雄大な自然やおいしいグルメなど魅力があふれる入善町！

この記事は2020年のものです。

富山県北東部にある入善町のおすすめ観光スポットや特産品、おいしいグルメについてご紹介します。入善町は自然豊かで水資源に恵まれた美しい町です。雄大な自然の景色や癒しの温泉スポット、海洋深層水を使った新しいグルメなど魅力満載の入善町特集です！

自然に恵まれた名水の町「入善町」

富山県入善町は、北は日本海、南は北アルプスと自然に囲まれた水の恵みあふれる町です。その水質の良さから多くの産業に利用され、コシヒカリ・入善ジャンボ西瓜・チューリップ球根などの生産や富山湾入善沖から取水される入善海洋深層水を活かした事業が盛んな町です。

そんな入善町のおすすめ観光スポットやおいしいグルメについてご紹介します。自然の美しい景色や癒しの温泉、おいしいグルメに入善町ならではの特産品やスイーツが登場します！

見どころ満載！入善観光スポット

自然豊かな入善町の観光スポットをご紹介します。入善町には自然の魅力いっぱいのスポットや、日々の疲れを癒す温泉など、たくさんの見どころがあります。その中でも特におすすめのスポットをセレクトしました。

色とりどりの景色にうっとり！にゅうぜんフラワーロード

入善町の特産品であり、町の花でもあるチューリップが自然の中で咲きほこる「にゅうぜんフラワーロード」です。その面積・本数は日本最大級で、色とりどりの鮮やかなチューリップが北アルプスを背景に広がる光景は自然の絨毯のよう。訪れる人々に感動を与えます。

「にゅうぜんフラワーロード」は、例年4月10日頃から4月末まで開催されます。開花状況で日程が変更になるので、ホームページで開催日程をチェックしましょう。令和3年は富山県入善町園家山キャンプ場付近が会場です。チューリップの連鎖障害を防ぐため、毎年メイン会場が移動します。

日程とともに会場もホームページでチェックしましょう。入場料は無料です。黒部川扇状地に広がる、美しいチューリップ畑をお楽しみください。

幻想的な自然の神秘！杉沢の沢スギ・沢スギ自然館

黒部川扇状地の末端部、平地の湧水地帯に生息する珍しいスギ林は国指定天然記念物に指定されており、このスギを沢スギと呼びます。沢スギは木の枝が雪の重みで地面に着地し、そこから根が出て、ひとつの株から何本も幹が伸びる「伏条現象」がみられます。

沢スギ林内では湧水が流れる美しい景色の湿地帯から伸びる、不思議なスギの姿が見られ、自然の神秘を感じられます。また「沢スギ自然館」では「杉沢の沢スギ」に関する模型やパネルなどの展示で、沢スギのさまざまな魅力を紹介しています。

最上階の展望台からは沢スギ林全体が見渡せ、美しくも雄大な自然の景色を眺めることができます。「沢スギ自然館」は9:00〜17:00までの開館時間（16:30までに入館）、毎週月曜日（祝日の場合は翌日）・祝日の翌日が定休日です。

冬期（12月28日〜2月末）の期間も休館になります。入場無料です。なお、休館日でも沢スギ林は散策可能です。

圧巻の黄金世界！舟見城址館

舟見・孤平と呼ばれる舟見前山の頂上、標高252mにある「舟見城址館」です。中世末の山城跡に建てられた建物は、お城のデザインを現代風に建築した模擬天守になります。展示室には甲冑や陣羽織などが展示され、当時の歴史を感じることができます。

「舟見城址館」の見どころは何といっても天守閣からの眺めです。黒部川扇状地に広がる農村や富山湾が一望できる、大パノラマが広がります。田植え時期には夕日に染まる水田の景色が美しく、写真愛好家にも人気のスポットです。

夕暮れの水田が黄金に染まる圧巻の光景は、舟見城址館ならではの眺めです。自然が織りなす美しい風景を、ぜひお楽しみください。

舟見城址館の開館時間は9:00〜17:00、火曜日と祝日の翌日が定休日です。12月15日〜3月末は冬期休館になります。入館料は大人200円、小中学生と幼児・65歳以上と心身障がい者は無料です。

入善の温泉でしっとりなめらかお肌！

入善町には旅の疲れを癒す足湯施設や温泉施設があります。無色透明なのに、とろりとした肌触りが心地いい「バーデン明日」の温泉は、別名「天然の化粧水」とも呼ばれています。美肌効果の高い泉質で、湯あがりのお肌はしっとりとなめらかに。女性に特に人気の高い温泉です。

またバーデン明日の隣には足湯施設「ひばり野湯」があります。足だけでなく手もお湯につかることができる湯壺があり、手と足を同時に温められます。足カバーの貸し出しがあるのでストッキングをはいたままで足湯が利用できるとあって気軽に足湯を利用できます。

「バーデン明日」日帰り入浴は大人550円、子供400円（3歳〜小学生）、10:00〜21:00まで利用できます。足湯施設「ひばり野湯」は無料、夏期（4月〜10月）は6:00〜19:00、冬期（11月〜3月）8:00〜17:00の利用時間です。

グルメも魅力いっぱい！入善の特産品

豊かな自然の恵を受けた特産品、海洋深層水を使ったグルメなど、おいしいものとたくさん出会えるのも入善町の魅力です。入善町おすすめの特産品グルメをご紹介します。

ジャンボな甘み！入善ジャンボ西瓜

入善町の特産品、ラグビーボールのような形の「入善ジャンボ西瓜」です。楕円形が特徴的で、長さ40cm直径30cm重量20kgが平均サイズの巨大な西瓜です。

黒部川扇状地は水はけがよく、室町時代から西瓜栽培をしていた記録があるほど。明治20年頃に大型で楕円形の実をつける品種を導入したのが入善ジャンボ西瓜のはじまりです。

120年以上の歴史の中で数え切れないほどの困難を乗り越え、入善町の特産といえば一番に名の上がるほどの名産品になりました。入善ジャンボ西瓜は入善の人々の生真面目さがつくりあげた逸品です。

入善ジャンボ西瓜の旬は7月下旬から8月上旬。その大きな姿をカットした瞬間、甘く爽やかな香りが広がります。みずみずしくて甘い西瓜は入善ジャンボ西瓜ならではの味わいです。入善ジャンボ西瓜は「JAみな穂営農センター」（TEL:0765-74-1699）で注文受付しています。

一年中おいしい牡蠣が食べられる！入善海洋深層水仕込カキ

水深384mから汲み上げた海洋深層水で牡蠣を蓄養・浄化する事業に取り組んでいる入善町です。海洋深層水は清浄性・低温安定性・富栄養性に優れており、その海洋深層水を使用することで安心でおいしい深層水仕込のカキとなります。

海洋深層水を使った牡蠣の体内浄化の技術は入善町が世界初です。この技術を求めて全国各地の旬の牡蠣が入善町に集まり、一年中おいしいカキが食べられるオイスターロードができました。オイスターロードにある飲食店では、さまざまなカキメニューがリーズナブルに楽しめます。

また入善深層水パーク内にある「入善牡蠣ノ星」では、予約なしで新鮮な牡蠣を食べられます。海洋深層水かけ流しの水槽から取り出された新鮮な牡蠣を全テーブルに設置された網で自分で調理するスタイル。生食・蒸し・焼きと、新鮮だからこそ味わえるシンプルな牡蠣料理は絶品です。

「入善牡蠣ノ星」は11:00〜17:00までの営業時間、定休日は月曜日（月曜日が祝日場合は営業、翌日が定休日、TEL:0765-76-0065）です。一年中旬のカキに出会える入善町にぜひお越しください。

ここでしか味わえない！入善産素材の絶品ソフトクリーム

地場産のソフトクリームが食べられる「JAみな穂 あいさい広場」は、入善ジャンボ西瓜をはじめとする特産品や素材をいかした加工品も販売する直売所です。定番のソフトクリームは黒豆味やプチヴェール味、ラズベリー味、黒みつきなこ味が人気です。

他にも季節や期間限定の味が発売されることがあり、ここでしか味わえないオリジナルのソフトクリームが味わえます。「JAみな穂 あいさい広場」は9:00〜18:00が営業時間、年末年始12/31〜1/3がお休み、1月〜3月は月に1回定休日があります。

しょっぱ甘いがクセになる！深層水ジェラート

「にゅうぜん 浜マルシェ」は海に隣接しており、マグロなどの海の幸を中心に地場産品を販売しているお店です。その中でもおすすめなのが「入善海洋深層水ジェラート」。ほどよい甘さとしょっぱさのバランスが絶妙のジェラートアイスです。

ミルクとキャラメル、2種類の味があり、濃厚ながらさっぱりと食べられると好評です。「にゅうぜん 浜マルシェ」には飲食スペースもあり、深層水で入れたコーヒーもおすすめです。「にゅうぜん 浜マルシェ」の営業時間は9:00〜17:00まで、定休日は月曜（祝日の場合は翌日）、年末年始（12月29日～1月3日）、TEL:0765-76-9100です。

入善町で観光もグルメも楽しもう！

入善町にはその雄大な自然を堪能できる観光スポットや、日々の疲れを癒す温泉スポットがたくさんあります。入善特産品はもちろん、深層海洋水を使った新しいグルメなどお腹を満たす魅力も満載です。見どころがいっぱいの入善町をぜひお楽しみください。

名称	入善町観光物産協会
住所	富山県下新川郡入善町入膳5232-5
電話番号	0765-72-0330
URL	https://www.nyuzen-kanko.jp/