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このルートは階段をひたすら登り続けるので、子どもや初心者にとっては少ししんどいかもしれません。8合目まで登ると、飯野町側のルートとの合流地点となります。
8合目まで登った後は、道は2通りあります。一つ目は距離が410mの少し遠回りのコースですが、道はなだらかで歩きやすいです。二つ目は210mの少しだけ急傾斜で森の中を歩くコースです。好きな方を選べますが、子どもたちは二つ目のほうが探検感があって好きなようです。
飯山ルートの行程・所要時間
飯山ルートはまず急な傾斜の階段を登っていき、本格的に山に入った後もずっと階段が続きます。飯山ルートの距離は片道1.8kmほどで、所要時間は上りで50分、下りで40分ほどとなります。
飯山ルートのトイレ休憩ポイント
飯山ルートの登山口の駐車場には、簡素なトイレはありますが、紙がありません。なので近くにあるお店などでトイレを済ませてから行ったほうが良いかもしれません。また駐車場には自動販売機があるので、登山前に飲み物が必要な場合はここで買っておきましょう。
讃岐の富士・飯野山登山道の特徴
飯野町側の登山ルートと飯山側の登山ルートについて説明しましたが、断然おすすめできるのは飯野町側の登山道です。逆に飯山町側からのルートは初心者の方や子どもにはあまりおすすめとは言えません。
初心者や子どもたちにあまりおすすめできない理由は、とにかく階段ばかりが続く登山道だからです。また道の途中で景色を楽しめるような場所もほとんどありません。ずっと階段を上り続けるうえに、楽しめる景色もないので退屈してしまいます。
それに対して、飯野町側の登山道は途中の景色も綺麗で、初心者や子どもたちにとってもお気軽に楽しむことができます。まとめると飯野山登山道の飯山側ルートはとにかく階段が多いという特徴があり、飯野町側ルートは道が面白くて景色も良いという特徴があります。
登山道は道案内の看板がたくさんある
飯野町側ルートの道幅は広く、対向の登山者の方とも十分にすれ違えるほどの広さです。また道のところどころには分かりやすい案内表示があり、分岐があるところには必ず看板もあります。
また今は何合目あたりにいるのかも目立つ位置に表示されていて、非常に安全に登れる山です。このように登山道は道案内の看板がたくさんあるので、登山初心者にとってはお気軽に登れてとても安心です。ところどころに休憩できるベンチもあり、自分のペースで登れます。
山頂よりも途中のほうが景色が美しい
飯野町側ルートでは、山頂よりも途中のほうが景色が美しいです。特に景色を楽しみながら登山したい人は、6~8合目あたりから下界の様子を眺めてみるのがおすすめです。
登山途中には、木の間から展望が頷ける絶景ポイントがあり、讃岐平野を360度眺めることができます。実は頂上からだと木に囲まれていて、少し見通しが悪くなっています。なので途中からの景色を見逃さないようにしてください。
讃岐の富士・飯野山おじょもの伝説
山頂の方まで来たら、「おじょもの足跡・展望所」という看板が見えてきます。山頂から西に階段を30m下ったところに展望台があり、展望台手前の3体岩の真ん中にこの山を造った伝説の巨人「おじょもの足跡」が見えます。
おじょもというのは、この地方に伝わる伝説で巨人のことです。何年も前に、山を造るのが得意だったおじょもがいました。海を渡った長旅の疲れで、天秤棒でかついでいた、後ろのふごをひっくりかえして城山と常山ができたと言われています。
前のふごを移してできたのが飯野山です。またおじょもの足跡が南西にあることから飯野山と象頭山をまたいで、小便をしてできたのが土器川と呼ぶ人もいるようです。
この伝説はおそらくは、飯野山の山容が特に美しいことを何とか説明をしようとして創作された物語だと考えられます。またこんぴらさんの奥の院に、もう片方のおじょもの足跡があります。