この記事をご覧の方はボタン電池SR626SWをダイソーでお探しでしょうか。
最近ではダイソーなど百円均一でもボタン電池を取り扱っていますが、ダイソーでSR626SWは購入できるのでしょうか。
今回はボタン電池のSR626SWを中心にダイソーに絡めてご紹介します。
人気のSR626SW電池はダイソーで売ってるの?
腕時計をしている人にとっては特に人気のあるボタン電池のSR626SWですが、いざとなるとどこに売っているのか、身近な場所などで自分でも入手できるのか知識のない方も多いかもしれません。
腕時計には必須の電池が突然切れてしまうと焦ります。
出掛け先などで急遽、腕時計の電池が切れてしまったときや緊急で必要になった際はどこでSR626SWを手に入れれば良いか、この記事でお伝えしていきます。
また似たような名前の電池をご存知であれば、SR626SWと互換性があるのか、代替品として使えるのかもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ダイソーは電池の取り扱いも多い
身近で電池が気軽に手に入る場所として、真っ先に思い浮かぶのが百円ショップでお馴染みの大人気「ダイソー」ではないでしょうか。
ダイソーは取り扱い商品も大変豊富です。
人気の高いダイソーにはファンも多く存在します。
しかしそれだけ人気のダイソーでも、ダイソーの電池売り場を網羅した人は少ないかもしれません。
ダイソーはボタン電池の取り扱いも抜け目がないように思えるほど取り扱い商品が幅広いですが、ダイソーでは肝心のSR626SWは取り扱いがあるのでしょうか。
もしダイソーにSR626SWのボタン電池が売っていれば、いざというときでもすぐに対応できて安心です。
ダイソーではSR626SW電池は売っていない
大人気のダイソーでSR626SWの電池は手に入るかについての結論は、残念ながらダイソーではSR626SW自体の取り扱いがなくダイソーでのSR626SW入手は不可能となります。
しかし身近で必要なものならほぼ網羅していそうな種類豊富のダイソーなら、何かSR626SWに代わるものを置いているのではないでしょうか。
いつでもどこでも見かける全国に展開する人気のダイソーだからこそ、いざというときには頼りたいところです。
ダイソーにはSR626SWの代替品として互換性のある電池の取り扱いがないのか、ダイソーのボタン電池について探っていきます。
SR626電池なら売っている
ここまで話してきたSR626SWというボタン電池は、ダイソーでは取り扱いがありませんでした。
ダイソーにSR626SWが無いという事実は変わりませんが、実はダイソーにはSR626SWと似たような表示のボタン電池「SR626」が存在しているのです。
SR626SWと名前が途中まで同じならダイソーの電池でも使えるはず、と思って購入してしまうには、判断材料としてはまだ決定打に欠けます。
ここからはSR626SWと名前の似たダイソーのボタン電池「SR626」についてご紹介します。
いったい何が異なるのかがお分かりいただけるはずです。
違いは電解液
ボタン電池のSR626SWとSR626の違いは「電解液」です。
末尾の違いは電解液の違いを表しており、SR626に関する電池は他にもSR626Wが存在しています。
電解液の違いで何が変わるのかというと、供給電力の違いによってパワーが異なるのです。
SR626Wであれば電解液に水酸化カリウム水溶液を使用しており、ハイパワーとなります。
SR626SWであれば電解液に水酸化ナトリウム水溶液を使用しており、ローパワーとなります。
そうなるとダイソーで売られているSR626のボタン電池はSR626WかSR626SWのどちらになるのでしょうか。
電解液をみると水酸化カリウム水溶液と表示がされています。
ダイソーで買えるSR626電池とSR626SW電池の互換性は?
つまり先述した電解液の違いからみると、ダイソーのSR626はボタン電池のSR626Wと近しい存在であり、SR626SWとは異なるかもしれないということになります。
それではダイソーのSR626はSR626SWとは異なり、互換性は完全になくなってしまうのでしょうか。
もしダイソーの電池がSR626SWとの互換性があり代替品として使えるのであれば、それぞれ寿命はどの程度違ってくるものなのかも気になるところです。
使用していたボタン電池がSR626SWだったけれど、ダイソーで気軽に手に入るSR626が使えるのならSR626SWの代替品として使ってみたいものです。
サイズは同じ
まずダイソーの電池とSR626SWのサイズはどうでしょうか。
ボタン電池の名前となっている数字の部分はサイズを表しています。
そのためSR626もSR626SWもSR626Wも、すべてが同じサイズであるということがわかります。
数値化してみると、ダイソーのSR626のサイズは厚み2.6mmで直径6.8mmであり、SR626SWやSR626Wの末尾のアルファベットに関わらず同じ大きさです。
同じサイズのためSR626SWが必要でも躊躇せずダイソーの電池を使用してする方もいると思いますが、電解液の違いがあるためきちんと下調べをしておきましょう。
用途は異なる
SR626SWやダイソーのSR626のサイズが同じということはお分かりいただけたと思いますが、その用途は異なります。
用途の違いというと基本的にSR626SWやSR626Wは腕時計での使用になるのですが、対象となるのがデジタル時計かアナログ時計かで変わってきます。
SR626Wは多機能時計のくくりとして主にデジタル時計で使用するのが望ましいです。
バックライトがついていたりアラーム機能が搭載されていれば当てはまります。
SR626SWは文字盤にある針を動かす程度のアナログ時計に使用するのが理想です。
これらの違いは消費電力が高いか低いか、電池寿命にも関わる点がポイントです。
SR626の製品にSR626SW電池を使用すると寿命が短い?
電池の電解液の違いや用途の違いをみていくと、あべこべに使うとどのような事象が起こり得るか想像がつく方もいるでしょう。
電池の寿命も気になります。
SR626W指定の時計にSR626SWの電池を使うと、供給電力に不足が起きてしまいます。
その結果、正常に動作しない可能性が出てくるのです。
具体的にはSR626SWでは消費電力を多く必要とするバックライトやアラームの使用時に問題が起こり得ます。
反対にSR626SW指定の時計にSR626Wの電池を使うと、電池の寿命が短くなります。
時計としては問題なく使用できるので、電池の寿命が縮まると捉えておいてください。
SR626SW電池の代替品はダイソーに売っている?
ここまでの話しを踏まえると、ダイソーでSR626SW電池の代替品が手に入るとは言い切れないのが現状です。
もしSR626SWを使うべきアイテムにダイソーのSR626電池を使ってしまった場合、先述したような電池自体の寿命が短くなるという事象があるからです。
時計としての機能には特に問題はないものの、電池のもちが悪ければ交換の手間も増えます。
結局のところSR626SWとは性質が異なる「SR626」というダイソーに売られている電池はどういった場所で使えるものなのでしょうか。
それはダイソーの商品パッケージが教えてくれます。
電池は取扱説明書に記載されてるものを使おう
ダイソーの電池を包むパッケージには使用アイテムの記載なども簡易的にはされているため、自分で電池交換をする際は参考にしてみてください。
しかし互換性がまったく無いとは言い切れないダイソーのSR626電池ですが、やはり安心なのはしっかりと指定の電池を使うことに尽きます。
そのためには手持ちのアイテムに関する取り扱い説明書をとっておき、きちんと読んだ上で指定の電池を探すのがおすすめです。
ちなみにSR626SW電池であればAmazonや家電量販店、ホームセンターなどでも入手できるのでチェックしてみてください。
ソニーのボタン電池SR626はWとSW製品にも使用可能
ちなみにソニーで製造されたSR626電池も存在しています。
ダイソー製品と違いソニー製品であればSR626SWにもSR626Wにも対応しており互換性がきちんと認められています。
同じ名前の「SR626」ですが、いくら人気のダイソー製品でもソニーと同じようにSR626SWと互換性があるとは言い切れない部分は否めません。
基本的にはダイソーのSR626電池はSR626SWよりもSR626Wに近い性質をもっている、すなわちハイパワー向けの電池であると頭に入れておきましょう。
SR626SWに限れば、電池の寿命が短くなっても良いのであればダイソーのSR626を代替品として使用しても問題ありません。
今後SR626SW電池をダイソーで取り扱うことに期待!
基本的には説明書で指定された電池を使用しましょうという結論になりましたが、ダイソーのSR626電池がSR626SWとして使えるかどうかは悩ましいことがわかりました。
今後ダイソーでSR626SWの取り扱いが増えることに期待しましょう。