半分以下に抑えることが出来ます。
革財布のお手入れ道具全部を100均で揃えずとも、いくつかのお手入れ道具を100均にすることで費用を抑えるということも出来ますのでおすすめです。
財布以外の革製品にも代用できる
さらに、革財布の手入れに使える100均お手入れ道具は、他の多くの革製品にも使うことが出来るため、靴やレザージャケットなどの手入れにも活用できます。
まさに揃えておいて損は無いお手入れ道具たちといえるでしょう。
100均の革財布手入れグッズ1.ブラシ
100均グッズの良い点は圧倒的なコスパですが、安さ故に質が心配という声も多くあります。
しかし、100均で取り扱っている革財布手入れグッズの中で、ブラシは特にクオリティが高く、おすすめしたい100均の革財布手入れグッズです。
革製品メーカーが出している手入れ用ブラシに勝りはせずとも決して劣らない、コスパと実用性両面で優れた100均の革財布お手入れ用ブラシをご紹介していきます。
馬毛ブラシ|ダイソー
最初に紹介するおすすめ100均お手入れ用ブラシは、ダイソーの「靴ブラシ 馬毛」です。
靴ブラシという商品名となっておりますが、実は革財布の手入れにぴったりなブラシなのです。
馬毛ブラシは柔らかいため、お手入れの最初のステップであるホコリ等のゴミ取りに使います。
ダイソーの馬毛ブラシは毛の部分が少ないため、靴などの大きい物の手入れに使うには少々使いづらいですが、革財布のような小さく入り組んだ構造の物には、逆に小ささが活きるのです。
取っ手が握りやすく、小さな毛部分が入り組んだ皺の部分にも入り込みやすく、ホコリもしっかり取ってくれます。
汎用性という面では物足りませんが、革財布のお手入れに使うのでしたら十分に使えるブラシです。
ゴミをしっかり取り除いておくという工程は、革財布を手入れをする上でも、メンテナンスをする上でも非常に大切なことですので、持っておいて損は無い100均の革財布お手入れグッズの1つといえるでしょう。
ペネトレイトブラシ|ダイソー
次に紹介するダイソーの「ペネトレイトブラシ」は、100均の革財布手入れ用ブラシの中で最もおすすめなブラシです。
ペネトレイトブラシは、クリームを塗りこむために使うブラシの事をいいます。
クリームは指で塗ることも出来ますが、ブラシで塗るのが一番ムラが出にくいのです。
何故100均のペネトレイトブラシがおすすめなのかというと、クリームを塗りこむという用途上、他のクリームと混ざってしまうことを防ぐため、クリーム毎にブラシを分ける必要があります。
複数必要になると、やはり1本の値段は安いに越したことはありません。
100均のペネトレイトブラシは他メーカーと比べてもほぼ遜色ないクオリティですので、100均の物に置き換えるだけでグッと費用を抑えることが出来ます。
jouer編集部の100均大好きスタッフがダイソーのペネトレイトブラシを購入し、実際に使ってみました。木製の柄に腰のあるしっかりとした毛が付いており、110円とは思えない質感に驚きました。靴用ですが、小さいので扱いも楽だし、革財布の狭い部分にしっかりクリームを塗っていくのに向いています。大きめの靴ブラシとうまく使い分ければ革財布も隅々まできれいに手入れできると思います。
靴ブラシ豚毛(仕上げ用ブラシ)|ダイソー
仕上げ用ブラシも、ペネトレイトブラシと同様に、カラーに合わせて変えるので複数持っていた方が良いブラシです。
ダイソーの「靴ブラシ 豚毛」は、高いクオリティと圧倒的なコスパを持つ100均ブラシです。
仕上げブラシの役割は、ペネトレイトブラシで塗ったクリームを革財布に馴染ませることです。
豚毛の程よい硬さで擦ることにより、革財布により早くクリームが浸透していきます。
jouer編集部の100均大好きスタッフが、靴ブラシ豚毛を実際に買って使ってみました。
靴用ですが、サイズ感も大きすぎないので革財部の手入れにも便利に使えます。
ペネトレイトブラシで塗ったクリームを全体に広く生き渡せる仕上げに使うにはちょうど良い毛の質感とサイズです。
木製の柄の部分のサイドにへこみがあり握る手にフィットするので、作業していても疲れません。
100均とは思えぬコスパの高いブラシです。
100均の革財布手入れグッズ2.ワックス
次に紹介する100均革財布お手入れグッズは、革財布に美しいツヤを復活させるためのワックスです。
100均のワックスというと、質があまり良くなさそうと不安になってしまいがちですが、実は100均でもかなりクオリティが高くお値段以上の使い心地なのです。
色の種類があまり多くない点はネックですが、黒い革財布を使っているという方は是非チェックしておいていただきたい100均革財布お手入れグッズです。
靴クリーム|ダイソー
jouer編集部の100均大好きスタッフがダイソーの靴クリームチューブタイプを購入し使ってみました。
ダイソーの靴クリームチューブライプは15g入りの小さめのチューブなので、革財布などの小物の手入れに向いていると思います。
あまり大容量だとどうしても使い切るまでに時間がかかってクリームも劣化してしまいがちです。
防水効果もあり、とても便利な靴クリームです。
100均のダイソーでは、形状と効果で異なる複数の靴クリームがは販売されています。
ダイソーの靴クリームには液体とクリームタイプがあります。
効果は革財布の栄養を与えてくれるメンテナンス用靴クリームと革財布にツヤを与えてくれるワックス効果のある靴クリームがあります。
メンテナンスや手入れなど、革に栄養を与えてくれる靴クリームは、栄養を与えてあげることで革財布に使われている革の保湿力や補修力を高めてくれる効果があります。
ペネトレイトブラシで塗り、仕上げ用ブラシで馴染ませることで、革財布のひび割れを防止してくれます。
また、靴クリームは高い補修力で革財布についた傷のメンテナンスにも使えます。
仕上げ用ブラシで擦る際少し強めに擦ってあげると、小さな傷であればかなり目立たなくすることが出来ます。
jouer編集部の100均大好きスタッフがダイソーの液体靴クリームを購入し使ってみました。
初回使用時にキャップ裏で先端のスポンジ部分を強く押してから使うのですが、やってみたら簡単です。
スポンジ部分も大きくないので革財布などの狭い部分にもしっかり濡れて便利です。
液体タイプなので革への馴染みも良く使いやすいです。
塗る前に革の汚れやほこりをしっかりふき取ってから使用した方が仕上がりがきれいになると思います。
靴クリームでメンテナンス後、ワックスで鏡面磨きをしてあげれば、使いこんだ革財布をまるで新品同様の輝きに戻すことも可能です。
ただ、ダイソーの靴クリームは100均ではカラーバリエーションが黒と茶、透明しかないため、革財布と色が合わない可能性があるため、注意が必要です。
しかし、今後の売れ行きによっては他の色のワックスも100均各社から発売される可能性はゼロではないので、他の色の革財布を使っている方は、今後の各社100均の動向をしっかりチェックしておくと良いかもしれません。
100均の革財布手入れグッズ3.クリーナー
ワックスを使って革財布をピカピカにする際、欠かせないお手入れグッズがクロスです。
100均のクロスはクオリティが高く使いやすい工夫がされているため、お値段以上の働きをしてくれるお手入れグッズの1つといえます。
靴磨きクロス|ダイソー
100均革財布お手入れ用クロスは、ダイソーの「コットン靴みがきクロス」です。
ワックスを使ったお手入れの時、専用のクロスは使わずTシャツの切れ端などで代用している方を多く見ますが、やはり専用のクロスを使った方が簡単にツヤが出るのでおすすめです。
コットンでできた柔らかいクロスなので、革財布を傷つけることなく、丁寧に磨き上げることができます。
さらに、22cm×30cmの大きさのコットンクロスが2枚も入っており、かなり経済的です。
消耗品なので、いくつか買い置きしておくのもおすすめです。
jouer編集部の100均大好きスタッフがダイソーのコットン靴みがきクロスを購入し革財布の手入れに使ってみました。
靴用なので22㎝×30㎝としっかりしたサイズ感があり使いやすく、コットンの質感もソフトなのでデリケートな革にも安心して使えそうです。
これ1枚で革の乾拭きから、クリーナーの塗布、クリームの塗布まで使えるのでとても便利。
110円で2枚入っているのでコスパも抜群です。
100均の革財布手入れグッズ4.布
安く済ませたいし、あまりごちゃごちゃ道具も増やしたくないという方におすすめなのは、100均で販売しているシンプルな布です。
布はメンテナンス用のクリーム塗布、ワックス塗布から磨き上げまで、様々な役割を全てこなしてくれる万能お手入れグッズです。
100均でも複数枚セットになっていてコスパが良い他、ブラシと違って使い捨てても良いので維持も楽な点がポイントです。
ナチュラルエコふきん|ダイソー
100均で販売している布の中では、ダイソーの「ナチュラルエコふきん」が使いやすさ、コスパ両面で非常に優秀です。
薄手なのにしっかりとしているため磨きやすく、3枚セットになっているため手入れのフェーズごとに使うふきんを分けられるのも魅力です。
100均の革財布手入れグッズ5.防水スプレー
屋外で革財布を出したとき、雨水が付いたのをそのままにしてしまったせいでシミになってしまった経験がある人もいるでしょう。
革財布はメンテナンス時に防水スプレーをしておけば、雨水などで出来てしまう不意なシミが防止できます。
100均にはたくさんの防水スプレーがありますが、中には布だけでなく革財布にも使える防水スプレーがしっかり取り揃えられていて、とりあえず試してみたい時や急ぎの時などにおすすめです。
フッ素防水スプレー|ダイソー
そんな革財布のお手入れにも使える100均防水スプレーが、ダイソーの「フッ素防水スプレー」です。
ダイソーの防水スプレーはフッ素系で、繊維を覆う特徴があります。
シリコン系のものとは違い、シミになりにくいメリットがあります。
シリコン系の防水スプレーに比べると、フッ素系の防水スプレーは持続しにくい側面がありますが、頻繁に濡れるものではないので、こまめに手入れをすれば問題ないでしょう。
jouer編集部の100均大好きスタッフがダイソーのフッ素防水スプレーを購入し実際に使ってみました。
靴や衣類用の防止スプレーで70ml入りの缶のスプレーです。
サイズ感も良くカバンに入れて持ち運びできる大きさです。
出先で急に雨が降ったりして財布が濡れる場面などに使うと便利かもしれません。
フッ素系なのでシリコン系と比べたらシミになりにくい点も安心ですね。
革財布 手入れ 100均に関連するQ&A
- 革財布の黒ずみの手入れ方法は?
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軽い黒ずみ汚れ(手垢など)を落とす手順は
- 布やブラシで革財布の表面のほこりや汚れを落とす
- クリーナーを布に取り、均一に塗り広げる
- クリーナーが乾いたら、仕上げ用のクリーナー均一に塗り広げる
- 完全に乾いたら完成
- 革製品のブラシの代用になるものは?
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表面の手垢や汚れを簡易的に取り除くのであれば、布(コットン100%)でも代用できます。
- 革製品の汚れを落とすのに家にあるものは何がありますか?
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家にあるもので革製品の汚れを落とす場合には、薄めた中性洗剤やハンドクリームが有効です。
どちらの場合もシミになる可能性があるため、目立たない場所で確認してから使うようにしてください。
- 薄めた中性洗剤の場合:布に含ませて硬く絞り汚れをふき取る
- ハンドクリームの場合:汚れた部分に馴染ませて、全体に塗り広げて乾かす
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革財布の手入れは100均グッズがおすすめ
革財布のお手入れ道具は、100均でもかなりのクオリティの物が揃えられます。
100均のブラシ類は特に、100均製の物に置き換えるだけでかなりのコストカットが期待できるのでおすすめです。