ノンフライヤーはまずいのか?メリット・デメリットや使った人の口コミを徹底調査

油を使わずに手軽に揚げ物が楽しめる「ノンフライヤー」。健康を気にする人はもちろん、油を控えたい人にもおすすめです。油を使わないのでヘルシーですし、火傷のリスクも軽減できるため、購入を考えている人も多いはず。

しかし、ネットなどで検索すると、ノンフライヤーはまずいなどの意見も見受けられます。そこで本記事では、ノンフライヤーはまずいのか、メリット・デメリットはどんなものがあるのかについて調査しました。

目次

ノンフライヤーはまずいのか調査しました

手軽に揚げ物を楽しめる「ノンフライヤー」は、便利なキッチン家電です。2013年頃にフィリップスから発売されたノンフライヤーが日本で爆発的にヒットし、一躍ブームにもなりました。

ブームから10年以上経った現在もノンフライヤーの人気は高く、よりコンパクトに、より機能的になった商品が多く登場しています。しかし、ネットで検索してみると「ノンフライヤーはまずい」という声もあり、購入を検討している人にとっては不安でしょう。

そこで今回は、ノンフライヤーはまずいのかに焦点を当てて、メリットやデメリットについても調査しました。

ノンフライヤーとは?

ノンフライヤーとは、その名の通り油を使わずに揚げ物が楽しめるキッチン家電のこと。高温の熱風をフライヤー内に循環し、食材を一気に加熱する仕組みです。

使い方はとても簡単で、下ごしらえした食材をノンフライヤーの庫内に入れて、温度や時間などを設定するだけで自動で調理できるのが魅力です。

ノンフライヤーとオーブンの違い

ノンフライヤーと似たような性能を持つキッチン家電に「オーブン」があります。ノンフライヤーは熱風を循環させて調理する仕組みです。それに対し、オーブンは庫内のヒーターから放熱して、庫内全体を温めた熱で食材を焼く仕組みです。

一般的にノンフライヤーはオーブンよりもコンパクトで省スペースであることが多く、フライ料理以外にもグリルやトーストもできる機種もあります。

ノンフライヤーはまずい?メリット・デメリットを紹介

油を使わず簡単に揚げ物ができることが魅力のノンフライヤーですが、メリットもデメリットもあります。メリットとデメリットをしっかりと把握しておけば、買った後に失敗した!と思うことも少ないでしょう。

ノンフライヤーのメリット

ノンフライヤーのメリットは主にこのようなことが挙げられます。

  • 大量の油を使わないのでヘルシー
  • 油の準備や片付けがいらない
  • 揚げ物中のやけどなどのけがや火事などのリスクが軽減される
  • 自動で作れる

やはり最大の魅力は、大量の油を使わないこと。そのおかげでヘルシーに調理ができますし、準備や後片付けも簡単です。さらに、高温の油を使うことが無いので、やけどなどのけがや火の消し忘れ等による火事の心配も軽減されます。

揚げ物は火加減が難しく、周りだけ焦げてしまったという人もいるでしょう。しかし、ノンフライヤーであれば、温度や時間を設定するだけで自動で調理してくれるので安心です。

ノンフライヤーのデメリット

便利なノンフライヤーですが、少なからずデメリットもあります。

  • 一度に作れる量が少ない
  • 物足りなさを感じる
  • 初期費用が高い

ノンフライヤーは一度にたくさんの調理には不向きで、家族が多い家庭やパーティーなどで大量に揚げ物をしたい時にはおすすめできません。さらに、ノンフライヤーで調理したものと油で揚げたものを比べると、食感や食べ応えから物足りなさを感じる人もいるようです。

ノンフライヤーは初期費用が高いこともデメリットでしょう。本来であれば油と鍋、バットなどを用意するだけですが、ノンフライヤーは安くても1万円前後なので、頻繁に使う人や自炊が好きな人でないともったいなく感じてしまうかもしれません。

ノンフライヤーはまずい?悪い口コミ・評判

実際にノンフライヤーを使っている人の中には、以下のような悪い意見もありました。

  • ノンフライヤーでポテトチップス作ったら外は焦げて中は生だった
  • ノンオイルフライヤーで揚げ物したけどすごいまずい
  • ノンオイルフライヤーで冷凍ポテトやったら全然美味しくなかった
  • ノンフライヤーで野菜焼いたけど美味しくない
  • まずくはないけどコレジャナイ感がすごい
  • ノンフライヤーがまずすぎて揚げ物は油で揚げるのが一番だと思った
  • ノンフライヤーで調理したらパッサパサになった

ノンフライヤーはまずい?良い口コミ・評判

ノンフライヤーを愛用してる方からは、多くのポジティブな意見が見受けられました。

  • ノンフライヤーで野菜を焼くと美味しい
  • お風呂入っている間に唐揚げ完成してて最高
  • ノンフライヤーで焼いたソーセージがジューシー
  • ノンフライヤーでサバを焼いたら、皮がパリパリで身はジューシーだった
  • お惣菜温めなおすと出来立てみたいになるの最高
  • 鶏もも肉を塩コショウだけでグリルするの凄い美味しい
  • ノンフライヤーで作ったラスク美味しくてすぐなくなった

ノンフライヤーはまずいと感じる主な理由

実際に使ったことがある人の口コミを見てみると、ノンフライヤーがまずいと言われてしまう原因は主に3つありました。

  • 本当に揚げたものに比べると物足りない
  • 本当に揚げたものと食感が違う
  • 食材がパサパサしてしまう

ノンフライヤーに対する不満の中で特に多かったのが「油で揚げたものと比べると物足りなさがある」「揚げ物と食感が違う」という意見でした。やはり、実際に油で揚げたものに比べるとオイリー感やコク、揚げ物ならではの食感とは異なり物足りなさを感じることが多いようです。

これらを改善するためには、オイルスプレーを活用したり、食材に油を塗るなどの方法がありますが、それではノンフライヤーの意味がないと感じる人もいるようです。

ノンフライヤーは、高温の熱風を使って食材の持つ少量の油分で揚げる仕組みです。その際に余分な油分も落ちるようになっていますが、油が落ちすぎてジューシーさが失われてしまうこともあるようです。

これもオイルスプレーを活用したり、食材にオイルをまとわせることで解消します。さらに、予熱をしっかりしてから食材を入れると、カリッとジューシーに仕上がるようです。

ノンフライヤーで美味しく作るポイント

ノンフライヤーで美味しく作るポイントは、主に3つあります。

  • 予熱をしっかりする
  • オイルスプレーを活用する
  • 長時間加熱しない

ノンフライヤーで美味しく作るためには、予熱が肝心です。と言っても調理前に2~3分ほど温めておくだけです。冷たい状態から食材を入れると調理に時間がかかります。そうすると食材が乾燥しやすくなり、パサパサになる原因になってしまうのです。

より揚げ物に近いサクサク感を出すためには、オイルスプレーを活用しましょう。食材の表面に吹きかけるだけなのでそれほど多くの油は使いません。さらに余分な油は落ちるので、ヘルシーさもそこまで変わりません。

さらに、長時間加熱しないことも重要です。食材の加熱は付属するレシピなどを参考にするといいでしょう。また、適切な温度設定にすることも大切です。

ノンフライヤーはまずい!を克服するおすすめレシピ

ノンフライヤーの不満点を改善すれば、美味しくなるはず!ここでは、ノンフライヤーはまずいという意識を変えるおすすめのレシピを紹介します。

とりの唐揚げ

ノンフライヤーで作る定番レシピを言えば、とりの唐揚げでしょう。とりの唐揚げを作るポイントは、しっかりと味をつけることと、衣は薄めにすることです。

ノンフライヤーで作るとりの唐揚げレシピ

  • 鶏肉を一口大に切り、好みの味付けで下味をつける
  • 小麦粉と片栗粉を混ぜて、鶏肉の表面に薄くまぶす
  • 鶏肉の表面にオイルスプレーをかける
  • ノンフライヤーを予熱し、鶏肉が重ならにように庫内に並べる
  • 180℃で12分~14分程度加熱して完成

フライドポテト

冷凍のフライドポテトを使えば簡単にできますが、今回はじゃがいもから作るフライドポテトのレシピを紹介します。

ノンフライヤーで作るフライドポテトのレシピ

  • じゃがいもをくし切りにし、ラップをして3分程度加熱する
  • 表面の水分をキッチンペーパーで拭き、表面にオリーブオイルをまとわせる
  • ノンフライヤーを予熱して、じゃがいもが重ならないように並べる
  • 200℃で12分~13分程度加熱して完成
  • 仕上げにお好みで塩をふる

天ぷら

ノンフライヤーでは天ぷらはできないと言われていますが、天かすを使えばヘルシーなノンフライヤー流の天ぷらができます。

ノンフライヤーで作る天ぷらレシピ

  • 好きな具材を用意し、通常の天ぷらと同様の下ごしらえをする
  • 天かすを袋に入れて砕く
  • 具材に小麦粉を薄くまぶして、小麦粉を水で溶いたものを絡める
  • 具材の表面に天かすをまぶし、オイルスプレーをかける
  • ノンフライヤーを予熱し、140℃で10分~11分加熱して完成
  • かぼちゃやしし唐などは5分程度の加熱でOK

おすすめのノンフライヤー3選

現在のノンフライヤーは、登場したころに比べてよりコンパクトに、より高機能になっています。種類も豊富で自分の好みや、一度に作る容量、使用頻度になどに合わせて購入できるでしょう。ここでは、特におすすめのノンフライヤーを紹介します。

3人以上の家族に【‎ウィーシンク ジャパン/COSORI PRO LE 4.7L ノンフライヤー】

スタイリッシュな見た目ながら、4.7Lと大容量な「ウィーシンク ジャパン」の「COSORI(コソリ) PRO LE 4.7L ノンフライヤー」は、特に人気のある商品です。9つの調理機能はタッチスクリーンで簡単に操作でき、お手入れもラクラク。

予熱機能のほかに、保温機能も兼ね備えているので、いつでも温かいまま食べられるのも魅力です。カラーはグレー、ベージュ、レッドの3色でインテリアに合わせられるのも嬉しいポイントです。

2~3人向け【山善/エアフライヤー YAF-C120】

2~3人の家庭や、1度に作る量が少ない場合は「山善」の「エアフライヤー YAF-C120」がおすすめ。温度設定と時間設定がダイヤル式で直感的に操作できるでしょう。余分な油分はバケット下に落ち、とてもヘルシーに仕上がります。お手入れも簡単で、初めてのノンフライヤーにぴったり。

一人暮らしに【コイズミ/ノンフライクッカー KNF-0700】

コンパクトな「コイズミ」の「ノンフライクッカーKNF-0700」は一人暮らしにぴったり。1万円以下で買える優良商品で、少量の揚げ物やお惣菜の温めなおしも簡単です。レシピブックも付いてくるので、料理の幅が広がるでしょう。

ノンフライヤーはまずいのか?調査結果まとめ

ノンフライヤーは少量の油で簡単に揚げ物ができる、便利な家電です。使い方次第でまずくも美味しくもなるので、上手に活用するといいでしょう。美味しく作るコツはちょっとしたことなので、料理初心者や揚げ物を避けてきた人にぜひおすすめです。

※ご紹介した商品やサービス等は時期や店舗によっては取り扱いがない場合があります。内容・価格が変更になる場合や終了になる可能性もあります。

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